こんにちは。YUKINOSUKEです。
週末の競馬場、あの独特の熱気と歓声に包まれると、自然と高揚感が高まりますよね。最近ではスマホひとつで完結するインターネット投票が主流になりつつありますが、現地の記入台に向かい、赤鉛筆を片手にマークシートを塗りつぶすあのアナログな作業こそが「競馬に来た!」という実感を味わえる最高の瞬間だと私は感じています。紙の馬券を握りしめてレースを観戦するのは、デジタルにはない重みがありますからね。
ただ、いざ記入台の前に立つと、「緑、赤、青…カードの種類が多すぎてどれを使えばいいのか分からない」とか、「一生懸命塗ったのに自動発売機に入れたらエラーで返ってきて焦った」なんて経験、誰しも一度はあるのではないでしょうか。特に初心者のうちは、マークシートの複雑なマス目に圧倒されてしまうことも珍しくありません。実は私自身も、初めてウインズに行った時は場の空気に飲まれてしまい、買い方を間違えて悔しい思いをした苦い記憶があります。
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そこで今回は、私が長年の競馬ファンとして実践しているスムーズな書き方のコツや、シチュエーションに応じたカードの使い分け、さらには意外と知られていない裏技的な活用法まで、初心者の方にも分かりやすく徹底的に解説していきます。これを読めば、もう券売機の前で慌てることはありませんよ。
- JRAや地方競馬で使われるマークシートの正確な記入ルールと手順
- 買い目が増えても安心なボックスやフォーメーションの効率的な書き方
- 記入ミスをした際のスマートな訂正方法やエラー時の対処法
- マークシート不要でスピーディーに購入できる最新のスマッピー活用術
初心者必見の競馬のマークシートの書き方と種類
競馬場の記入台(記載台)には、色とりどりのマークシート(正式にはマークカードと呼びます)が用意されています。パッと見はどれも同じように見えるかもしれませんが、それぞれに明確な「役割」と「得意分野」があるんです。「どれを使っても同じでしょ?」と思って適当なカードを選んでしまうと、塗る箇所が無駄に多くなってしまったり、最悪の場合は買いたい買い方ができなかったりします。まずは基本となるJRAのカードを中心に、それぞれの特徴と賢い使い分け方をマスターしましょう。
基本となるJRAの緑のマークシートの書き方
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競馬場やウインズの記入台で最も目にする機会が多く、そして最も利用頻度が高いのがこの「緑のマークカード」です。もしあなたが「どのカードを使えばいいか分からない」と迷ったら、とりあえずこの緑のカードを手に取れば間違いありません。これはJRAのマークシートにおける「基本のキ」であり、ベテランの馬券師たちが愛用する万能ツールでもあります。
このカードの最大の特徴は、「圧倒的な汎用性の高さ」と「自由度」にあります。単勝、複勝といったシンプルな1点買いから、3連単のような複雑な組み合わせ馬券まで、WIN5を除くJRAの全賭け式に対応しています。さらに特筆すべきは、「1枚のカードの中に、異なる種類の馬券を混在させることができる」という点です。
例えば、1行目(1段目)では「自信のあるA馬の単勝」を買い、2行目では「A馬からB馬への馬連」を買い、3行目では「一発狙いの3連複」を買う…といった具合に、自分の頭の中にある戦略をそのまま1枚の紙に落とし込むことができます。このフレキシブルさが、緑のカードが最強たる所以です。
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【完全図解】緑のマークカード記入の5ステップ
記入漏れやミスを防ぐために、左から右へ、以下の順番で指差し確認しながらマークしていきましょう。
- 場名(開催場):ここが最大の落とし穴!
初心者が最もやってしまうミスNo.1です。「東京競馬場にいるんだから、機械も分かってくれるはず」という思い込みは捨ててください。機械はあくまでマークされた情報しか読み取りません。必ず「東京」や「中山」などを塗りつぶします。
特にウインズ(場外発売所)やJ-PLACEを利用する場合は要注意です。その日、買いたいレースがどこの競馬場で行われているかを確認し、その場名をマークします。例えばウインズで東京のメインレースを買うのに、間違えて「京都」を塗ってしまうと、京都の同じレース番号の馬券が発券されてしまいます。これは原則として払い戻しや交換ができません。 - レース番号:AM/PMの勘違いに注意
「第1レース」から「第12レース」まであります。午前中のレースを買うつもりで、午後のレース番号を塗ってしまうミスも意外と多いです。壁のモニターや競馬新聞で「今、締め切り直前なのは何レースか」を必ず確認しましょう。 - 式別(賭け式):買いたい馬券の種類
「単勝」「複勝」「馬連」「3連単」など、購入したい馬券の種類を選びます。漢字が並んでいるので、見間違えないように注意してください。 - 馬番・枠番:1着・2着・3着の指定
ここが運命の分かれ道です。- 単勝・複勝:「1着・1頭目」の欄だけにマークします。
- 馬連・ワイド:「1着・1頭目」と「2着・2頭目」の欄にマークします。順序は関係ないので、どちらに書いてもOKです。
- 馬単・3連単:着順通りにマークする必要があります。「1着」の欄に勝つと思う馬、「2着」の欄に2着に来ると思う馬を塗ります。
- 金額と単位:独特な「足し算」ロジック
ここは少し特殊な「加算式」になっています。- 数字欄:「1」「2」「3」「4」「5」「10」「20」「30」などが並んでいます。
- 単位欄:「百円」「千円」「万円」があります。
例えば1,200円買いたい場合、「10」と「2」を塗って(合計12)、単位の「百円」を塗ります。これで「12 × 100円 = 1,200円」となります。
500円買いたい場合は、「5」を塗って「百円」です。
このロジックを間違えて、「10」と「1」を塗って「1,100円」買ってしまったり、「1」と「2」と「3」を全部塗って「600円(1+2+3)」買ってしまったりしないよう、確認が必要です。
【裏技】馬単(ウラ)機能を使おう
緑のカードの馬番記入欄の右端に、小さく「ウラ」という文字があるのをご存知ですか?これは「馬単」を買う時に非常に便利な機能です。
例えば、1着に「5番」、2着に「10番」をマークして馬単を買うとします。ここで「ウラ」をマークすると、自動的に逆の組み合わせである「10番→5番」も同時に購入してくれるのです。わざわざ下の行に書き直す必要がなく、マーク一つで「行って来い(オモテウラ)」の馬券が買えるので、馬単派の方はぜひ活用してください。ただし、購入金額も2倍になるのでご注意を。
このように、緑のマークシートは基本にして奥義とも言えるカードです。1枚の表面には4〜5行の記入欄があり、裏面も合わせれば1枚で最大8〜10点(行)の異なる馬券を購入できます。「場名」と「金額」さえ間違えなければ、あとは自由に予想を組み立てるキャンバスになります。
なお、JRAの公式サイトでも、実際のカード画像を用いた詳細な記入シミュレーションが公開されていますので、初めての方は一度目を通しておくと安心です。(出典:JRA『マークカードの記入方法』)
ボックスやフォーメーションに特化した赤のカード
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競馬の予想に少し慣れてくると、「このレース、有力な馬が5頭いるけれど、どの順番で来るかまでは絞りきれない…」とか、「1着はこの馬で鉄板だけど、2着と3着は手広く流して高配当を狙いたい」といった、少し複雑な悩みが出てきますよね。
そんな時、基本の「緑のカード」を使って1点ずつ組み合わせを書いていくのは、ハッキリ言って苦行です。マークする箇所が多すぎて時間がかかりますし、塗り間違えや「買い忘れ」という痛恨のミスも誘発します。そこで、私たち中級者以上の競馬ファンが愛用しているのが、この「赤のマークカード」です。
赤のカードは、表面が「フォーメーション」、裏面が「ボックス」専用に設計されており、複雑な買い目を驚くほど簡単に記入することができます。このカードの仕組みを理解することで、私たちは「組み合わせの計算」という面倒な作業から解放され、より戦略的な予想に集中できるようになるのです。
【重要】赤のカードの「片面使用」ルール
まず最初に覚えておいてほしい注意点があります。赤のカードは裏表で機能が異なりますが、1枚のカードで使えるのは「片面だけ」です。
「表面でフォーメーションを買い、裏面でボックスを買う」ということはできません。両面を塗ってしまうとエラーで弾かれますので、必ず別のカードに分けて記入してください。
網を張る買い方「ボックス投票」(裏面)
裏面の「ボックス」は、選んだ馬(または枠)の「すべての組み合わせ」を機械が自動的に計算して購入してくれる機能です。
例えば、あなたが「1番、2番、3番、4番」の4頭を選んで3連複ボックスを買うとします。緑のカードなら「1-2-3」「1-2-4」「1-3-4」「2-3-4」と4行書く必要がありますが、赤のカードなら「ボックス」を選んで馬番を4つ塗るだけで完了です。まさに、選んだ馬たちに「網を張る」ようなイメージですね。
記入の手間が省ける最強のツールですが、一つだけ落とし穴があります。それは「買い目点数の爆発的な増加」です。
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| 頭数 | 3連複の点数 | 3連単の点数 | 投資金額(1点100円) |
|---|---|---|---|
| 4頭 | 4点 | 24点 | 2,400円 |
| 5頭 | 10点 | 60点 | 6,000円 |
| 6頭 | 20点 | 120点 | 12,000円 |
| 7頭 | 35点 | 210点 | 21,000円 |
このように、3連単ボックスの場合、たった1頭増やすだけで点数が倍以上に膨れ上がります。「塗るのは楽だけど、請求額を見て青ざめる」というのは、赤カード初心者が必ず通る道です。発券機にお金を入れる前に、必ず点数計算をする癖をつけましょう。
論理で攻める「フォーメーション投票」(表面)
一方、表面の「フォーメーション」は、ボックスよりもさらに戦略的で、私が最も多用している買い方です。これは、1着、2着、3着それぞれの候補馬を個別に指定し、「成立する組み合わせだけ」を購入する手法です。
- 1着欄:絶対に勝つ自信がある本命馬(例:1番)
- 2着欄:対抗馬や、2着ならありえそうな馬(例:1番、2番、3番)
- 3着欄:3着なら紛れ込みそうな穴馬(例:1番、2番、3番、4番、5番)
このようにマークすると、機械は自動的に矛盾する組み合わせ(例:1着が1番で2着も1番など)を除外し、論理的に正しい買い目だけを発券してくれます。
フォーメーションのメリット
- 無駄な馬券を削れる:ボックス買いだと「来ないと思っている組み合わせ(例:穴馬同士のワンツー)」まで買ってしまいますが、フォーメーションならそれをカットでき、資金を節約できます。
- 資金配分の強弱:浮いたお金で本命サイドの金額を厚くするなど、メリハリの効いた勝負が可能です。
- 縦目の回避:自分が想定した展開(着順の並び)に沿った馬券だけを狙い撃ちできます。
ボックスが「迷った時の乱れ打ち」なら、フォーメーションは「狙い澄ましたスナイパー」のような買い方です。特に3連単で高配当を狙うなら、この赤のカード(表面)の使いこなしは必須スキルと言えるでしょう。フォーメーションの効率的な組み方については、別の記事で点数計算のコツを含めて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
流し馬券購入時の連複ながしと裏面の活用法
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「今日のレース、この馬だけは絶対に3着以内に入る!」
パドックや新聞を見ていて、そんな確信めいた予感(という名の鉄板の自信)が舞い降りてくる瞬間、ありますよね。そんな時に、わざわざ緑のマークシートで1点ずつ買い目を記入するのはナンセンスです。軸となる馬が決まっているなら、迷わず「青のマークカード(連複ながし/連単ながし)」を手に取りましょう。
このカードは、私のような「本命党」や、逆に「穴馬1頭から手広く流したい穴党」にとって最強の武器となります。緑のカードだと、例えば「馬番5から相手5頭へ流す」場合、行を変えるたびに何度も「5」をマークしなければなりませんが、青のカードなら軸馬のマークはたった1回でOK。マークミスも減りますし、何より記入スピードが段違いです。
青のカードの基本構造
- 表面(連複ながし):馬連、ワイド、3連複など、「着順を問わない」馬券用。
- 裏面(連単ながし):馬単、3連単など、「着順を指定する」馬券用。
【表面】連複ながしの書き方(馬連・ワイド・3連複)
表面は「着順に関係なく当たればいい」馬券に使います。記入エリアは非常にシンプルです。
- 軸(Jiku)欄:ここに自信のある本命馬をマークします。3連複の場合は「軸1頭」か「軸2頭」かを選べます。
- 相手(Aite)欄:ここに来そうな馬(ヒモ)をすべてマークします。
例えば「3連複軸1頭ながし」で、軸を1番、相手を2・3・4番とマークすれば、「1-2-3」「1-2-4」「1-3-4」の3点が自動的に購入されます。簡単ですよね。
ちなみに、ワイドの狙い方については、以下の記事でも詳しく解説しています。「ワイド」をもっと深く知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
【裏面】連単ながしの書き方(馬単・3連単)
裏面は少し戦略が必要です。「1着固定」なのか「2着固定」なのかを指定できるからです。
- 1着・1頭目欄に軸をマーク:「この馬が絶対に勝つ!」という場合。
- 2着・2頭目欄に軸をマーク:「勝つのは別の馬だろうけど、この馬は確実に2着に来る」という場合。
3連単の場合、通常は「1着固定」で使われることが多いですが、実は「2着固定」や「3着固定」の流しもこのカードで作れます。配当妙味のある「2着付け」などを狙う玄人は、この裏面を巧みに使いこなしています。
3連単の強力な武器「マルチ」投票の仕組みと注意点
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そして、この青カード(裏面)を使う最大の理由とも言えるのが、3連単や馬単における「マルチ」という投票機能です。
通常、3連単で「軸1頭ながし(1着固定)」を買うと、軸馬が2着や3着に敗れた瞬間にハズレとなります。しかし、「マルチ」を選択すると、「軸馬が1着、2着、3着のどこに入っても、相手馬と一緒に入線すれば当たり」という状態になります。
マルチのマーク方法(JRAの場合)
JRAの青カード(裏面)を使って3連単マルチを買う手順は以下の通りです。
- 式別:「3連単」をマーク。
- 1着・1頭目欄:ここに軸馬をマークします。(※マルチの場合でも、軸は便宜上1着欄にマークします)
- 相手欄:相手馬を複数マークします。
- 右端の「マルチ」:ここが最重要!カードの右側にある「マルチ」という欄を必ずマークしてください。
「それならボックス買い(赤カード)と同じじゃないの?」と思われるかもしれませんが、明確な違いがあります。
| 買い方 | 購入される組み合わせ | 特徴 |
|---|---|---|
| マルチ | 軸馬を含んだ組み合わせのみ | 「軸馬」が馬券圏外に飛んだらハズレ。その分、点数はボックスより少ない。 |
| ボックス | 選んだ馬同士の全組み合わせ | 「軸馬」が来なくても、相手馬同士で決着すれば当たり。点数は多い。 |
例えば、軸馬Aと相手B・C・D・Eの計5頭の場合、「5頭ボックス」だと60点かかりますが、「軸Aから相手4頭へのマルチ」なら36点で済みます。つまり、マルチは「軸馬への信頼度は高いが、着順までは決めきれない」という時に、ボックスよりも資金を節約できる賢い買い方なのです。
【注意】点数の爆発的増加に気をつけて!
マルチは非常に的中率が高い買い方ですが、点数計算には注意が必要です。3連単軸1頭マルチの場合、通常の流しの3倍の点数(相手が1着、2着に来るパターンも含むため)ではなく、数学的には「相手頭数 × (相手頭数-1) × 3」といった計算になります(例:相手5頭なら60点)。
「とりあえずマルチにしておこう」と安易にチェックを入れると、レジで「えっ、こんなに高いの!?」と驚くことになります。必ず事前に点数を確認するか、あるいは相手頭数を絞る勇気を持ってください。
なお、地方競馬(金沢や大井など)のマークシートでは、「マルチ」のチェックボックスがJRAよりも大きく目立つ位置にあったり、そもそも「流し」と「フォーメーション」のカード構成が異なったりします。JRAの感覚で地方競馬のカードを使うとマルチ欄を見落とすことがあるので、必ず現地の記入例を確認しましょう。
地方競馬とJRAのマークシートの違い
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「先週のJRA開催で使いきれなかったマークシートが財布に残っているから、今日は大井競馬場でこれを使おう」……ちょっと待ってください!その行動、実はベテランでもやりがちなミスの代表例なんです。
結論から言うと、JRAのマークシートと地方競馬(NAR)のマークシートには、原則として互換性がありません。
日本の競馬システムは、大きく分けて「JRA(中央競馬)」と「地方競馬(NAR)」の2つの主催元によって運営されています。それぞれの投票システム(トータリゼータシステム)は異なる規格で設計されているため、たとえ見た目が似ている緑色のカードであっても、機械はそれを「異物」として認識してしまいます。郷に入っては郷に従え、ではありませんが、その競馬場に備え付けられている専用のカードを使うのが鉄則です。
なぜ使えないの?
カードのサイズやマークの位置(タイミングマーク)が微妙に異なるほか、裏面の磁気情報の仕様も違います。無理に挿入すると、読取エラーになるだけでなく、最悪の場合は機械詰まりの原因になり、後ろに並んでいる人の冷ややかな視線を浴びることになりかねません。
地方競馬ならではの「進化」したカードたち
地方競馬のマークシートは、JRAのそれとは異なる独自の進化を遂げており、慣れると非常に使い勝手が良いものが多く存在します。特に、南関東(大井・船橋・川崎・浦和)や金沢競馬などはユニークです。
- 東京シティ競馬(TCK)の4カードシステム:
大井競馬場では、「基本カード」「ライトカード」「連複ながし」「フォーメーション/BOX」という4種類が展開されています。特に「ライトカード」は1レース1式別に特化しており、文字が大きく視認性が抜群です。JRAでは廃止傾向にあるライトカードですが、地方では現役バリバリの主戦力です。ちなみに、大井競馬場の指定席については、以下の記事でも詳しく解説しています。「大井競馬場」をもっと深く知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
- 金沢競馬の「マルチ」チェックボックス:
これが最強に便利です。JRAのカードで3連単の「軸1頭マルチ」を買おうとすると、フォーメーションカードを工夫して塗る必要がありますが、金沢競馬などの一部の地方競馬カードには、なんと最初から「マルチ」というチェック欄が用意されています。軸馬と相手馬を選んで、この「マルチ」を塗るだけで、面倒なマルチ投票が完了します。これはぜひJRAにも導入してほしい機能No.1ですね。ちなみに、金沢競馬場の指定席については、以下の記事でも詳しく解説しています。「金沢競馬場」をもっと深く知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
J-PLACEでの「場名」マークの落とし穴
最も混乱が生じやすく、かつ重要なのが、地方競馬の施設内でJRAの馬券を発売している「J-PLACE(ジェイプレイス)」を利用する場合です。
ここでは、「その地方競馬場のマークシート」を使って「JRAのレース」を買うという、少し特殊な手順が必要になります。ここで多くの人が躓くのが「場名(開催場)」のマーク方法です。
- JRAのカードの場合:「東京」「中山」などを直接マークします。
- J-PLACE(地方)のカードの場合:カードの仕様によりますが、「JRA」という専用のマーク欄があるか、あるいは「他地区」を選んでから場名コードを塗る形式が多いです。
例えば、J-PLACE大井で有馬記念(中山競馬場)を買いたい場合、いつもの感覚で「中山」を探しても見つからないことがあります。その代わりにある「JRA」や「全場」といった欄をマークしなければなりません。初めて行くJ-PLACEでは、必ず記入台の近くに掲示されている「記入例」ポスター(出典:地方競馬全国協会『J-PLACEにてJRAの勝馬投票券を発売します』)を確認してください。ここを間違えると、永遠にエラー音と戦うことになります。
馬券の「出口」も違う?払戻の注意点
さらに注意が必要なのが、購入した馬券の「払戻(換金)」です。地方競馬とJRAの違いはシステム全体に及ぶため、J-PLACEで購入したJRAの馬券は、原則としてJRAの競馬場やウインズでは換金できません。(※一部例外を除く)
「JRAのレースを買ったんだから、JRAのどこでも換金できるだろう」と思い込んで、的中馬券を翌週のウインズに持って行っても、「この馬券はお取り扱いできません」と弾かれてしまいます。J-PLACEで買った馬券はJ-PLACEで、JRAで買った馬券はJRAで。入り口(マークシート)だけでなく、出口(払戻)も別物であると覚えておきましょう。
| 項目 | JRA(ウインズ等) | J-PLACE(地方競馬施設) |
|---|---|---|
| 使用カード | JRA専用カード(緑・赤など) | その施設の地方競馬用カード |
| 場名マーク | 「東京」「阪神」など具体名 | 「JRA」または指定の場名コード |
| 払戻場所 | 全国のJRA競馬場・ウインズ | 購入したJ-PLACEまたは提携施設 |
廃止予定のライトカードやG1カードの現状
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長年、競馬場の記入台を彩ってきた一部のマークカードについて、2024年10月にJRAから非常に重要な発表がありました。私を含め、特定のカードを愛用していたファンにとっては少し衝撃的なニュースだったかもしれません。
結論から言うと、文字が大きくて高齢者やビギナーに優しかった「ライトカード」、G1レースの特別感を演出してくれた「G1カード」、そしてコンピュータに予想をお任せする「クイックカード」の3種類が、2024年末をもって順次提供終了・廃止となることが決定しました。
「えっ、いつもライトカードを使っていたのにどうすればいいの?」「有馬記念はG1カードで買いたかった…」という声も聞こえてきそうですが、実はカードによって「完全に使えなくなる時期」と「在庫がある限り使える期間」が異なります。ここでは、それぞれのカードの今後の取り扱いと、私たちがどう対応していけば良いかを詳しく解説します。
廃止スケジュールと各カードの対応
今回の廃止は一律ですぐに使えなくなるわけではありません。特に注意したいのが「G1カード」と「ライトカード」の扱いの違いです。
| 廃止対象カード | 提供終了時期 | 2025年以降の使用 | 代替手段・対応策 |
|---|---|---|---|
| G1カード | 2024年末まで | 使用不可 | 通常の緑カードや、記念馬券なら「スマッピー」等の画像保存で楽しむ |
| ライトカード | 在庫がなくなり次第終了 | 当面の間は使用可能 | 緑のカードに慣れるか、スマホ投票(スマッピー)へ移行 |
| クイックカード | 在庫がなくなり次第終了 | 当面の間は使用可能 | 自動発売機のタッチパネルで「クイックピック」を選択 |
ポイント
G1カードはシステム的に受け付けなくなるため、手元に持っていても機械が読み取ってくれません。一方、ライトカードとクイックカードは、競馬場やウインズの棚から補充されなくなりますが、手元にあるものや、記入台に残っている在庫に関しては、2025年以降もしばらくの間は機械で使用できます。
なぜ廃止されるのか?その背景にある狙い
慣れ親しんだツールがなくなるのは寂しいですが、これには明確な理由があります。JRAの発表によると、主な理由は「環境への配慮(ペーパーレス化)」と「デジタル投票への移行促進」です。
大量に消費され、使い捨てられる紙のマークシートを減らすことは、エコの観点から避けられない流れと言えます。また、後述する「スマッピー(QRコード投票)」や、キャッシュレス投票機「UMACA(ウマカ)」の普及が進んだことで、物理的なカードに頼らなくてもスムーズに馬券が買える環境が整ってきました。
特に「ライトカード」の役割だった「文字が大きくて見やすい」というメリットは、スマホの画面なら文字サイズを自由に拡大できるため、デジタルの方がむしろ高齢の方にとっても利便性が高いという判断もあるのかもしれません。
ライトカード愛用者が今やるべきこと
「ライトカードのシンプルなレイアウトが好きだった」という方は多いと思います。1枚で1つの式別しか選べない制約はありましたが、その分、記入ミスが起きにくい安心感がありました。
今後は以下の2つの方法にシフトしていくことをおすすめします。
- 「緑のカード」に慣れる:
実は、ライトカードと緑のカードの記入項目(場名、レース番号、式別、馬番、金額)は全く同じです。緑のカードは行が多いので複雑に見えますが、「1行目だけを使う」と決めれば、使い勝手はライトカードと変わりません。今のうちに緑のカードへの恐怖心をなくしておきましょう。 - 「スマッピー」を活用する:
視力の問題でライトカードを使っていた方には、むしろスマホ投票(スマッピー)が最強のツールになります。手元の明るい画面で、文字を大きくして馬番を選べるので、薄暗い記入台で目を凝らす必要がなくなります。
「クイックピック」はタッチパネル投票へ進化
コンピュータにランダムに馬番を選んでもらう「クイックピック投票」を楽しんでいた方も安心してください。この機能自体はなくなりません。
今までは専用の「クイックカード」を塗って入れていましたが、今後は自動発売機の画面(タッチパネル)で直接「クイックピック」を選べるようになります。わざわざカードを探す手間が省け、画面操作だけで「運任せの馬券」が買えるようになるので、ある意味では利便性が向上したと言えるでしょう。
結論:変化を恐れずに新しいツールへ
物理的なカードが減るのは時代の変わり目を感じさせますが、緑のカードやデジタルツールを使いこなせば、これまで以上に快適に競馬を楽しめるようになります。もし手元に思い出のG1カードやライトカードが残っているなら、使わずにコレクションとして大切に保管しておくのも、一つの競馬の楽しみ方かもしれませんね。
競馬のマークシートの書き方で知っておくべき注意点
マークシートを完璧に記入したつもりでも、いざ自動発売機に入れると「ビーッ!」という無情な警告音とともにカードが返却されてしまうこと、ベテランの私でもいまだにやってしまいます(笑)。後ろに人が並んでいると余計に焦ってしまいますよね。そんな時でも冷静に対処できるよう、よくあるトラブルとその解決策、そして便利な代用ツールについて押さえておきましょう。
記入ミスをした際の訂正方法や取消のルール
マークシートを一生懸命塗っている最中に、「あ!中山競馬場なのに東京を塗っちゃった!」とか、「3連単のつもりが3連複の欄をマークしてた…」なんてミス、誰にでもありますよね。締め切り時間が迫っていると焦ってしまい、手持ちの消しゴムでゴシゴシと力を入れて消そうとしてしまう方が多いのですが、実はその行為、競馬場では「最もやってはいけないNG行動」の一つなんです。
ここでは、なぜ消しゴムを使ってはいけないのかという技術的な理由から、プロが実践しているスマートな訂正方法、さらには意外と知られていない「自動発売機の機能を逆手に取ったリカバリーの裏技」まで、ミスをした時の対処法を徹底的に深掘りして解説します。
消しゴムの使用が推奨されない「技術的な理由」
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まず、なぜ「消しゴムで消して書き直す」のがダメなのでしょうか。単に汚くなるから?いいえ、もっと深刻な理由があります。それは、自動発売機に搭載されているOMR(光学式マーク読取装置)の仕組みに関係しています。
この装置は、紙に塗られた「炭素(鉛筆の黒鉛)」に光を当て、その反射の違いを読み取ることでマークの位置を特定しています。ここで消しゴムを使うと、以下のようなトラブルが発生するリスクが跳ね上がります。
- 消し残しの誤読:肉眼では消えているように見えても、繊維の奥に黒鉛の粒子が薄く残っていると、機械はそれを「マークがある」と認識してしまいます。結果、「2頭選んだつもりが3頭選んだことになっていてエラー」や、「買いたくない馬券が発券される」という事故が起きます。
- 紙の凹凸(くぼみ)によるエラー:強く消しゴムをかけると、紙の表面が削れたり、マーク部分が凹んだりします。この凹凸がセンサーの読み取り精度を落とし、「読取不能」としてカードが返却される原因になります。
- 消しカスによる機器故障:消しゴムのカスがカードに付着したまま機械に挿入されると、内部のセンサーを汚したり、紙詰まり(ジャム)を引き起こしたりします。
注意:シャープペンシルも避けよう
普段使いのシャープペンシル(特にHBなどの硬い芯)も、マークシートには不向きです。芯が鋭利なため、塗る際に紙を傷つけたり溝を作ってしまい、これまた読み取りエラーの原因になります。競馬場に備え付けの鉛筆か、マークシート専用の太いシャープペンシルを使うのが無難です。
基本の訂正テクニック:「取消」マークの活用術
では、間違えた時はどうすればいいのか。答えはシンプルです。マークシートの右端(カードの種類によっては特定の列)に設けられている「取消」という欄を活用しましょう。
この機能は、「その行(段)に書かれた情報をすべて無効にする」という命令を機械に送るものです。使い方は以下の通りです。
- 間違えた行を特定する:「あ、この3段目のマーク、馬番を間違えたな」と確認します。
- 間違えたまま放置する:間違えて塗ってしまったマークは、消さずにそのままでOKです。
- 「取消」をマークする:その行の右端にある「取消」欄を塗りつぶします。これで、その行のデータはシステム上で「存在しないもの」として扱われます。
- 新しい行に書き直す:すぐ下の空いている行(4段目など)に、本来買いたかった正しい内容を最初からマークし直します。
この方法なら、カードを汚すこともなく、機械トラブルも防げます。「間違えたら消さずに『取消』を塗る」。これを合言葉にしてください。
【裏技】場名を間違えた時は「あえて重ね塗り」で解決!?
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ここで一つ、ベテランの競馬ファンでも意外と知らない「自動発売機の仕様を逆手に取った訂正テクニック」をこっそりお教えします。これは特に「開催場(場名)」を塗り間違えた時に有効な方法です。
例えば、本当は「京都競馬場」の馬券を買いたいのに、うっかり「東京」をマークしてしまったとしましょう。この場合、通常なら新しいカードに書き直すか、その行を取り消して書き直しますよね。でも、すでにたくさんの買い目をマークした後だと、書き直すのが非常に面倒です。
そんな時は、間違えた「東京」はそのままにして、正しい「京都」もさらにマーク(重ね塗り)してみてください。
「え?2つマークしたらエラーになるんじゃないの?」と思いますよね。実は、場名欄に複数のマークがある状態で機械に入れると、機械側が「おや?東京と京都の両方が塗られているぞ。どっちを買いたいんだ?」と判断に迷い、画面上に「購入する競馬場を選択してください」というメニューを表示してくれるんです。
重ね塗り訂正の手順(場名の場合)
- 間違えて「東京」を塗ってしまった。
- 消さずに、本来買いたい「京都」も塗る。(場名欄に2箇所マークがある状態にする)
- そのまま自動発売機に入れる。
- 画面に「東京」「京都」などの選択ボタンが表示されるので、正しい「京都」をタッチする。
- 無事に京都の馬券として購入完了!
このテクニックを使えば、カードを書き直す手間を省いてスムーズに購入できます。ただし、これは「場名」や「レース番号」などの選択項目で有効な方法であり、「金額」の欄では絶対に使わないでください。金額欄で「10」と「5」を塗ると、エラーではなく「15(1,500円)」として合算されて認識されてしまうためです。あくまで緊急時のリカバリー術として覚えておくと、いざという時にドヤ顔できるかもしれませんよ。(出典:Nakayama Tech『競馬のマークシートを間違えた時の対処法』)
マークシートの代わりになるアプリスマッピー
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「マークシートを塗るのが面倒くさい」「塗り間違いで発券機に弾かれるのが怖い」「老眼で小さな文字が見えにくくなってきた」…そんな悩みを抱えている方に、私が今一番おすすめしたいのが、JRAが公式に提供している「スマッピー(スマッピー投票)」です。
最近、競馬場の発券機に「QRコード読み取り口」がついているのに気づきましたか?実はあれ、このスマッピー専用のリーダーなんです。JRAは現在、紙の資源節約と混雑緩和のために、このQRコード投票を強力に推進しています。実際、マークシートの一部(ライトカードなど)が廃止される背景には、このデジタル化への移行があるんですね。
よく「スマッピーというアプリを入れるんですか?」と聞かれますが、これはアプリのインストールや面倒な会員登録が一切不要です。スマホのブラウザ(SafariやChromeなど)で専用サイトにアクセスするだけで、誰でもすぐに使い始められるWebサービスなんです。
アナログ派も転向するスマッピーの圧倒的メリット
私も最初は「紙のマークシートこそ競馬だ」と思っていましたが、一度スマッピーを使ったら、その便利さにもう戻れなくなってしまいました。具体的なメリットを整理してみましょう。
スマッピーが最強である5つの理由
- 入力ミスが激減する:スマホの画面で馬名や馬番をタップして選ぶので、「塗る列を間違えた」というケアレスミスが物理的に起こりません。
- 計算不要で金額がわかる:「フォーメーションで1着1頭、2着3頭…これいくら?」という時も、画面上で自動計算して合計金額を表示してくれます。予算オーバーを防ぐのに最適です。
- オッズを見ながら買える:マークシートにはオッズは書いてありませんが、スマッピーなら「オッズ投票」機能を使って、配当を見ながら買い目を組み立てられます。
- QRコードで一瞬で発券:窓口での滞在時間が劇的に短くなります。後ろに人が並んでいてもプレッシャーを感じません。
- 履歴が残る・スクショ保存可能:作ったQRコードはスクリーンショットで保存しておけば、電波の悪い場所でも安心です。また、過去にどんな馬券を買ったかの履歴もブラウザに残ります。
誰でもできる!スマッピーの使いこなし3ステップ
使い方は驚くほどシンプルです。慣れれば1分もかからずに馬券の準備が完了します。
| STEP 1 | サイトにアクセスしてレース選択 JRA公式サイトの「スマッピー」へアクセスし、開催場とレース番号を選びます。「通常投票」か「オッズ投票」を選べるのもポイントです。 |
|---|---|
| STEP 2 | 買い目と金額を入力 マークシートと同じ感覚で、式別(3連単など)や馬番を選びます。間違えても「クリア」ボタンですぐに修正可能です。最後に金額を入力して「確定」を押します。 |
| STEP 3 | QRコードを発券機にかざす 画面に生成されたQRコードを、自動発売機の読み取り部(ガラス面)にかざします。あとは現金を入れれば、紙の馬券が出てきます。 |
知っておきたい注意点とテクニック
非常に便利なスマッピーですが、いくつか注意点もあります。まず、QRコードの作成可能時間が決まっていることです。基本的には「金曜日の18時30分から日曜日の最終レース締切まで」となっており、平日の早いうちから準備することはできません。
また、WIN5や海外競馬の馬券を買いたい場合は、通常の自動発売機ではなく「UMACA発売機」を利用する必要があります(通常の発売機では対応していない場合があります)。とはいえ、通常のレースであれば、ほとんどの青い自動発売機で対応しているので心配はいりません。
私の実践テクニック:パドックで完結させる
私はいつも、パドックで馬の状態を見ながら、その場でスマホを取り出してスマッピーに入力しています。予想が固まったらすぐにQRコードを作成(スクショ保存)。そして発売締切のベルが鳴る直前に、混雑を避けて発券機に向かい、スマホをかざしてサッと購入します。これなら、混み合う記入台の場所取り合戦に参加する必要もありませんし、鉛筆の芯が折れてイライラすることもありません。
「デジタルは苦手…」という方も、食わず嫌いはもったいないです。マークシートを探す手間も省け、エコでスマートなこの投票方法、次回の競馬場でぜひ一度試してみてください。
(出典:JRA公式サイト『スマッピー投票』)
マークシートはコンビニではなく競馬場で入手
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初心者の方から頻繁に頂く質問の中に、「競馬場に行く前に、近所のコンビニでマークシートをもらって予習しておきたいんですが、レジのどこにありますか?」や「コピー機で印刷できますか?」というものがあります。
結論からはっきりとお伝えしますと、残念ながらコンビニにはマークシート(マークカード)は一切置いていませんし、印刷することもできません。
これはベテランでも意外と勘違いしやすいポイントなのですが、コンビニのマルチコピー機(eプリントサービスなど)で購入できるのは、あくまで「競馬新聞(馬サブローや競馬エイトなどの電子版プリント)」や「予想紙」、「出走表」といった情報媒体だけです。マークシートそのものは、現金を賭けて有価証券(馬券)を購入するための「投票用紙」という性質上、JRAや地方競馬の正規の施設(競馬場、ウインズ、エクセル、J-PLACEなど)の中にしか存在しないのです。
ここが勘違いポイント!
- コンビニにあるもの:競馬新聞、予想紙(コピー機で購入・印刷)
- コンビニにないもの:マークシート(投票カード)、鉛筆
※「コンビニで準備万端にして行こう!」と思って入店しても、肝心の投票用紙は手に入らないので注意してください。
「じゃあ、当日ぶっつけ本番で書かないといけないの?」と不安になるかもしれませんが、安心してください。マークシートは、競馬場やウインズに入場すれば、場内の至る所にある「記入台(記載台)」や「インフォメーションカウンター」に山積みされており、完全に無料で手に入ります。「1人何枚まで」といった制限も基本的にはありません(もちろん、常識の範囲内での使用に限りますが)。
そこで私が強くおすすめしたいのが、「次回の分をあらかじめ持ち帰る」というテクニックです。
競馬場に行った際、使い切らなかったきれいなマークシートや、予備として数枚多めに取っておいたカードを、そのままカバンに入れて持ち帰るのです。これはルール違反ではありません。むしろ、JRA側もスムーズな投票を推奨しています。
マークシートを持ち帰る「自宅予習」のメリット
- 焦らず記入できる:レース当日の競馬場は混雑しており、記入台の場所を確保するのも一苦労です。自宅なら、コーヒーでも飲みながら落ち着いてマークできます。
- ミスが減る:「場名」や「レース番号」の塗り間違いは、焦っている時ほど起こります。前日にゆっくり準備しておけば、ケアレスミスを激減させることができます。
- 到着後すぐに買える:競馬場に着いたら、すでに記入済みのカードを発券機に入れるだけ。行列に並ぶ時間を短縮し、パドックやレース観戦に時間を使えます。
また、筆記用具についても補足しておきます。競馬場には簡易的な鉛筆(ペグシル)が無料で置かれていることが多いですが、最近はSDGsの観点や在庫状況により、見つけにくい場合もあります。コンビニにはマークシートはありませんが、鉛筆やシャープペンシルは売っていますので、筆記用具だけは事前に用意しておくか、お気に入りのペンを持参するのがスマートです。
ちなみに、ボールペンでもマークシートは反応しますが、間違えた時に消しゴムで消せないため、修正が効く「鉛筆(HBまたはB)」や「シャープペンシル」の使用を強く推奨します。フリクションなどの「消せるボールペン」は、熱でインクが消える性質上、発券機の内部熱でマークが消えてエラーになるリスクがあるため、避けたほうが無難です。
自動発売機でエラーが出た場合の対処法
いざ発券機にマークシートと現金を入れ、「購入」ボタンを押そうとした瞬間に「ピンポーン!」という警告音とともに画面に赤いエラーメッセージが表示され、カードが返却されてしまう…。後ろに人が並んでいると、心臓が止まりそうになる瞬間ですよね。
ですが、焦る必要は全くありません。自動発売機は「何が間違っているか」を画面上で正確に教えてくれています。エラーには明確な原因と、その場ですぐにできる解決策があります。ここでは、よくあるエラーの種類と、ベテランも使っている「書き直さずに突破する裏技」を含めた対処法を解説します。
1. 最も多い「場名エラー」と「裏技」的対処法
エラー原因のナンバーワンは、開催場(場名)の塗り忘れ、あるいは塗り間違いです。特にウインズなどの場外発売所では、複数の競馬場の馬券を扱っているため、機械は「どこで走る馬を買いたいのか」を指定しないと発券してくれません。
- 塗り忘れの場合:返却されたシートの「場名」欄を塗り足して、再度投入すればOKです。
- 塗り間違いの場合(例:東京を買いたいのに京都を塗った):消しゴムで消そうとすると時間がかかりますし、消しカスで機械が詰まる原因にもなります。
【裏技】間違えたら「両方」塗って機械に選ばせる!
実は、塗り間違えた場合、その間違いを消さずに「本来買いたかった正しい場名」も追加でマークして(=2箇所塗られた状態にして)機械に入れてみてください。
すると機械は「どっちを買いたいの?」と判断に迷い、タッチパネル画面に選択肢を表示してくれます。そこで正しい方の競馬場(例:東京)を指でタップすれば、書き直すことなくそのまま購入できます。これを知っているだけで、パニックにならずに済みますよ。
2. 「合計金額不一致」は追加入金で解決
次に多いのが、マークシートで指定した購入金額よりも、投入した現金の額が少ないケースです。
- 「1,500円分買ったつもりが、千円札しか入れていなかった」
- 「マークの単位を間違えて、予想以上に高額になっていた(例:百円のつもりが千円を塗っていた)」
このエラーが出た場合は、単純に不足分の現金を追加入金すれば、そのまま発券処理が進みます。もし単位を間違えて高額になりすぎてしまった場合は、「とりけし」ボタンを押して全額返金してもらい、マークシートの単位欄を修正(または新しい行に書き直し)しましょう。
3. 「フォーマットエラー」や「読取不能」の原因
これはマークシートの記入内容自体に論理的な矛盾があるか、物理的に読み取れない場合に発生します。
| エラー内容 | 主な原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 存在しない馬番 | 12頭立てのレースなのに「13番」以降を塗っているなど。 | 出馬表(新聞やスマホ)を再確認し、正しい馬番に書き直すか「取消」欄を使う。 |
| マークの矛盾 | 「単勝」を選んでいるのに、1着欄に2頭以上マークしているなど。 | 1点買いのカードなら別の行に分けるか、ボックス・フォーメーションカードを使う。 |
| 読取不能 | マークが薄すぎる、枠からはみ出しすぎている、カードが折れている、濡れている。 | 鉛筆で濃く塗り直す。汚損がひどい場合は新しいカードに書き写すのが最速。 |
特に注意したいのが「消しゴムの消し残し」です。薄く炭素が残っていると、機械はそれを「マークされている」と誤認し、ダブルマークのエラー(二重回答)を引き起こすことがあります。訂正する際は、消しゴムを使わずにその行の「取消」マークを活用するのが、機械エラーを防ぐ鉄則です。
4. J-PLACEや地方競馬でのカード互換性
地方競馬の施設(J-PLACE含む)でJRAの馬券を買う場合、あるいはその逆の場合、「このカードは使えません」と弾かれることがあります。これはシステムの規格が異なるためです。
例えば、J-PLACE(地方競馬の施設でJRAの馬券を売る場所)では、基本的に「その地方競馬場の専用マークシート」を使ってJRAの馬券を買います。この時、場名欄には「東京」や「中山」がなく、代わりに「JRA」というマーク欄があることが多いです。手持ちのJRA緑カードを入れてもエラーになるので、必ず備え付けの専用カードを使用してください。(出典:JRA『自動発売機で馬券を購入する方法』)
エラーが出ても、画面には必ず「〇行目 式別エラー」のように具体的な理由が表示されます。慌ててカードを引き抜かず、一呼吸置いて画面の指示に従うことが、結果的に一番早い解決策になりますよ。
競馬のマークシートの書き方まとめと役立つツール
今回は、競馬の入り口でありながら意外と奥が深い「マークシートの書き方」について深掘り解説しました。たかが紙と鉛筆、されど紙と鉛筆。このアナログなツールを使いこなせるようになると、フォーメーションや流しといった複雑な馬券戦術をスムーズに組み立てられるようになり、結果として競馬の楽しみ方がグッと広がります。
特に、「赤のカード(フォーメーション)」や「青のカード(連複・連単ながし)」を使いこなすことは、単に記入の手間を省くだけでなく、「買い目の抜け漏れ」や「無駄な重複買い」を防ぐという、資金管理(マネーマネジメント)の観点からも非常に重要です。私自身、昔は緑のカードだけで3連単を買おうとして、塗り間違えたり、買い忘れた組み合わせが来たりして悔し涙を流したことが何度もあります。道具を正しく使うことは、的中への近道だと言っても過言ではありません。
買い目点数計算をサポートする便利ツール
マークシートやスマッピーを使いこなす上で、必ず持っておきたいのが「点数計算ツール」です。3連単のフォーメーションで「1着1頭、2着3頭、3着5頭」とマークしたとき、瞬時に点数が「12点」だと計算できる人はなかなかいませんよね。点数が分からずに窓口に行き、想定外の金額(数万円など)が表示されて冷や汗をかいた…なんてことにならないよう、事前にアプリで確認する癖をつけましょう。
YUKINOSUKEおすすめの計算ツール・アプリ
- JRA公式「フォーメーション組合せ数計算」:
JRAの公式サイトにある機能です。インストール不要でブラウザからすぐに使えます。もっとも信頼性が高く、ボックスや流しの計算も正確です。
(出典:JRA『マークカードの記入方法・点数計算』) - MyKeiba:
シンプルで使いやすい収支管理・投票アプリです。マークシート風の入力画面で点数計算ができるため、直感的に操作できます。 - 馬券点数電卓:
その名の通り、点数計算に特化したアプリです。「もしこの馬を足したら何点増えるか?」といったシミュレーションがしやすく、予算オーバーを防ぐのに役立ちます。
競馬のロジックを深く学べるおすすめ書籍
また、マークシートの記入法という「技術」だけでなく、馬券のロジックや競馬の仕組みそのものを体系的に学びたい場合は、ネットの情報だけでなく「書籍」を一冊通読することをおすすめします。体系化された知識は、予想の軸をブレさせないための土台になります。
- 『勝ち馬がわかる競馬の教科書』:
競馬の基礎から予想のファクターまで網羅されており、初心者が最初に手に取るのに最適です。
- 『マンガでわかる 勝つための競馬入門』:
文字ばかりだと疲れてしまう方には、視覚的にルールや買い方を学べるマンガ形式がおすすめです。
- 『馬場のすべて教えます』:
少しマニアックですが、馬券の当たり外れに直結する「コース」や「馬場状態」について深く理解できる良書です。
現代の競馬は、マークシート、スマッピー、インターネット投票(IPAT)と、購入手段が多様化しています。しかし、どの方法を使うにせよ、基本となるのは「自分がどういう論理で、どの馬券を買うか」という意思決定です。その意思を正確に機械に伝えるためのツールがマークシートなのです。
これらを自在に操り、週末の競馬ライフをよりスマートに、そしてエキサイティングに楽しんでくださいね!入念に準備されたあなたの予想が、見事な的中馬券となって返ってくることを願っています。
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