こんにちは。YUKINOSUKEです。
最近、地方競馬場が醸し出す独特の「エモさ」や「昭和レトロな雰囲気」にどっぷりとハマってしまい、休日のたびにカメラを片手に全国の競馬場を巡っています。そんな私が今回、自信を持ってフォーカスするのは、オグリキャップの聖地としても名高い岐阜県の「笠松競馬場」です。
今、この記事に辿り着いたあなたは、きっと次の週末あたりに笠松へ遊びに行こうと計画しているのではないでしょうか? あるいは、「ウマ娘」でオグリキャップを知り、その故郷を一度見てみたいと思っているのかもしれません。
しかし、いざ行こうと思って調べてみると、ワクワクと同時にこんな「予期せぬ不安」が次々と湧いてきませんか?
- 「指定席を利用したいけど、ネット予約ができないって本当?」
- 「500円という安さは魅力的だけど、安すぎて設備がボロボロなんじゃないか?」
- 「初めて行くのに、常連さんばかりの空間で肩身の狭い思いをしないだろうか?」
- 「スマホで投票したいけど、充電できる場所やWi-Fiはあるの?」
- YUKINOSUKE
その気持ち、痛いほどよく分かります。私自身、初めて笠松競馬場を訪れた時は、JRA(中央競馬)のような至れり尽くせりの環境とのギャップに戸惑い、モバイルバッテリーを忘れて途方に暮れた経験があります。
指定席料金が500円という破格の設定は、笠松競馬場の最大の武器です。しかし、その安さの裏には、昭和から変わらないアナログな購入システムや、現代のIT環境とはかけ離れた設備事情という「リアル」が存在します。また、時代の変化に合わせて大きく改善されたタバコ事情や、意外にもカップルで楽しめるデートスポットとしてのポテンシャルなど、行ってみないと分からない情報がたくさんあります。
- YUKINOSUKE
そこでこの記事では、実際に何度も現地で指定席を利用し、その酸いも甘いも肌で感じてきた私YUKINOSUKEが、公式サイトのスペック表だけでは決して分からない「利用者のリアルな視点」ですべての疑問を一つひとつ丁寧に解消していきます。
これを読み終える頃には、あなたはまるで10年来の常連のように、スムーズに指定席を確保し、美味しいグルメを片手に、快適にレースを満喫するためのノウハウを全てマスターしているはずです。さあ、一緒にディープで温かい笠松競馬場の攻略法を見ていきましょう!
- 笠松競馬場の指定席(ユーホールなど)の種類と圧倒的なコスパの良さがわかる
- 予約不可の指定席を確実に確保するための当日の具体的な動き方が理解できる
- 電源やWi-Fi、空調などの設備環境の現状と、持参すべき必須アイテムがわかる
- 指定席エリアならではの絶品グルメや、デートスポットとしての活用法を知ることができる
笠松競馬場の指定席の種類や料金と設備の詳細
笠松競馬場の指定席は、他の近代的な競馬場と比較しても非常にリーズナブルで、誰でも気軽に利用しやすいのが最大の特徴です。「指定席」と聞くと少し敷居が高く感じるかもしれませんが、笠松に関しては全くそんなことはありません。まずは、座席の種類や基本的な設備スペック、そして笠松ならではの独特の購入ルールについて、私の実体験を交えながら徹底的に解説していきます。
特別観覧席ユーホールの種類と500円の料金設定
笠松競馬場の有料席(指定席エリア)は、大きく分けて西スタンドの「特別観覧席」と、東スタンドの「ユーホール」の2種類が存在します。どちらも空調が完備されたガラス張りの屋内席となっており、季節や天候に左右されずに快適に観戦できる素晴らしいエリアです。
特筆すべきは、なんといってもその料金設定の驚異的な安さです。一般的なプロスポーツ観戦や、JRA(中央競馬)の指定席が1,500円〜3,000円、高い席では5,000円以上することを考えると、笠松競馬場の価格設定はまさに「価格破壊」と言えるでしょう。それぞれの特徴と違いを詳しく見ていきましょう。
驚きのワンコイン!座席タイプ別スペック比較
まず、2つのエリアの基本スペックを比較表にまとめました。わずか100円の差ですが、設備や特徴には明確な違いがあります。
| 項目 | ユーホール(東スタンド) | 特別観覧席(西スタンド) |
|---|---|---|
| 料金(本場開催時) | 500円 | 600円 |
| 座席タイプ | エリア内自由席 | 指定席(座席番号あり) |
| 主な設備 | 長椅子、テーブル | 個席、テーブル、卓上モニター |
| 眺望の特徴 | ゴール前での攻防が大迫力 | コース全体を俯瞰・1400m発走地点 |
| おすすめの層 | 安さ重視、初心者、グループ | 予想重視、お一人様、データ派 |
注意:上記料金に加え、競馬場への入場料(100円)が別途必要です。それでも合計600円〜700円で一日中楽しめます。
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① ゴール前の興奮なら「ユーホール(500円)」
東スタンド3階に位置する「ユーホール」は、500円という圧倒的な安さが魅力です。ここは基本的に「エリア内自由席」となっており、チケットを購入してエリアに入った後は、空いている好きな席を確保するスタイルです(※混雑時は詰めて座るよう案内されることがあります)。
ユーホールの最大の特徴は、ゴール板に近い位置にあることです。最後の直線で馬たちが激しく競り合いながらゴールに飛び込む瞬間を、ガラス越しに目の前で目撃できます。写真撮影をメインにする方や、レースの臨場感を肌で感じたい方には、こちらのエリアが最適でしょう。
② じっくり予想派には「特別観覧席(600円)」
一方、西スタンド3階にある「特別観覧席」は、ユーホールより100円高い600円ですが、それ以上の付加価値があります。最大の違いは、テーブルごとに専用の卓上モニターが設置されている点です。このモニターでオッズやパドックの映像を手元で確認できるため、わざわざ大型ビジョンを見に行ったり、スマホで細かくチェックしたりする手間が省けます。
また、こちらはコース全体をバランスよく見渡せる位置にあり、特に笠松競馬の主要距離である1400m戦のスタート地点(ポケット地点)がよく見えます。ゲート入りの様子から展開を予測し、レース全体を俯瞰して分析したい「ガチ予想派」の方には、迷わずこちらをおすすめします。
なぜここまで安いのか?その価値を考える
「安すぎて逆に不安…」と思われるかもしれませんが、この安さの理由はシンプルに「施設が昭和レトロ(年季が入っている)だから」です。ピカピカの最新設備ではありませんし、最新の映画館のようなフカフカのソファがあるわけでもありません。
しかし、雨風をしのげる屋根、暑さ寒さを防ぐエアコン、そして予想紙やマークシートを広げるのに十分なスペースのある机。これら「競馬観戦に必要な機能」は完璧に揃っています。わずか500円〜600円の追加投資で、立ちっぱなしの疲労から解放され、自分だけの快適な「基地」を確保できると考えれば、これほどコストパフォーマンスの高い投資はないと私は確信しています。
(出典:地方競馬情報サイト『笠松競馬場ガイド』)
電源やWi-Fiなどの設備環境とエアコンの有無
現代の競馬ファンにとって、スマートフォンやタブレットは「武器」です。オッズの変動をリアルタイムで追いかけ、パドック映像を手元で確認し、締め切り直前にネット投票を完了させる。これらの一連のプロセスをスムーズに行うためには、「電源(コンセント)」と「通信環境(Wi-Fi)」というインフラが命綱となります。
しかし、ここは昭和の香りを色濃く残す笠松競馬場。最新鋭のJRA競馬場や、リニューアルされた地方競馬場と同じ感覚で訪れると、痛い目を見るかもしれません。ここでは、現地のリアルな設備事情と、私たちが準備すべき「自衛策」について包み隠さず解説します。
昭和レトロな設備環境の現実:コンセントはあるのか?
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結論から申し上げますと、笠松競馬場の指定席エリアにおいて、全席に電源コンセントやUSBポートが完備されているわけではありません。
最近のスタジアムやアリーナでは「1席1電源」が当たり前になりつつありますが、笠松競馬場の施設自体は非常に年季が入っています。一部の柱付近や壁際、あるいは特定のテーブルの下にコンセントの差し込み口が見つかる場合があるかもしれませんが、それはあくまで「運が良ければ」のレベルです。公式に「電源使えます」と謳っているわけではないため、勝手に使用してトラブルになるのも避けたいところです。
そのため、基本的には「自分の席には電源がない」という前提で準備をしていくのが鉄則です。朝から最終レースまで、画面を明るくしてオッズを見続け、GPSを使い、投票アプリを起動させていると、スマホのバッテリーは驚くほどの速さで消耗します。「メインレースの前に充電が切れた!」なんていう悲劇を避けるためにも、大容量のモバイルバッテリー(10,000mAh以上推奨)の持参は、馬券を買うお金と同じくらい重要です。
モバイルバッテリーについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事でもおすすめモバイルバッテリーを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
通信環境とWi-Fi事情:ネット投票派の生命線
次にWi-Fi事情です。笠松町が提供する公衆無線LAN(Kasamatsu_Town_Free_Wi-Fi)などが飛んでいるエリアもありますが、これも過度な期待は禁物です。
競馬場には多くの人が集まります。特に重賞開催日などは、数千人が一斉に通信を行うため、フリーWi-Fiは回線が混雑して繋がりにくくなったり、速度が極端に遅くなったりすることが頻繁に起こります。投票締め切り1分前に「読み込み中」のマークがぐるぐる回り続けて投票できなかった……という経験、皆さんにもありませんか?私はあります。
ネット投票をメインに考えている方は、この「通信環境の自衛」が快適さを左右する大きな要因になります。ご自身のキャリア回線(4G/5G)のデータ容量に余裕を持たせておくか、安定した通信を確保できるポケットWi-Fiを持参することを強くおすすめします。
注意点
楽天競馬やSPAT4などの投票アプリは、動画視聴をしなくても意外と通信量を消費します。月末でギガが足りない方は特に注意が必要です。
ちなみに、競馬場のWi-Fiについては、以下の記事でも詳しく解説しています。「競馬場のWi-Fi」をもっと深く知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
最強のシェルター「エアコン完備」の価値
IT設備に関しては少し厳しい現実をお伝えしましたが、物理的な快適性に関しては「エアコン完備」という最強のメリットがあります。実はこれこそが、500円を払って指定席を利用する最大の理由かもしれません。
笠松競馬場が位置する岐阜県羽島郡周辺は、気候の厳しさで知られています。 夏は、内陸特有の逃げ場のない猛烈な暑さが襲います。スタンドの照り返しは強烈で、屋外で一日過ごすのは体力勝負です。 逆に冬は、関ヶ原方面から吹き抜ける「伊吹おろし」と呼ばれる、骨身に染みる冷たく乾いた強風が名物です。この風が吹くと、体感温度は氷点下並みになり、マークシートを塗る手も震えるほどです。
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そんな過酷な気象条件の日でも、指定席エリア(ユーホールや特別観覧席)に入れば、そこは別世界です。ガラス一枚隔てた向こう側では砂煙が舞っていても、こちら側は夏は涼しく、冬はポカポカ。快適な室温の中で、上着を脱いでリラックスしながらレースに集中できます。
YUKINOSUKEの結論
電源やWi-Fiがない不便さはグッズでカバーできますが、暑さ寒さのダメージはグッズでは防ぎきれません。「500円で買える最強のシェルター」として、体調管理のためにも指定席の利用は非常に合理的で賢い選択だと言えます。
ネット予約は不可で当日の買い方は先着順のみ
「よし、次は指定席で観戦しよう!」と決意した次に気になるのが、チケットの購入方法です。JRA(中央競馬)や南関東の競馬場(大井・川崎など)では、スマートフォンを使ったインターネットでの事前予約や抽選販売が当たり前になっています。
しかし、ここ笠松競馬場においては、そういったデジタルな常識は通用しません。笠松競馬場の指定席は、原則として「当日現地での先着順販売」というオールドスタイルを頑なに貫いています。(※2025年時点の情報)
「えっ、予約できないの?」と不安になる方もいるかもしれませんが、このアナログなシステムには、意外なメリットと攻略の面白さが詰まっています。ここでは、その仕組みと当日の立ち回りを徹底的にシミュレーションします。
Web予約ができないことの「意外なメリット」
「遠方から行くのに、席が確保されているか分からないのは怖い」という慎重派の方にとって、予約不可というシステムは確かにリスク要因です。しかし、裏を返せば「ネット上の熾烈なクリック合戦に参加する必要がない」とも言えます。
人気アーティストのチケットやJRAのG1デーの指定席のように、「発売開始1秒でサーバーがダウンして売り切れ」という理不尽な事態はここにはありません。笠松の場合、購入権を得られるのは「当日、早起きをして現地に足を運んだ人」だけです。
つまり、ITリテラシーや回線速度に関係なく、「早起き」という行動力さえあれば、誰にでも平等に特等席に座るチャンスがあるのです。ある意味で、非常に公平で健全なシステムだと思いませんか?
【完全保存版】当日の購入手順シミュレーション
では、実際に現地でどのように購入するのか、時系列に沿って具体的な手順を見ていきましょう。初めての方でも迷わないよう、ポイントを押さえて解説します。
- 入場門へ到着・入場料の支払い
まずは笠松競馬場の正門へ向かいます。入場ゲート(コインゲートまたは有人窓口)で入場料100円を支払って場内へ入ります。
※注意:ここで100円硬貨が必要になります。スムーズに入場するため、予め小銭を用意しておきましょう。 - 指定席券売場へ移動
ゲートをくぐったら、まずはレースを見る前に「指定席券売場」を目指します。基本的にはスタンド方面へ進みますが、ユーホール(東スタンド)と特別観覧席(西スタンド)で入口が異なる場合があります。場内の案内表示を確認するか、分からなければ近くの警備員さんに「指定席はどこで買えますか?」と聞けば親切に教えてくれます。 - 窓口でチケット購入(現金のみ!)
売場の窓口で、希望の席種(「ユーホール」または「特別観覧席」)を伝えます。料金(500円または600円)を現金で支払います。
※重要:クレジットカードや電子マネーは基本的に使えません。必ず現金を握りしめて並んでください。 - チケット受け取り・エリア入場
代金と引き換えに、紙のチケットや入場証(バッジやリストバンド等の場合もあり)を受け取ります。指定されたエリアの入口で係員にそれを提示すれば、晴れて「選ばれし者」のエリアへの入場完了です。
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【超重要】場内にATMはありません!
笠松競馬場内には、銀行ATMやコンビニATMが設置されていません。手持ちの現金が尽きたら、一度再入場の手続きをして(または諦めて)、場外のコンビニまで歩かなければなりません。
指定席代だけでなく、馬券購入資金、グルメ代を含め、必ず多めの現金を事前に用意してから入場してください。
この一連のアナログなプロセス自体が、便利すぎる現代において一種のイベント性を帯びており、チケットを手に入れた時の達成感は格別です。古き良き競馬場の情緒を感じながら、ぜひ「現地購入」を楽しんでみてください。
満席になる時間帯と確実に座るための場所取り
笠松競馬場の指定席は「当日先着順」である以上、どうしても付きまとうのが「せっかく現地まで行ったのに、満席で入れなかったらどうしよう…」という不安です。楽しみにしていた競馬観戦が、立ちっぱなしの苦行に変わる悲劇だけは避けたいですよね。
しかし、安心してください。年間を通じて何度も笠松に通っている私の経験則から、「安全な日」と「危険な日」、そして「絶対に座るための具体的な戦略」を導き出しました。これさえ頭に入れておけば、席確保の勝率は格段に上がります。
【警戒レベル:低】平日の通常開催日
基本的に、平日の通常開催日であれば、過度に心配する必要はありません。私自身、平日の昼過ぎ(12時〜13時頃)にふらっと到着したことが何度もありますが、チケットが売り切れていた経験は一度もありません。
実際、口コミサイトなどの情報でも「平日の特別観覧席の入りは10%程度」といった声があるように、よほどのことがない限り座れます。ただし、「ゴール板の真正面」や「最前列」といった特等席は、常連のベテラン勢が開門と同時に確保してしまうことが多いため、座席位置にこだわりたい場合は、やはり午前中の早い時間に到着するのがベターです。
【警戒レベル:高】土日祝・重賞・年末年始
警戒レベルを最大に引き上げるべきなのが、以下の「特定日」です。この日に指定席を狙う場合、平日と同じ感覚で行くと痛い目を見ます。
指定席争奪戦が激化する日(例)
- オグリキャップ記念(4月頃):全国からオグリファンが集結します。
- 笠松グランプリ(11月〜12月):好メンバーが揃うため混雑必至。
- 年末年始シリーズ(特に12/30・31の東海ゴールドカップ):一年で最も混雑します。開門と同時に満席になる可能性が極めて高いです。
- ウマ娘などのコラボイベント開催日:若いファン層が殺到し、普段とは異なる速さで席が埋まります。
こうした日は、県内外から数千人のファンが詰めかけます。過去には、用意された約800席(ユーホール+特別観覧席)が午前中の早い段階で完売し、場内放送で「満席」のアナウンスが流れた事例も多々あります。
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勝負は開門前!「早起き」こそ最強の攻略法
では、混雑日に確実に席を確保するにはどうすればいいのでしょうか?答えはシンプル、「開門待ちの行列に並ぶ」ことです。
笠松競馬場の開門時間は通常10:00(冬場や混雑時は9:30、9:00になることも)ですが、重賞日の場合は、その30分〜1時間前には入場門に到着しておくことを強くおすすめします。「早すぎるのでは?」と思うかもしれませんが、先頭集団に入っておけば、間違いなくチケットを購入できます。
YUKINOSUKEのメモ
年末開催などの超混雑日は、開門時間が予定より早まる(アーリーエントリー)ことがよくあります。公式サイトで「9:30開門」とあっても、9:15頃に開くこともあるため、余裕を持って到着するのが鉄則です。
【重要】エリアによる「場所取り」ルールの違い
チケットを買った後の動きも重要です。実は、選ぶ席種によって「席の確保方法」が異なります。
| 席種 | 席確保のタイミング | 攻略ポイント |
|---|---|---|
| 特別観覧席(西) | チケット購入時 | 窓口で座席指定をして購入するため、チケットを手に入れた時点で席は確保されます。慌てて走る必要はありません。 |
| ユーホール(東) | エリア入場後 | 基本的に「エリア内自由席」です。チケットを買ってエリアに入った後、自分で空いている席を見つけて確保する必要があります。 |
特に「ユーホール」を利用する場合、チケットを買って安心していると、良い席が埋まってしまう可能性があります。エリアに入ったら、まずは新聞やハンカチ(貴重品はNG!)を置いて、自分の席を物理的にキープしましょう。これぞ昭和の競馬場のマナーであり、嗜みです。
喫煙ルールとタバコを吸う場所や分煙状況
「競馬場といえば、鉄火場で紫煙が立ち込めている…」そんな昭和のハードボイルドなイメージをお持ちの方もいるかもしれません。しかし、令和の笠松競馬場は劇的に進化しています。
愛煙家の方にとっても、逆にタバコの煙が苦手な方や小さなお子様連れの方にとっても、現地の喫煙事情は非常に重要なチェックポイントです。結論から言うと、現在の笠松競馬場は分煙対策が徹底されており、非常にクリーンな環境で観戦できます。
ただし、指定席のエリアによって「吸える場所までの距離」に大きな違いがあるという落とし穴があります。ここでは、公式情報だけでは見落としがちなリアルな喫煙事情を解説します。
屋内は「完全禁煙」で服にニオイがつかない!
まず大前提として、2020年の健康増進法改正に伴い、笠松競馬場の屋内施設(指定席エリア、ユーホール、投票所など)は原則として「全面禁煙」となっています。
かつてのように、座席で赤ペンを耳に挟みながらタバコをふかす…というスタイルは過去のものです。現在は、指定席の自席で吸うことは一切できません。このルール変更のおかげで、指定席エリア内の空気は非常に澄んでおり、長時間滞在しても髪や服にタバコの嫌なニオイがつく心配がほとんどなくなりました。
これは「デート利用」や「家族連れ」にとって最強のメリットです。タバコの煙が苦手なパートナーを誘う場合でも、指定席さえ確保してしまえば、そこは煙とは無縁の安全地帯(サンクチュアリ)となります。
【超重要】エリアで異なる「喫煙所」へのアクセス事情
さて、ここからが愛煙家の方にとって極めて重要な情報です。「吸えないわけではない」のですが、選ぶ指定席の種類によって、喫煙所への移動の手間が天と地ほど違います。
| エリア名 | エリア内の喫煙所 | 愛煙家への判定 |
|---|---|---|
| 特別観覧席(西) | あり | ◎ 快適 エリア内に喫煙室があるため、移動がスムーズ。 |
| ユーホール(東) | なし(全面禁煙) | △ 要注意 エリア内には無く、わざわざ1階の喫煙所まで降りる必要あり。 |
そうなんです。500円の「ユーホール」はエリア内が完全禁煙となっており、喫煙ルーム自体が存在しません。タバコを吸いたくなったら、一度3階から1階まで階段(またはエレベーター)で降りて、屋外や1階投票所付近の指定喫煙所まで移動しなければならないのです。
一方、600円の「特別観覧席」には、エリア内に喫煙ルームが完備されています。席を立ってすぐ吸いに行けるため、レースの合間の短い時間でもストレスなく一服できます。
YUKINOSUKEのアドバイス
もしあなたが頻繁にタバコを吸うヘビースモーカーなら、100円高くても迷わず「特別観覧席(西スタンド)」を選ぶことを強くおすすめします。一回の移動時間は数分ですが、一日に何度も往復することを考えると、その労力の差は歴然です。
愛煙家が注意すべき立ち回りとマナー
指定席を利用する場合、携帯灰皿は基本的に不要ですが(喫煙所に灰皿があるため)、移動のタイミングには注意が必要です。
特にメインレース直前などは、トイレと同様に喫煙所も混雑することがあります。「一服してから馬券を買おう」と思っていると、締め切り時間に間に合わなくなるリスクがあります。特にユーホール利用者は移動に時間がかかるため、「馬券を買ってから吸いに行く」というルーティンを徹底するのが、心の余裕を持つ秘訣です。
(出典:笠松けいば公式サイト『場内施設』)
笠松競馬場の指定席で楽しむグルメやデートの評判
無事に指定席を確保できたら、次はレース以外の楽しみ方にも目を向けてみましょう。笠松競馬場には、ここに来なければ味わえないディープなグルメや、意外と知られていないデートスポットとしての魅力がたくさん詰まっています。指定席を拠点にして、笠松の魅力を120%楽しむ方法をご紹介します。
エリア内の食事処である喫茶部西のメニュー
指定席エリア、特に西スタンドの「特別観覧席」を利用する者だけに許された特権。それは、エリア内にある隠れた名店「喫茶部 西(きっさぶ・にし)」での食事です。
1階の一般エリアにも美味しい屋台や売店はたくさんありますが、どうしても「立ち食い」や「ベンチでの食事」になりがちです。しかし、この「喫茶部 西」は、昭和のデパートの食堂を彷彿とさせるテーブル席で、ゆっくりと腰を落ち着けて食事ができる貴重なスペースです。喧騒から離れた静かな空間で、予想紙を広げながら箸を進める時間は、まさに大人の休日の醍醐味と言えるでしょう。
勝利を呼ぶ「味噌カツ定食」は必食!
ここの看板メニューであり、多くの笠松ファンが愛してやまないのが「味噌カツ定食」です。これを目当てに指定席券を買うという人もいるほどです。
東海地方のソウルフードである味噌カツですが、ここの味噌ダレは一味違います。濃厚で甘辛い赤味噌ベースのタレが、揚げたてのカツにたっぷりと掛かっており、衣のサクサク感と絶妙にマッチしています。「カツ(勝つ)」という験担ぎの意味でも、勝負前の腹ごしらえにはこれ以上ない選択肢です。白米との相性が恐ろしいほど良く、一口食べればその日一日の活力が湧いてくること間違いありません。
安くて美味い!昭和価格のメニュー構成
「競馬場のレストラン=高い」というイメージがあるかもしれませんが、ここは完全に例外です。価格設定は非常に良心的で、まさに昭和の食堂価格。観光地価格とは無縁のコストパフォーマンスを誇ります。
| メニュー名 | 価格目安 | YUKINOSUKEの一言コメント |
|---|---|---|
| 味噌カツ定食 | ー | 迷ったらコレ。味噌のコクがたまらない王道メニュー。 |
| 焼肉定食 | 850円 | スタミナ満点。お肉とタレでご飯が止まりません。 |
| 焼肉(単品) | 650円 | 定食の「おかず」だけ注文可能。最高の酒のアテです。 |
| 瓶ビール(大) | 650円 | 中瓶ではなく「大瓶」でこの価格は神コスパ! |
- YUKINOSUKE
特筆すべきは「瓶ビール(大ビン)」が650円という点です。今の時代、飲食店で大瓶を頼むと700円〜800円することも珍しくありませんが、ここでは驚きの安さで提供されています。焼肉の単品(650円)をつまみに、昼間から大瓶を傾け、窓の外のパドックを眺める…。これ以上の贅沢があるでしょうか?
【注意】支払いは「現金のみ」&食券制
最後に、利用する上で絶対に気をつけていただきたいポイントがあります。それは「完全現金主義」であることです。
お店の入口には、これまた年季の入った食券機が鎮座しています。ここで食券を購入して注文するスタイルなのですが、当然ながらPayPayなどのQR決済やクレジットカード、交通系ICカードは一切使えません。お財布に小銭や千円札がないと、味噌カツの香りを前にして立ち尽くすことになります。
YUKINOSUKEのメモ
5千円札や1万円札は食券機で使えない場合があります。お店の方に両替をお願いするのも混雑時は気が引けるので、予め1,000円札を用意して入店するのがスマートなマナーです。
(出典:笠松けいば公式サイト『グルメ情報』)
場内売店でのグルメ買い出しや持ち込みルール
「喫茶部 西」での落ち着いた食事も素晴らしいですが、せっかく笠松競馬場に来たのなら、1階の一般エリアに軒を連ねる売店グルメを買い込んで、指定席に持ち込むのも「笠松流」の通な楽しみ方です。
一般的に、地方競馬場は飲食物の持ち込みに対して比較的寛容な文化があります(※最新のルールは現地でご確認ください)。特に笠松競馬場の指定席には使いやすいテーブルがあるので、売店で買い集めたB級グルメを並べて、自分だけの「競馬場フルコース」を作るのが最高に楽しいんです。
絶対王者!「寿屋」の唐揚げ串はマストバイ
場内グルメの筆頭として、私が何をおいても推したいのが、場内売店「寿屋(ことぶきや)」の唐揚げ串です。笠松に来てこれを食べずに帰るのは、馬券を買わずに帰るのと同じくらい勿体ないことです。
ここの唐揚げは、ただの唐揚げではありません。衣がカリッカリに揚げられており、一口噛むと中からジューシーな肉汁が「ジュワ〜」っと溢れ出します。そして何より、独自のスパイスが効いた濃いめの味付けが絶妙で、ビールのおつまみとしてこれ以上の正解はないのではないかと思うほどです。
YUKINOSUKEの推しポイント
串に刺さっているので、箸を使わずに片手で食べられるのが最大のメリット。赤ペンや新聞で両手が塞がりがちな競馬ファンにとって、この「機能性」は神レベルです。
- YUKINOSUKE
まだある!探索すべき笠松B級グルメの名店たち
寿屋以外にも、場内には個性豊かな昭和レトロな売店が点在しています。指定席を拠点に、レースの合間を縫って「買い出し」に行くのも楽しみの一つです。
- 丸金食堂(まるきんしょくどう):
長時間煮込まれてトロトロになった「どてめし」や、出汁が染みた「おでん」が人気。そして、おやつに最適なのが「大判焼き」です。なんと表面に「馬」の刻印が押されており、インスタ映えも狙える隠れた名物です。 - 美津和家(みつわや):
お店の前を通るとソースの焦げる香ばしい匂いが漂ってきます。ここの「焼きそば」は野菜と麺がたっぷりでボリューム満点。ガッツリ食べたい時におすすめです。 - 親睦の店(しんぼくのみせ):
小腹が空いた時にシェアしやすい「たこ焼き」が評判。熱々とろとろの食感は、冬場の観戦で冷えた体に染み渡ります。
これらを両手いっぱいに買い込んで、エレベーターで3階の指定席へ戻る時のワクワク感はたまりません。空調の効いた快適な席で、眼下のレースを見下ろしながら熱々のグルメを頬張る。これぞ、大人の休日の最高の過ごし方ですよね。
マナーを守って楽しもう
持ち込み飲食を楽しむ際は、ゴミの分別や、匂いの強いものを周囲に配慮して食べるといったマナーを心がけましょう。食べた後の串や容器は、場内の所定のゴミ箱へ捨てるのが鉄則です。
(出典:笠松けいば公式サイト『グルメ情報』)
カップルでの利用やデートスポットとしての評判
「今度のデート、笠松競馬場に行かない?」
もしパートナーにそう提案されたら、驚く方もいるかもしれません。「えっ、競馬場? おじさんばかりで怖そうだし、タバコ臭そう…」という昭和のステレオタイプなイメージが脳裏をよぎるからです。
しかし、実際に現地に通っている私YUKINOSUKEから言わせてもらうと、最近の笠松競馬場は、カップルや若い男女のグループ利用がじわじわと増えています。
もちろん、煌びやかなイルミネーションがあるわけでも、お洒落なフレンチレストランがあるわけでもありません。それでもなぜ、デートスポットとして選ばれるのか? その理由は、「圧倒的なコストパフォーマンス」と「指定席が生み出す快適な二人だけの時間」、そして若者の間で再評価されている「エモい昭和レトロ感」にあります。
1人600円で一日遊べる!最強の経済合理性
今の時代、テーマパークに行けばチケット代だけで数千円、映画館でも2,000円近くかかります。しかし、笠松競馬場はどうでしょうか。
なんと、1人わずか600円の初期投資で、朝の開門から夕方の最終レースまで一日中遊び倒すことができるのです。二人合わせても1,200円。この「経済合理性」は、学生カップルや節約しながら楽しみたい若夫婦にとって非常に魅力的です。
チケット代が安く済んだ分、浮いた予算を他の楽しみに回せるのが笠松デートの醍醐味です。
- 名物の「味噌カツ」や「唐揚げ串」を思う存分食べる。
- 1レース100円ずつ賭けて、ドキドキ感を共有する。
- 帰りに岐阜駅周辺で少し豪華なディナーを楽しむ。
「安く済ませた」という貧乏臭さはなく、むしろ「賢くリッチに遊んだ」という満足感が得られるのが、このプランの最大の特徴です。
なぜデートに「指定席」が必須条件なのか?
ただし、デートで利用する場合に一つだけ絶対守ってほしい鉄則があります。それは「ケチらずに必ず指定席を確保すること」です。
1階の一般エリアや屋外スタンドは、どうしても昔ながらのディープなファンが多く、野次が飛ぶこともありますし、屋外の喫煙所からの煙が流れてくることもあります。立ちっぱなしで疲れてしまっては、せっかくのデートも台無しです。
しかし、500円を払って3階の指定席エリア(特にユーホールや特別観覧席)に上がれば、環境は激変します。
デートにおける指定席のメリット
- プライベート感:隣り合って座れるため、二人の世界に入りやすい。
- 清潔と快適:屋内は完全禁煙で空調完備。服に匂いもつかず、汗だくにもなりません。
- 荷物が置ける:バッグや上着を置いて、身軽に場内散策やグルメ買い出しに行けます。
- 会話が弾む:テーブルがあるので、予想紙を広げて「どの馬の名前が可愛いか」なんて会話も盛り上がります。
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指定席という「安全地帯(サンクチュアリ)」を確保することで、ネガティブな要素を排除し、競馬場の楽しい部分だけを抽出して体験できるのです。
「ウマ娘」聖地巡礼と昭和レトロな映えスポット
また、近年の「ウマ娘 プリティーダービー」ブームの影響で、笠松競馬場は「オグリキャップの聖地」として、アニメやゲームファンのカップルが聖地巡礼に訪れる場所になっています。
正門でお出迎えしてくれる「オグリキャップ像」は定番のフォトスポットですし、場内の至る所にある手書きの看板や、年季の入った建物は、Z世代にとっては逆に「昭和レトロでエモい」空間として映るようです。
さらに、笠松競馬場は木曽川の畔に位置しているため、コースの向こう側に広がる川の風景や、堤防を走る名鉄電車の姿など、のどかで牧歌的な景色も楽しめます。指定席からこの景色を眺めながら、ゆっくりとした時間を過ごすのは、都会のデートスポットでは味わえない非日常体験です。
YUKINOSUKEのデートアドバイス
ガチで勝ちに行くのではなく、「名前が可愛い馬」や「二人の誕生日の数字」などで100円だけ賭けて応援するのが、デートを盛り上げるコツです。当たればラッキー、外れても「惜しかったね!」と笑い合える、そんな気軽なスタンスで楽しんでください。
内馬場パドックを見るための攻略法と双眼鏡
笠松競馬場を語る上で欠かせない、最大の特徴にして最大の「攻略難所」。それが「パドックがコースの内側にある(内馬場パドック)」という点です。
通常、多くの競馬場ではパドックはスタンドの裏側に配置されており、ファンの目の前を馬が周回します。しかし、笠松ではレースコースの内側にパドックがあるため、スタンドから物理的な距離が離れています。これは全国の地方競馬場を見渡しても非常に珍しい構造であり、笠松ならではの景観を作り出しています。
この独特な構造をどう攻略するか? ここで、指定席の「高さ」と「アイテム」が勝負を分ける鍵となります。
1階からは見えない「答え」が3階にはある
一般スタンドの1階(最前列)からパドックを見ようとすると、どうしても限界があります。目の前にはダートコースがあり、その向こう側にパドックがあるため、距離がある上に視点が低くなります。結果として、馬の下半身がラチ(柵)に隠れて見えなかったり、奥側を歩いている馬が重なって見えなかったりと、馬体のコンディションを細かくチェックするのは至難の業です。
しかし、3階の指定席(ユーホールや特別観覧席)からであれば、世界は一変します。
視点が高くなることで、パドック全体を「俯瞰(ふかん)」で捉えることができます。馬群全体の隊列、歩くリズム、入れ込んでいる(興奮している)馬の動き、騎手が跨った瞬間の気配の変化など、平面では見えなかった情報が立体的に飛び込んできます。「木を見て森を見ず」にならず、レース全体の相関図を把握できるのは、指定席利用者だけのアドバンテージです。
必須アイテム「双眼鏡」があれば世界が変わる
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俯瞰できるとはいえ、やはり距離があるのは事実。そこで私が強く、強くおすすめしたい攻略アイテムが「双眼鏡(オペラグラス)」です。
「わざわざ荷物になるし…」と思うかもしれませんが、これがあるのとないのとでは、予想の精度と楽しさが段違いです。指定席から双眼鏡を覗けば、そこはもう特等席以上の解像度です。
双眼鏡でチェックすべきポイント
- 筋肉の張り(トモの張り): お尻の筋肉がパンと張っているか。
- 発汗の状態: 無駄な汗(白い泡のような汗)をかいていないか。
- 歩様の硬さ: 脚の運びがスムーズか、キビキビ歩いているか。
- 目の輝き: 闘志があるか、あるいは怯えていないか。
肉眼では「なんとなく小さい馬が歩いているな」程度の認識しかできませんが、双眼鏡を通すことで「あ、あの7番の馬、すごく毛ヅヤが良い! 調子良さそう!」といった具体的な発見が生まれます。この「発見」こそが競馬の醍醐味であり、的中率アップへの近道です。
デートなら「共有」する楽しさを
また、カップルでデート利用する場合にも、双眼鏡は魔法のアイテムになります。
一台の双眼鏡を二人で貸し借りしながら、「見てみて、あの白い馬(芦毛)、尻尾にリボンつけてて可愛いよ」「本当だ! 目がクリクリしてるね」なんて会話をするのも楽しいものです。ガチガチのギャンブルとしてではなく、動物園感覚で「推し馬」を探すツールとして使えば、二人の距離もグッと縮まるはずです。
最近は、安価で軽量な双眼鏡もたくさん売っています。笠松競馬場の指定席を120%楽しむために、ぜひカバンに忍ばせていくことをおすすめします。
ちなみに、双眼鏡については、以下の記事でも詳しく解説しています。「双眼鏡」をもっと深く知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
快適に過ごすための持ち物や必須の現金準備
ここまで笠松競馬場の魅力をお伝えしてきましたが、最後に、これらの体験を「トラブルなく」「快適に」楽しむために、私が必ず持っていく「三種の神器」+αをご紹介します。
ハッキリ言います。笠松競馬場は、都心の最新ショッピングモールのような便利さはありません。昭和のまま時間が止まったような場所だからこそ、事前の装備が当日の快適度(QOL)を劇的に左右します。現地で「しまった!」と後悔しないよう、以下のアイテムだけはカバンに入れておいてください。
【最重要】現金(特に小銭と1,000円札)
笠松競馬場に行く上で、何をおいても準備しなければならないのが「現金」です。キャッシュレス化が進む現代ですが、場内は驚くほど「現金社会」です。
- 入場料(100円): 入場ゲートはコイン式の場合があり、100円玉がないと両替機を探すタイムロスが発生します。
- 指定席券(500円): 券売所は現金のみです。
- グルメ(数百円〜): 「喫茶部 西」や売店のほとんどは現金決済のみです。
- 馬券購入: 当然ですが、マークシート投票には現金が必要です。
【緊急警告】場内にATMはありません!
これが最大の罠です。笠松競馬場の敷地内には、銀行ATMはおろか、ATM付きのコンビニもありません。
もし軍資金が尽きたら、一度退場して(再入場券をもらって)、徒歩で場外のコンビニまで行く必要があります。往復20分以上のロスは致命的です。必ず、予算+予備費を含めた現金を、特に1,000円札と100円玉を多めに崩してから入場してください。
【生命線】大容量モバイルバッテリー
前述の通り、指定席には基本的にコンセントがありません。しかし、現代の競馬観戦はスマホを酷使します。
楽天競馬でオッズを確認し、地方競馬ライブでパドック解説を聞き、X(Twitter)で予想家の見解を検索する…。これらのアプリはバッテリー消費が激しく、メインレースを迎える頃には充電が20%を切っている、なんてこともザラです。
帰りの電車でスマホが使えないと暇潰しもできませんし、万が一の連絡も取れません。最低でもスマホを2回フル充電できる10,000mAhクラスのモバイルバッテリーは必携です。
【快適性UP】折りたたみクッション&ウェットティッシュ
「あると便利」ではなく「ないと辛い」のがこの2つです。
① 折りたたみクッション
指定席の椅子はプラスチック製や硬めの素材であることが多く、長時間座っていると確実にお尻や腰が悲鳴を上げます。100円ショップやアウトドア用品店で売っている、発泡スチロール製の薄い折りたたみクッション(座布団)を一枚敷くだけで、疲労度が劇的に軽減されます。
② ウェットティッシュ(除菌シート)
笠松グルメは「味噌カツ」「どて煮」「焼き鳥」など、タレが濃くてベタつきやすいものが多いです。箸を使わずに串にかぶりつくことも多いため、手や口元を拭くのに必須です。また、施設のテーブルなどが少し汚れている場合もあるため、サッと拭いて清潔な環境を作るためにも役立ちます。
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YUKINOSUKEの「持ち物チェックリスト」
出発前の最終確認用に、私がいつも使っているリストを公開します。スクショして使ってください。
| 重要度 | アイテム名 | 用途・理由 |
|---|---|---|
| ★★★ | 現金(小銭多め) | 場内ATMなし。全ての支払いに必須。 |
| ★★★ | モバイルバッテリー | 電源なし。情報収集と投票の命綱。 |
| ★★☆ | 折りたたみクッション | お尻の痛み対策。長時間戦の味方。 |
| ★★☆ | ウェットティッシュ | グルメの汚れやテーブルの掃除用。 |
| ★☆☆ | クリアファイル | 専門紙やマークシートが折れないように。 |
| ★☆☆ | ポケットWi-Fi | 混雑時の通信制限回避用。 |
| ★☆☆ | ゴミ袋(小) | 食べた後の串やゴミをまとめるマナー用。 |
これだけの準備をしておけば、昭和レトロな不便さを感じることなく、むしろその雰囲気を楽しみながらストレスフリーで一日中競馬に没頭できます。「備えあれば憂いなし」です!
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まとめ:笠松競馬場の指定席はコスパ最強の環境
今回は、オグリキャップの聖地・笠松競馬場の指定席(ユーホール・特別観覧席)について、その種類から独特な購入ルール、そして昭和レトロな設備を快適に乗りこなすためのノウハウまで、徹底的に解説してきました。
記事の最後にもう一度、私が声を大にしてお伝えしたい結論があります。それは、「笠松競馬場に行くなら、500円をケチらずに絶対に指定席をとるべき」ということです。
わずかワンコインで手に入る「特権階級」の体験
入場料100円にプラスして、わずか500円〜600円。今の時代、チェーン店の牛丼一杯分、あるいはカフェのコーヒー一杯分の値段です。この投資だけで手に入るリターンを想像してみてください。
- 「疲れない」特権: 立ちっぱなしのコンクリートから解放され、自分だけの椅子とテーブルがある。
- 「快適な」特権: 真夏の猛暑や真冬の伊吹おろしをシャットアウトする、空調完備のシェルター。
- 「見渡す」特権: ゴール前の攻防から内馬場のパドックまで、全てを俯瞰できる素晴らしい眺望。
- 「煙くない」特権: タバコの煙やニオイを気にせず、クリーンな環境でレースに集中できる。
これら全てのストレスを排除し、純粋に競馬の楽しさだけを抽出できる環境が、ワンコインで手に入るのです。全国のどの競馬場と比較しても、これほどコストパフォーマンスに優れた選択肢は他にないと言っても過言ではありません。
「不便さ」すらも愛すべきエンターテインメント
確かに、「ネット予約ができない」「電源やWi-Fiがない」といったアナログな側面はあります。しかし、この記事を読んだ皆さんは、もうその攻略法を知っているはずです。
「予約できないなら、早起きして一番乗りすればいい」「電源がないなら、モバイルバッテリーを持っていけばいい」。そんな風に、昭和レトロな不便さを事前の準備で乗り越えるプロセス自体を、ぜひイベントとして楽しんでみてください。
スマホ片手にデジタルに完結する現代だからこそ、わざわざ現地に足を運び、現金のやり取りでチケットを買い、紙の予想紙に赤ペンで印をつける。そんな「手間」をかける時間が、日常を忘れる最高のリフレッシュになるはずです。
YUKINOSUKEからのラストメッセージ
指定席の窓から、かつてオグリキャップが駆け抜けた白い砂のコースを見下ろしてみてください。片手には熱々の「唐揚げ串」、もう片手には「味噌カツ定食」の食券。そこには、他では味わえない格別な休日が待っています。
ぜひ次回の休みは、早起きをして笠松競馬場へ出かけてみてください。そして、500円のチケットを手に入れて、ディープで熱い笠松の魅力にどっぷりと浸ってみてはいかがでしょうか。
※本記事の情報は執筆時点(2025年1月)のものです。開催日程や料金、施設の運用ルールは変更になる可能性があるため、お出かけの際は必ず笠松けいば公式サイト等の最新情報をご確認ください。
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