こんにちは。YUKINOSUKEです。
小倉競馬場は小回りで直線が短くスパイラルカーブという独特なコース形状をしているため騎手の技量が結果に大きく影響する舞台ですね。
馬券を買うときに小倉競馬場の得意騎手を知っているかどうかで的中率や回収率に大きな差が出ると感じている方も多いのではないでしょうか。
特に芝とダートでの成績の違いや重馬場になったときの狙い方そしてリーディング上位の騎手だけでなく穴をあける騎手の存在など気になるポイントはたくさんありますよね。
今回はそんな悩みを解消するために小倉競馬場で買うべき騎手の特徴やデータを詳しくまとめてみました。
私自身が実際に馬券を買う中で感じた傾向やデータ分析の結果をもとに初心者の方でもすぐに使える攻略法をお伝えします。
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- 芝とダートそれぞれのコースで高回収率を誇る騎手の特徴
- 夏と冬の開催時期によって変わる狙うべき騎手の傾向
- 重馬場や短距離戦など特定の条件下で激走する穴騎手
- 騎手分析に役立つおすすめの書籍や便利なデータツール
芝とダートから見る小倉競馬場の得意騎手
小倉競馬場は、その独特なコース形態から「騎手で買え」とよく言われます。全体的な高低差は小さいものの、2コーナーに設けられた丘やスパイラルカーブなど、随所にテクニックを要する仕掛けが施されているからです。特に芝コースとダートコースでは求められるスキルやペース配分が全く異なるため、騎手ごとの得意不得意がハッキリと数字に表れるのが面白いところなんです。ここでは、これまでの膨大なデータセットをもとに、芝とダートそれぞれで絶対に押さえておきたい騎手を、かなり深掘りして紹介していきます。
(出典:JRA『小倉競馬場 コース紹介』)
芝1800mで高い回収率を誇る藤岡佑介
まず最初に、小倉の芝コースを攻略する上で絶対に外せないのが藤岡佑介騎手の存在です。特に1月・2月の「冬の小倉開催」における彼の成績は、単なる「好調」や「得意」という言葉では片付けられないレベルの統計的な異常値を叩き出しています。
私の手元にある2020年から2024年の5年間のデータを分析すると、藤岡佑介騎手の冬の小倉芝コース全体における単勝回収率は驚異の148%を記録しています。通常、競馬の控除率(テラ銭)を考慮すると、回収率は良くても80%前後に収束するものです。期間を通して100%を大きく超えているということは、人気馬を勝たせているだけでなく、「世間が過小評価している妙味のある馬」をしっかりと上位に持ってきている決定的な証拠です。
中でも特筆すべきは、芝1800m戦でのパフォーマンスです。この条件に限ると、単勝回収率は273%まで跳ね上がります。これは、「小倉の芝1800mに出てくる藤岡佑介騎手をベタ買いするだけで、資金が約2.7倍になった」ということを意味します。
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なぜ1800mでこれほど強いのか?魔の「272m」を制する技術
なぜ、これほどまでに数字が突出するのでしょうか。その答えは、小倉芝1800mというコースの特殊な形状と、藤岡佑介騎手の職人芸とも言える「ポジション取り」の技術にあります。
小倉の芝1800mは、スタンド前からの発走ですが、スタートから最初のコーナー(1コーナー)までの距離が約272mしかありません。
これは物理的に非常に短い距離です。そのため、スタート直後は「椅子取りゲーム」のような激しい先行争いが勃発します。
- 出していきすぎると…:1コーナーから2コーナーの上り坂でスタミナをロスし、後半失速する。
- 控えすぎると…:馬群に包まれて動けなくなるか、外枠の馬に被せられてコーナーを大外ぶん回しさせられる。
この「早すぎず、遅すぎない」絶妙なラインを見極めるのが、藤岡佑介騎手は天才的に上手いんです。彼は無理にハナを主張してハイペースに巻き込まれることもなく、かといって後方に置かれることもありません。スッと好位(3〜5番手あたり)のポケットに収まり、スパイラルカーブの下り坂を利用してスムーズに加速してくる技術は、まさに「小倉1800mのスペシャリスト」と言えます。
ちなみに、については、私のブログ内の記事でも詳しく解説しています。「 」をもっと深く知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
【2025年最新事例】セキトバイーストで見せた教科書通りの騎乗
この傾向は2025年に入ってからも継続しています。
象徴的だったのが、2025年1月26日に行われた小倉11R「壇之浦ステークス(芝1800m)」での騎乗です。藤岡騎手は1番人気のセキトバイーストに騎乗しました。
結果は見事に1着。道中は逃げ馬を行かせて、離れた2番手を追走。3コーナーから4コーナーのスパイラルカーブで自然に差を詰め、直線で抜け出すという、危なげのない横綱相撲でした。
このレースから分かること
多くの騎手が焦って仕掛け早になったり、逆に慎重になりすぎて差し届かなかったりする中、藤岡騎手だけは「このコースで、この馬なら、ここを通れば勝てる」というビクトリーロードが見えているかのようでした。
このように、人気馬に乗った時の信頼度が抜群に高いのも彼の特徴です。データ上でも、芝レースで3番人気以内の馬に騎乗した時は、勝率34.2%、連対率46.8%と盤石の数字を残しています。「人気だから飛ぶかも…」と疑う必要はありません。藤岡佑介騎手が小倉芝で人気馬に乗っている時は、素直に信頼するのが正解です。
ちなみに、小倉競馬場芝1800mの傾向については、私のブログ内の記事小倉競馬場芝1800m傾向|内枠有利の真実と回収率重視の攻略法でも詳しく解説しています。「小倉競馬場芝1800m」をもっと深く知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
藤岡佑介騎手の狙い撃ちポイントまとめ
YUKINOSUKEの「ここだけは覚えといて!」
- 冬の小倉芝1800mは、彼の庭です。迷わず買い目に入れましょう。
- 特に先行力のある馬との相性が抜群。
- 軸馬選びに迷ったら、藤岡佑介騎手を選んでおけば大崩れは少ないです。
ただし「ダート戦」での過信は禁物
光があれば影があるように、藤岡佑介騎手にも明確な弱点(というか傾向)があります。それは「芝とダートの成績格差」です。
芝での圧倒的な成績(回収率148%)とは対照的に、冬の小倉ダート戦における単勝回収率は59%と、平均を大きく下回っています。
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「藤岡佑介だからダートでも上手いはず」と思って買うと、痛い目を見ることが多いです。ただし、詳細に分析するとダート1700m戦に限っては勝ち星を挙げているデータもあるため、私は以下のようなルールを設けています。
YUKINOSUKE流・フィルタリングルール
- 小倉芝(特に1800m):全力買い(軸候補)
- 小倉ダート1700m:相手(ヒモ)まで
- それ以外の小倉ダート:基本的には静観(割引評価)
このように、「得意な条件」と「危険な条件」をハッキリと使い分けることが、小倉競馬場で藤岡佑介騎手と付き合っていくための最大のコツですね。
夏のリーディング上位の松山弘平と川田将雅
冬のタフで時計のかかる馬場とは打って変わり、野芝が青々と茂る夏の小倉開催では「絶対的なスピード能力」と、酷暑を乗り切る「スタミナ配分」が勝負の鍵を握ります。
この時期になると、普段は中央場所(東京や阪神など)を主戦場にしているトップジョッキーも参戦してきますが、その中でも特に「夏の小倉」で圧倒的な支配力を見せる騎手たちがいます。ここでは、夏開催で絶対に逆らってはいけない3名の騎手を深掘りします。
「夏コク」の絶対王者・松山弘平
「夏の小倉は松山を買え」――これはもはや、競馬ファンの間では格言に近い常識となっています。
データを見てもその強さは歴然で、松山弘平騎手は2024年、2025年と2年連続で「夏の小倉開催リーディング」を獲得しています。特に2025年の夏開催では、短い期間の中で16勝を挙げるという驚異的な固め打ちを見せました。
なぜ、これほどまでに夏の小倉で強いのでしょうか?理由は大きく2つあります。
松山騎手が夏に無双する理由
- 明確な目標設定:彼自身が「小倉は大好きな競馬場で、毎年リーディングを狙っている」と公言しており、モチベーションが他の騎手と段違いです。
- 積極的なポジショニング:夏の小倉は高速馬場になりやすく、後方からの追い込みが決まりにくい傾向があります。松山騎手はスタートから「二の脚」を利かせて好位を取り切る意識が非常に高く、このスタイルが開幕週や高速馬場と完璧にマッチしています。
松山騎手が騎乗する馬が「先行できそうな脚質」であれば、迷わず軸にして良いでしょう。
地元九州の英雄・川田将雅
そして、小倉競馬場を語る上で欠かせないのが、佐賀県出身の川田将雅騎手です。彼にとって小倉は準地元と言える場所であり、その騎乗ぶりには並々ならぬ気合を感じさせます。
川田騎手の特徴は、騎乗数を絞って「勝てる馬」を選定し、確実に結果を出す「量より質」のスタイルです。
データ上でも、勝率21.8%、複勝率46.0%(2024-2025年シーズン)というハイアベレージを記録しており、特定の条件(例えば芝の特別戦など)では勝率・複勝率が60%を超えることも珍しくありません。
「人気馬ばかり乗るから妙味がない」と思われがちですが、これだけ高い確率で馬券圏内に来るのであれば、逆らうだけ損です。特に夏場、川田騎手が小倉に遠征してきた時は、素直に「川田=鉄板」と捉えて予想を組み立てるのが賢明です。
ちなみに、川田騎手については、私のブログ内の記事川田騎手の長距離成績を分析。本当に苦手なのか?でも詳しく解説しています。「川田騎手」をもっと深く知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
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年間を通じた安定勢力・鮫島克駿
松山騎手や川田騎手が「夏の主役」なら、年間を通して小倉の馬券を支えているのが鮫島克駿(さめしまかつま)騎手です。
彼は2024年の小倉開催全体(冬・夏合計)で17勝をマークし、見事年間リーディングに輝きました。鮫島騎手の最大の武器は「混戦を捌く判断力」と「環境への適応力」です。
小回りで馬群が密集しやすい小倉コースにおいて、一瞬の隙を見逃さずにインを突いたり、スムーズに外へ持ち出したりする技術は一級品。芝だけでなくダート1700m戦でも高い連対率を誇り、人気馬はもちろん、少し力が足りないと思われる馬でも馬券圏内に持ってくる腕を持っています。
覚えておきたい「黄金ライン」
鮫島騎手や松山騎手を狙う際、セットで注目してほしいのが「中竹和也厩舎」です。
中竹調教師は小倉での成績が非常に良く、2024年には調教師リーディングを獲得しています。この中竹厩舎の管理馬に、鮫島騎手や松山騎手が騎乗した時は「勝負度合いMAX」のサイン。オッズが下がっていても買い目に入れることを強くおすすめします。
ダート戦で高配当を演出する穴騎手の傾向
小倉のダート戦、特に未勝利戦や1勝クラスといった下級条件では、人気通りに決まることの方が珍しいくらいです。「どうせ荒れるなら、夢を見たい」というのが馬券ファンの心理ですよね。
ここで高配当(万馬券)の使者となるのが、人気を落とした実力馬を強引に持ってくる「中堅騎手」と、斤量差を武器に激走する「思い切りの良い若手騎手」たちです。彼らの特性を理解しておくことで、誰も買っていないような馬券を的中させる確率がグンと上がります。
私が「小倉のダートで迷ったら、とりあえずヒモに入れておけ」と強く推奨したいのが、西村淳也騎手です。
西村淳也という「ジョーカー」
西村淳也騎手の小倉における成績データは、穴党にとってまさに垂涎ものです。近年のデータを紐解くと、単勝回収率が187%、複勝回収率が137%という、にわかには信じがたい数字を叩き出しています。
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なぜ彼がこれほどまでに穴をあけるのか。その理由は彼の「騎乗スタイル」にあります。
西村騎手は、人気薄の馬に乗った時ほど「守り」に入らず「攻め」の騎乗を選択します。他の騎手が砂を被るのを嫌がって外を回す中、彼は躊躇なく狭いインコースに突っ込んだり、向こう正面から早めにまくって行って長く脚を使わせたりと、馬のポテンシャルを限界まで引き出す騎乗をしてくれます。
西村淳也騎手は馬券の「隙間埋め」に最適
3連複や3連単のフォーメーションを組む際、最後の1枠や3列目の相手(ヒモ)選びで迷ったら、とりあえず西村騎手を加えておくことを強くおすすめします。人気薄で3着に突っ込んできて、配当を跳ね上げてくれる「ジョーカー」的な役割を果たしてくれます。
爆穴ルーキー・高杉吏麒の「逃げ」
さらに、2024年から2025年にかけての最新トレンドとして絶対に無視できないのが、新人の高杉吏麒(たかすぎりき)騎手の存在です。
彼はあるデータ会社が発表している「穴をあけるリーディングジョッキーランキング」において、なんと7ヶ月連続でトップを独走するなど、その爆発力は規格外です。彼の最大の武器は、新人騎手特有の「減量特典(斤量が軽くなる)」を最大限に活かした「迷いのない逃げ」です。
人気薄の馬でハナを切ると、他馬からのマークが甘くなりやすく、そのままペースを握って逃げ切ってしまうパターンが頻発しています。「高杉騎手の逃げ残り」は、今の小倉ダートにおける最強の穴パターンの一つと言えるでしょう。
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軽量を活かす女性騎手と「隠れ穴騎手」
小倉のダートはパワーが必要と言われますが、水分を含んで脚抜きの良い馬場になったり、1000mや1700mといったスピード勝負になったりすると、「軽さ」が圧倒的なアドバンテージになります。
ここで浮上するのが女性騎手たちです。
- 小林美駒騎手:ダート1000mでの勝率・複勝率が非常に高く、スタートセンスが抜群です。
- 永島まなみ騎手:ダート1700mなどでの単勝回収率が100%を超えており(データによっては110%〜140%台を記録)、人気薄でも諦めずに追ってくる姿勢が好配当を生んでいます。
また、意外なデータとして注目したいのが団野大成騎手です。彼は小倉ダート1700mにおいて、単勝回収率が140%を超える高い数値を記録しています。芝のイメージが強い騎手ですが、ダート替わりや距離短縮などで人気が落ちている時こそが絶好の狙い目となります。
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YUKINOSUKEの穴馬券の極意
- 迷ったら西村淳也のイン突きに賭ける。
- 高杉吏麒の逃げ馬は、人気薄でも絶対に消さない。
- ダート短距離は女性騎手の斤量差(-4kgなど)を物理的優位と捉える。
- 芝っぽいイメージの団野大成がダートで乗る時はオッズの歪みが発生しやすい。
小倉のダート戦は、騎手のキャラクターを知っているだけで、回収率が劇的に変わる宝の山です。ぜひ次回の開催では、これらの「穴メーカー」たちに注目してみてください。
(出典:JRA『小倉競馬場 コース紹介』)
重馬場や不良馬場で狙い目となる騎手
九州に位置する小倉競馬場は、梅雨時期の豪雨や夏の台風、そして冬場の降雪など、年間を通して天候の影響を非常に受けやすい競馬場です。
朝は晴れていてもメインレース前にはドシャ降り…なんてことも珍しくありません。「重馬場」や「不良馬場」になったとき、皆さんは普段と同じように予想をしていませんか?
実は、小倉の道悪(みちわる)には、良馬場とは全く異なる「物理的な攻略法則」が存在します。データを見ると、単に「道悪実績のあるベテラン」を買うだけでは不十分だということが分かってきました。
実績データの罠と「適性」の真実
まず気をつけたいのが、新聞の「重馬場実績」を鵜呑みにすることです。
重馬場や不良馬場のレース自体が年間を通して少ないため、ベテラン騎手であってもサンプル数が不足しているケースが多々あります。例えば、データ上は「勝率0%」となっていても、たまたま数回乗って勝てなかっただけ、ということがよくあるのです。
重要なのは過去の数字よりも、「今の馬場状態で有利に働く物理的要因」を見抜くことです。
雨の日は「斤量の軽さ」が最大の武器になる
私が雨の小倉で最も重視しているのが、「減量騎手」と「軽量馬」を徹底的に狙うという作戦です。
水分を含んで泥濘(ぬか)るんだダートコースや、水を吸ってスポンジのようになった芝コースでは、馬のスタミナ消費量が劇的に増えます。500kg近い馬体がズブズブと沈み込むような馬場では、背負っている斤量が1kg違うだけでも、走りのパフォーマンスに天と地ほどの差が出ます。
ここで圧倒的に有利になるのが、▲(マイナス3kg)や★(マイナス4kg)のマークがついた若手の減量騎手、あるいは女性騎手たちです。
なぜ減量騎手が有利なのか?
物理的に沈み込みが浅くなるため、スタミナを温存しやすいのが最大の理由です。特にダート戦において、ベテラン騎手が追っても進まない中、減量騎手を背せた馬がスイスイと逃げ切るシーンは、雨の小倉の風物詩とも言えます。
具体的には、ダート短距離などで永島まなみ騎手や小林美駒騎手、そして新人の高杉吏麒騎手などが人気薄の先行馬に乗っている時は、絶好の狙い目になります。
トップジョッキーの「道悪」信頼度ランキング
もちろん、斤量だけでなく「技術」で悪路をねじ伏せるトップジョッキーも存在します。彼らはどこを通れば馬が沈まないか、コースの「芯」を知り尽くしています。
最新のデータ(2025年時点の傾向含む)から、小倉の重・不良馬場で特に信頼できる騎手をピックアップしました。
| 騎手名 | 重・不良成績の特徴 | 狙い方のコツ |
|---|---|---|
| 藤岡佑介 | 勝率40%超えの異常値 | 芝コースで馬場が悪化した際、最も頼りになる存在。特に1800m戦では道悪でも崩れません。 |
| 川田将雅 | 勝率・複勝率トップクラス | 馬場不問で強いですが、人気になりやすいため配当妙味は薄め。軸としては最適です。 |
| 松山弘平 | 安定した連対率 | タフな馬場での体力勝負に強く、先行して粘り込む競馬が得意です。 |
| 減量騎手全般 | 単勝・複勝回収率が高い | 人気薄の「逃げ・先行馬」に乗った時が買い時。後ろからの差し馬なら軽視してもOK。 |
データを見ると、藤岡佑介騎手は重馬場以上になると勝率が43.8%、単勝回収率が500%を超える(※特定期間データ)など、驚異的な数字を残しています。彼は荒れた馬場でも馬のバランスを保つのが非常に上手いんですね。
血統から見る「重馬場」の相性
最後に、騎手と合わせてチェックしておきたいのが種牡馬の傾向です。
小倉の重馬場(芝)で特注なのが「ビッグアーサー産駒」です。本来はスピードタイプですが、掻き込むような走法の馬が多く、道悪を苦にしない傾向があります。
(出典:JRA『小倉競馬場 コース紹介』)
逆に、良馬場でキレ味を発揮するディープインパクト系などは、小倉の道悪では割り引いて考えた方が良いでしょう。
まとめると、雨が降った小倉競馬場では「トップジョッキーの安定感」を取るか、「減量騎手の一発」を取るか。この二択をオッズと相談しながら決めるのが、勝利への近道ですよ。
短距離1200mの枠順と相性の良い騎手
小倉競馬場の芝1200m戦といえば、スタートの合図とともに全馬が猛ダッシュを見せる、非常にスリリングなコースです。
多くの競馬ファンは「小回りで直線が短いコースだから、距離ロスのない内枠が絶対に有利だ」と考えがちですよね。私自身も競馬を始めた頃は、迷わず1枠の馬から買っていました。
しかし、データを深く分析していくと、この「内枠有利説」は小倉1200mにおいては大きな落とし穴であることが分かってきたのです。
ここでは、なぜ常識と逆の現象が起きるのかというメカニズムと、そのバイアスを利用して高配当を狙える騎手について解説していきます。
「内枠不利・外枠有利」を生むコースの幾何学
まず、このパラドックスを理解するために、コースの形状を頭に入れておく必要があります。
小倉芝1200mのスタート地点は、2コーナー奥のポケットにあります。そこから最初のカーブである3コーナーまでの直線距離は約479mと十分に長いのですが、最大の特徴は「スタート直後から下り坂になっている」という点です。
(出典:JRA『小倉競馬場 コース紹介』)
下り坂で加速がついた状態で、全馬がトップスピードに乗って3コーナーへ突入していきます。この時、何が起こるでしょうか?
殺到する先行争いのメカニズム
- 全馬が良い位置を取りたいので、スタート直後に内側のラチ沿い(進路)を目指して殺到します。
- 外枠の先行馬も勢いをつけて内側に斜行してくるため、最内枠(1枠)の馬は物理的に進路をカットされやすくなります。
- 結果として、内枠の馬は馬群に包まれて動けなくなったり、ブレーキをかけさせられたりする「不利」を受ける確率が極大化します。
データを見ても、小倉芝1200mで最も勝率や回収率が良いのは、真ん中から外寄りの6枠や7枠であり、逆に最内枠である1枠の成績は低調な傾向にあります。
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外枠の馬は、内の馬たちの出方を見ながらスムーズに加速でき、被されるリスクも少ないため、ストレスなく自分の競馬ができるのです。
この特殊条件で輝く「外枠」のスペシャリストたち
この「外枠有利」というコース特性を最大限に活かせる騎手を知っていると、馬券の組み立てが劇的に楽になります。私が特に注目しているのは以下の2名です。
① スタートの天才・松若風馬騎手
松若風馬騎手は、現役騎手の中でもトップクラスのスタート技術を持っています。彼の騎乗スタイルは非常に積極的で、「行けるなら行く」という逃げ・先行意識が非常に高いのが特徴です。
彼が6枠〜8枠といった外枠に入った時こそが狙い目です。普通の騎手なら「外枠だから控えよう」と考えるところを、松若騎手は持ち前のダッシュ力を活かして一気にハナを奪ったり、外目の2番手を確保したりします。スピードが落ちにくいスパイラルカーブの小倉において、この積極策は最大の武器となります。
② 芝1200mの回収率100%超え・鮫島克駿騎手
もう一人、絶対に外せないのが鮫島克駿騎手です。データによると、彼の小倉芝1200mにおける成績は【9-4-3-23】(集計期間内の一部データ)で、勝率23.1%、単勝回収率118%という素晴らしい数字を残しています。
鮫島騎手の凄さは「判断の速さ」にあります。外枠からスタートしても、無理に外を回し続けるのではなく、馬群の切れ目を見つけてスッと好位のインに潜り込んだり、逆に外からスムーズに加速させたりと、臨機応変なポジショニングが絶妙です。
馬券戦略:危険な人気馬を見抜く勇気
このセクションの結論として、皆さんにお伝えしたい馬券戦略は以下の通りです。
1枠の過信は禁物!
もし、あなたが狙っている本命馬や圧倒的な1番人気馬が、不運にも「1枠」に入ってしまった場合は、一度冷静になってください。「包まれて飛ぶ(馬券圏外になる)」リスクを考慮し、評価を一段階下げる、あるいは思い切って消すという判断も、小倉1200mでは必要になります。
逆に、オッズの甘い外枠の馬に、松若騎手や鮫島騎手が乗っているのを見つけたら、それは高配当への招待状かもしれません。迷わず狙ってみてください。
ちなみに、小倉芝1200mについては、私のブログ内の記事小倉競馬場芝1200m傾向を攻略!血統や騎手の狙い目を徹底解説でも詳しく解説しています。「小倉芝1200m」をもっと深く知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
条件や環境から探す小倉競馬場の得意騎手
ここまでは騎手個人のデータにフォーカスしてきましたが、競馬は「人(騎手)」と「馬」、そして「環境」が複雑に絡み合うスポーツです。騎手単体のデータだけでなく、厩舎や種牡馬との組み合わせ、あるいはレースのクラス条件といった「環境要因」を掛け合わせることで、予想の精度はさらに一段階上がります。
ここでは、少しマニアックですが知っているだけでライバルに差がつく、プロ視点の攻略法を解説していきます。
厩舎や種牡馬との組み合わせで見る攻略法
騎手の実力や特徴を把握するだけでも的中率はグッと上がりますが、さらに一歩進んで「プロの馬券師」のような視点を持つなら、「厩舎(調教師)」や「種牡馬(血統)」との組み合わせ(ライン)に注目するのが一番の近道です。
競馬はブラッドスポーツであり、チーム戦です。「どの厩舎がどの騎手に依頼したか」「どの種牡馬がこのコースに合っているか」というパズルがカチッとハマった時、驚くような高配当が生まれることがよくあります。
ここでは、私がデータ分析をする中で見つけた、小倉競馬場で特に「食い付くべき」黄金パターンをこっそり共有しますね。
【鉄板ライン】中竹和也厩舎 × リーディング騎手
まず、小倉で絶対に無視できないのが中竹和也厩舎の存在です。
中竹調教師は小倉競馬場での成績が抜群に良く、2024年には「夏の小倉開催リーディング」と「年間リーディング」をダブルで獲得するという偉業を成し遂げました。これは偶然ではなく、明らかに小倉のコース形態や滞在競馬に適した調整ノウハウを持っている証拠です。
この中竹厩舎が、勝負度合いが高い時に起用するのが以下の騎手たちです。
- 松山弘平騎手:ここ一番のレースや、期待の2歳馬などで依頼されることが多い「必勝ライン」。
- 鮫島克駿騎手:中竹厩舎の管理馬でコンスタントに結果を残しており、特にダート戦での信頼度は抜群。
出馬表を見て「中竹和也厩舎」の馬に「松山騎手」や「鮫島騎手」が乗っているのを見つけたら、それは陣営からの「勝ちに来ました」というサインかも知れません。オッズが低くても逆らわないのが賢明ですし、逆に少し人気が落ちているなら絶好の狙い目になります。
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芝コースの種牡馬トレンド:スピードと重馬場適性
次に種牡馬(お父さんの馬)の傾向ですが、小倉の芝コースは「スピードの持続力」が求められます。瞬発力だけの馬だと、スパイラルカーブからのロングスパートに対応できずに負けてしまうことがあるんです。
ここで輝くのがビッグアーサー産駒です。
サクラバクシンオーの後継種牡馬であるビッグアーサーは、産駒に圧倒的なスピードを伝えます。データを見ると小倉芝コースでの勝率・複勝率は常に上位ですが、私が注目しているのは「重馬場適性」です。
雨の日こそビッグアーサー産駒
実はビッグアーサー産駒は、小倉の重馬場において勝率約10%、単勝回収率100%超え(2024-2025年データ参照)という素晴らしい数字を残しています。馬場が悪くなってもスピードが削がれないパワーがあるんですね。
このビッグアーサー産駒に、幸英明騎手のような「ガシガシ追える騎手」や、スタートの上手い松若風馬騎手が乗った時は、前に行ったまま止まらない「行った行った」の競馬になることが多いので要チェックです。
ダートの「隠れ爆益」種牡馬:アメリカンペイトリオット
ダート戦では、シニスターミニスターやドレフォンといった定番の種牡馬が強いのは間違いありません。彼らの産駒は小倉ダート特有の「パワーと先行力」を兼ね備えており、複勝率も30%〜40%近くあり非常に安定しています。
しかし、「回収率(儲け)」を重視するなら、私が推したいのはアメリカンペイトリオット産駒です。
あまり派手な種牡馬ではありませんが、実は小倉ダートにおいて単勝回収率が300%を超える(※特定の集計期間におけるデータ)など、とてつもない爆発力を秘めています。芝・ダート兼用の種牡馬なので、人気になりにくいのが高配当の要因ですね。
このアメリカンペイトリオット産駒がダート替わりで出走してきた時や、外枠に入った時は、迷わず買い目に入れることをおすすめします。
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| コース | 狙い目の種牡馬 | 相性の良い騎手・狙い方 |
|---|---|---|
| 芝全般 | ビッグアーサー ロードカナロア |
幸英明騎手や松山弘平騎手。 特にビッグアーサー産駒は重馬場でも割引不要。先行して押し切るスタイルがハマる。 |
| ダート | シニスターミニスター ドレフォン |
減量騎手(永島まなみ騎手など)。 先行力が高い産駒が多いので、斤量減を活かした逃げ残りが頻発する。 |
| 穴・高配当 | アメリカンペイトリオット | 鮫島克駿騎手や西村淳也騎手。 芝ダート兼用で舐められがちだが、小倉適性は抜群。忘れた頃に万馬券を連れてくる。 |
このように、「騎手 × 厩舎」や「騎手 × 種牡馬」という掛け算で予想を組み立てると、今まで見えなかった「勝てる馬」が浮かび上がってきますよ。
2歳戦や新馬戦などクラス別の騎手データ
一口に「小倉が得意な騎手」と言っても、実はレースの「クラス(格)」によって、狙うべき騎手のタイプはガラリと変わります。
例えば、デビューしたての新馬戦と、歴戦の古馬がぶつかり合う重賞レースでは、騎手に求められるスキルセットが全く異なるからです。この「クラス別の騎手傾向」を頭に入れておくだけで、馬券の的中率はグッと上がりますよ。
ここでは、新馬戦、未勝利戦、そして上級条件における騎手の狙い方を詳しく解説していきます。
新馬戦・2歳戦:「教育」と「スピード」の二極化
まだレース慣れしていない若駒たちが走る2歳戦や新馬戦は、馬の絶対能力以上に「騎手のエスコート力」が勝敗を分けます。ここで狙うべきは、大きく分けて2つのタイプです。
まず鉄板なのが、川田将雅騎手や松山弘平騎手といったトップジョッキーです。
彼らは新馬戦において、単に勝つだけでなく「道中で折り合うこと」や「馬群の中で我慢すること」を馬に教えながらレースを進めます。馬の将来を見据えた丁寧な騎乗をするため、馬も安心して能力を発揮できるんですね。
特に川田騎手は、小倉芝コースでの新馬戦における勝率・複勝率が極めて高く、彼が乗るというだけで「陣営の期待馬」である可能性が高いです。
もう一つのパターンが、小倉2歳ステークスのような短距離重賞や、芝1200mの新馬戦で無類の強さを発揮する幸英明騎手です。
幸騎手はスタートを決める技術が非常に高く、特に「ビッグアーサー産駒」や「ロードカナロア産駒」といったスピード馬に乗った時は、迷いなくハナを奪ってそのまま押し切る競馬を得意としています。
「細かい駆け引きは抜きにして、スピードの違いで押し切る」というスタイルは、直線の短い小倉の2歳戦において最強の戦術の一つです。
未勝利戦・1勝クラス:泥臭く勝ちをもぎ取る「安定勢力」
「なんとかして勝ち上がりたい」という陣営の必死さが交錯するのが、未勝利戦や1勝クラスといった下級条件です。ここでは、混戦を捌いて確実に上位に持ってくる騎手が輝きます。
このクラスで私が最も信頼しているのが、鮫島克駿騎手です。
データを見ると、鮫島騎手の小倉未勝利戦における勝率は約24%、複勝率は40%を超えています。これは驚異的な数字です。
彼は馬群を縫って伸びてくる技術が高く、多少ズブい(反応が鈍い)馬でも、最後まで諦めずに追い続けて着順を押し上げます。人気馬に乗った時の取りこぼしが少ないので、未勝利戦の軸馬として最適です。
下級条件の穴パターン:減量騎手の「逃げ」
未勝利戦などのダート戦では、馬の能力が拮抗しているため、斤量差が大きなアドバンテージになります。ここで狙いたいのが、佐々木大輔騎手や高杉吏麒騎手、そして小林美駒騎手といった若手騎手です。
彼らが減量特典(★や▲)を活かして、人気薄の馬で果敢に逃げの手に出た時、後続が牽制し合っている間にまんまと逃げ切ってしまうシーンが多発します。「人気がないから」と軽視せず、逃げそうな若手騎手はヒモに入れておくのが高配当への近道です。
上級条件(特別戦・重賞):結局は「格」がモノを言う
クラスが上がって3勝クラスやオープン、重賞レースになると、馬の能力差は紙一重になります。こうなると、一瞬の判断ミスが命取りになるため、やはり実績のある騎手が強さを見せます。
ここでは再び、川田将雅騎手、松山弘平騎手、そして冬場であれば藤岡佑介騎手といった「小倉マイスター」たちの出番です。彼らはコースのどこを通れば伸びるか、今の馬場状態はどうなっているかを完璧に把握しており、勝負所で決してミスをしません。
また、注目したいのが「遠征騎手の勝負駆け」です。
普段は関東(美浦)を拠点にしている菅原明良騎手や横山武史騎手などが、重賞やメインレースに合わせて小倉に参戦してくることがあります。
彼らがわざわざローカル場に来るということは、勝算のある有力馬が用意されている証拠。(出典:JRA『リーディング情報』)
特にメインレースで関東騎手が人気馬に乗っている場合は、勝負気配濃厚と見て逆らわない方が賢明でしょう。
| クラス条件 | 狙い目の騎手タイプ | 具体的な推奨騎手 |
|---|---|---|
| 新馬・2歳戦 | 教育型 / スピード型 | 川田将雅、松山弘平、幸英明(短距離) |
| 未勝利・1勝クラス | 安定型 / 減量一発型 | 鮫島克駿、佐々木大輔、高杉吏麒 |
| 重賞・メイン | 実績重視 / 勝負遠征 | 川田将雅、藤岡佑介、関東からの遠征騎手 |
このように、レースのクラスを見て「今はどの騎手のスキルが求められているか?」を考えることで、買うべき騎手がおのずと絞り込まれてきますよ。
最新の騎手リーディングから見るトレンド
騎手の調子は生き物であり、時期によって波があります。昨年の年間データだけでなく、直近数ヶ月の「最新トレンド」を把握しておくことは、馬券戦略をアップデートし続ける上で欠かせません。
2024年から2025年にかけての小倉競馬場で、特に顕著な動きを見せているのが「若手の爆発的な台頭」と「関東騎手の戦略的遠征」です。ここでは、オッズ妙味たっぷりの最新トレンドを深掘りしていきます。
規格外の穴メーカー・高杉吏麒の衝撃
今、小倉で最も警戒すべき「穴男」として名前を挙げたいのが、新人の高杉吏麒(たかすぎりき)騎手です。
彼の活躍は単なる「勢いのある新人」というレベルを超えています。「穴をあけるリーディングジョッキーランキング」において、なんと7ヶ月連続でトップを独走(2024年〜2025年)するという、異常事態とも言える記録を打ち立てています。
高杉騎手の強みは、新人離れした「腹の括り方」にあります。人気薄の馬に騎乗した際、中途半端に控えて着順を拾いに行くのではなく、「一発勝ってやろう」という気概で思い切った逃げや早仕掛けを選択します。これが、牽制し合う人気馬たちの隙を突き、大波乱を演出する要因となっているのです。
特にダート戦において、彼が人気馬に乗った時の信頼度はもちろん、人気薄での複勝率も非常に高く、「高杉を買っておけば間違いない」という空気が漂い始めています。オッズがまだ甘いうちに狙い撃つのが得策でしょう。
トレンドの波に乗る中堅騎手たち
高杉騎手以外にも、ランキングを急上昇させている騎手がいます。
- 木幡巧也騎手:夏場にかけて調子を上げ、穴あけランキングでトップ10入りを果たしました。積極的な騎乗が光ります。
- 荻野極騎手:秋から冬にかけてランキングを上げており、一発の魅力が増しています。
彼らは中央場所(東京・中山・京都・阪神)では騎乗馬に恵まれないこともありますが、ローカルの小倉ではその鬱憤を晴らすかのようなアグレッシブな騎乗を見せてくれます。
「勝負遠征」を見抜く!関東騎手の狙い方
小倉競馬場は地理的に栗東(関西)の騎手が中心となりますが、そこにわざわざ美浦(関東)から遠征してくる騎手がいます。ここには明確な「勝負の匂い」があります。
例えば、菅原明良騎手や丹内祐次騎手などがスポットで小倉に参戦してくる場合、それは決して観光に来ているわけではありません。
関東騎手が小倉に来る理由=「勝てる馬」がいるから
移動コストと時間をかけてまで遠征するのは、それに見合うだけの「有力馬(お手馬)」が用意されているケースがほとんどです。
特に丹内祐次騎手は、小回りコースのラチ沿いを突く技術に定評があり、マイネル軍団(サラブレッドクラブ・ラフィアン)などの勝負馬に乗るために遠征してくることが多いです。実際、小倉芝2000mなどのタフな条件で単勝回収率が高くなる傾向があります。
出馬表を見て「あれ?なんでこの関東の騎手が小倉にいるの?」と違和感を覚えたら、その馬は勝負掛かりである可能性が非常に高いですよ。
ダート短距離は女性騎手の「軽量」トレンド
最後に、ダート短距離戦における女性騎手の活躍も見逃せません。
永島まなみ騎手や小林美駒騎手は、減量特典(永島騎手は★、小林騎手は▲など)を活かして、ダート1000mや1700mで驚異的な粘りを見せます。
特に小林美駒騎手は、小倉ダート1000mでの勝率・複勝率が非常に高く、スタートから押してハナを切り、そのまま軽量を活かして押し切る競馬が得意パターンです。「女性騎手+ダート短距離+先行馬」という条件が揃ったら、黙って買い目に入れておくことをおすすめします。
騎手分析におすすめの本や書籍を紹介
- YUKINOSUKE
「もっと深く騎手のことを勉強して、自分だけの予想法を確立したい!」
そんな熱心な方に向けて、私が実際に読んで「これは馬券力アップに直結する!」と確信した、騎手分析に特化した専門書籍を厳選してご紹介します。
今はネットやSNSで簡単にデータが手に入る時代ですが、書籍には断片的なデータではなく、「なぜそうなるのか?」という体系的なロジックが詰まっています。この「思考の軸」を持っているかどうかで、小倉競馬場のような難解なコースでの予想精度が大きく変わってくるんですよね。
ここでは、初心者から上級者まで、読むだけで競馬の見方がガラッと変わる3冊を深掘りして解説します。
1. 『騎手の取扱説明書』(TARO著)
まず最初におすすめしたいのが、競馬予想家TAROさんの著書『騎手の取扱説明書』です。
この本の画期的なところは、騎手を単に「上手い・下手」という単純な物差しで評価していない点です。「上手い騎手=馬券で儲かる騎手」とは限らないのが競馬の面白いところであり、難しいところですよね。
本書では、全ての騎手に対して「どういう特徴があって、どういう条件の時に買うべきか」という、まさに家電製品の取扱説明書のような視点で解説されています。
YUKINOSUKEの視点
例えば、今回紹介した藤岡佑介騎手なら「溜めて切れる脚を使うのが上手いから、直線の長いコースや、小回りの捲りがハマる」といった具体的なキャラ付けがされています。
「この騎手は先行意識が強いから小倉1200mの外枠なら買い」「逆にこの騎手は当たりが柔らかいから、気性難の馬には合うけど、ガシガシ追うダート戦では割引」といったように、騎手の個性を馬券に落とし込む思考法が身につきます。
小倉競馬場のようなローカル開催では、トップジョッキーだけでなく中堅や若手騎手の取捨選択がカギになります。この本を一通り読んでおけば、出馬表を見た瞬間に「あ、この条件ならこの騎手は消しだな」「ここは狙い目だ」と瞬時に判断できるようになりますよ。
2. 『政治騎手名鑑』(樋野竜司著)
タイトルからして少しドキッとするかもしれませんが、『政治騎手名鑑』も絶対に読んでおきたい一冊です。
現代競馬において、騎手の騎乗馬を決めるプロセスには「エージェント(騎乗依頼仲介者)」の存在が必要不可欠です。この本は、そういった騎手のエージェント事情や、厩舎・馬主との関係性など、いわゆる「競馬界の政治力」に切り込んだ内容になっています。
「なぜ、この勝負気配のある馬に、あえてこの騎手が乗っているのか?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?実はそこには、我々ファンには見えない「ライン(人間関係)」や「大人の事情」、あるいは「将来への布石」が隠されていることが多いんです。
小倉競馬場で言えば、「中竹厩舎×松山弘平騎手」のような黄金ラインを知っているかどうかが、そのまま的中率に直結します。データには表れない「人の思惑」を読み解く力を養いたいなら、この本はバイブルになるはずです。
3. 『穴パターン事典』(メシ馬著)
最後に紹介するのは、高配当を狙いたい穴党の方に捧げる『穴パターン事典』です。
著者のメシ馬さんは、「絶対に負けたくない」という強烈な信念のもと、論理的かつコストパフォーマンス重視の予想を展開する予想家さんです。この本には、騎手に限らず様々な「穴馬が激走するパターン」が網羅されていますが、その中で語られている騎手バイアス(偏見)を利用した予想法が秀逸です。
多くのファンは「ルメール騎手だから買う」「新人騎手だから買わない」といったバイアスに囚われがちです。しかし、この本では以下のような視点を教えてくれます。
- 「この騎手がこの条件で乗る時は、世間の評価よりも期待値が高い」
- 「逆に、この人気騎手がこの条件で乗る時は、過剰人気で期待値が低い(=危険な人気馬)」
小倉競馬場は、西村淳也騎手や高杉吏麒騎手のように、世間の評価以上に激走する騎手が頻繁に出現する場所です。この本を読むことで、「オッズの歪み」を見つけ出し、他人と違う馬券を買う勇気と根拠を手に入れることができます。
ちなみに、オッズの歪みについては、私のブログ内の記事競馬のオッズの歪みとは?儲かる見つけ方と活用法を解説でも詳しく解説しています。「オッズの歪み」をもっと深く知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
| 書籍名 | こんな人におすすめ | 得られるスキル |
|---|---|---|
| 騎手の取扱説明書 | 初心者〜中級者 | 騎手ごとの「狙い時」と「消し時」が分かる |
| 政治騎手名鑑 | 中級者〜上級者 | 「なぜその馬に乗るのか」という背景・本気度が読める |
| 穴パターン事典 | 穴党・回収率重視 | 過剰人気や過小評価を見抜き、高配当を狙える |
これらの本は、単なるデータ集ではなく「読み物」としても非常に面白いです。
週末のレース前にパラパラと読み返すだけでも、「あ、今のレースはこの本のパターン通りだったな」と気づきが増え、競馬観が深まっていくのを実感できると思います。ぜひ、ご自身の予想スタイルに合いそうな一冊を手に取ってみてくださいね。
無料や有料ツールを活用したデータ分析
現代の競馬予想において、データ分析は「剣と盾」のようなものです。特に小倉競馬場のようなクセのあるコースで、騎手の特徴をピンポイントで捉えて馬券に繋げるためには、競馬新聞の印だけでは不十分なんですね。
「なぜあの馬が勝ったのか?」「なぜこの騎手は小倉で買えるのか?」
こういった疑問を感覚ではなく、数字という「根拠」に変えてくれるのがデータ分析ツールです。ここでは、私が実際に愛用している、あるいはプロの馬券師も御用達のツールを、レベル別・用途別にご紹介します。
本格派なら一択!最強ツール『TARGET frontierJV』
もしあなたが、パソコン(Windows)をお持ちで、「本気で勝ちたい」「自分だけの予想法を確立したい」と考えているなら、JRA-VAN公式データを利用した『TARGET frontierJV(ターゲット)』の導入を強くおすすめします。
これは多くのプロ予想家や競馬ライターが利用している「競馬データベースソフトの王様」です。有料(JRA-VAN Data Lab.会員への登録が必要:月額2,000円程度)にはなりますが、その投資対効果は計り知れません。
TARGETで分かる「小倉騎手」の真実
- 複合条件の検索が一瞬:「小倉芝1800m × 藤岡佑介 × 過去5年」のようなデータを、わずか数秒で抽出できます。
- バイアスの発見:「この騎手は小倉の1枠に入った時だけ回収率が跳ね上がる」といった、新聞には載らない偏り(バイアス)を見つけられます。
- オリジナル指数の作成:自分なりの計算式で、騎手や馬の能力を数値化することも可能です。
例えば、先ほど紹介した「藤岡佑介騎手は冬の小倉芝1800mで単勝回収率273%」というデータも、このTARGETを使えば自分で簡単に見つけ出すことができるんです。
「逃げた時の成績」「重馬場の時の成績」など、条件を細かく絞り込めば絞り込むほど、オッズには反映されていない「自分だけのドル箱法則」が見つかる。これがTARGET最大の魅力ですね。
ちなみに、JRA−VANについては、私のブログ内の記事JRA-VANネクストとデータラボ違いは?機能や料金で選ぶ決定版でも詳しく解説しています。「JRA−VAN」をもっと深く知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
スマホで完結!ビジュアル重視の『SPAIA競馬』と王道『netkeiba』
「パソコンは持っていない」「競馬場や外出先でサクッと分析したい」という方には、スマホアプリやブラウザで使えるデータベースサイトが非常に優秀です。
▼ ビジュアルで直感的に分かる『SPAIA競馬』
最近、私が特に注目しているのが『SPAIA競馬(スパイアケイバ)』です。このサイトの最大の特徴は、「データの見える化」が進んでいること。
例えば、騎手のコース相性や過去10年のデータなどが、カラフルなグラフやチャートで表示されるため、数字の羅列を見るのが苦手な方でも直感的に傾向を掴むことができます。
また、AIによる予想機能も充実しており、「AI予想家」たちが過去の膨大なデータから弾き出した買い目は、迷った時の心強い指針になります。小倉競馬場のようなローカル開催では、AIが意外な穴馬(例えば、西村淳也騎手の人気薄など)を推奨してくることもあり、見ているだけで面白いですよ。
▼ 情報量No.1の巨大データベース『netkeiba』
そして、もはや説明不要かもしれませんが、国内最大級の競馬ポータルサイト『netkeiba(ネットケイバ)』も外せません。
無料会員でもかなりのデータを見ることができますが、プレミアムコース(有料)に登録すると、過去のレース映像が見放題になったり、詳細な調教タイムや厩舎コメントが見られたりと、予想の質が格段に上がります。
特に「小倉競馬場の騎手リーディング」や「今日の騎乗一覧」などがスマホですぐに確認できるので、現地のパドックで「あ、この騎手、今日は調子良さそうだな」とチェックするのに最適です。
| ツール名 | おすすめタイプ | 主な特徴 | 小倉攻略への活用法 |
|---|---|---|---|
| TARGET frontierJV | 分析好き・PC派 | 圧倒的な検索機能とカスタマイズ性。自分だけのデータを作れる。 | 「騎手×種牡馬×馬場状態」など細かい条件で穴パターンを発掘する。 |
| SPAIA競馬 | 初心者・スマホ派 | グラフや図解が多く見やすい。AI予想が充実。 | 直感的なグラフで「このコースが得意な騎手」を瞬時に判断する。 |
| netkeiba | 総合派・情報収集 | ニュース、コラム、DB、動画と全てが揃う。 | 最新の騎手コメントや、レース映像で騎乗ぶりをチェックする。 |
これらのツールは、無料版やお試し期間があるものも多いので、まずは一度使ってみて、自分のスタイルに合うものを探してみるのが良いかなと思います。
データという武器を手に入れて、小倉競馬場の難解なレースを攻略していきましょう!
小倉競馬場の得意騎手に関するまとめ
ここまで、小倉競馬場という独特な舞台における「得意騎手」について、芝・ダートの違いから、季節ごとのトレンド、さらには雨の日の変則的な狙い方まで、かなりディープな視点で解説してきました。
おそらく、読み進める中で「こんなに覚えきれないよ!」と思った方もいるかもしれません(笑)。
でも、安心してください。全てのデータを丸暗記する必要はありません。週末の予想をする直前に、この「まとめ」だけを見返してもらえれば、それだけで他のファンとは違う視点で馬券が組めるようになります。
最後に、明日からすぐに使える「YUKINOSUKE流・小倉攻略の鉄則」を、より実践的なアクションプランとして整理しました。
【保存版】小倉競馬場 騎手攻略のファイナルアンサー
- 冬の芝は「藤岡佑介」を盲信せよ
特に「芝1800m」に出てきた時は、単勝回収率200%超えというボーナスステージです。迷わず軸にしましょう。ただし、ダート戦(特に1700m以外)では割引が必要です。 - 夏の小倉は「松山弘平」に逆らうな
野芝の高速馬場になる夏開催では、彼の積極的なポジショニングが最強の武器になります。「夏男」の異名は伊達じゃありません。 - 高配当の使者は「西村淳也」と「高杉吏麒」
3連複やワイドで相手に迷ったら、この2人を入れてください。西村騎手は馬群を割ってきますし、新人の高杉騎手は減量を活かした逃げ残りで大穴をあけます。 - 雨が降ったら「物理法則」に従え
重馬場・不良馬場になったら、騎手の腕以上に「斤量の軽さ」が物を言います。実績のあるベテランより、マイナス3kg、4kgの減量騎手が乗る先行馬を狙い撃ちです。 - 魔の1200mは「外枠」から入れ
「小回り=内枠有利」という常識を捨ててください。スタート直後の密集を避けられる6枠・7枠に入った「松若風馬騎手」や「鮫島克駿騎手」こそが、真の狙い目です。
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小倉競馬場は、スパイラルカーブや独特な起伏があるため、騎手のコース適性が結果に直結しやすい、非常に攻略しがいのあるコースです。
逆に言えば、今回ご紹介したような「騎手の癖」や「コースの傾向」を知らない人は、知らず知らずのうちに不利な馬券を買わされていることになります。
しっかりと予習をして武器を手に入れた皆さんなら、きっと週末の小倉で「美味しい馬券」を手にすることができるはずです。
ぜひ、このリストを参考に自分だけの「得意騎手リスト」へとアップデートして、週末の競馬を全力で楽しんでくださいね!この記事が、あなたの馬券収支向上に少しでも役立てば本当に嬉しいです!
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