こんにちは、YUKINOSUKEです。
夏の小倉開催、盛り上がりますよね! 小倉競馬場で競馬観戦を計画するとき、「どうせなら快適な指定席でゆっくり楽しみたい」と考える方は多いんじゃないでしょうか。でも、いざ「小倉競馬場 指定席」と調べてみると、情報が古かったり、JRA公式サイトの説明が複雑で「結局どうすればいいの?」と混乱しませんか?
「昔みたいに朝早く行って窓口に並べば当日券は買えるの?」、「A指定席とB指定席って、値段以外に何が違うの?」、「スマートシートってめちゃくちゃ安いけど、コンセントはある?屋外なの?屋内なの?」、「女性専用のUMAJOシートの予約方法がわからない」、「子供連れで行くんだけど、周りに気兼ねなく観戦できる席はある?」…など、具体的な疑問が次々と出てくるかなと思います。私のところにも、競馬に興味を持ち始めた友人から「小倉の指定席の仕組みが複雑すぎる!」と泣きつかれることが増えました。
それもそのはず、特にここ数年でJRAの指定席購入ルールは全国的に激変しました。小倉競馬場も例外ではなく、購入方法は「完全ネット予約制」に移行しています。つまり、以前の感覚で「開門ダッシュで窓口へ!」と意気込んでも、そこにはもう指定席を売る窓口自体が存在しないんです。この最大の変更点を知らずに行くと、「指定席が買えない!」という最悪の事態になりかねません。この記事では、そんな失敗をしないために、現在の小倉競馬場の指定席に関する最新情報を、各席の料金や設備の違い、複雑怪奇なネット予約のスケジュール、抽選や先着発売の攻略法、そして「ネットでの当日券の買い方」まで、私のわかる範囲で徹底的に解説していきます。
この記事を読み終える頃には、あなたの観戦スタイルや予算(デートなのか、家族連れなのか、安さ重視なのか)にピッタリな指定席がどれか、そしてそれをどう予約すればいいかが明確になっているはずです。しっかり準備して、快適な指定席をゲットして、小倉競馬場での一日を満喫しましょう!
- 指定席(A/B/スマート)の種類と設備・料金の違い
- 開催日ごとで変動する詳しい指定席料金と入場料の関係
- 最難関「ネット予約」の抽選・先着スケジュール完全ガイド
- 当日券の有無と子供連れ・女性に最適な席の選び方
小倉競馬場 指定席の種類と料金
さて、ここからは「小倉競馬場の指定席って、具体的にどんな種類があるの?」という一番大事な疑問を解決していきましょう。一口に「指定席」と言っても、小倉競馬場には大きく分けて「A指定席」「B指定席」「ボックスシート」「スマートシート」の4つのタイプがあります 。
これが結構重要で、それぞれ場所、設備、そして料金が全然違うんです。「せっかくだからリッチに観戦したい」「いや、安く席だけ確保できればいい」「家族でのびのび見たい」など、皆さんの目的や予算によって、選ぶべき席が全く変わってきます。
「A指定席とB指定席の違いって何?」「スマートシートって安いけど、専用モニターやコンセントはあるの?」といった具体的な疑問も、このセクションでハッキリさせていきますね。開催日によって料金がどう変わるのか も含めて、各席のスペックを徹底的に比較していきましょう。
A指定席とB指定席の違いは?
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まず、小倉競馬場で「快適さ」を最優先するなら、この「A指定席」か「B指定席」が最初の候補になりますね。競馬にしっかり集中したい、デートで快適に過ごしたい、一日中ゆったりと楽しみたいという方には、私は断然こちらをおすすめします。
この2つの指定席に共通する大きな特徴は、どちらもガラス張りの「屋内席」であることです 。これが本当に大きなメリットで、スタンドにはもちろん空調が完備されています。小倉の夏の猛暑日でも涼しい環境で観戦できますし、冬の寒い日や、急な雨風に見舞われても一切影響を受けません。天候に左右されずにレースに集中できるのは、大きなアドバンテージですよね。
設備もかなり充実しています。座席はゆったりした2人掛けで、テーブルと専用の小型モニターが各席に設置されています 。このモニターが本当に便利なんです。わざわざ席を立たなくても、手元でオッズやパドックの映像、レース実況、払い戻し情報などを自由に切り替えながら見られます。締切直前までオッズとにらめっこしたり、パドックの馬の状態をじっくり確認したりと、情報収集が席で完結するのは嬉しいポイントです。
A指定席・B指定席にコンセントはある?
そして、今やスマホでのネット投票や情報収集が当たり前になった時代、死活問題になるのが「コンセント」の有無ですよね。バッテリーが切れたら投票もできませんから…。
この点について、小倉競馬場の公式資料にはハッキリと明記されていないのですが、他のJRA競馬場(例えばリニューアル後の京都競馬場など)の同クラスの指定席(A指定席・B指定席)には、標準でコンセント(USBタイプ含む)が設置されています 。
私の経験上、これだけ設備が整った(専用モニター付きの)A/B指定席クラスであれば、ほぼ間違いなく各席にコンセント(電源)も設置されていると考えて良いかなと思います。とはいえ、これはあくまで私の推定なので、心配な方は念のためモバイルバッテリーを持参するのが確実ですね。
決定的な違いは「場所」と「料金」
では、設備がほぼ共通 のA指定席とB指定席、その決定的な違いは何かというと、主に「場所(ゴールからの距離)」と、それに伴う「料金」です 。
- A指定席: スタンド3階(480席)・4階(410席)のゴール寄りに位置しています 。まさに競馬場の「一等地」ですね。ゴール前の熱い攻防、最後の直線での叩き合いを一番良い角度から間近で見たい!という方には、間違いなくA指定席がおすすめです。その分、料金はB指定席より高く設定されているはずです(※2024年のJRA公式資料にはA指定席の具体的な料金記載がありませんでした )。
- B指定席: スタンド4階(290席)で、A指定席に隣接するエリアにあります 。設備はA指定席と同一形状とされており 、快適性はまったく引けを取りません。料金は通常日で1,000円(※開催日により600円~1,100円と変動 )と、A指定席よりはリーズナブルです。ゴールからは少し離れますが、A指定席に準ずる快適な環境を重視しつつ、コストバランスも考えたいという方に向いていますね。
選び方のまとめとしては、「料金は高くてもOK!とにかくゴール前の臨場感と眺望にこだわる!」という方はA指定席を、「A指定席とほぼ同じ快適な設備(屋内・空調・モニター)を、少しでもリーズナブルに楽しみたい」という方はB指定席、という選び方で良いかなと思います。
スマートシートにコンセントは?

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次に、小倉競馬場で最も席数が多い、リーズナブルな「スマートシート」ですね。席数はなんと3,919席も用意されています 。
まず、見出しにもなっている皆さんが一番気になるであろう結論から言いますと、スマートシートには専用モニターもコンセント(電源)もありません 。
この点が、A指定席やB指定席との決定的な違いですね。設備は本当に「座席のみ」のシンプルな指定席です。JRAの分類上は「指定席」ですが、私の感覚としては「場所が確保された自由席のイス」といった方がイメージに近いかもしれません。
では、なぜこのスマートシートがこれほど多く設置され、人気があるのか。最大のメリットは、やはり料金が圧倒的に安いことです。
開催日によって料金は変動しますが、通常日で400円、そして驚くことに、「第2回小倉競馬 土曜日」などは100円で自分専用の席が丸一日確保できちゃいます 。100円ですよ!ワンコインです。これはすごいコストパフォーマンスですよね。
スマートシートは、こんな方に向いています。
- 「A/B指定席ほどの設備(モニターや空調)はいらない」
- 「レースはパドックやゴール前でアクティブに見たい」
- 「でも、荷物置き場や、馬券を検討するための休憩拠点(ベースキャンプ)は絶対に欲しい」
- 「とにかく安く指定席を確保したい」
まさに、競馬場をアクティブに動き回る人のための「拠点確保用シート」と言えるかなと思います。
【重要】屋外席と屋内席のどちらを選ぶか?
スマートシートを予約する際、もう一つ大事なのが「場所」の選択です。約3,900席もあるスマートシートはスタンドの広範囲に設置されていて、大きく分けて「屋外」と「屋内」があります 。予約時にどちらかを選ぶことになるので、特徴を知っておきましょう。
▼屋外スマートシート (1階・2階)
1階・2階の席は、コースに近い屋外(屋根はあります)にあります。最大のメリットは、馬が走る音や観客の歓声をダイレクトに感じられる「臨場感」ですね。レースの迫力を肌で感じたい方、写真を撮りたい方にはこちらがおすすめです。ただし、当然ですが夏の暑さや冬の寒さ、風の影響は受けやすくなります。
▼屋内スマートシート (3階・4階)
3階・4階の席は、スタンドの上層階、屋根と壁があるエリア(A/B席のようなガラス張りではありません)にあります。こちらは、雨風を確実にしのげるのが最大のメリットです。眺望も良いようで、あるファンの方のレポート によると、「3階からでもコース全体(向正面や障害コース)まで見渡しやすく、なかなか良い眺め」とのこと。レース全体を俯瞰して見たい方にも良さそうですね。
どちらの席を選ぶにしても、コンセント(電源)はありません。一日中スマホで情報収集やネット投票をする方は、大容量のモバイルバッテリーが必須アイテムですよ!
「バッテリーが切れて最後のレースが買えなかった…」「スマホの電源が落ちてQRチケットが出せず、帰れなくなるところだった…」なんてことにならないよう、これだけは絶対に忘れないようにしてくださいね!
指定席の料金と入場料まとめ
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さて、各席の特徴がわかったところで、次に一番気になる「料金」について、全体を整理しておきましょう。特に競馬場ビギナーの方は「指定席料金とは別に、入場料も必要なの?」と疑問に思うかもしれませんね。
【重要】ネット予約指定席は「入場料込み」
まず、ビギナーの方にも知っておいてほしい最も大事なルールが「JRAのネット予約指定席は、その料金に入場料がすでに含まれている」ということです 。
これは本当に便利になりました。昔のように「まず入場門で入場券(200円など)を買い、場内に入ってから指定席窓口に並び、そこで改めて指定席料金を払う…」といった二度手間は、もう必要ありません。
ネット予約が完了するとスマホに「QRチケット」が発行されます 。当日は、競馬場の入場ゲートでそのQRチケットをかざすだけで「入場」と「指定席エリアへの入場」がすべて完結します。非常にスマートですよね。
料金は「開催日」によって変動する
次に注意したいのが、小倉競馬場の指定席料金は「いつも同じ」ではない、ということです。料金体系は少し複雑で、開催日によって料金が細かく変動します 。同じB指定席でも、行く日によって値段が違うんです。
これはJRAの巧みな価格戦略かなと私は分析しています。例えば…
- 集客が見込める特定日(例:2月18日 フリーパスの日など)
多くの来場が見込まれる日は、快適性を求める層(B指定席やボックスシート)の料金は通常日より高く設定されます(B席: 1,100円、ボックス: 6,400円)。一方で、「席さえあればいい」というライト層向けに、スマートシートの料金は通常日(400円)より安い200円に設定されています 。需要に応じて価格を調整しているんですね。
- 割引が設定される日(例:第2回小倉競馬 土曜日)
逆に、集客のための「割引デー」のような日が設定されることもあります。この日はB指定席が600円、スマートシートはなんと100円と、通常日(B席: 1,000円、スマート: 400円) より大幅に安くなります。
このように、「安く楽しみたいなら、あえて割引設定のある土曜日を狙う」といった賢い選択も可能です。
【2024年参考】小倉競馬場 指定席料金一覧
参考として、2024年の第1回・第2回小倉競馬開催時の主な料金を一覧表にしてみました。ご自身の予算感と照らし合わせてみてください。
| 席種 | 場所(フロア) | 料金(割引日例) | 料金(通常日) | 料金(特定日例) |
|---|---|---|---|---|
| A指定席 | 3階・4階 (ゴール寄) | (情報なし) | (情報なし) | (情報なし) |
| B指定席 | 4階 | 600円 | 1,000円 | 1,100円 |
| ボックスシート | 3階 (4名1組) | 4,400円 | 6,000円 | 6,400円 |
| スマートシート | 1・2階(屋外) / 3・4階(屋内) | 100円 | 400円 | 200円 |
料金表の補足と注意点
- A指定席の料金: ご覧の通り、2024年のJRA公式資料 にA指定席の料金記載がありませんでした。これは、この期間に発売がなかったのか、別枠(年間指定席など)での扱いだったのかは不明です。もし今後ネット予約で発売される場合は、設備がほぼ同じB指定席(通常1,000円)よりも高額な、プレミアムな価格設定(例:1,500円~)になると私は推測しています。
- ボックスシートの料金: この料金は「1テーブル分」の価格です 。1テーブル4席単位での発売なので、例えば通常日6,000円の場合、1人あたり1,500円の計算になります。4人グループなら、B指定席(1,000円)より少し高いだけでテーブル付きの半個室風シートが使えるので、実はかなりコスパが良いと言えますね。
私がお伝えしているこれらの料金は、あくまで「2024年第1回・第2回開催時」の一例です。
夏の第3回開催や、来年以降の料金は、プログラムによって変動する可能性が非常に高いです。予約する際は、必ず(出典:JRA日本中央競馬会 小倉競馬場公式サイト)で最新の料金表を確認するようにしてくださいね。
UMAJOシートの場所と料金
- YUKINOSUKE
最近、競馬場では「UMAJO(ウマジョ)」と呼ばれる女性ファン向けのサービスが本当に充実していますよね 。小倉競馬場にも、もちろん女性専用の特別なエリア「UMAJOシート」が用意されています。
「競馬場ってちょっと敷居が高いかも…」と感じている女性や、競馬デビューの友人を連れていく時、あるいは女性同士で気兼ねなくゆっくり楽しみたい!という時に、ここは最高の選択肢になるかなと思います。
「UMAJO SPOT」と「UMAJOシート」の違い
まず、少しややこしいのですが、「UMAJO SPOT(ウマジョスポット)」と「UMAJOシート(ウマジョシート)」という2つのサービスがある点を整理しておきましょう。
- UMAJO SPOT (ウマジョスポット): こちらは、女性なら誰でも利用できる「無料のリラックススペース(カフェスペース)」のことです 。オリジナルのスイーツが楽しめたり、無料ドリンクのサービスがあったり(内容は開催日によります)、競馬のことは忘れてホッと一息つける「女性専用のオアシス」のような場所ですね。
- UMAJOシート (ウマジョシート): こちらは、その「UMAJO SPOT」に併設、またはそのエリア内で提供される「有料の指定席」のことです 。SPOTはあくまで休憩ラウンジですが、こちらは「自分専用の席」を一日確保できる、というわけです。
競馬場のにぎやかな雰囲気もいいですが、女性同士で安心して、ちょっと優雅な気分でレースを観戦したい時には、このUMAJOシートがぴったりですね。
場所と料金の詳細
UMAJOシートの具体的な場所と料金は以下の通りです。
- 場所: スタンド4階 多目的ルーム(メインエントランス側)
- 料金: 1席 1,000円(パークウインズ時(場外発売日)は500円)
料金は1,000円 。これ、よく見るとB指定席の通常日料金(1,000円) と同じなんです。B指定席の「専用モニター・テーブル」 といった設備を取るか、UMAJOシートの「女性専用の快適な環境・SPOTへのアクセスの良さ」 を取るか。これは利用シーンによって、かなり魅力的な選択肢になるかなと思います。
UMAJOシートの予約方法(専用ページは無いので注意!)
「じゃあ、その特別な席はどうやって予約するの?」と迷うかもしれませんが、ここで一つ注意点です。
UMAJOシート専用の特別な予約ページや、専用アプリがあるわけではありません。「UMAJO」という名前なので、何か別のサイトから申し込むのかな?と思いがちですが、違うんです。
予約方法は、他のA指定席やスマートシートとまったく同じ。「JRA指定席ネット予約」サイトから申し込みます 。
予約サイトにログインして、小倉競馬場の開催日を選ぶと、「A指定席」「B指定席」「スマートシート」などと並んで「UMAJOシート」という選択肢が出てきます。あとはそれをポチッと選んで、購入手続きを進めればOKです。もちろん、女性の方しか予約・利用はできませんよ!
競馬デビューの女性をエスコートする時や、女性グループでのんびり「競馬女子会」を楽しみたい時には、ぜひこのUMAJOシートを検討してみてください。
子供連れにおすすめの座席
- YUKINOSUKE
「子供を連れて競馬場に行ってみたいけど、指定席は周りの目が気になる…」「子供が途中で飽きて騒いだらどうしよう?」というファミリー層の悩み、私もよくわかります。せっかくのレジャーなのに、周りに気を使ってばかりでは疲れてしまいますよね。
そんなご家族に、私が真っ先におすすめしたいのが、「ボックスシート」です 。
これはスタンド3階に設置されている、1テーブル4席単位で発売される半個室風のシート 。テーブルを家族で囲んで座れるので、子供が少し騒がしくしてしまっても、横一列に並ぶ通常の指定席よりずっと気楽に過ごせるのが最大のメリットです。お弁当や飲み物を広げたり、子供のおもちゃや荷物をテーブル下に置いたりするのにも本当に便利ですよ。
超人気席ゆえの「競争率」と「価格のカラクリ」
ただし、このボックスシート、当然ながらパパ・ママ層から絶大な人気を誇ります。その最大のネックは、席数がたったの9テーブル(計36席)しかないことです 。これはもう「超」が付くほどの激戦区。後述する「先着発売(金曜12:30~)」を狙うなら、時報と同時にアクセスするくらいの準備が必須ですね。
ちなみに、お子様の料金についてですが、JRAのルールでは指定席の座席を1席利用する場合は、子供でも大人と同額の1名分の指定席料金が必要です。ただし、小さなお子様で、保護者の膝の上で観戦される乳幼児の場合は、追加の料金はかかりません。
【ボックスシートの価格、実はコスパ最強?】
ボックスシートの料金は、例えば通常日で「6,000円」です 。これだけ聞くと「高い!」と感じるかもしれません。でも、これは1テーブル4席分の料金。つまり、1人あたり1,500円です。
B指定席の通常日料金が1,000円 なのを考えると、1人あたりプラス500円するだけで、あの快適なテーブル付き半個室風シートが使えるわけです。これは、家族連れにとっては驚異的なコストパフォーマンスだと私は思います。</p
【プランB】ボックス席がダメなら「スマートシート」を拠点に!
「じゃあ、その激戦のボックスシートが取れなかったら、家族連れは諦めるしかないの?」というと、そんなことはありません。
私の次善の策(プランB)は、あえて「スマートシート」を取るという戦略です。
考えてみてください。ご家族はずっと席に座っていますか? おそらく、後述する「キッズプラザ」 で遊んだり、パドック に馬を見に行ったり、屋外の「サンシャインパーク」 で遊んだり…と、アクティブに動き回る時間の方が長いはずです。
スマートシートは通常日でも400円、安い日なら100円 です。この安い料金で「荷物置き場」と「いざという時の休憩拠点(ベースキャンプ)」を確保する。これが、競馬場を遊びつくしたいファミリーにとって、実はかなり賢い選択だったりします。
【超重要】指定席が取れても、遊具は別予約です!
そして、子供連れの方に絶対に知っておいてほしい、指定席の確保よりも重要なことがあります。
小倉競馬場は、家族サービスとしても非常に優秀で、屋外の「サンシャインパーク」 をはじめ、スタンド内にも「キッズプラザ」(大型屋内遊具) や「わくわく子供広場」(大型遊具・テント)、「ポニーの乗馬体験」 など、子供向けの遊具やイベントがめちゃくちゃ充実しているんです 。
ここが最大の落とし穴なのですが、これらの子供向け施設やイベントの多くは、「指定席ネット予約」とは“全く別”の、「競馬場イベント参加アプリ」による事前予約(抽選または先着)が必須となっています 。
「よっしゃ!パパ、激戦の指定席(アプリ1)は取ったぞ!完璧だ!」と思って競馬場に行っても、「遊び場(アプリ2)」の予約を忘れていると、子供が遊具で遊べない…という悲劇が起こりかねません。
小倉競馬場を家族で120%楽しむためには、この「指定席とイベントの“デュアル・アプリ(2つのアプリ)での予約”が必要」という点は、必ず覚えておいてくださいね!
小倉競馬場 指定席の予約と攻略
さて、席の種類と料金がわかったところで、それだけではまだ半分です。ここからが「小倉競馬場 指定席」を確保するための最大の山場、一番の難関とも言える「どうやって予約するのか?」という本題に入っていきます。
ここが本当に一番のキモなんです。なぜなら、小倉競馬場の指定席は、購入ルールが昔と完全に変わってしまったからです。
「昔みたいに、朝早く競馬場に行って窓口に並べばいいんでしょ?」 と思っていると、絶対に席は取れません。これは声を大にして言いたいのですが、現在、競馬場の窓口での指定席当日券販売は一切ないんです 。この変更を知らずに行くと、本当に悲しい思いをします…。
現在の予約方法は、すべて「JRA指定席ネット予約」 という専用サイトを通じて行われます。そして、このネット予約がまた少しややこしいんです。「通常の開催日(=先着発売)」 なのか、「人気が集中する特定日(=抽選発売)」 なのかで、申し込むタイミングやスケジュールが全く異なります。
このセクションでは、「じゃあ当日券は本当に1枚もないの?」、「ネットでのキャンセル待ちはどうするの?」、「抽選と先着、それぞれの必勝スケジュールは?」、「予約のキャンセルはいつまで可能?」 といった、予約と攻略に関する全ての情報を徹底的に解説していきます。ここを間違えると、そもそも席に座ることすらできませんから、しっかりチェックしていきましょう!
当日券の買い方はネットのみ?
- YUKINOSUKE
この質問、昔からの競馬ファンや、久しぶりに競馬場に行こうかな、と思っている方から本当によく聞かれます。昔の感覚だと「G1でもないし、朝早く競馬場に行って窓口に並べば買えるだろう」と思いますよね。
ですが、まずここで、皆さんの「競馬場の常識」を一度アップデートしていただく必要があります。
結論からハッキリ言います。現在、小倉競馬場の窓口での指定席「当日券」販売は一切行われていません 。
大事なことなので繰り返しますが、「窓口販売はゼロ」です。JRAの公式サイトにも「競馬場窓口での指定席発売は一切ございませんのでご注意ください。」と、かなり強く明記されています 。
この変更を知らずに競馬場を訪れて、「指定席券売り場」のシャッターが閉まっているのを見て途方に暮れている方を、私も(システム変更当初は自分も含め…)何度か見かけたことがあります。昔のように開門ダッシュで窓口に向かっても、そこにはもう券売機も係員もいないんです。
では、当日に席を取る方法は皆無なのか?
「じゃあ、寝坊したらもう指定席は絶対に手に入らないの?」というと、そういうわけでもありません。ただ、買い方が全く違います。
唯一「当日」に指定席を買う方法は、「JRA指定席ネット予約」のサイトを、ご自身のスマートフォンなどで当日チェックすることです 。
これがいわゆる、現在の「ネット当日券」であり「キャンセル待ち」の仕組みになります。当日、サイトにアクセスすると、以下の2パターンのどちらかで席が買える可能性があります。
- 1. 単純な「売れ残り」が出ている場合
あまり人気のない開催日などで、そもそも前日までに指定席が完売しなかった場合です。この場合は、朝からネット予約サイトに「空席あり」と表示されています。 - 2. 「キャンセル」が出た場合(こちらが本命!)
JRAのネット予約は、なんと利用日当日の11:30まで、有料(席料の2割)でのキャンセルが可能なんです 。つまり、「朝起きたら雨が降ってきたから、やっぱり行くのをやめよう」という人が、11:30ギリギリにキャンセル手続きをする可能性があります。
この「11:30までに出たキャンセル席」が、リアルタイムでネット予約サイト上に在庫として復活(再販売)されます。
ですから、競馬場に向かう電車の中や、競馬場に到着してからでも、ご自身のスマホでこの「ネット当日券」を探すことは可能です。特に「11:30」前後は、キャンセル席が出るかもしれない一つの狙い目タイムと言えるかもしれませんね。
ただし、これはあくまで「空きが出ればラッキー」という話です。人気開催日は当然ほぼ完売していますし、キャンセルが出る保証もありません。やはり事前予約が原則と考え、当日のネット購入は「最後の望み」くらいに思っておくのが精神衛生上も良いですね。
予約が取れたら、入場は「QRチケット」で超スムーズ!
そして、無事にネット予約が(事前でも、当日でも)完了すると、購入者のスマートフォンなどに「QRチケット」が表示されます。
当日は、競馬場の入場口または指定席エリアの入口で、このQRチケットを提示するだけでOKです 。
昔のように、紙の入場券や指定席券と引き換える手続きは一切不要 。予約から入場までがスマートフォン一台で完結する、非常にスムーズなシステムになっていますよ。もう窓口に並ぶ必要がない、というのは、慣れると本当に快適です。
指定席ネット予約のスケジュール
- YUKINOSUKE
では、その「JRA指定席ネット予約」のスケジュールは一体どうなっているのか。ここが少しややこしくて、ビギナーの方が最初につまずきやすいポイントなんです。しっかり解説していきますね。
ステップ1:【最重要】事前の会員登録は必須!
まず、予約の土俵に立つための大前提として、「JRA指定席・入場券ネット予約」への会員登録が必須です 。登録していないと、予約戦争が始まった瞬間に「まずは会員登録から…」となってしまい、その間に席は100%売り切れます。
会員タイプは2種類あります 。
- JRAカード会員: JRAが発行する専用クレジットカードを持つ会員です。
- 一般会員: お手持ちの一般のクレジットカードを登録して利用する会員です 。
(一部の競馬場ではJRAカード会員限定の先行抽選などがありますが、小倉競馬場の今回の資料ではその記載はありませんでした。)どちらの会員タイプを選ぶにせよ、行きたい日が決まったら、必ず「事前」に会員登録を済ませておくこと。これが第一の鉄則です。
ステップ2:「先着発売」か「抽選発売」かを確認する
会員登録が済んだら、次に行きたい日の「発売方式」を確認します。予約方法には、大きく分けてこの2つのパターンがあります 。
- 1. 先着発売: 通常のほとんどの開催日はこちらです。文字通り、発売開始時刻から「早い者勝ち」の“早押し合戦”になります 。
- 2. 抽選発売: G1レース(フェブラリーステークスなど)の裏開催日や、「フリーパスの日」 など、予約が集中すると予想される特定の開催日のみが対象となります 。
「じゃあ、自分が行きたい日はどっちなの?」という確認方法ですが、これはJRAのホームページや、指定席ネット予約のトップ画面にログインすると、「抽選発売となる開催日」として事前に告知されます 。
行きたい日が決まったら、まずはJRAのサイトで「抽選発売対象日」になっていないかをチェックするのが、予約攻略の第一歩ですね。
【要注意】システムの休止時間を知っておく
- YUKINOSUKE
そして、予約手続きのタイミングで注意すべきなのが、システムの休止時間の存在です 。
以下の時間帯は、原則としてサイトにアクセスできなくなります。
- 毎週 水曜日 11:30 ~ 12:30
- (抽選発売がある週) 月曜日 11:30 ~ 12:30
- (抽選発売がある週) 金曜日 11:30 ~ 12:30
これが何を意味するかというと、例えば「先着発売の開始時刻=金曜12:30」や「抽選申込の開始時刻=水曜12:30」の直前はシステムが停止しているんです。
「12:25頃にログインして、画面の前で待機しておこう」という作戦が使えません。12:30の時報とともに、全国のファンが一斉にアクセス(ログイン)を試みるため、あの熾烈な“早押し合戦”が発生するわけですね…。
では次に、この「先着」と「抽選」、それぞれの具体的なスケジュールと攻略法を詳しく見ていきましょう。
抽選発売と先着発売の違い
さて、行きたい日が「先着発売」か「抽選発売」かを確認したら、次はそれぞれのスケジュールと「戦い方」です。この2つのスケジュールは全く違いますし、手続きのタイミングも分かれています。ここを間違えると勝負の土俵にも立てないので、しっかり分けて覚えましょう。
1. 先着発売(通常の開催日)のスケジュールと攻略法
通常の開催日は、こちらの「先着発売」が基本となります 。これはもう、人気アーティストのチケット争奪戦と同じ。文字通りの「早い者勝ち」、“早押し合戦”です。
利用者が覚えるべきは、ただ一つ。「利用したい週の金曜日 12:30」です。
【先着発売】
- 発売開始日時: 利用したい週の金曜日 12:30(お昼休み!)から。
- 対象: その週末の土曜日分と日曜日分の指定席が、一斉に発売開始されます。
まさに仁義なき戦いです…。特に、席数が極端に少ない「ボックスシート」(9テーブルのみ!) や、快適な「A指定席」 は、12:30の時報と同時にアクセスしても、席を選んで「次へ」を押した瞬間に「ご希望の席は売り切れました」と表示されることがあるくらい、本当に一瞬で蒸発します。
この早押し合戦を制するには、事前の準備がすべてです。
- 「JRA指定席ネット予約」サイトのID・パスワードを事前に確認し、コピーしておくと尚良し。
- 第1希望の席種、第2希望の席種(例:ボックスがダメならB指定席)をあらかじめ決めておく。
- 12:30ジャストにアクセスできるよう、電波状況の良い場所でスタンバイする。
ちなみに、前のセクションでも触れましたが、システムの休止時間が「毎週水曜 11:30~12:30」、さらに抽選発売がある週は「金曜 11:30~12:30」 に設定されています。つまり、発売開始直前の12:25頃にログインして待機しておく、という作戦が使えないんです。12:30になった瞬間に、全国のファンが一斉にログインを試みるため、あの熾烈なアクセス集中が発生するわけですね…。
2. 抽選発売(G1裏など特定日)のスケジュール
予約が殺到しそうな特定日は、公平な「抽選」になります 。こちらはスケジュールが一気に前倒しになります。覚えるべきは「前の週の水曜から」です。
先着発売と違って、申込期間が約1週間あるので慌てなくて大丈夫です 。期間中であれば、いつ申し込んでも当選確率は変わりません。
【抽選発売】
- 抽選申込期間: 利用日の“前の週”の水曜日 12:30 ~ “利用週”の水曜日 11:30まで。
- 結果確認・購入手続: 利用週の金曜日 12:30から。
【抽選の落とし穴】当選しただけではダメ!
抽選発売で、私が「一番注意してほしい!」と声を大にして言いたいのが、この点です。
「やった!当選メールが来た!」と喜んだだけで、安心してはいけません。
JRAの抽選発売は、「当選=予約完了」ではないんです。
当選したら、必ず利用週の金曜日 12:30から始まる「購入手続」期間内に、ご自身でサイトにログインして【購入(決済)手続き】を完了させる必要があります 。これを忘れると、せっかく当選した権利がきれいさっぱり流れてしまい、自動的にキャンセル扱いになってしまいます…。この悲劇は本当に多いので、カレンダーに登録するなどして絶対に忘れないでくださいね。
【敗者復活戦】抽選に外れても「空席発売」がある!
もし抽選に外れてしまっても、まだ諦めるのは早いです。もう一つ、チャンスが残されています。
それが、先ほど「当選したけど購入手続きを忘れた人」のキャンセル分や、単純に抽選で売れ残った席が放出される、「空席発売」です 。
- 空席発売の日時: 利用週の火曜日 12:30から(※先着順)
まさに「敗者復活戦」ですね。抽選で全滅してしまった場合でも、この火曜12:30の先着発売で、運が良ければ席を拾える可能性があります。最後まで諦めずにチェックするのも手ですよ!</p\
予約キャンセルはいつまで可能?
- YUKINOSUKE
指定席を予約する時、特に「先着発売」 で人気の席を狙う場合、「先の予定がまだ確定しないけど、とりあえず押さえておきたい…」と思うこと、ありますよね。
「予約したけど、急に予定が入っちゃった…」「当日の天気予報が最悪の雨予報だから、行くのをやめたいな…」そんな時も安心してください。JRAのネット予約システムは、この「万が一」のキャンセルにも非常に柔軟に対応しています 。
私がこのシステムを「良心的だなあ」と思う最大の理由は、なんと期限内なら「無料」でキャンセル可能な期間が設けられている点です 。
【リスクゼロ】「無料」キャンセル期間の期限
「とりあえず押さえた」席が、一切のリスクなく手放せる期間です。これは利用者にとって、かなりありがたいシステムですよね。具体的な期限は、利用日によって異なります(※以下は先着発売の場合の例)。
【先着発売の場合の「無料」キャンセル期限】
- 土曜日 利用分: → 木曜日 20:00までにキャンセルすれば無料。
- 日曜日 利用分: → 水曜日 17:00までにキャンセルすれば無料。
この期限内であれば、「週末の天気がどうも怪しい…」「急な仕事が入るかも…」といった場合でも、金銭的な負担は一切ゼロでキャンセル手続きが可能です。
【当日OK】「有料」キャンセル期間の期限
「じゃあ、無料期間を過ぎたら、もうキャンセルできないの?」というと、そんなことはありません。ここからがJRAシステムのさらにすごいところ。
無料キャンセル期間を過ぎてしまっても、有料(席料の2割)にはなりますが、なんと利用日当日の朝、11:30までキャンセルが可能なんです 。
例えば、1,000円のB指定席なら、キャンセル料はわずか200円。400円のスマートシートなら、たったの80円です。「当日の朝起きたら、子供が熱を出してしまった」「自分が寝坊して、もう間に合わない…」といった、当日の不測の事態が起きても、席料の8割がちゃんと戻ってくるわけです。これは本当に助かりますよね。
キャンセル手続きはネットで完結
もちろん、これらのキャンセル手続きは、電話をかけたり窓口に行ったりする必要は一切ありません。「JRA指定席ネット予約」サイトにご自身でログインし、「購入履歴」などからポチッと手続きするだけで完結します。
そして、この「有料キャンセル期限(当日の11:30)」 が設定されていることこそが、先ほどお話しした「ネット当日券」 のカラクリに直結します。
あなたがキャンセルしたその席は、即座にネット予約サイトの在庫に復活します。そして、その席を「当日券が欲しい!」とサイトに張り付いていた別の誰かが購入できる…というわけです。まさに、このキャンセルシステムのおかげで、席を探している他の誰かにバトンが渡るわけですね。よくできたシステムだなといつも感心します。
指定席なしでも楽しむパドック
- YUKINOSUKE
さて、ここまでは指定席の情報を中心にお話ししてきましたが、「頑張ったけど指定席が取れなかった…」「予約戦争に負けた…」そんな時も、まったく落ち込む必要はありません!
むしろ、小倉競馬場の本当の魅力を知るチャンスかもしれません。小倉競馬場は、指定席がなくても一日中めちゃくちゃ楽しめます。
私が指定席なしで観戦する時に、レースと同じくらい…いや、レース以上に長く時間を過ごす場所。それは、なんといっても「パドック(下見所)」です。
小倉競馬場のパドックは、他の競馬場と比べても本当に素晴らしく、競馬ファンからも「圧巻」「ちょっとしたスタジアムのよう」と評されるほど豪華な造りなんです 。
その最大の特徴は、パドックをぐるりと囲むように屋根付きのスタンドが整備されていること 。これは他の競馬場にはなかなかない、小倉の大きなアドバンテージです。夏の強烈な日差しを避けながら、あるいは急な雨に降られても濡れることなく、レース前のデリケートな馬たちをじっくりと間近で観察できます。
観戦場所はどこがいい?(1階最前列 vs 3階スタンド)
この立派なパドックスタンドですが、どこで見るかによって得られる情報が違います。
▼1階 最前列エリア
馬との距離がとにかく近いのが魅力です。馬の目の輝き、発汗の具合、筋肉の微細な動き など、間近でないとわからない「生の質感」を感じたい方におすすめです。ただし、人気レースでは当然ながら混雑しますし、馬の全体像や歩き方のバランスは少し見にくいかもしれません。
▼3階 スタンドエリア
個人的に、予想のためにじっくり見るならこちらがおすすめです。馬から少し距離は出ますが、パドック全体を見渡せるので、馬が周回している時の「歩様(歩き方のリズムや力強さ)」を冷静にチェックできます 。1階より比較的空いていることが多く、自分のスペースを確保しやすいのもメリットですね。
パドックで何を見る?(馬券予想のヒント)
パドックは、単に「次のレースに出る馬が歩いているな」と眺める場所ではありません。馬のその日の調子(「気配」や「馬体の張り」)、表情(リラックスしているか、興奮しすぎているか)、歩き方(力強いか、元気がなさそうか)など、新聞やモニターだけでは絶対にわからない“生の情報”を見極めるための、最重要スポットなんです 。
「この馬、今日はすごく落ち着いてて目が澄んでるな…(好気配!)」とか「お、この馬は適度に気合が乗ってて、踏み込みが力強いぞ!」とか 。「あれ?一番人気だけど、ちょっと汗をかきすぎてるし、首を激しく上下させてるな…(興奮しすぎかも?)」とか 。
こういうのを自分の目で見て予想に組み込むのが、競馬の最大の醍醐味だったりします。
この「パドックでの馬の見方」は、話し出すと長くなってしまうくらい奥が深い世界です。
【もう一つの選択肢】芝生エリアでピクニック観戦
「パドックでずっと馬を見るのは、ちょっと玄人すぎるかも…」という方や、小さなお子様連れの方には、コース沿いの広大な「芝生エリア」 もおすすめです。
レジャーシートを広げてピクニック気分で寝転んだり、グルメを楽しんだりしながら、レースが近づいたらフェンス際へ。レース全体を見渡すことはできませんが、目の前を馬群が通り過ぎる時の「ゴゴゴゴ…!」という地響きのような足音と歓声は、指定席スタンドで聞くのとはまた違った、凄まじい臨場感を味わえます。
どうですか? 指定席が取れなくても、豪華なパドックスタンド でじっくり予想するもよし、芝生エリア でピクニック気分を味わうもよし。小倉競馬場は、楽しみ方が本当にたくさんある競馬場なんです。
小倉競馬場 指定席の完全ガイド
- YUKINOSUKE
さて、長くなってしまいましたが、最後に「小倉競馬場 指定席」について、これだけは覚えて帰ってほしいという、特に大事なポイントを凝縮してまとめますね。
ここさえ押さえておけば、当日「こんなはずじゃなかった…」と慌てることはなくなるはずです。
1. 【最重要】窓口販売はゼロ!購入は「完全ネット予約制」
まず、何よりも一番大事なのは、指定席の購入は「完全ネット予約制」 だということです。競馬場の窓口での当日券販売は一切ありません 。「とりあえず競馬場に行けばなんとかなる」という時代は終わりました。必ず事前に「JRA指定席ネット予約」サイト から手続きをしましょう。
2. 予約スケジュールは「先着」と「抽選」の2種類
予約は「先着発売(通常の開催日)」と「抽選発売(人気日)」 の2パターンがあります。
- 先着発売: 利用週の金曜日 12:30からが勝負です 。
- 抽選発売: “前の週”の水曜日から申込開始など、スケジュールが複雑です 。
行きたい日がどちらの方式か、公式サイトでしっかり確認するのが鍵です 。
3. 席は「目的別」に選ぶのが正解!
あなたの観戦スタイルに合わせて、席を選ぶと満足度がグッと上がりますよ。
- 快適さと設備重視なら → A/B指定席(屋内・空調・モニター完備)
- 安さと拠点確保なら → スマートシート(※モバイルバッテリー必須!)
- 子供連れ・グループなら → ボックスシート(※予約は超激戦!)
- 女性同士で安心して楽しむなら → UMAJOシート
4. 【子供連れの方へ】「デュアル・アプリ予約」を忘れずに!
これは本当に大事な落とし穴です。指定席の予約(アプリ1)が取れても、遊具広場(キッズプラザ等)やポニー乗馬は、別の「競馬場イベント参加アプリ」(アプリ2)での事前予約が必須です 。
この「デュアル予約」を忘れないように、今すぐ両方のアプリの準備をしておくことを強くおすすめします!
以上、小倉競馬場指定席の完全ガイドでした。ルールは少し複雑になりましたが、事前にしっかり準備さえしておけば、これほど快適に競馬を楽しめる環境はありません。
この記事の情報を活用して、ぜひ快適な指定席をゲットして、小倉競馬場での一日を最高に楽しんできてください!











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