先週は府中牝馬ステークスと秋華賞の軸馬を予想しましたが、両方とも着外と何とも情けない結果になってしまいました。
気を取り直して今回は富士ステークス(G2・東京競馬場・芝1600m)の出走馬見解をデータ分析を交えて行なっていきます。
データ分析まとめ
本レースの好走条件を過去10年のデータ分析によりまとめます。
年齢
3歳馬 (3.2.2.31) 勝率7.9% 連対率13.2% 複勝率18.4%
4歳馬 (5.4.2.12) 勝率21.7% 連対率39.1% 複勝率47.8%
5歳馬 (2.3.6.32) 勝率4.7% 連対率11.6% 複勝率25.6%
6歳馬 (0.1.0.33) 勝率0.0% 連対率2.9% 複勝率2.9%
・4歳馬が最も多く勝利をあげており、連帯率、複勝率共に圧倒している結果となっている。
・6歳以上は苦戦傾向になっている。
種牡馬
ディープインパクト産駒
・最多の4勝を挙げている。(4.4.4.10)連帯率36.4% 複勝率54.5%
・13.14.15年はディープインパクト産駒が3連覇。昨年も5年ぶりに勝利。
騎手
ルメール騎手
・(2.3.0.1) 連帯率、複勝率共に83.3%
・昨年は連帯を外したが、15年から19年まで連帯を外していない。
前走着順
前走着外からの巻き返しが期待できる。
・前走1着馬‥2勝
・前走4着馬‥2勝
・前走2着、3着、5着、8着、10着、11着が1勝ずつ。
注目馬
※想定人気に関してはネット競馬単勝予想オッズを参照
ソングライン(想定1番人気)
東京コース(1.2.0.0)1600m(1.1.1.1)と安定感あり。1600mの持ちタイムも優秀。前走は1人気3着と期待を裏切る形にはなったが、古馬重賞でもやれるところは見せてくれた。今回斤量が1キロ増えるが大きな影響はないとみる。NHKマイルで惜敗したシュネルマイスターが安田記念3着、毎日王冠1着と古馬相手に成績を残しているため、この馬がここで好走しても不思議はない。
ダノンザキット(想定2番人気)
皐月賞の敗因はハッキリしているが、骨折後の長期休養明けでいきなり走れるかは不安が残るところ。普通に走れれば能力は高いだけに圧勝する可能性も。初距離となるが実績のある東京コースで自力を証明できるか。
ロータスランド(想定3番人気)
米子S、関屋記念を制した勢いに期待したい。今年に入ってから4勝を挙げており素質が開花してきた印象。前に付けられる脚質も魅力である。初の東京コースが鍵となる。
アルジャンナ(想定5番人気)
データで挙げたとおり「4歳馬、ディープインパクト産駒、ルメール騎手」と条件が揃っている。 まだ1勝馬であるが重賞で2着3回と能力の高さは証明済み。前走のエプソムカップは1番人気に支持されながら10着と大敗し不安が残るが、直線まで脚を溜める本来の競馬できれば結果はついてくるだろう。
ワグネリアン(想定人気6番人気)
初めての1600m戦となる。2018年のダービー馬初距離で復活なるか。前走は大阪杯(G1)12着と物足りない内容。今回は相手関係が楽になる事は間違いない。2歳時には東京スポ杯2歳S(G3)圧勝実績があり、東京マイルへの適性は問題ないか。近走から一変できる要素は揃っている。
現時点で軸はアルジャンナを予定していますが、個人的にはワグネリアンの復活に期待したいです。
菊花賞注目馬
◎タイトルホルダー
内枠に入る事が絶対条件ではある。前走は全く自分の競馬できなかったため度外視したい。
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