中山競馬場 グルメ完全ガイド 必食名物&最新GP結果

競馬の知識

こんにちは、YUKINOSUKEです!競馬場での一日って、レースの興奮はもちろんですが、同じくらい大事なのが「何を食べるか」ですよね。私にとって、競馬場の「メシがうまい」は、馬券と同じくらい(いや、時にはそれ以上に?)重要なファクターです!

その中でも、中山競馬場は私の中ではまさに「グルメの宝庫」。伝統ある名店から最新のトレンドまで、本当に多種多様なお店がひしめき合っていて、歩いているだけでもワクワクします。

でも、皆さんも経験ありませんか?いざ場内に入ると、スタンドは広いし、お店もB1F(地下)から内馬場、レストランフロアまで点在していて、「結局、何を食べたらいいんだ!?」と迷ってしまうこと…。手軽なB級グルメでサッと済ませたい時もあれば、たまにはゆっくり座ってレストランで食事したい時もある。わざわざ内馬場まで行く価値があるのか、それとも便利な地下で済ませるのが賢いのか…。本当に悩みは尽きませんよね。

この記事では、そんな中山競馬場 グルメに関するあらゆる悩みをまるっと解決します!2024年の最新グルメグランプリの結果を速報でお伝えするのはもちろん、私が中山に通い詰めて見つけた「これは絶対外せない!」と断言できるド定番の名物グルメ、そして広大な場内を効率よく楽しむための「エリア別おすすめ店」まで、競馬ファンYUKINOSUKEの視点で徹底的に深掘りしてみました。

これを読めば、あなたも次の中山競馬場で「食べる楽しみ」を120%満喫できるはずです!レースの合間も、お腹も心も大満足の一日を過ごしましょう!

  • 2024年決定!最新グルメグランプリの全結果
  • 絶対外せない!中山競馬場が誇る「三大名物」の魅力
  • B1F・内馬場・3F、特徴がわかるエリア別徹底ガイド
  • B級グルメから本格レストランまで、シーン別のお店の巡り方
  1. 中山競馬場 グルメの完全ガイド
      1. ①「今」を知る!JRA公式グルメグランプリ
      2. ②「定番」を食す!中山三大名物(シグネチャー)
    1. 2024年グルメグランプリ発表
      1. 中山競馬場グルメグランプリ2024 公式結果
      2. お食事部門:新旧激突!王道グルメの戦い
      3. スイーツ・スナック部門:最強の「片手グルメ」決定戦
    2. 必食のG1焼きはどこで買える?
      1. G1焼きって、いったい何?
      2. 【最重要】G1焼きの販売場所はココ!
      3. G1焼きの価格と種類(一例)
    3. 名物!鳥千のフライドチキン
      1. 「体験込み」で味わう最強スナック
    4. 伝統の味、耕一路のモカソフト
  2. エリア別で探す中山競馬場 グルメ
      1. 中山競馬場「3大グルメゾーン」の特徴
    1. B1F(地下)のおすすめB級グルメ
      1. 安心の全国チェーンと、限定メニューの魅力
      2. B1Fの真骨頂!個性派ぞろいの専門店たち
    2. B1Fの必食ラーメン(翠松楼)
      1. これぞ競馬場の「ほっこり」醤油ラーメン
      2. YUKINOSUKE’S メモ:翠松楼 攻略法
    3. KASUYAのもつ煮とカレー
      1. KASUYAの「二刀流」がスゴい!
      2. 【B1Fのゲン担ぎ】トプカピの「勝つカレー」
    4. 内馬場グルメの代表格「福麺」
      1. 【迷子注意】福麺へのアクセス
      2. 圧巻のメニュー多様性!これぞ「食のデスティネーション」
      3. 福麺の「なんでもござれ」なメニュー(一例)
    5. 内馬場のその他おすすめグルメ
      1. 【渋い選択肢①】梅屋 (No.4)
      2. YUKINOSUKEおすすめ「梅屋」コンボ
      3. 【渋い選択肢②】サッポロラーメン 北斗
      4. 内馬場グルメの醍醐味:「ピクニック観戦」
    6. 3Fのゆっくりできるレストラン
      1. 代表格!『銀座ライオン』(No.17) の本格洋食
      2. 【徹底比較】B1Fと3Fの明確な戦略
      3. B1F vs 3F 価格帯比較(一例)
      4. 究極のゲン担ぎ!『とんかつ いなば和幸』(No.15)
    7. 中山競馬場 グルメの総まとめ
      1. YUKINOSUKE流「3大グルメ戦略」
      2. ご利用時の注意点
    8. 関連記事リンク

中山競馬場 グルメの完全ガイド

さて、ここからはいよいよ本編!中山競馬場グルメの「完全ガイド」と銘打ったからには、まずは「絶対に押さえておくべき基本」から始めないといけませんよね。

というのも、中山競馬場って本当に広大で、お店もスタンドの地下 から3Fのレストランフロア 、さらにはコースを横断した先にある「内馬場」 まで、無数に点在しています。何も知らずに適当に歩いていると、「パドック見てたら時間が無くなった!」「結局、何が正解だったの?」と、せっかくのグルメチャンスを逃しがちなんです。

そこで、私YUKINOSUKEが思う「中山グルメ攻略の最短ルート」は、まず「今、一番キテる旬の味」と「昔から愛される不動の味」、この二本柱をしっかり理解すること。このセクションでは、その「今」と「定番」を徹底的に解説していきますね!これを知っておくだけで、場内での立ち振る舞いがプロっぽくなるというか(笑)、グルメ通になれること間違いなしです!

①「今」を知る!JRA公式グルメグランプリ

まず押さえるべきは、「今、みんなが何を選んでいるの?」という一番シンプルかつ重要な疑問。これに対する最も信頼できる公式の答えが、JRAが実施している「中山競馬場グルメグランプリ」です 。

これはもう、来場したファンによるガチ投票(2024年は総投票数19,109票!) で決まるランキングなので、中山競馬場の「現在のトレンド」が凝縮されています。「お食事部門」と「スイーツ・スナック部門」の2部門 があり、それぞれの上位入賞店は、まさに「今食べるべき一皿」と言えますね。流行り廃りもしっかりキャッチしておくのが、グルメ上級者への第一歩です!

②「定番」を食す!中山三大名物(シグネチャー)

そして、最新のグランプリ結果と同じくらい…いや、私にとってはそれ以上に大事かもしれないのが、長年多くのファンに愛され続ける「定番」であり「伝説」のグルメたちです。

これらはもう、最新のランキングがどうとかいう次元ではなく、「中山競馬場に来たからには、これを食べなきゃ始まらない」という、一種の儀式、あるいは文化遺産のようなもの(笑)。競馬ファンの間で「中山といえばアレだよね」と語り継がれてきた、まさに「シグネチャー・グルメ」です。

私は勝手に「中山三大名物」と呼んでいるんですけど、縁起物の『G1焼き』 、最強スナックの『鳥千のフライドチキン』 、伝統のデザート『耕一路のモカソフト』…。これらを知らずして、中山グルメは語れません!

このセクションでは、この「今(グランプリ)」と「定番(三大名物)」、それぞれの詳細をこの後の見出しで深掘りしていきます。まずはこの基本のキを押さえて、あなたの中山グルメ偏差値をグッと引き上げちゃいましょう!

2024年グルメグランプリ発表

中山競馬場グルメの「今」を知る上で、これ以上ない、いや「最強」のガイドマップと言っていいのが、JRAが公式に実施した「中山競馬場グルメグランプリ2024」です 。

なにしろ、これは第2回中山競馬開催期間中(2月24日~3月10日)に実施され、集まったファンからの投票総数はなんと19,109票! まさに、来場したファンたちが「これがガチでうまかった!」と本気で選んだリアルなランキングなんです。なので、その信頼度は抜群。

初めて中山競馬場に来て、「お店が多すぎて、何を食べようか本気で迷う…」という方は、まずこの上位入賞店から攻めるのが、最も賢い選択だと私は思いますね!

中山競馬場グルメグランプリ2024 公式結果

(出典:中山競馬場グルメグランプリ2024の結果 JRA公式サイト

部門 順位 メニュー名 店舗名
お食事部門 1位 チーズとろたまラーメン 雷庵
2位 ミックスかき揚げそば そばさくら
3位 もつ煮込み KASUYA
スイーツ・スナック部門 1位 チキン 鳥千
2位 いか焼き 三松
3位 豚カツサンド 万葉庵

この結果、めちゃくちゃ「中山競馬場らしい」と思いませんか? 私なりに、この結果をもう少し深掘りして分析してみますね!

お食事部門:新旧激突!王道グルメの戦い

まずお食事部門ですが、1位がラーメン、2位がそば、3位がもつ煮込みと、文字面だけ見ればまさに競馬場グルメの王道「早い・旨い・温まる」を体現したラインナップが上位を独占しました 。特に寒い日のレース観戦なんかは、こういう温かいものが体に染みるんですよね…。

ただ、その中身が非常に面白い!1位の「雷庵」さんの「チーズとろたまラーメン」は、名前からして濃厚で現代的な、まさに「ニューウェーブ」な一杯ですよね。一方で、2位の「そばさくら」さんの「ミックスかき揚げそば」は、これぞ競馬場!というべき伝統の立ち食いそばのスタイル。そして3位の「KASUYA」さんの「もつ煮込み」は、もう競馬場のソウルフードと言ってもいい最強の定番メニューです 。

新しいトレンドの味と、揺るぎない伝統の味、そして最強の定番おつまみが、同じ土俵でガチで競い合って上位に入っている…!これこそが今の中山競馬場グルメの層の厚さと面白さなんだと、この結果が示している気がして、私なんだかワクワクしちゃいました。

スイーツ・スナック部門:最強の「片手グルメ」決定戦

そして、スイーツ・スナック部門!これはもう、あのレジェンド「鳥千」が堂々の1位 !これはもう全中山ファンが「だよね!」と納得の結果じゃないでしょうか。「やっぱり鳥千は最強だった!」と再確認する結果になりました(笑)。

続く2位の「三松」さんの「いか焼き」、3位の「万葉庵」さんの「豚カツサンド」。この珠玉のラインナップを見て私が思ったのは、これはもはや「最強の“片手グルメ”決定戦」だということです。

競馬新聞を片手に、あるいはビールジョッキを片手に、もう片方の手でサッと食べられる「機動性」と「満足感」。これこそが競馬場スナックに求められる最大の価値ですよね。パドックを周回する馬を見ながら、レースの合間にサッとエネルギー補給…どんなシチュエーションでも邪魔にならず、それでいて抜群に旨い。そんな実力派たちがしっかり上位を独占した、非常に納得感のある結果だなと思いました!

必食のG1焼きはどこで買える?

来ました!中山競馬場の「シグネチャー・グルメ」であり、私が勝手に「中山三大名物」の一つに認定している『G1焼き』です! これはもう、単なるスイーツという枠を超えて、一種の「儀式」であり「縁起物」ですよね!

レースの前に「これを食べなきゃ始まらない!」というファンも非常に多い、まさに中山競馬場に来た記念として必食のグルメです。

G1焼きって、いったい何?

「G1焼き」というのは、その名の通りG1級の願いを込めた(?)今川焼き(大判焼き)のことです 。でも、ただの今川焼きじゃありません。形が、競馬ファンなら誰もがテンションの上がる「馬の蹄鉄」の形になっているんです !これがもう、たまらないですよね。

さらに、生地の表面にはちゃんと馬の刻印までされていて 、これぞ「あぁ、競馬場に来たなぁ」という気分を最高に盛り上げてくれる逸品。「G1級の味とボリューム」 と言われるだけあって、手に持つとずっしりと重みを感じます。馬券の願掛け(ゲン担ぎ)として、これ以上の縁起物はないんじゃないでしょうか!

【最重要】G1焼きの販売場所はココ!

このG1焼き、販売しているのは「有限会社アリタ」さんという会社なんですが 、「G1焼き」という名前の専門店を探しても、今は見つからないかもしれません。(※以前はナッキーモールにあったという情報 もありますが、販売場所は変更されることがあるようです )

じゃあ、一体どこで買えるの?というと、スタンド内の売店(キオスク)で販売されています。JRAのフロアマップ にも載っている、以下の2つのお店が目印です!

  • 「ウイナーズ (Winners)」(No.31)
  • 「Good luck (Good luck)」(No.32)

見てください、この店名!「ウイナーズ(勝者たち)」に「グッドラック(幸運を)」ですよ! もう名前からして縁起が良すぎますよね(笑)。G1焼きを買うという行為そのものが、馬券的中への立派な願掛けになっているんです。

G1焼きの価格と種類(一例)

私が見かけた時の情報ですが、フレーバーと価格はこんな感じでした 。

  • 定番 (あんこ / カスタード):各 約200円
  • 季節限定 (とちおとめいちごクリームなど):約250円

※価格は変更される場合がありますので、現地でご確認ください 。

定番のあんこやカスタードも、もちろん美味しい!生地がふっくらしていて、中身もアツアツでぎっしり詰まっています。そして、「とちおとめいちごクリーム」 のような、その時々の季節限定フレーバーに出会えたら、それはもうラッキー!迷わずゲットがおすすめです。

G1レースの日や有馬記念の日などは、さすがに少し並ぶこともありますが、私が以前、中山グランドジャンプの日に買いに行った時も、前に2~3組ほどで、すぐに順番が回ってきました 。

アツアツのG1焼きを片手に、次のレースの幸運を祈る…。これぞ中山競馬場の醍醐味ですね!ぜひ、この「幸運の蹄鉄」を味わってみてください。

名物!鳥千のフライドチキン

出ました、中山競馬場のレジェンド!私が「中山三大名物」と推す、その二つ目がこの「鳥千(とりせん)」(No.20) のフライドチキンです!

ここはもう、理屈抜きに「中山に来たらコレ!」というファンが本当に多い、まさに「伝説級」のお店 。

その人気は伊達じゃありません。先ほどのグルメグランプリ2024でも、並みいる強豪スイーツやスナックを抑えて、スイーツ・スナック部門の堂々1位に輝いたんです !まさに、名実ともに「中山最強スナック」であると、19,000票以上の投票によって公式に証明された存在なんですね。

これが本当に美味しくて、衣はサクサク、中はジューシー。そして、ちょっと濃いめのスパイシーな味付けが、もうビールとの相性抜群なんですよね…。私の中山ルーティンは、まず入場したら「鳥千のチキンとビールを買ってから観戦スタート」でほぼ決まっています 。

「体験込み」で味わう最強スナック

ある口コミで「まずここのフライドチキンを買って、青空の中ビールです」 という、もう100点満点の表現がありましたが、まさにそれ!なんです。

レース観戦の雰囲気と、あのジューシーなチキンの旨味が一体化して…これはもう「食べ物」というより「体験そのもの」。グランプリで他のスナックを抑えて1位になったのも、この「競馬観戦体験との圧倒的なシナジー」が評価されたからだと、私は勝手に分析しています。

メインのフライドチキンは310円(※私が訪問した時点)とお手頃なのも嬉しいポイント 。しかも、ちゃんと「骨付き」と「骨なし」が選べるのも、わかってるなぁ!という感じです 。どちらもジューシーで最高ですが、馬券や競馬新聞を汚したくない人は「骨なし」を選ぶのがスマートかもですね!

お店の場所は、スタンドのB1F(地下1階)。先ほど紹介した翠松楼さんや、この後紹介するKASUYAさんといった強豪がひしめく、あのB級グルメエリアの一角にあります。お昼時はもちろん行列必至ですが、並んででも食べる価値は絶対にあります!

中山競馬場に来たら、まずはこの「王者のチキン」をぜひ味わってみてください!

伝統の味、耕一路のモカソフト

レース観戦で熱くなった頭をクールダウンさせたい時、あるいは最終レースで全部溶かして(笑)甘いものでも食べなきゃやってられない時…そんな時は、私は迷わず「耕一路(こういちろ)」(No.25)へ向かいます 。

ここの『モカソフト』は、長年多くのファンに愛され続けている、中山競馬場の伝統のデザート、いわば「レガシースイーツ」です。

濃厚なコーヒーの風味が、甘すぎずちょっと大人な苦味もあって、これがまた美味しいんですよ。ソフトクリームなので、レースの合間にサッと食べられるのもいいですよね。

過去のグルメグランプリでも「モカフロート」が3位に入賞したことがある実力派 。勝利の祝杯代わりに、あるいは残念会の口直しに、ぜひ一度は味わってみてほしい中山の伝統の味です。

エリア別で探す中山競馬場 グルメ

さて、ここからは超実践編です!競馬場の「今」と「定番」を押さえたところで、次なる問題は「じゃあ、その店は一体どこにあるの?」ですよね。

「G1焼きはわかったけど、今パドック前にいる自分から一番近いB級グルメって何?」「ちょっと歩き疲れたから、座ってゆっくりできるレストランは無いかな?」「噂には聞くけど、『内馬場』って、わざわざ地下通路を通って まで行く価値あるの?」…そんな、あなたの「今」の疑問に答えていきます!

中山競馬場って、ご存知の通り本当に広大ですよね。お店も、スタンドの地下1階(B1F) から、3Fのレストランフロア 、さらにはコースを横断した先にある「内馬場」 まで、文字通り無数に点在しています。馬券検討やレース観戦に夢中になっていると、「あ!あの店に行くの忘れた!」「お昼食べっぱぐれた!」なんてことになりがちです(これは私の実体験です…笑)。

そこで、このセクションからは、広大な場内を効率よく、そして無駄なく楽しむために、中山競馬場のグルメゾーンを私なりに大きく3つのエリアに大別して、それぞれの特徴と必食店を徹底的にガイドしていきます!

中山競馬場「3大グルメゾーン」の特徴

  • ① スタンドB1F(地下)エリア:   まさに「B級グルメの天国」。最も多くの飲食店が集中する激戦区 。ラーメン 、カレー、もつ煮 まで、「早い・旨い・安い」の三拍子が揃ったお店がひしめき合っています。
  • ② 内馬場エリア:   スタンドの喧騒から離れ、ピクニック気分も味わえる「もう一つのグルメ天国」 。地下通路をくぐる「ひと手間」 は必要ですが、そこには「福麺」 をはじめとする、内馬場でしか味わえない強力な専門店が待っています。
  • ③ スタンド3F レストランフロア:   「今日はちょっと贅沢に」「座ってゆっくりレースを観たい」という大人のためのプレミアムゾーン。「銀座ライオン」 や「とんかつ いなば和幸」 など、B1Fのファストフードとは明確に客層を分けた「シットダウン」できるお店が中心です。

こんな感じで、それぞれのゾーンの特徴と、そこにどんな名店が潜んでいるのかを、この後の見出しで一つずつ深掘りしていきます。その日の気分や同行者、そしてあなたの「今いる場所」に合わせて、このグルメマップを使いこなしてくださいね!

B1F(地下)のおすすめB級グルメ

さて、3大グルメゾーンの中で、まず私が「中山競馬場の心臓部」であり「B級グルメの聖地」と呼びたいのが、このスタンドB1F(地下)エリアです。

ここは、とにかく飲食店の数が圧倒的に多く、まさにグルメ激戦区。「ファストフードプラザ」 や「北フードコート」 と呼ばれる一角を中心に、ラーメン、カレー、うどん、丼もの、スナックまで、競馬場グルメに求められる「早い・旨い・安い」の三拍子が揃ったお店が、これでもかというほどひしめき合っています。

時間が無いときや、パドックと馬券売り場の往復の合間にサクッと食べたい!という時に、まず頼りになるエリアですね。ここに来れば、まず食べたいものが見つかります。

安心の全国チェーンと、限定メニューの魅力

このB1Fエリアの大きな特徴の一つが、お馴染みの全国チェーン店がガッチリと脇を固めている点です。

  • 𠮷野家 (No.1)
  • ピザーラ (No.9)
  • ファーストキッチン (No.19)
  • 銀だこハイボール酒場 (No.23)

こうしたお店があるのは、味がわかっている「絶対的な安心感」がありますよね。特に競馬初心者さんや、お子様連れの家族にとっては、これ以上ない心強い味方です。

しかも、ただのチェーン店じゃないのが面白いところ。例えば、𠮷野家では「牛ハラミ焼肉丼」 、ピザーラでは「単勝セット」(ピザ・ドリンク・ポテト) など、競馬場ならではの限定(あるいは特別)メニューが用意されていることも!こういう遊び心、ファンとしては嬉しいですよね。

また、ファーストキッチンは約200席という広大な客席スペースを持っているので 、グルメを買った後の「食べる場所難民」にならずに済む、休憩スポットとしても非常に重宝します。

B1Fの真骨頂!個性派ぞろいの専門店たち

もちろん、このエリアの魅力はチェーン店だけじゃありません。むしろ、ここからがB1Fの真骨頂!中山競馬場ならではの、強力な専門店がズラリと並んでいます。

ここでは、後のセクションで詳しく紹介する「翠松楼」と「KASUYA」以外の、B1Fを支える名店たちをピックアップしますね!

  • 【カレー】トプカピ (No.5) :   ここの名物といえば、競馬の「勝つ」と「カツ」をかけた縁起物、「勝つカレー」 !大事なレースの前に、このゲン担ぎカレーを食べるファンも多い、B1Fの定番店です。昔懐かしのカレー という感じで、ほっとする美味しさですよ。(ビーフカレーは650円ほどでした)
  • 【濃厚ラーメン】ど・みそ (No.12) :   翠松楼が「伝統の醤油ワンタンメン」なら、こちらは「濃厚味噌」の専門店。看板メニューの「特みそこってり」 は、寒い日のレース観戦で冷えた体にガツンと染みる一杯です。
  • 【スタミナ丼】宇奈とと (No.8) :   「競馬場でうな丼!?」と侮るなかれ。低価格で本格的なうな丼を提供してくれる、ありがたいお店です。「うな丼ダブル」 でスタミナを補給して、午後のレースに臨むのも最高ですよ。

もちろん、この他にも、あの大行列ラーメン店『翠松楼』(No.3) や、グルメグランプリで「もつ煮込み」が3位に入賞した 『KASUYA』(No.10) 、そして最強スナックの『鳥千』(No.20) といった、中山競馬場を代表するスター選手たちも、このB1Fフロアが本拠地です。

サクッと済ませたい人から、B級グルメをハシゴしたい人まで、あらゆるニーズに応えてくれる最強のグルメフロア。それがB1Fなんです!

B1Fの必食ラーメン(翠松楼)

さて、B級グルメの聖地・B1Fエリアで「よし、ラーメンを食べよう!」となった時、中山競馬場には大きく分けて二つの潮流があると私は思っています。一つは、前のセクションでも触れた「ど・みそ」(No.12) のような、ガツンと濃厚な「こってり系」。そしてもう一つが、今回ご紹介する「クラシック系(伝統の味)」です。

その「クラシック系」の絶対王者、いや、中山競馬場のラーメン界を長年牽引してきた「レジェンド」と呼ぶべきお店が、この『翠松楼(すいしょうろう)』(No.3)です 。

場所はB1F 、本馬場に入って右手あたり。もう、お昼時になればその「長蛇の列」で一目瞭然です。ここもまた、グルメグランプリの常連中の常連で、過去にはお食事部門で堂々の1位を獲得したこともある「元王者」なんです 。(※2024年の1位は「雷庵」さんでしたが 、翠松楼が常にグランプリを争うトップランナーであることに変わりありません!)

これぞ競馬場の「ほっこり」醤油ラーメン

おすすめは、もちろんグランプリ受賞歴もある看板メニュー、「チャーシューワンタンメン」 (または「ワンタンメン」)。

このラーメンの魅力は、奇をてらわない「王道」の味。スープは、ほんのり煮干しが香る、素朴でシンプルな醤油味。これがもう、冷えた体に優しく染み渡る…。「あぁ、うまい…」と、思わず「ほっこり」 してしまう、そんな安心感があります。

麺は、その優しいスープによく絡む「ほんのりウェーブの効いた、喉ごしの良い麺」。そして、なんといっても主役はワンタンです!皮が「ツルンツルン」 の滑らかな食感で、これがもう、たまりません。これぞプロの仕事!と感じさせてくれる一杯ですね。

YUKINOSUKE’S メモ:翠松楼 攻略法

  • 場所:スタンドB1F (No.3)
  • 必食メニュー:チャーシューワンタンメン 、ワンタンメン
  • 価格目安:ワンタンメン 680円(※私が見た時点)。このクオリティでこの価格は、本当に「良心的」です。
  • 営業時間:競馬開催日のみ、開場から最終レース終了時まで 。
  • アドバイス:お昼のピークタイム(11時半~13時頃)は長蛇の列 が予想されます。少し時間をズラして訪問するのが吉かもしれません!

最新トレンドのラーメンもいいですが、中山競馬場の「歴史」と「伝統」を感じさせてくれる、このレジェンドの一杯。中山に来たら、ぜひ一度は味わってみてほしい、と私が心から思うラーメンです!

KASUYAのもつ煮とカレー

B1F(地下)の聖地には、まだまだスター選手が控えていますよ!次にご紹介するのは、北フードコートの一角にある『KASUYA』(No.10)です 。

このお店、本当にすごい実力派で、私は勝手に「B1Fの二刀流(デュアル・スレット)王者」と呼んでいます。なぜなら、このお店、2つの異なるメニューでグルメグランプリの上位に食い込むというとんでもない実力を持っているんです!

KASUYAの「二刀流」がスゴい!

  • 【一刀目:もつ煮】:   なんと、2024年のグルメグランプリで、数あるラーメンや定食を抑えて「もつ煮込み」がお食事部門の堂々3位に入賞! 競馬場で食べるトロットロに煮込まれたもつ煮込み、これをご飯にかけた「もつ煮込み丼」 なんて、想像しただけで最高ですよね…。
  • 【二刀目:かすうどん】:   そして、店名にもなっている看板メニューの「かすうどん」。こちらも過去のグルメグランプリでお食事部門3位に入賞した実績を持つ実力派 。”かす”とは、牛のホルモン(小腸)をじっくり揚げた「油かす」のことで、これがうどんの出汁に深いコクと旨味を加えて、もう絶品なんです!

つまり、「最新のグランプリで評価されたトレンドの味(もつ煮)」と、「長年愛される伝統の看板メニュー(かすうどん)」の両方が、どちらも”主役級”という、とんでもないお店なんです。B1Fに来たら、この「二刀流」のどちらを攻めるか…嬉しい悩みに頭を抱えてみてください!

【B1Fのゲン担ぎ】トプカピの「勝つカレー」

そして、このセクションのタイトルにもある「カレー」と言えば、B1Fではこのお店を忘れるわけにはいきません!『KASUYA』さんのお隣エリア(同じくB1F北フードコート)にある、『トプカピ』(No.5)です 。

ここの名物は、もちろん「ビーフカレー」 ですが、競馬ファンなら誰もが願う「勝つ」と「カツ」をかけた、縁起物メニューの「勝つカレー」(カツカレー)がやっぱり大人気です !

グルメグランプリ常連の派手さはありませんが、口コミでも「昔懐かしのカレー」 と言われるような、安心感のあるほっとする味わいが魅力。レース前の「ゲン担ぎ」として、多くのファンに長年選ばれ続けている定番の一皿です。

私が見かけた時、ベースの「ビーフカレー」は650円ほどでした。このリーズナブルさもB1Fの魅力ですよね。(ちなみに、3Fの『銀座ライオン』さんの「銀座ビーフカレー」は2,400円 ですから、その価格差は歴然!TPOで使い分けたいですね)

大事な勝負レースの直前には、この「勝つカレー」 を食べて、気合と運気をチャージするのも最高の中山ルーティンだと思いますよ!

内馬場グルメの代表格「福麺」

「スタンドの喧騒からちょっと離れたいな」「天気がいいから外でピクニック気分で食べたい!」……そんな時は、思い切って「内馬場」エリアまで足を延ばしてみるのが、私YUKINOSUKEのイチオシです!

ご存知の通り、内馬場へ行くには、スタンドから一度地下通路を通ってコースを横断する必要があります 。この「ひと手間」がかかるからこそ、そこにはスタンド側とはまったく違う、開放的な空間と、内馬場でしか味わえない強力なグルメが待っているんです。

そして、その内馬場グルメ体験の中核を成し、わざわざ内馬場まで足を運ぶ「最大の目的」となり得る最重要店舗が、この『飯処 福麺(めしどころ ふくめん)』(No.18)です !

【迷子注意】福麺へのアクセス

まず注意点として、福麺はスタンド側にはありません 。スタンド内でいくら探しても見つからないので気をつけてください(笑)。

地下通路を通って「馬場内エリア」に入ったら、右(パドックと逆側)に曲がり、突き当りまで歩くと、「福」「麺」と書かれた大きな看板が見えてきます 。まさに「知る人ぞ知る名店」 という佇まいが、また良いんですよね。

圧巻のメニュー多様性!これぞ「食のデスティネーション」

この『福麺』、何がすごいかって、その圧倒的なメニューの多様性です。ここもグルメグランプリの常連で、過去には「ミックスらーめん」がお食事部門で2位に輝いたこともある実力派 。

ですが、その実力は「ミックスらーめん」だけにとどまりません。

福麺の「なんでもござれ」なメニュー(一例)

▼ラーメン部門(通年メニュー)

  • 馬力らーめん:鶏豚ベースのスープに「辛味噌とニンニク」 が効いた、競馬場らしいネーミングのスタミナ系!
  • ミックスらーめん:グランプリ入賞歴のある人気メニュー 。
  • うま塩らーめん:透き通ったスープの本格派 。
  • 醤油らーめん / 味噌らーめん:定番もしっかり網羅。
  • 九州とんこつ / とんこつ醤油:こってり系も完備!

▼ご飯物・サイドメニュー部門

  • もつ丼
  • もつ煮あいがけカレー
  • 各種アルコール、サイドメニュー

どうですか、この網羅性!これだけあれば、家族連れやグループで来て、食べたいものの好みがバラバラに分かれても、「とりあえず福麺に行けば、全員が食べたいものを見つけられる」んです。

この圧倒的なメニューの多様性こそが、わざわざ地下通路を通って 内馬場まで足を運んだファンを「絶対に裏切らない」というお店の気概の表れだと私は思っています。まさしく内馬場の「食のデスティネーション(最終目的地)」と呼ぶにふさわしい名店ですね!

ちなみに、福麺さんはレースが開催されない土曜日などの「パークウインズ営業日」(入場無料の日)も営業していることがあるようです(営業時間は15:45頃までなど変動あり)。スタンドの喧騒を離れて、のんびりラーメンとビールを楽しむ…なんていうのも、最高に贅沢な過ごし方かもしれませんよ!

内馬場のその他おすすめグルメ

内馬場のエースが『飯処 福麺』 であることに疑いの余地はありませんが、「福麺が混んでて入れない…」「ラーメンじゃなくて、もっとこう…渋いのがいいんだよ」という時も、もちろんありますよね。

ご安心ください!福麺があまりにも強力な存在であるため少し影が薄くなりがちですが、内馬場には他にも、通好みの魅力的なお店がしっかりと営業しています。内馬場まで足を運んだからには、これらの選択肢も知っておくと、より中山競馬場グルメを楽しめますよ!

【渋い選択肢①】梅屋 (No.4)

まずご紹介したいのが、昔ながらの立ち食いそばが楽しめる『梅屋』です。

『梅屋』はスタンドB1F(JRAマップNo.4) にもある中山競馬場の定番そば店ですが、内馬場の「緑の広場・馬場内802投票所前」にも出店しているんです。(※JRAマップ上ではB1Fの店舗がNo.4として登録されています )

スタンドの店舗ももちろん美味しいですが、私がおすすめしたいのは、この内馬場の開放的な雰囲気の中で食べる「梅屋」なんです。スタンドの喧騒を離れ、青空の下で(あるいはテントの下で)すするそばは、また格別なものがありますよ。

YUKINOSUKEおすすめ「梅屋」コンボ

ここでのおすすめは、温かい「かけそば」(一例:340円)と、中山競馬場名物でもある「煮込み」(一例:500円)の組み合わせ!この二品をアテに、ワンカップのお酒(例:350円) で一杯…なんていうのは、まさに競馬場グルメを知り尽くした「通」の楽しみ方。たまりませんよね!

【渋い選択肢②】サッポロラーメン 北斗

「福麺はメニューが多すぎて決められない!」「もっとシンプルな、昔ながらのラーメンが食べたいんだ!」という方には、同じく内馬場の「緑の広場」にある『サッポロラーメン 北斗』がおすすめです 。

このお店は、あの『福麺』の圧倒的なメニュー多様性(醤油、味噌、とんこつ、馬力…)とは対照的に、メニューはなんと「醤油ラーメン」と「味噌ラーメン」のシンプルな2種類のみ !

この”潔さ”が良いんですよね。トッピングもネギやメンマとあっさり目で 、まさに「これぞ競馬場のラーメン!」というクラシックな一杯を味わうことができます。

『福麺』という絶対的エースを補完する、貴重な「クラシックラーメン」枠として、こちらも根強い人気があるお店です。

内馬場グルメの醍醐味:「ピクニック観戦」

そして、これらのお店がある内馬場の最大の魅力は、スタンド側にはない、広々とした「緑の広場」の存在です 。

天気が良い日は、『福麺』のラーメン や『梅屋』のそば・煮込み、『北斗』のラーメン をテイクアウトして、レジャーシートを広げてピクニック気分でレースを観戦する…これがもう、最高に気持ちいいんですよ!

スタンドの混雑が苦手な方や、お子様連れでのんびりしたいファミリーにも、内馬場エリアは絶対におすすめのグルメスポットです。

3Fのゆっくりできるレストラン

さて、B1F(地下)のあの熱気と混沌に満ちたB級グルメエリア は、もちろん中山競馬場の華です。ですが、時には「今日はちょっとB級グルメの気分じゃないな…」「指定席を取ったし、落ち着いて座ってビールでも飲みたい」「馬券がガッツリ当たったから、祝杯をあげたい!」…そんな日も、もちろんありますよね。

そういう時にこそ頼りになる、大人のための選択肢。それが、スタンド3Fのレストランフロアです 。

B1Fの「ファストフード」「立ち食い」といった雰囲気とはガラッと変わって、こちらは「シットダウン(着席)」して、ゆったりと食事やアルコールを楽しむための、まさに「プレミアムエリア」です。パドックやコースを眺めながら、落ち着いて次のレースの予想を組み立てたい…そんなベテランのファンにも愛されているフロアですね。

代表格!『銀座ライオン』(No.17) の本格洋食

この3Fフロアの代表格といえば、なんといっても『銀座ライオン』(No.17)でしょう 。あのサッポロビール系列の、本格的な洋食レストランです。

ここの魅力は、なんといってもあの喧騒の中で「しっかりとしたサービス」を受けながら食事ができること。そして、ビール好きにはたまらない、完璧に管理された美味しい生ビールが飲めることです。「ヱビスビール(中ジョッキ)」が1,100円 と、お値段もプレミアムですが、レースを観ながら飲むあの「一杯」の価値は、まさに格別です。

フードメニューも「プレミアムハンバーグステーキ」(1,780円) や、さらには「フィレステーキ」(4,280円~) まで揃う本格派。B1Fのグルメとは、完全に別世界の時間が流れています。

【徹底比較】B1Fと3Fの明確な戦略

この3Fの「プレミアム戦略」を最も分かりやすく体現しているのが、B1Fの『トプカピ』 でも食べられる「カレー」の価格差です。

B1F vs 3F 価格帯比較(一例)

メニュー 3F『銀座ライオン』(No.17) B1F『トプカピ』(No.5) 等
ビーフカレー 銀座ビーフカレー 2,400円 ビーフカレー 約600~650円
ビール(中ジョッキ) ヱビス 1,100円 (B1Fチェーン店相場)
ハンバーグ プレミアムハンバーグ 1,780円 (B1Fファーストキッチン )

※価格は私が見た時点のもので、変更される場合があります。

どうです、この違い!B1Fの「勝つカレー」 が約650円 で提供されるのに対し、銀座ライオンでは2,400円の「銀座ビーフカレー」 が提供されている。これはもう、どちらが良い・悪いではなく、明確な客層のセグメンテーション(棲み分け)ですよね。

B1Fが「早い・旨い・(比較的)安い」というファストな競馬場グルメのニーズを満たすのに対し、3Fは「ゆったりとした座席・上質なサービス・本格的な味」という、まったく別のニーズに応えています。ここは、ゆったり観戦したいベテランファンや、接待利用、あるいは馬券が大勝ちした日の「ハレの日」の選択肢として、B1Fの混雑緩和にも大きく寄与しているわけです。

究極のゲン担ぎ!『とんかつ いなば和幸』(No.15)

そして、3Fのもう一つの雄が、『とんかつ いなば和幸』(No.15)です 。

これはもう、説明不要の全国チェーンのとんかつ専門店。安定した美味しいとんかつが食べられる、という安心感があります。ですが、競馬場でこのお店を選ぶ理由は、味の安心感だけではありませんよね。

そう、究極の「ゲン担ぎ」です!大事なレースの前に、「カツ(勝つ)」を食べて気合を入れる…。B1Fの「勝つカレー」 もいいですが、どうせなら3Fで、本格的な「とんかつ」を食べて、万全の体制でメインレースに臨む!というのは、最高に贅沢なルーティンじゃないでしょうか。

ちなみに、私が見た情報だと、ここの店舗名は「とんかつ いなば和幸飛騨高山らーめん」となっているんです 。え、とんかつ屋なのにラーメンも!?と、非常にミステリアスな、珍しい業態である可能性も…。これはこれで、B1Fのラーメン群とは違う、3Fのラーメンとして非常に気になりますよね。

このように、3Fは「TPO(時と場所、場合)」に合わせて使いこなしたい、大人のためのグルメエリア。B1Fの喧騒に疲れた時、あるいは祝杯をあげたい時、ぜひこのフロアを思い出してみてください!

中山競馬場 グルメの総まとめ

いやぁ、あらためてこうしてまとめてみると、中山競馬場 グルメ、本当に奥が深くて一筋縄ではいきません!

単に「何が美味しいか」だけじゃなくて、「今日はどういう風に競馬を楽しみたいか」という、その日の気分やTPO(Time, Place, Occasion)によって、選ぶべきお店やエリアがガラッと変わる。それこそが、中山競馬場グルメの最大の魅力なんだと、私あらためて実感しました。

この記事でご紹介してきたように、中山競馬場には大きく分けて3つの「グルメ戦略」、あるいは「3つの楽しみ方」があると私は思っています。

YUKINOSUKE流「3大グルメ戦略」

  • 【戦略①:効率と活気】「時間優先!B級グルメ天国」のスタンドB1F(地下)
    パドックと馬券売り場を往復しながら、サクッと旨いものを食べたい…そんな「競馬メイン」の日はここ。レジェンド『翠松楼』 、二刀流の『KASUYA』 、最強スナック『鳥千』 といったスター選手がひしめく、中山で最も熱いグルメエリアです。
  • 【戦略②:開放感と非日常】「遠足気分で楽しむ」内馬場エリア
    スタンドの喧騒を離れ、ピクニック気分で楽しみたい日は、迷わず地下通路 をくぐりましょう。そこには『飯処 福麺』 という絶対的エースや、『梅屋』 のような渋い名店が待っています。家族連れやグループにも最適ですね。
  • 【戦略③:優雅と祝杯】「大人の指定席」スタンド3Fレストラン
    「今日は座ってゆっくり食べたい」「馬券が的中したから祝杯だ!」という「ハレの日」はここ。『銀座ライオン』 で優雅なランチを楽しむも良し、『とんかつ いなば和幸』 で「勝つ」ゲン担ぎをするも良し。B1Fとはまったく違う、落ち着いた時間が流れています。

この3つのエリアの特徴を理解するだけで、その日の気分に合わせた最強のグルメプランが立てられるはずです!

そして、もしあなたが初めて中山競馬場に来て「YUKINOSUKE、結局何から食べればいいの?」と聞かれたら、私はこう答えます。

まずは「①最新のグルメグランプリ結果 を信じる」か、「②長年愛される『中山三大名物』を体験する」か、このどちらかから始めてみてください、と!

私が勝手に推している「中山三大名物」…縁起物の『G1焼き』 、最強スナックの『鳥千のチキン』 、伝統のデザート『耕一路のモカソフト』 …。これらは、最新のランキングを超えた、中山競馬場に来た「記念」であり「文化体験」にもなる、象徴的なグルメですから。

レースの結果に一喜一憂しつつ、その合間に美味しいグルメで舌鼓を打つ…これぞ競馬場での最高の過ごし方だと私は思います。この記事を参考に、ぜひあなただけのお気に入りグルメを見つけて、中山競馬場での一日をさらに楽しんでくださいね!

ご利用時の注意点

この記事でご紹介した店舗の情報(場所 、営業時間 など)やメニュー、価格(G1焼きの価格 や銀座ライオンのメニュー価格 など)は、私が調査した時点のものであり、変更される場合があります。

特に「中山競馬場グルメグランプリ」 の結果は、開催年によって大きく変動する可能性があります。お出かけの際は、JRA公式サイトなどで、必ず最新の情報をご確認ください。

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