川崎競馬場の入場料は100円?無料?買い方も

競馬の知識

こんにちは、YUKINOSUKEです。

川崎競馬場へ遊びに行こう!と思った時、ふと「あれ、川崎競馬場の入場料っていくらだっけ?」と疑問に思うこと、ありますよね。私も最初は「JRA開催日(J-PLACE川崎)って無料なのかな?それとも100円かかる?」「子供を連れて行きたいけど、子供料金はどうなってるんだろう?」と色々調べた記憶があります。

さらに、「入場券の買い方はどうすればいいの?」「今どきSuicaやPayPayは使えないの?まさか100円硬貨が必須?」なんて、キャッシュレス決済に慣れていると、すごく気になるところだと思います。競馬場って、意外と現金が必要な場面があったりしますからね。

そして、一番ややこしいのが指定席を利用する場合かもしれません。「指定席料金を払うのに、さらに入場料も100円いるの?」「うっかり二重払いしちゃいそうで不安…」と感じる方は、きっと多いはずです。

実は、川崎競馬場の入場料は、その日に行われているのが川崎競馬独自の「本場開催」なのか、それともJRAや他の競馬場の馬券を売る「場外発売」なのかで、ルールがまったく違うんです。この違いを知らないと、払わなくてもいい日にお金を用意してしまったり、逆に必要なのに持っていなくて慌てたりするかもしれません。

この記事では、川崎競馬場の入場料の基本的なルール、「100円の日」と「無料の日」の明確な違いから、ちょっと複雑な指定席料金との関係、シニア割引やJRAフリーパスは使えるのか?といった点まで、皆さんが抱える疑問をスッキリ解決できるよう、私のほうでしっかり調べた情報を分かりやすく解説していきますね。

  • 入場料が100円の日と無料の日の違い
  • SuicaやPayPayが使えるかなど入場券の買い方
  • 入場料が含まれる指定席の料金と予約方法
  • 子供料金やシニア割引・JRAフリーパスの適用
  1. 川崎競馬場 入場料は100円?無料?
    1. 入場料が無料になる日とは?
      1. パターン1:JRAの場外発売日 (J-PLACE川崎)
      2. パターン2:南関東・地方競馬の場外発売日
    2. JRA開催日(J-PLACE)の入場料
    3. 子供や15歳未満の入場料について
      1. 本場開催日は「一旦支払い、後で払い戻し」
      2. 指定席券を買った場合も払い戻し対象!
    4. 入場料の買い方と支払い方法
      1. 入場方法1:当日入場門コインゲート(100円硬貨)
      2. 入場方法2:当日券売機(100円入場券)
      3. 入場方法3:インターネット予約(QRコード入場)
    5. SuicaやPayPayは使える?
  2. 川崎競馬場 入場料と指定席料金ガイド
    1. 指定席料金に入場料は含まれる?
      1. 絶対に避けたい!入場料の「二重払いの罠」
      2. 指定席利用者の「正しい手順」はこれ!
    2. 指定席の予約方法と料金一覧
      1. 予約方法1:インターネット予約(チケットペイ)
      2. 予約方法2:当日券売機(空席がある場合のみ)
      3. 2号スタンド(2nd Stand)の指定席・料金一覧
        1. ▼ 個人向け座席(1名~)
        2. ▼ グループ向け座席(ボックス席)
      4. 1号スタンド(1st Stand)の指定席・料金一覧
        1. ▼ 個人向け座席(1名~)
        2. ▼ グループ・特別席
    3. シニア割引やJRAフリーパスは?
      1. JRAフリーパスの日:適用されません
      2. シニア(高齢者)割引:適用されません
      3. SPAT4会員の優待:ありません
    4. アクセスと無料送迎バスの有無
      1. 電車でのアクセス(最寄り駅)
      2. 【最重要】無料送迎バスはありません
    5. 駐車場の料金と情報
      1. 駐輪場(自転車・バイク)
      2. 自動車駐車場
    6. 川崎競馬場 入場料の総まとめ
    7. 関連記事リンク

川崎競馬場 入場料は100円?無料?

まず、一番大事な結論からお伝えしますね。川崎競馬場の入場料の仕組みは、実はとてもシンプルです。その日に「川崎競馬場でレースをしているか、していないか」だけで決まります。

基本は「100円の日」か「無料の日」かの2択です 。

「じゃあ、その違いって何?」と思いますよね。これは、その日に川崎競馬場が「主催者(本場)としてレースを開催しているか」、それとも「他の競馬場の馬券を売るだけ(場外発売)か」という、運営モードの違いだけで決まります。

入場料の基本ルール

  • 入場料100円が必要な日:川崎競馬場が自身のコースでレースを行う「本場開催日」(平日のナイター開催など)
  • 入場料が無料になる日:JRAや他の南関競馬(浦和・船橋・大井)の馬券を売る「場外発売日」(主に土日や平日昼間など)

これを押さえておけば、もう迷うことはありません。例えば、「JRAのG1レースを買いに行きたい土日」や「平日のナイター開催」で、それぞれ料金がどうなるのか、次の項目でハッキリさせていきましょう。

また、この100円というのは、あくまで競馬場の敷地内に入るための「入場券」の料金です 。雨風をしのげる快適なスタンドの座席(指定席)は、また別の料金体系になっています(この点は、後半の「指定席料金ガイド」で詳しく解説しますね) 。

このセクションでは、まず「無料になる日」の具体的な条件、お子さん(15歳未満)の料金、そして「100円をどうやって支払うのか?(買い方)」といった、基本的な入場料のルールについて、詳しく見ていきましょう。

入場料が無料になる日とは?

はい、ここがまず最初のポイントですね!川崎競馬場には、入場料が一切かからずに「無料」で入れる日があります。これ、知らないと「あれ、今日は100円玉いらないの?」ってなりますよね。

じゃあ、どんな日が無料になるのかというと、それは川崎競馬場が「場外発売(じょうがい はつばい)」を行っている日です 。

これはつまり、川崎競馬場がメインの主催者じゃなくて、他の競馬場のレースの馬券を売る「サテライト(中継所)」みたいになっている日、とイメージすると分かりやすいかなと思います。

川崎競馬場のコース自体はレースに使わずに、大型ビジョンでレースを放映して、馬券だけを売ることに専念している日ですね。この日は、競馬場への入場自体は無料なんです 。

具体的には、大きく分けて以下の2つのパターンが「入場無料」に該当します。

【入場無料になる2つのパターン】

パターン1:JRAの場外発売日 (J-PLACE川崎)

これは主に土曜日や日曜日の昼間ですね。JRA、つまり中央競馬(例:東京競馬場や中山競馬場)のレースの馬券を売る「J-PLACE川崎」として営業している日です 。ダービーや有馬記念の日なんかも、川崎競馬場で観戦・馬券購入ができますが、その日は川崎競馬自体はレースをしていない(場外)ので、入場料は無料になります。

パターン2:南関東・地方競馬の場外発売日

これは主に平日の昼間やナイターの時間帯です。南関東には川崎のほかに浦和・船橋・大井競馬場がありますよね。この4つの競馬場は、開催日程をずらしながらリレー形式で「本場開催」を行っています。

例えば、大井競馬場で「東京大賞典」をやっている日は、大井が「本場開催」です。その時、川崎競馬場は、大井のレース馬券を売る「場外発売所」として機能するので、入場料が無料になる、という仕組みです 。

このように、川崎競馬場がメイン(本場開催)じゃない日は、入場料が無料になる、と覚えておくとバッチリです。

逆に、川崎競馬場が自身のコースでレースを行い、メインイベントとして運営されている「本場開催日」(例えば、川崎名物の「スパーキングナイター」が開催されている日など)は、入場料として100円が必要になります 。

「じゃあ、私が行きたい日はどっちなの?」と迷ったら、必ず川崎競馬の公式サイトにある「開催カレンダー」をチェックしてください 。そこに「川崎本場」と書いてあれば100円、「浦和場外」や「J-PLACE」と書いてあれば無料、と一目で分かりますよ。

JRA開催日(J-PLACE)の入場料

競馬ファンにとって、ここが一番気になるポイントかもしれませんね。「JRAのG1レースがある週末、川崎競馬場に馬券を買いに行きたいけど、入場料はどうなるの?」という疑問です。

川崎競馬場は、主に土曜日や日曜日にJRAの馬券を発売する「J-PLACE川崎(ジェイプレイスかわさき)」としても営業しています。これは、JRAの馬券を地方競馬の施設で買えるようにしたサービスの愛称みたいなものですね。

結論から言うと、このJ-PLACE川崎の営業日は、入場料は無料です !

前のセクションでお話しした「場外発売日」にあたるためですね。川崎競馬場が主催者ではなく、JRAの馬券を売る「サテライト」として機能している日なので、入場自体にお金はかかりません。

「日本ダービー」や「有馬記念」といった大きなレースの日も、川崎競馬場がJ-PLACEとして営業していれば、無料で入って場内の大型ビジョンで観戦したり、馬券を買ったりできるわけです。これは嬉しいですよね。

【知っておきたい】J-PLACE営業日の注意点

ただし、注意点が2つあります。まず、この日は「場外発売」なので、川崎競馬場の指定席(リザーブシート)は販売されていません。利用できるのは、2号スタンド1階や1号スタンド2階などの一部の一般観覧席(無料・自由席)に限られることが多いようです 。本場開催日のように、快適な特別観覧席で…というわけにはいかないので、その点は注意が必要ですね。

もう一つの重要な注意点が「営業時間」です。

J-PLACE川崎としての営業は、JRAのレースに合わせて、だいたい朝の9:20から17:00頃まで(馬券の発売・払戻は16:50まで)となっています 。

一方で、川崎競馬の「本場開催」は「スパーキングナイター」が有名で、開門が14:00頃、メインレースが20:00過ぎという日も多いです 。

「川崎競馬場=ナイター」というイメージで昼過ぎに行くと、JRAのメインレースに間に合わない!なんてこともあり得ます。JRAのレースが目当ての方は、必ず「朝からやっている」と覚えておきましょう。

子供や15歳未満の入場料について

お子さんを連れて行く場合、入場料がどうなるかも気になるところですよね。川崎競馬場は公園や芝生エリアもあって、家族連れで楽しみたいですもんね。

まず、大前提として、前のセクションでお話しした「JRAの場外発売日(J-PLACE川崎)」や「南関東の場外発売日」は、もともと大人の入場料も無料です 。ですので、これらの日は、当然お子さん(15歳未満)も無料で、そのまま手続きなしで入れます。

これからお話しする「100円の払い戻し」は、川崎競馬の「本場開催日」(入場料100円がかかる日)限定のルールなんです。ここ、意外と重要なので押さえておきたいですね。

本場開催日は「一旦支払い、後で払い戻し」

では、その「本場開催日」ですが、川崎競馬場では、15歳未満の方(中学生までのお子さんなど)も、入場時にはいったん大人と同じ100円の入場料を支払う(または入場料込みの指定席券で入場する)必要があります 。

「え、子供もお金かかるの?」と一瞬びっくりしますよね。私も最初はそう思いました。

でも、ご安心ください。これはあくまで入場時の手続き上のことで、最終的にはちゃんと無料(実質無料)になります。

入場した後に、場内にある「2号スタンド1階 ファン案内所」に行けば、その場で100円を払い戻してもらえるんです 。

(なぜこんな仕組みなのか、詳しい理由は分かりませんが…おそらく入場ゲートが自動化されていて、一時的に全員から徴収する形にしているのかなと想像しています)

【お子さん(15歳未満)の払い戻し手順(本場開催日のみ)】

  1. 入場ゲートで、お子さんのぶんも100円硬貨を投入する。
  2. 入場後、場内の「2号スタンド1階 ファン案内所」へ向かう。
  3. 案内所のスタッフの方に申し出て、100円をキャッシュバック(払い戻し)してもらう。

これで実質無料になりますね。

指定席券を買った場合も払い戻し対象!

このルール、指定席券を買った場合も同じです。ここも見落としがちなポイントです。

例えば、お子さんのために1,500円の「特別観覧席A」(入場料100円込み)を買ったとします 。その場合も、入場後に「ファン案内所」へ行けば、入場料に相当する100円ぶんを払い戻してもらえます 。

なので、お子さんの指定席は実質1,400円になる、ということですね。これは知っておかないと損しちゃいます。

一番の注意点は、自動的に無料になるわけではない、という点です。

「ファン案内所」に立ち寄って「払い戻し手続き」をしないと、100円は戻ってきません。ちょっと手間に感じるかもしれませんが、せっかくの制度なので、お子さん連れの方は忘れずに立ち寄りたいですね!

入場料の買い方と支払い方法

では、川崎競馬の「本場開催日」(100円がかかる日)に、その入場料をどうやって支払えばいいのでしょうか。初めてだと、どのゲートに行けばいいかちょっと迷うかもですよね。

主な方法は、以下の3つです。どの方法を選ぶかは、「指定席を利用するかどうか」と「100円硬貨を持っているか」で決めるのがおすすめです。</p >

入場方法1:当日入場門コインゲート(100円硬貨)

一番シンプルで、昔ながらの方法がこれですね。

入場門(第1入場門など)に設置されているコインゲート(駅の自動改札機みたいなものです)に、直接100円硬貨をチャリンと投入して入る方法です 。100円玉さえ持っていれば、これが一番スピーディーかもしれません。

ただし、この方法には2つ、非常に重要な注意点があります。

  1. 1000円札や500円玉は使えない(可能性が高い)ので、「100円硬貨」が必須です。もし持っていなければ、後述する「券売機」を使う必要があります。
  2. このゲートは、あくまで「入場のみ」です 。

【最重要】指定席利用者はこのゲートを使わないで!

このコインゲートは、あくまで「競馬場に入るだけ」のものです。もしあなたが「後で指定席券を買おう」と考えている場合、絶対にこのゲートから入場しないでください

なぜなら、指定席の料金には元々入場料100円が含まれているからです 。先に100円を払って入場し、さらに場内で指定席券を買うと、入場料を「二重払い」することになってしまいます。

指定席を利用する方は、必ず次の「券売機」か「ネット予約」のどちらかを利用してください。

入場方法2:当日券売機(100円入場券)

「100円玉がちょうど無い!」「1000円札や500円玉しかない」という場合に便利なのが券売機です。

この券売機は、「第1入場門の外」や「馬場内入場門の外」に設置されています 。ここで100円の入場券を購入して、その券でゲートを通ることができます。

そして、この券売機がコインゲートと決定的に違うのは、100円の入場券だけでなく、「当日の指定席券(空席がある場合のみ)」も購入できることです 。

ですから、「今日は指定席に座りたいな」と当日に決めた方は、まずこの門の「外」にある券売機で希望の指定席券を買い、その券で入場するのが正しい流れになります。

ここでも注意点がひとつ。券売機は「入場門の外」にあります 。場内には設置されていないようなので、間違えてコインゲートから入ってしまった後に「やっぱり指定席が欲しいから券売機で…」と思っても、場内には無い、ということになりますので気をつけてくださいね。

入場方法3:インターネット予約(QRコード入場)

事前にネットで決済を済ませておく、一番スマートで現代的な方法です。

川崎競馬場は「チケットペイ」という予約サイトと提携しています 。ここで事前に「入場券」または「指定席券」を購入しておきます。

決済後に発行されるQRコードを、当日にF入場門のゲートにかざすだけで、ピッとスマートに入場できます 。財布から現金(100円玉)を探す手間が一切ないのは本当に楽ですよね。

…ただし、この方法には「コスト」がかかります。

このネット予約では、入場料100円のほかに、予約サイトのシステム利用料として1枚あたり110円が別途かかります

つまり、100円の入場券1枚だけをネット予約すると、合計210円になってしまうんです。

【ネット予約はいつ使うのがお得?】

正直、入場券1枚のためだけにこの方法を使うのは、ちょっともったいないですよね。110円あれば、場内でジュースが買えちゃいます。

この方法が真価を発揮するのは、「指定席も一緒にネット予約する」場合です。

どうせ高い指定席(例:1,500円)を予約するなら、そのシステム利用料として110円を払うのは納得感があります。指定席券を予約すれば、入場券も(料金に含まれているので )そのQRコードひとつでOKになります。

「入場券だけ」なら100円硬貨、「指定席を確実に押さえたい」ならネット予約、と使い分けるのが賢いかなと思います。

SuicaやPayPayは使える?

キャッシュレス派としては、ここ、めちゃくちゃ重要ですよね!私も普段はスマホ一つで出かけることが多いので、「100円玉のためだけに、わざわざ財布を持っていくのは…」と避けたいところ。ここ、しっかり調べました。

まず、一番シンプルな「当日入場門コインゲート」(100円硬貨を入れるあのゲート)ですが…

川崎競馬場の公式サイトの案内でもハッキリと「100円硬貨でご入場いただけます」と書かれています 。SuicaやPASMOをタッチするようなリーダーがあるか、という記載はどこにも見当たりませんでした。これはもう、「100円硬貨」専用と割り切るのが良さそうです。昔ながらの仕組みが残っている感じですね。

「じゃあ、1000円札しかない場合はどうするの?」となりますが、そのための「当日券売機」があります 。

ただ、ここでも注意が必要で…。この券売機でICカードやクレジットカードが使えるかどうかの記載も、残念ながら見当たりませんでした 。指定席も買える券売機なので、もしかしたら使えるかもしれませんが…確実なのは「現金(お札)」かなと思います。ここでお釣りをもらう形ですね。

どうしても現金を使いたくない!」というキャッシュレス派の最後の砦が、「インターネット予約(チケットペイ)」です。

前のセクションでも触れましたが、「チケットペイ」というサイトで事前に決済できます。この方法なら、決済方法としてクレジットカードまたはPayPayでの決済が選択可能です 。これならスマホだけで完結できますね。

ただし、これには「システム利用料110円」が別途かかります 。100円の入場のために合計210円払うのは、正直ちょっと「うーん…」となりますよね(笑)。これは、指定席を予約するついでに使うのが現実的かなと思います。

【入場料100円の支払い方法まとめ】

  • コインゲート: 100円硬貨が必須(ICカード不可の可能性大)
  • 当日券売機: 現金(お札)はOK。IC・クレカは不明
  • ネット予約: クレジットカード、PayPayが利用可(※ただし手数料110円が別途必要)

結論としては、川崎競馬場の「本場開催」に行くときは、「100円硬貨を数枚ポケットに入れていく」のが、結局一番ストレスフリーかなと思います。

券売機に並ぶ手間も省けますし、手数料もかかりませんからね。キャッシュレス派の私も、川崎競馬場の本場開催日だけは、100円玉を握りしめて行くようにしています!

川崎競馬場 入場料と指定席料金ガイド

さて、川崎競馬場の基本的な入場料(100円か無料か)はバッチリですね!

でも、せっかく川崎競馬場へ行くなら、特に名物の「スパーキングナイター」なんかは、やっぱり快適な席でゆっくり観戦したいと思いませんか?私も、立見でずっと…というのはちょっと疲れるので、指定席(リザーブシート)を利用することが多いです。

ただ、ここからが一番の「ややこしポイント」なんです。何を隠そう、私も最初はここで見事に混乱しました。

それは、「指定席の料金と、あの100円の入場料の関係」です。

「まず100円のコインゲートで入場して、それから場内で空いている指定席を買えばいいのかな?」…もし、あなたが今そう考えていたら、ちょっと待ってください!

その手順で進んでしまうと、貴重な100円を余計に払ってしまう「二重払い」の罠にハマってしまう可能性が非常に高いんです。私も「危なかった…」と思った経験があります。

このセクションは、そんな「指定席」に関するあらゆる疑問を徹底的に解説する、いわば「川崎競馬場・観戦ガイド編」です。

ここでは、以下の点について深掘りしていきます。

  • 指定席料金に100円の入場料は含まれるのか?(一番大事な結論)
  • 具体的にどんな席があって、どうやって予約するの?(料金一覧)
  • シニア割引やJRAの無料デーは使える?(割引情報)
  • アクセスや駐車場の料金(入場料以外にかかる費用)

これらを一つずつクリアにして、川崎競馬場を賢くお得に楽しむ方法をマスターしましょう!

指定席料金に入場料は含まれる?

はい、ここが川崎競馬場を攻略する上で、最も重要で、最も多くの人が間違えやすいポイントです!私も最初はここで見事に混乱しました。

普通の感覚だと、「まず施設の入場料(100円)を払って中に入り、それから中のオプションとして指定席券(例:1,500円)を買う」…こういう流れを想像しますよね。

でも、川崎競馬場(の本場開催日)は、その流れで進むと損をしてしまいます

結論からハッキリ言います。川崎競馬場の指定席料金(リザーブシート代)には、あの100円の入場料が「含まれて」います

これは公式サイトにも「指定席券の料金には入場料が含まれています。」と明確に記載されているルールです 。つまり、指定席券は「座席の権利」と「入場券」がセットになったチケットなんですね。

ですので、指定席券をインターネット(チケットペイ)で事前に予約した場合や、当日に競馬場の券売機で購入した場合は、別途100円をコインゲートで支払う必要は一切ありません

絶対に避けたい!入場料の「二重払いの罠」

この仕組みを知らないと、一番やってしまいがちなのが「入場料の二重払い」です。ここで、絶対にやってはいけない「間違った流れ」をシミュレーションしてみましょう。

【やってはいけない!NGな流れ】

  1. (誤)川崎競馬場に到着!まず100円硬貨を用意して、入場門のコインゲートにチャリンと投入して入場する 。
    (ここでまず100円を支払ってしまいました)
  2. (誤)場内に入ってから「やっぱり座りたいな」と思い、指定席券の売り場を探す。
  3. (誤)もし当日券が売っていたとして、そこで「特別観覧席A(1,500円)」を購入する。

さあ、どうなるでしょう?

この場合、指定席料金1,500円には元々入場料100円が含まれているにもかかわらず、あなたは先にコインゲートで100円を払っています。つまり、合計で100円+1,500円 = 1,600円を払ってしまったことになります。

本来1,500円で済んだはずなのに、知らなかったばかりに100円を余計に支払ってしまった…これが「二重払いの罠」です。

指定席利用者の「正しい手順」はこれ!

では、どうすればこの罠を回避できるのか?「正しい手順」は、指定席を「いつ・どこで買うか」によって2パターンあります。

【OKパターン1:ネットで事前予約した場合】

これが一番スマートで確実です。「チケットペイ」で事前に指定席を予約・決済しておきます 。

  1. 当日は、決済後に発行された「QRコード」をスマホに表示させます 。
  2. 競馬場に着いたら、100円コインゲートには目もくれず、QRコードリーダーが設置されている入場ゲート(F入場門など)へ直行します。
  3. スマホのQRコードを「ピッ」とかざすだけ。これだけで入場完了です。100円硬貨は一切不要です!

【OKパターン2:当日に競馬場で買う場合】

これが一番重要です。当日に買う場合、「入場門(ゲート)をくぐる前」が勝負です。

  1. 競馬場に着いたら、まず「第1入場門の外」や「馬場内入場門の外」に設置されている「当日券売機」を探します 。
  2. (注意:100円コインゲートはまだ通ってはいけません!)
  3. その「門の外の」券売機で、希望の指定席券(空席があれば)を購入します 。
  4. 発券された「指定席券」を手に持ちます。
  5. その「指定席券」で入場ゲートを通ります。これが入場券の代わりになります。

公式サイトにも「当日の指定席券を競馬場でお買い求めの場合は、100円で入場せず、入場前にお買い求めください」と強くアナウンスされています 。

この「100円で入場せず」というのが、「コインゲートを通らずに」という意味で、「入場前に(門の外で)お買い求めください」というのが「券売機で先に買ってね」という意味だったんですね。

指定席を利用する方は、このルールだけは絶対に覚えておきましょう!

指定席の予約方法と料金一覧

川崎競馬の「本場開催日」は、スタンド内の座席(一部の一般席を除く)はすべて指定席(リザーブシート)として運用されます 。もちろん、コースの近くやパドック周辺には無料の立ち見スペースもたくさんありますが、「どうせなら席を確保してゆっくり観たい!」という方は、この指定席がおすすめです。

では、どうやって予約・購入するのでしょうか。方法は大きく2つです。

予約方法1:インターネット予約(チケットペイ)

これが一番確実で、主流の方法です。川崎競馬場は「チケットペイ」という予約サイトと提携しています 。

G1級の大きなレース(JpnI開催日)や、人気のボックス席はすぐに売り切れてしまうこともあるので、訪問日が決まっているなら、事前にネットで押さえておくのが断然おすすめです。決済まで済ませておけば、当日はQRコードでスマートに入場できます 。

予約方法2:当日券売機(空席がある場合のみ)

「当日になって急に行きたくなった!」という場合でも、空席があれば大丈夫です。

前のセクションで(二重払いの罠として)お話しした通り、入場門(コインゲート)を通る「前」、つまり「第1入場門の外」や「馬場内入場門の外」に設置されている「当日券売機」で購入できます 。

次に、気になる料金です。指定席の料金は、2つのことを知っておく必要があります。

  • すべての指定席料金には、100円の入場料が「含まれて」います
  • ネット予約(チケットペイ)の場合、席の料金とは別に、システム利用料(1枚あたり110円)が別途かかります

また、料金は「通常開催時」と、大きなレースがある「JpnI開催時」で変動する「サージプライシング(価格変動制)」が導入されています 。JpnI開催日(川崎記念、全日本2歳優駿など)は、料金が少し高めに設定されているんですね。

それでは、代表的な座席を、新しくて設備が充実している「2号スタンド」と、伝統ある「1号スタンド」に分けてご紹介します!

2号スタンド(2nd Stand)の指定席・料金一覧

2016年にリニューアルされた、一番新しくてキレイなスタンドです 。個室風の席から、コンセント付き、モニター付き、そしてリーズナブルな席まで、とにかく種類が豊富なのが特徴です。

▼ 個人向け座席(1名~)
フロア 席種 主な設備 料金(通常) 料金(JpnI)
4F プレミアムシングル コンセント, 専用モニター 2,500円 3,000円
3F 特別観覧席S コンセント, 専用モニター 2,000円 2,500円
4F 特別観覧席A コンセント 1,500円 2,000円
2F (屋内) 2号スタンド2階座席 300円 300円
1F 2号スタンド1階座席 100円 100円

【YUKINOSUKE’s HACK】100円の「指定席」を狙え!

この表、何か気づきませんか?そう、「2号スタンド1階座席」は料金が100円なんです 。

そして、指定席料金には入場料100円が「含まれている」…。つまり、この席は実質「入場料だけで座れる指定席」なんです!

100円コインゲートで「入場だけ」するのと同じ100円で、ちゃんと自分専用の席が確保できる(しかもJpnI開催日でも値上がりしない!)というのは、ものすごいお得情報だと思いませんか?節約しつつも席は欲しい、という方に全力でおすすめしたい席ですね。

▼ グループ向け座席(ボックス席)

2号スタンドは、グループでわいわい楽しめる席も充実しています。料金は1人あたりではなく「1室あたり」なので注意してくださいね。

フロア 席種 人数 料金(通常/1室) 料金(JpnI/1室)
2F (屋外) スカイボックス席 8人用 4,000円 6,000円
2F (屋外) スカイボックス席 4人用 2,000円 3,000円
4F 各種ボックス席 3~5人用 3,000円~5,000円 4,500円~7,500円

2階の「スカイボックス席」は屋外で開放感がありますし、4階のボックス席は「お座敷」や「芝生」タイプもあって、小さいお子さんがいる家族連れにも人気みたいです 。

1号スタンド(1st Stand)の指定席・料金一覧

こちらは昔からのメインスタンドで、貴賓室やレストラン併設のラウンジなど、ちょっとハイグレードで落ち着いた設備が特徴のスタンドです 。

▼ 個人向け座席(1名~)
フロア 席種 特徴 料金(通常) 料金(JpnI)
4F 特別観覧席B (ゴール側) ゴール前の迫力 1,500円 2,000円
4F 特別観覧席B (第1コーナー側) レース全体が見やすい 1,000円 1,500円
3F ケンタッキーラウンジ (屋外) レストラン「2MINUTES」利用可 1,500円 2,000円
3F ケンタッキーラウンジ (屋内) レストラン「2MINUTES」利用可 1,000円 1,500円
2F (屋外) 屋外スタンド席 (ゴール側) 300円 300円
2F (屋外) 屋外スタンド席 (第1コーナー側) 100円 100円

1号スタンドも、2号スタンドと同様に「100円指定席」(2F屋外・第1コーナー側)がありますね 。また、同じ4階の「特別観覧席B」でも、ゴール側に近いか、第1コーナー側かで料金が500円も違うのが面白いところです 。

▼ グループ・特別席
フロア 席種 単位 料金(通常) 料金(JpnI)
3F 貴賓室 2人用卓 (1卓) 5,000円 6,000円
4F ボックス席 3~6人用 (1室) 3,000円~6,000円 4,500円~9,000円

「ケンタッキーラウンジ」や「貴賓室」の利用者は、専用のレストラン「2MINUTES」が利用できたり、ソフトドリンクが無料だったりと、さらに上のサービスが受けられます 。特別な日には、こういう席で優雅に観戦するのもいいかもしれませんね。

(出典:川崎競馬場 観覧席ガイド

【指定席利用の最終確認】

ここで紹介したのは、あくまで代表的な座席の一部です。この他にも、本当にたくさんの種類の席があります。

また、料金は変更される可能性もありますし、ボックス席は1室あたりの料金設定なので、人数で割ると意外と安くなったりします 。

そして一番大事なことですが、これらの指定席(リザーブシート)が利用できるのは、あくまで川崎競馬の「本場開催日」のみです。

JRAのレースを売る「J-PLACE川崎」の日や、他の南関東競馬の「場外発売日」は、これらの指定席は基本的に利用できません。その代わり、2号スタンド1階や1号スタンド2階などの一部の一般観覧席が「無料・自由席」として開放されます 。

「指定席で観たい!」という方は、必ず行く日が「本場開催日」かを確認してから、公式サイトや予約サイト(チケットペイ)で最新情報をチェックしてくださいね。

シニア割引やJRAフリーパスは?

「JRAの競馬場みたいに、シニア割引や入場無料の日はないの?」と思う方もいるかもしれません。これは私も気になって、かなりしっかり調べたポイントです。

JRAの東京競馬場や中山競馬場なんかだと、たまに「フリーパスの日」が設定されていたり 、G1の日には「シニアシート」があったりしますよね 。だから、「川崎競馬場も、もしかして?」と期待しちゃいますよね。

でも、ここで大事なのが「JRA(中央競馬)と川崎競馬(地方競馬)は、運営している組織がまったく別」ということです。例えるならA社とB社くらい違うので、A社のキャンペーン(フリーパスの日)はB社(川崎競馬場)では使えない、というわけなんです。

JRAフリーパスの日:適用されません

まず、JRA(日本中央競馬会)が時々実施している「フリーパスの日」 。これは、あくまでJRAが管轄する競馬場(東京、中山、阪神、京都など)が対象のキャンペーンです。

川崎競馬場はJRAではなく、「地方競馬(Nankan)」の管轄です。そのため、JRAのフリーパスの日は適用されません。川崎競馬場が「本場開催日」であれば、通常通り100円の入場料が必要になります 。

シニア(高齢者)割引:適用されません

同様に、JRAがGⅠ開催日に行っている「シニアシート」のような、高齢者向けの割引についても 、これはJRAの施策です。

川崎競馬場独自の「100円の入場料」が割引になるような、定常的なシニア割引制度は、私の調べた限りでは確認できませんでした。もし今後、川崎競馬場独自のキャンペーンが実施される可能性はゼロではありませんが、基本的には「シニア割引は無い」と考えておくのが良さそうです。

SPAT4会員の優待:ありません

「じゃあ、南関東のネット投票サービス『SPAT4』の会員なら何か優待は?」とも思いましたが、こちらも入場料が直接割引になったり、無料になったりするような定常的な優待制度は無いようです。

SPAT4はあくまで馬券購入のサービスなので、購入金額に応じた抽選で賞品が当たるキャンペーン などが中心みたいですね。

【割引に関する結論】

川崎競馬場の入場料ルールは、ある意味とても公平です。

  • JRA(中央競馬)の「フリーパスの日」は適用外
  • JRAの「シニア割引」や「シニアシート」も適用外
  • SPAT4会員向けの入場料割引もなし

基本的には「本場開催日は(子供の払い戻しを除き)全員100円、場外発売日は全員無料」 というシンプルなルールがすべての人に適用される、と考えるのが良さそうですね。

アクセスと無料送迎バスの有無

入場料がわかったら、次は現地までのアクセスですね!入場料と合わせて、交通費もしっかり把握しておきたいところです。

川崎競馬場は、いろんな駅から歩いて行けるのが便利なポイントかなと思います。車やバイク、自転車でも行けますが、一番スタンダードで迷わないのはやっぱり電車ですね。

電車でのアクセス(最寄り駅)

最寄り駅は主に3つありますが、京急大師線の「港町駅」が圧倒的に便利です

それぞれの駅から、競馬場の「第1入場門」までの目安時間はこんな感じです。

① 京急大師線「港町駅」 (一番近い!)
ここが川崎競馬場の実質的な最寄り駅です。「第1入場門」まで、なんと徒歩3分です 。京急川崎駅で大師線に乗り換えてひと駅なので、アクセスは抜群ですね。迷うこともほぼ無いと思います。
② 京急川崎駅
こちらは徒歩12分ほどかかります 。大きな駅なので、ここから天気が良ければ散歩がてら歩くのも全然アリな距離です。
③ JR川崎駅
JR線(東海道線、京浜東北線、南武線)を利用する方はこちらが便利ですね。徒歩15分ほどです 。京急川崎駅より少しだけ遠いですが、道は分かりやすいので、こちらも十分徒歩圏内かなと思います。

【最重要】無料送迎バスはありません

ここで、私が(そして多くの競馬ファンが)陥りがちな、非常に重要な注意点をお伝えします!

川崎競馬場は、無料送迎バスを運行していません

(もう一度言いますね、JR川崎駅や京急川崎駅からの無料バスは、無いんです…!)

これ、なぜ私がこんなに強く言うかというと…。

JRAの大きな競馬場(例えば東京競馬場や中山競馬場)だと、最寄りの主要駅(府中本町駅や西船橋駅など)から無料の送迎バスが出ていることが多いんですよね。その感覚でJR川崎駅に着いて、「さて、バス乗り場はどこかな?」と探してしまうと、貴重な時間を無駄にしてしまいます(私も昔、探しそうになりました)

川崎競馬場は、あくまで「駅から徒歩でアクセスする」のが基本スタイルです。この点だけは、しっかり覚えておきましょう!

駐車場の料金と情報

車やバイクでアクセスする場合の駐車場情報も、しっかり押さえておきたいですね。アクセス自体は、首都高速の出口からも近いので悪くありません 。

駐輪場(自転車・バイク)

まず、自転車やバイク(原付、自動二輪)で行く方へ、とても良いお知らせです!

川崎競馬場には、無料の駐輪場が用意されています。しかも、収容台数はなんと1000台とかなり広いようです。これは近隣の方にはとても助かりますよね。入場料が無料の場外発売日なら、本当にタダで一日楽しめることになります。

自動車駐車場

さて、問題は自動車の駐車場です。ここには、ちょっとした「罠」があるので、しっかり読んでくださいね。

まず、川崎競馬場には、公式の駐車場(馬場内駐車場など)が用意されています。競馬開催日は誘導員の方もいるようですので、その指示に従うのが一番確実です。

ただ、公式駐車場の料金ですが、私のほうで調べた限りでは、公式サイトに「開催日〇〇円」といった明確な料金の記載が見当たりませんでした。もしかしたら開催日によって変動するのかもしれません…。

それよりも、車で行く際に一番注意したいのが、近隣の商業施設(マーケットスクエア川崎イースト や、周辺のタイムズ など)の駐車場との混同です。

これ、本当に「うっかり」やってしまいがちな「罠」なので気をつけてください!

【要注意】商業施設の「お買い物割引」の罠

なぜ罠かというと、これらの商業施設の駐車場は、タイムズなどが運営していて、「1店舗あたり1,000円以上のお買物で2時間無料」といったサービスがあるんです 。

「お、2時間無料ならいいな」と思って停めてしまうと…どうなるでしょう?

これはあくまで、その商業施設で買い物をしたお客さんのためのサービスです。競馬場訪問のためにこの駐車場を利用して、買い物をしない(または短時間で済ませる)と、どうなるか。

競馬観戦は、なんだかんだで3~4時間、あるいはメインレースまでいればそれ以上滞在しますよね。その間、駐車料金が(割引なしで)どんどん加算されて、出庫する時に「えっ!?こんなに!?」と高額な料金を請求される…という可能性があるんです。

【車で行く場合のYUKINOSUKE’s HACK】

車で行く際は、以下の2択で考えるのが賢明かなと思います。

  • 1. 川崎競馬場公式の駐車場(馬場内駐車場など)の場所を事前にマップでしっかり確認し、誘導員の方の指示に従って停める。
  • 2. 周辺のコインパーキングを利用する。その際は必ず「1日最大料金(〇〇円)」の看板がある駐車場を選ぶ。

近隣の商業施設の「お買い物割引」は、競馬ファンの私たちには基本的に適用されない、と考えておくのが一番安全ですね!

川崎競馬場 入場料の総まとめ

さて、ここまで川崎競馬場の入場料について、100円の日と無料の日の違いから、買い方、そして一番ややこしい指定席との関係まで、詳しく解説してきました。

最後に、川崎競馬場の入場料に関するすべてのポイントを、「これだけ覚えておけばOK!」という最終チェックリストとして、もう一度しっかりおさらいします。これさえ押さえておけば、もう当日に迷うことはないはずです!

川崎競馬場 入場料の最終チェックリスト

  • 【ルール】本場開催は100円、場外発売は無料
    川崎競馬のレース(スパーキングナイターなど)がある「本場開催日」は入場料100円。JRAや他の南関東競馬の馬券だけを売る「場外発売日」は入場料無料です。
  • 【支払い】100円の支払いは「100円硬貨」が最強
    コインゲートは100円玉専用です。Suica/PASMOは使えない可能性大。お札は「門の外」の券売機に並ぶ必要があり、ネット予約は手数料110円がかかります。
  • 【指定席①】指定席料金には「入場料100円」が含まれている
    ネット予約でも当日券でも、指定席券(100円の席から含む)を買えば、その料金に入場料100円が含まれています。
  • 【指定席②】「二重払いの罠」に絶対注意!
    指定席利用者は、絶対に「100円コインゲート」から入場してはいけません!必ず「門の外の当日券売機」で券を買うか、ネット予約の「QRコード」で入場してください。
  • 【子供料金】15歳未満は「払い戻し」で実質無料
    本場開催日のみ(場外は元々無料)。入場時に払った100円(指定席の入場料分も含む)は、場内の「2号スタンド1階 ファン案内所」での手続きが必須です。
  • 【割引】JRAのフリーパスやシニア割引は「対象外」
    川崎競馬場はJRAとは別の「地方競馬」の施設です。JRAの割引キャンペーンは一切適用されないので注意しましょう。
  • 【アクセス】無料送迎バスは「運行なし」
    JR川崎駅などからバスは出ていません。アクセスは京急大師線「港町駅」から徒歩3分が基本です。

川崎競馬場は、日によって「本場開催」か「場外発売」か、営業モードが明確に分かれているのが最大の特徴なんですね。

ですから、あなたが競馬場に行く前にやるべき、たった一つの最も大事なことは、ご自身が行く予定の日が「川崎本場」なのか「J-PLACE」なのかを、事前に公式サイトの「開催カレンダー」でチェックしておくことです。

これさえ確認しておけば、入場料で慌てることはまずありません。これで入場料についてはバッチリだと思います。ぜひ楽しんできてくださいね!

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