京都競馬場パークウインズ徹底ガイド!無料で楽しむコツ

競馬場を知る

こんにちは、YUKINOSUKEです。

「京都競馬場パークウインズ」と聞いて、すぐにピンと来る方は少ないかもしれませんね。「パークウインズって何?」「普通の競馬開催日とどう違うの?」「入場料はやっぱりかかる?」など、特に初めてだと疑問だらけかなと思います。

しかも、京都競馬場は2023年のグランドオープンに続き、2025年10月には公園地区もリニューアルオープンしました。テレビCMなどで「すごく綺麗になった」というイメージはあっても、「じゃあ、肝心のレースがない日(=パークウインズ開催日)に、一体何ができるの?」という具体的な情報は、意外と見つけにくいものです。

「パークウインズの詳しい営業時間は?」「指定席は快適そうだけど、料金や予約方法が本場開催日と違う?」「場内のレストランやコンビニはちゃんと営業してるの?」「車で行きたいけど駐車場の予約は必要?料金は?」「リニューアルで子供が遊べる施設ができたって聞いたけど、パークウインズの日でも無料で使えるの?」…知りたいことは本当に山積みだと思います。

この記事では、そんな「京都競馬場パークウインズ」に関するあらゆる疑問を徹底的にリサーチし、スッキリ解決します。従来の競馬ファンの方はもちろん、「リニューアルした競馬場に、子供を連れて遊びに行ってみたい」と考えているファミリー層の方まで、誰でも無料で楽しめる「新しい京都競馬場」の魅力を、基本情報から最新のリニューアル情報まで、分かりやすく完全ガイドします。

ぜひ最後まで読んで、週末のお出かけ先の参考にしてくださいね。

  • パークウインズの基本(営業時間・入場料)
  • お得な指定席の種類と予約方法
  • 場内のグルメ・施設情報
  • アクセスや駐車場の注意点とリニューアル情報
  1. 京都競馬場パークウインズの基本情報
    1. パークウインズの営業時間と入場料
      1. 「パークウインズ」とは?(京都競馬場でのレースはありません)
      2. 最大の魅力!入場料は「無料」
      3. パークウインズ営業日の詳細な時間
    2. 開催日とフリーパスの日との違い
      1. ① パークウインズ(常時無料)とは?
      2. ② フリーパスの日(特例無料)とは?
    3. パークウインズの指定席と料金
      1. 【最重要】リニューアルで指定席は激変!
      2. パークウインズ専用指定席(ステーションサイド6階)の種類・料金
      3. パークウインズ指定席の注意点(眺望・設備)
    4. 指定席の予約方法と注意点
      1. 予約は「ネット予約」が必須
      2. 指定席予約の具体的なステップ
      3. 予約後の入場方法(QRコード)
      4. 予約の注意点:G1開催日は激戦区
    5. 営業しているレストランやコンビニ
      1. 一番の安心材料!「セブン-イレブン」
      2. フードコートや専門レストランも営業
      3. 飲料ベンダー・売店
      4. 【最重要】「指定席専用エリア」に注意!
  2. 京都競馬場パークウインズの施設とアクセス
    1. 喫煙所や場内アメニティ情報
      1. アメニティ・サービス(インフォメーション・投票所・お手洗い)
      2. 喫煙所について(【重要】「喫煙室」のみ)
    2. 最寄り駅からのアクセス方法
      1. 【王道】一番便利!京阪電車「淀」駅
      2. 【注意】近鉄電車・バスを利用するルート
      3. 【最重要】「山科駅から徒歩」のウソ情報に注意!
    3. 駐車場の料金と予約について
      1. 【最重要】JRA公式駐車場は「事前予約が必須」
      2. JRA公式駐車場の概要(パークウインズ時)
      3. 【要注意】普通車「2,000円」の料金表記について
      4. 混雑と「予約が取れなかった場合」の対処法
    4. 2025年リニューアルと子供向け施設
      1. これが「パークウインズ」の真価!
    5. 京都競馬場パークウインズの楽しみ方
      1. ①【競馬ファン向け】快適さを追求する「大人のパークウインズ」
      2. ②【ファミリー向け】2025年新公園で「コスパ最強レジャー」
      3. ③【競馬未経験者・地元の方】「無料の多目的パーク」として活用
    6. 関連記事リンク

京都競馬場パークウインズの基本情報

「パークウインズ」と聞いても、ピンと来ない方も多いかもしれませんね。「ウインズ」は場外馬券売場のことだけど、「パーク」ってどういう意味?と。京都競馬場はリニューアルして、ただ馬券を買う場所から大きく変わりました。この「基本情報」セクションでは、まずその核となる部分、「京都競馬場パークウインズ」とは一体何なのか、その定義からしっかり押さえていきます。

さらに、利用する上で絶対に欠かせない実用的な情報を深掘りします。例えば、「開門時間は何時何分?」「馬券の発売や払戻は何時まで?」といった詳しい営業時間。そして、なんと言っても気になる入場料(これ、知ってると知らないとでは大違いの、嬉しい事実があります!)。

また、同じ「無料」でも全く意味が違う「フリーパスの日」との違いもしっかり区別します。もちろん、無料エリアだけでなく、「どうせならリニューアル後の綺麗な席でゆっくり楽しみたい」という方向けの有料指定席についても、その種類、料金、予約方法まで、最新情報を網羅しました。まずはここを読んで、パークウインズの全体像を掴んでくださいね!

パークウインズの営業時間と入場料

まず、利用する上で最も基本的かつ重要な「営業時間」と「入場料」について、しっかり深掘りしていきましょう。ここを押さえるだけで、パークウインズの日の楽しみ方が具体的にイメージできるはずです。

「パークウインズ」とは?(京都競馬場でのレースはありません)

「パークウインズ(Park Wins)」というのは、JRA(日本中央競馬会)が使用している呼称です 。

これを分解して考えると分かりやすいのですが、「ウインズ(WINS)」はご存知の通り「場外馬券売場」のこと。そして「パーク(Park)」は、2023年のリニューアルで新しく生まれ変わった京都競馬場が、もはや単なる競馬場ではなく「公園」のように開かれた施設である、ということを示しています。

つまり、京都競馬場でレースが開催されていない日(非開催日)に、公園のように綺麗な施設で、他の競馬場(東京、阪神、中山など)で開催されているレースの馬券(勝馬投票券)を発売・払戻する営業形態 、それが「パークウインズ」です。

この日は京都競馬場のレーストラックが使われることはなく、あくまで巨大で快適な「場外発売所」として機能している、と理解するのが正確ですね。

最大の魅力!入場料は「無料」

そして、パークウインズ営業日における最大の魅力は、なんと言っても入場料が「無料」であることです [ (via S91)]!

本場開催日(通常は入場料が必要)とは異なり、誰でもふらっと、無料でリニューアル後の綺麗な施設に入場できます。これは競馬ファンだけでなく、ご家族連れや「ちょっと中を覗いてみたい」という方にとっても、非常に嬉しいポイントだと思います。

なお、パークウインズ営業時に入場できるゲートは、主に「ステーションゲート」および「三冠ゲート」に指定されています 。

パークウインズ営業日の詳細な時間

「無料なのは分かったけど、じゃあ何時から何時まで開いてるの?」という点も重要ですよね。特に馬券の発売や払戻には「原則」と「例外」があり、時間も場所も少し変則的なので、注意が必要かもしれません。

パークウインズ営業日の基本時間

  • 開門時刻(入場できる時間):
    • 原則 9時20分 [ (via S91)]
  • 馬券発売(投票)開始:
    • 原則: 9時30分から
    • 先行発売(例外): ステーションゲート1階投票所に限り、開門時刻と同じ9時20分から先行して発売が開始されます 。朝一番で馬券を買いたい方は、この場所を覚えておくと便利ですね。
    • UMACA(キャッシュレス)投票: こちらも原則として開門時刻(9時20分)から投票可能です(入出金機での投票を除く) [ (via S93)]。
  • 払戻およびUMACA入出金:
    • 原則: 9時30分から
    • 終了時刻: 17時00分まで
    • 重要(場所): 17時00分までの払戻・入出金業務は「ステーションサイド1階投票所」にて行われます 。閉場間際に他の窓口が閉まっていても、ここに行けば対応してもらえるということですね。
  • 重賞レース等の前日発売:
    • 17時00分まで受け付けています 。

営業時間は変更される場合があります

上記はあくまで「原則」の営業時間です。他場でG1レースが開催される日や、三連休、あるいは当日の混雑状況、悪天候などによって、開門時刻が前倒しされるなど、時間が変更になる場合があります。お出かけ前には、必ずJRA公式サイトの営業時間案内で最新の情報を確認するようにしてください。

開催日とフリーパスの日との違い

前述の通り、パークウインズ営業日は「入場無料」です。ここで「じゃあ、JRAが時々やっている『フリーパスの日』と何が違うの?」と疑問に思う方も多いかもしれません。

どちらも「入場料が無料」という点は同じですが、これが非常に混同しやすいポイントで、この2つは似て非なる、まったく別のものなんです。お出かけの目的を間違えると、「せっかく来たのに思ってたのと違った…」ということになりかねないので、ここでハッキリと区別しておきましょう。

① パークウインズ(常時無料)とは?

これは、前のセクションで解説した通り、「場外発売のみを行う営業日」を指します。

最大のポイントは、この日は京都競馬場でのレースは一切行われていないということです。施設は開いていますが、馬が走るパドックやレーストラックは静まりかえっています(もちろん、場内の大型ビジョンでは他場のレースが放映されています)。

そして、この「場外発売」という営業形態の日は、JRAのキャンペーンとは関係なく、いつでも常に入場料が無料 に設定されています。

② フリーパスの日(特例無料)とは?

一方、「フリーパスの日」は、「京都競馬場で実際にレースが開催される日(=本場開催日)」を指します。

つまり、目の前で馬が走り、パドックを周回し、歓声が上がる、あの「競馬開催日」そのものです。通常、この「本場開催日」は所定の入場料が必要になります。

しかし、JRAが指定した特定のキャンペーンの日(例:2025年の京都競馬場は5月18日(日曜)が該当しました )に限り、「特例」としてその日の入場料が無料になる、これが「フリーパスの日」です。

「2つの無料の日」の違いまとめ

  • パークウインズ(常時無料)
    • 京都でのレース: なし(他場の馬券発売のみ)
    • 入場料: いつでも無料
    • 目的: 馬券購入、他場レースの観戦、施設(公園など)の利用
  • フリーパスの日(特例無料)
    • 京都でのレース: あり(本場開催日)
    • 入場料: JRA指定の日だけ特例で無料
    • 目的: 生のレース観戦、競馬場の雰囲気を体験

つまり、「無料で入れる日」といっても、「生のレースの迫力を味わいたい!」という目的なら「フリーパスの日」(または通常の本場開催日)を、「馬券をじっくり買いたい」「リニューアルした施設や公園を無料で利用したい」という目的なら「パークウインズ」を選ぶ必要がある、ということですね。

この違いは非常に大きいので、お出かけの際は、JRAの公式サイトなどで「その日は本場開催日なのか、それともパークウインズ営業日なのか」を必ず確認してから行くことを強くおすすめします。

パークウインズの指定席と料金

「入場無料は嬉しいけど、どうせなら快適な席でゆっくり観戦したい…」という方には、もちろん有料の指定席がおすすめです。特にG1開催日などは無料エリアが混雑することもありますからね。

ただし、ここが非常に、非常に重要な注意点です。

【最重要】リニューアルで指定席は激変!

京都競馬場は2023年に大規模リニューアルを完了しており、それに伴ってパークウインズ営業時の指定席エリアや席種が、リニューアル前や本場開催日とは全く異なっています

この情報を知らずに行くと、「昔の感覚で安い席があるはず」と思って戸惑うことになります。

指定席の「古い情報」に要注意!

ネット検索などで「A指定席(500円)」「S指定席(1,000円)」「スマートシート(200円)」といった情報が出てくることがあります 。

これらはリニューアル前の古い情報か、または京都競馬場でレースが行われる「本場開催日」の料金である可能性が非常に高いです。

現在のパークウインズ営業では、これらの安価なスタンド席は原則として運用されておらず、リニューアルで新設された「ステーションサイド」のプレミアムな席が中心となっています。

パークウインズ専用指定席(ステーションサイド6階)の種類・料金

最新の運営(2024年第3回小倉競馬以降)によれば、パークウインズ営業時の指定席エリアは、原則として「ステーションサイド6階」が中心となっています(一部5階の席も含む) [ (S99, S100)]。

リニューアル後に新設された、グループ向けのソファ席や半個室風のプライベート席が、パークウインズ専用の比較的安価な料金で利用できる、というのが現在のスタイルですね。

どのような席があるのか、主なものを表にまとめてみました。これを見ると、単なる「観戦席」ではなく、「ラウンジ」に近いイメージであることが分かると思います。

席種 (Seat Type) 定員 (Capacity) 料金 (Price) 場所 (Location) 設備・特徴 (Facilities / Notes)
ペアテーブル (Pair Table) 2名まで 1,400円 (席単位) ステーションサイド6階 (屋内) 座席からコースの眺望可能 [ (S160)]   ・コンセント利用可 [ (S160)]   ・注記: 座席へのアクセスに6段の階段あり [ (S161)]
Lソファ (L Sofa) 5名まで 4,000円 (席単位) ステーションサイド6階 (屋内) 座席からコースの眺望可能 [ (S166)]   ・グループ・家族向けソファ席 [ (S166)]   ・コンセント利用可 [ (S167)]
The Horseshoe A 5名まで 3,000円 (テーブル単位) ステーションサイド6階 (屋内) 座席からコースの眺望不可 [ (S139)]   ・観戦は共用テラスから行う [ (S139)]   ・ソファ席、コンセント利用可 [ (S138, S140)]   ・注記: 座席へのアクセスに2段の段差あり [ (S146)]
The Horseshoe B 4名まで 1,600円 (テーブル単位) ステーションサイド6階 (屋内) 座席からコースの眺望不可 [ (S150)]   ・観戦は共用テラスから行う [ (S150)]   ・テーブル席 [ (S150)]   ・注記: 座席にコンセントなし(共用スペースを利用) [ (S153)]
プライベートシート (Private Seat) 1名 800円 (1席) ステーションサイド5階・6階 (屋内) 座席からコースの眺望不可 [ (S172)]   ・観戦は共用テラスから行う [ (S172)]   ・パーティションで区切られた半個室風座席 [ (S172)]   ・コンセント利用可 [ (S174)]
プライベートシート(車椅子席) 1名+介添者1名 800円 (1席) ステーションサイド5階・6階 (屋内) ・上記プライベートシートの車椅子対応版 [ (S214)]   ・コンセント利用可 [ (S216)]   ・注記: 介添者は別途入場料が必要(パークウインズ時は無料) [ (S217)]

パークウインズ指定席の注意点(眺望・設備)

上の表を見てお気づきかもしれませんが、パークウインズで利用できる指定席には、本場開催の席とは異なる大きな特徴があります。

  • 眺望について: 「ペアテーブル」と「Lソファ」以外は、座席そのものからコース(レース)を直接見ることはできません [ (S139, S150, S172)]。これらは空調の効いた屋内ラウンジ席であり、レース観戦は同フロアにある「共用テラス」から行うスタイルが中心です。じっくり予想して、レースの時間だけテラスに出る、といった使い方に向いていますね。
  • 設備について: 多くの席にコンセントが完備されているのは嬉しいポイントです 。スマートフォンで情報を集めながらの観戦にもバッチリ対応できます。(The Horseshoe Bのみ座席コンセントなし [ (S153)])
  • 料金体系: 「プライベートシート」以外は、1席単位ではなく「1テーブル/1室単位」での料金設定です 。例えば「Lソファ」は4,000円ですが、5名まで利用できるので、グループで行けばお得感があるかもしれません。

料金・席種に関するご注意

上記はパークウインズ営業時の一例です。料金や利用可能な席種、運用フロアは、他場でG1レースが開催される日や時期によって変更される可能性があります。ご利用の際は、必ず「JRA指定席・入場券ネット予約サイト」で最新の情報を確認してください。

指定席の予約方法と注意点

さて、前のセクションで魅力的な指定席(Lソファやプライベートシートなど)をご紹介しましたが、「じゃあ、どうやって予約するの?」というのが次のステップですよね。

ここがパークウインズ指定席利用の最大の関門であり、最も重要なポイントかもしれません。リニューアル後の京都競馬場は、予約方法もスマート化されています。

予約は「ネット予約」が必須

まず大前提として、パークウインズの指定席は、「JRA指定席・入場券ネット予約サイト」からのインターネット予約が必須です 。

リニューアル前の感覚で「当日の朝に競馬場に行って、窓口で買えばいいや」と思っていると、そもそも当日券の窓口販売は原則として行われていません。せっかく行っても指定席は利用できない…なんてことになりかねないので、ここは本当に注意してください。必ず、事前にネットで予約を完結させる必要があります。

指定席予約の具体的なステップ

予約は以下のステップで行います。初めての方は、まず会員登録からですね。

指定席予約のポイント

  1. ① 事前に会員登録を済ませる(必須)
    まず「JRA指定席・入場券ネット予約サイト」の会員登録(無料)が必要です 。これが無いと何も始まりません。
  2. ② 20歳未満は予約不可(重要)
    JRAのルール上、会員登録は20歳以上でないとできません 。ご家族で行く場合も、必ず20歳以上の方が代表して予約する必要があります。
  3. ③ サイトで希望の席を予約
    サイトにログインしたら、会場選択で「京都競馬場」を選び、行きたい開催日(パークウインズ営業日)を選択します 。その後、前のセクションでご紹介した席種(ペアテーブル、Lソファ等)を選んで、購入手続き(クレジットカード決済など)を完了させます。

※ちなみに、JRAカード会員の方が初めてこのネット予約サイトを利用する場合は、ログイン画面で会員番号と生年月日を入力して「初回ログイン登録」という作業が必要になるそうです 。

予約後の入場方法(QRコード)

「予約はできたけど、当日はどうやって入るの?」という点も気になりますよね。

無事に予約が完了すると、ネット予約サイトのマイページなどで「QRコード」が表示できるようになります 。当日は、京都競馬場の指定席エリアの入口(ステーションサイド6階など)にある専用のゲート端末に、そのQRコードをかざして認証・入場する形になります。

紙のチケットが郵送されてくるわけではないので、スマートフォンの充電切れなどには注意したいところですね。

予約の注意点:G1開催日は激戦区

最後に、一番の注意点です。
パークウインズ営業日は、京都競馬場でのレースはありませんが、他場(東京や中山など)で有馬記念や日本ダービー、天皇賞といったビッグなG1レースが開催される日があります。

こういった日は、当然パークウインズも大混雑します。入場無料エリアはもちろん、快適な指定席は当然のように人気が集中し、予約開始と同時に売り切れてしまう可能性も十分にあります。

「G1の日だから、パークウインズでゆっくり指定席観戦しよう」と考えている方は、JRAが告知する指定席の発売スケジュールを事前にしっかり確認し、予約開始時刻と同時にアクセスするくらいの準備をしておくのが吉ですね。

G1についてはこちらの記事【初心者向け】競馬のG1・G2・G3とは?格付けの違いを徹底解説で詳しく解説しています。

営業しているレストランやコンビニ

パークウインズ営業日は「入場無料」なのは最高ですが、次に気になるのが「場内の施設ってちゃんと開いてるの?」という点ですよね。特に「お腹が空いたらどうしよう…」「飲み物は買える?」というのは、長時間滞在するなら死活問題です。

結論から言うと、その心配は無用です!

もちろん、京都競馬場でレースが開催される「本場開催日」と比べると、営業する店舗は縮小される傾向にあります。全店舗がフルオープンしているわけではないので、その点はあらかじめ理解しておく必要がありますね。

それでも、リニューアル後のフロアマップを見ると、主要なグルメスポットやコンビニはしっかり営業してくれているようです。

一番の安心材料!「セブン-イレブン」

まず、場内に「セブン-イレブン」 (7-Eleven) があるのが本当に心強いです。

飲み物やおにぎり、サンドイッチ、ちょっとしたお菓子はもちろん、必要なものがあればコンビニが場内にあるというのは、パークウインズ営業日にとっては最大の安心材料かもしれません。万が一、食べたいレストランが混んでいたり、好みのものがなくても、「最悪セブンがある」と思えるのは大きいですね。

フードコートや専門レストランも営業

「コンビニだけじゃ物足りない」「せっかくなら温かいものが食べたい」という方も大丈夫。リニューアルで綺麗になった「フードコート」も複数箇所で営業しているのが確認できます。フードコートなら、グループや家族でそれぞれ食べたいものが違っても対応しやすいのがメリットです。

さらに、フロアマップ上では以下のような専門店の名前も確認できました。

  • 鳥せい (Torisei)
  • 酒処 ~UMAMI~
  • ホワイトハウス (White House)
  • 緑の広場売店

「鳥せい」のような京都らしいお店や、「酒処」があるのも競馬ファンには嬉しいポイントかもしれませんね。(※20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。)

飲料ベンダー・売店

もちろん、「Asahi(アサヒ)」「SUNTORY(サントリー)」といった飲料ベンダーの売店もあります。レースを見ながらの一杯も問題なさそうです。

【最重要】「指定席専用エリア」に注意!

これだけ店舗があれば食事には困らなさそうですが、一つだけ最大の注意点があります。

それは、利用したい店舗が「一般エリア」にあるか、「指定席エリア(有料)」にあるかという問題です。

要注意:「指定席のお客様のみご利用可能」エリアの存在

リニューアル後のフロアマップをよく見ると、「指 指定席のお客様のみご利用可能」と明記され、一般エリアと区切られている場所が存在します。

つまり、「あそこのセブン-イレブンに行きたい!」と思っても、その店舗がもし指定席専用エリア(ステーションサイド6階など)の中にあった場合、そのフロアの指定席券(有料)を持っていないと、そもそもそのエリアに入ることすらできない可能性があるんです。

こればかりは、当日の運営状況やフロアによって変わる可能性があるため、現地で確認するしかありません。「あの店がある」と当てにしすぎず、まずは入場無料の一般エリアで利用できる店舗を確認し、そこを行動のベースにするのが確実ですね。

京都競馬場パークウインズの施設とアクセス

リニューアルで本当に綺麗になった京都競馬場。前のセクションではパークウインズの基本情報やグルメ、指定席について押さえました。このセクションでは、いよいよ「じゃあ、実際にどうやって行くの?」「場内で困らない?」という、当日の行動に直結する、超・実用的な情報を徹底的に見ていこうと思います。

「パークウインズの日って、本場開催日とアクセス方法や使える施設が違うの?」という疑問は、私もすごく気になっていました。せっかくの無料開放日ですから、アクセスや施設で失敗したくないですよね。

例えば、一番簡単な電車のアクセス(最寄り駅)はもちろん、ご家族連れやグループだと車で行く場合の「駐車場」が最大の難関かもしれません。料金はいくら?予約は本当に必要なの?公式駐車場が満車だったらどうする?といった核心部分を詳しく解説します。

さらに、意外と見落としがちな「喫煙所はどこ?」といった細かな場内アメニティ情報も、快適に一日を過ごすためには欠かせません。

そして何より、このセクションの目玉は、2025年10月にリニューアルオープンした「公園地区」の最新情報です。これが従来のパークウインズの価値を根本から変えたと言ってもいいくらい、重要なポイント。これら全ての情報を、「パークウインズ営業日」という視点で詳しく解説していきますね!

喫煙所や場内アメニティ情報

京都競馬場は、リニューアルを経てとにかく敷地が広大で、かつピカピカになりました。ですが、広いからこそ「あれ、あれはどこ?」と迷いがちですよね。特にパークウインズ営業日は、本場開催日と比べて人の流れが違うため、アメニティの場所を事前に知っておくことが、快適に一日を過ごすためのカギになります。

「困った時のインフォメーションはどこ?」「馬券を買う窓口は?」「タバコはどこで吸えるの?」といった、基本的ながらも超・重要な施設情報をここでしっかり押さえておきましょう。

アメニティ・サービス(インフォメーション・投票所・お手洗い)

まず、基本的なサービス施設ですが、パークウインズ営業日でももちろん完備されています。

  • インフォメーション(案内所):
    もし迷ったら、まずここを目指してください。フロアマップ をもらえますし、「営業しているレストランはどこですか?」「一番近いUMACAの入金機は?」など、当日の運営状況について何でも教えてくれる頼れる存在です。
  • 投票所(現金・UMACA):
    馬券購入のための窓口ももちろん稼働しています。「現金発売投票所」 と、JRAのキャッシュレスシステムである「UMACA入出金専用投票所」 があります。個人的には、これからの時代はUMACAが圧倒的に便利だと思います。パークウインズ営業日は、本場開催日より比較的空いていることもあるので、「まだUMACA持ってない…」という方は、この機会に登録してしまうのも賢い選択かもしれませんね。
  • ドリンク自販機:
    場内の各所に設置されています 。フードコートや売店が混んでいる時や、ちょっと喉が渇いた時にすぐ買えるので便利です。
  • お手洗いやエレベーター:
    リニューアルの恩恵で、お手洗い(男性トイレ・女性トイレ) も非常に清潔で快適になっています。また、ステーションサイドの指定席(5階・6階)など、上の階へ移動するためのエレベーター ももちろん完備されています。

喫煙所について(【重要】「喫煙室」のみ)

愛煙家の方にとって、これは最も重要な情報です。昔の競馬場のイメージでいると、確実に戸惑うことになります。

現在の競馬場は、健康増進法の施行により、喫煙ルールが非常に厳格化されています。場内は原則としてすべて禁煙です。

ではどこで吸えるのかというと、フロアマップ に「喫煙室」と記載されている、完全に壁で仕切られた屋内の専用ルームのみです。

注意:屋外の「喫煙コーナー」はありません

「ちょっと外の広場で一服」や「スタンド裏の灰皿がある喫煙コーナーで」といった、リニューアル前にあったような屋外の喫煙所は、現在すべて撤去されています。

喫煙が許可されているのは、指定された「喫煙室」の中だけです。これらの喫煙室は場内の各所に設置されていますが、その数は限られています。フロアによっては喫煙室が一つもない場合もあります。

そのため、タバコを吸う際は、都度フロアマップで「喫煙室」の場所を確認し、そこまで移動する必要があります。G1開催日などはこの喫煙室が非常に混雑することもあるので、その点もあらかじめ理解しておくとスムーズですね。

最寄り駅からのアクセス方法

京都競馬場へのアクセスは、実はとっても簡単で、特に電車利用はすごく便利です。ただ、「パークウインズ営業日」に行く場合、本場開催日とはちょっと違う「落とし穴」もあるので、ここでしっかり解説しておきますね。

【王道】一番便利!京阪電車「淀」駅

まず、私(YUKINOSUKE)が一番おすすめする、JRA公式の推奨アクセスは、京阪電鉄の「淀(よど)」駅です 。これが最寄り駅になります。

京阪「淀」駅を利用するメリット

  • 駅と競馬場が直結: 最大のメリットはこれです。「淀」駅の改札を出ると、そのまま京都競馬場の「ステーションゲート」 に直結する専用の連絡通路(屋根付き)があります。
  • 雨でも濡れない: この通路のおかげで、天気が悪い日でも一切濡れずに入場できます。これは本当にストレスフリーで最高ですね。
  • アクセス目安時間:
    ・大阪方面から: 京阪「淀屋橋」駅から特急で約50分
    ・京都市内から: 京阪「三条」駅や「祇園四条」駅からもアクセス抜群です。

パークウインズ営業日に迷わずスムーズに行きたいなら、もう「京阪・淀駅」一択かなと思います。

【注意】近鉄電車・バスを利用するルート

もちろん、京阪以外のルートもあります。それが近鉄電車を利用するパターンですね。

  • 奈良方面から: 近鉄京都線「大和西大寺」駅から特急で約1時間20分 (「近鉄丹波橋」駅で京阪に乗り換えるのが便利かも)
  • バス乗り換え: 近鉄「桃山御陵前」駅からバスに乗車して約15分 、というルートもあります。

ただし、ここでパークウインズ営業日ならではの注意点があります。それは「臨時バス」についてです。

注意:「丹波橋」駅からの臨時バスは動いてないかも!

JRAの公式サイト によると、近鉄「丹波橋」駅と京都競馬場間で運行されるバスは「京都競馬開催時」と明記されています。

パークウインズ営業日は「競馬開催日」ではないため、この便利な臨時バスは運行されていない可能性が非常に高いです。本場開催日と同じ感覚で「丹波橋駅に行けばバスがあるはず」と思って行くと、バスがなくて困る…ということになりかねないので、十分注意してくださいね。

【最重要】「山科駅から徒歩」のウソ情報に注意!

最後に、これは本当に注意してほしい、アクセスに関する「誤った情報」についてです。

一部の非公式サイトやまとめブログなどで、「山科(やましな)駅から徒歩15分」 といった記述を見かけることがあります。

これは、地理的に明らかな、とんでもない間違いです!

京都の地理に詳しい方ならすぐ分かりますが、山科駅と京都競馬場(淀)は10km以上離れています 。徒歩15分どころか、電車を乗り継いでも30分以上かかる距離です。

もしこの情報を信じて山科駅で降りてしまったら、本当に途方に暮れることになります…。パークウインズに行く際は、必ず「京阪・淀駅」を目指す、と覚えておいてください。これが一番確実で簡単なアクセス方法です。

駐車場の料金と予約について

ご家族連れやグループでのお出かけ、あるいは「帰りに買い物をしたい」といった場合、車での来場はとても魅力的ですよね。ですが、パークウインズ営業日に車で行く場合、この「駐車場」が最大の難関であり、最も注意すべきポイントだと私は思います。

特に週末は混雑が予想されますし、「行ったら満車で入れなかった…」なんて事態は避けたいもの。ここで「公式駐車場のルール」を徹底的に解説します。</p

【最重要】JRA公式駐車場は「事前予約が必須」

まず、これを知らないと当日の計画がすべて破綻する可能性があります。

JRAの公式駐車場 を利用するには、必ず「駐車券の事前予約」が必要です 。

本場開催日だけでなく、パークウインズ営業日も同様に、予約なしで当日現地に行っても、料金所でお金を払って入場する…ということは原則できません。指定席の予約と同じく、「JRA指定席・入場券ネット予約サイト」を通じて、あらかじめ駐車券を確保しておく必要があるんです。

「パークウインズの日は無料だし、駐車場も空いてるだろう」という感覚で行くと、入場すらできない可能性があるので、これは本当に、本当に注意してくださいね。

JRA公式駐車場の概要(パークウインズ時)

無事に事前予約ができた場合、当日の駐車場の概要は以下のようになっています。

JRA公式駐車場の概要(パークウインズ時)

  • 利用開始時間: 8時30分から
  • 料金(1回):
    • 大型車: 2,000円(パークウインズ割引価格)
    • 特大車: 3,000円(パークウインズ割引価格)
    • 普通車: 2,000円(←※ここに注意点あり。後述します)
  • 場内無料シャトルバス: 開催時間中(9時00分から16時55分まで)、駐車場とステーションゲート間を結ぶ無料のシャトルバスが運行されます 。広い駐車場のどこに停めても、ゲートまで楽に移動できるのは嬉しい配慮ですね。

【要注意】普通車「2,000円」の料金表記について

さて、上の料金表で「普通車: 2,000円」と書きましたが、ここにひとつ大きな注意点があります。

JRAの公式サイト を見ると、大型車・特大車にはハッキリと「(パークウインズ時 2,000円)」といった割引料金が明記されているんです。ですが、なぜか「普通車 2,000円」の欄には、パークウインズ営業時に関する言及がありません

これが意味するのは、「普通車はパークウインズの日でも本場開催日と同額(2,000円)です」ということなのか、それとも「当然パークウインズ割引価格(例えば1,000円など)があるが、たまたま記載が漏れている」のか、公式サイトの情報だけでは判断がつかない、ということです。

おそらく本場開催日と同額(2,000円)の可能性が高いかなと私は推測しますが、こればかりは、ご自身が「JRA指定席・入場券ネット予約サイト」で駐車券を予約する際、決済画面に表示される最終的な料金を、必ずご自身の目で確認する必要があります。料金誤認がないよう、ここはしっかりチェックしてください。

混雑と「予約が取れなかった場合」の対処法

JRA公式駐車場は「混雑する傾向にある」 と明記されています。

パークウインズ営業日といえども、他場で有馬記念や日本ダービーといったG1レースが開催される日は、当然のように駐車場予約も混雑します。「予約しようと思ったら、すでに満車だった…」というケースも十分に考えられますよね。

でも、もし公式駐車場の予約が取れなくても、諦めるのはまだ早いかもしれません。

京都競馬場の周辺には、民間のコインパーキングが点在しています。中には、土日・平日24時間とめても最大料金が400円といった、驚くほど安価な設定の駐車場も存在するようです

もちろん、そういった格安駐車場は数が限られますし、競馬場から少し歩く必要はあるでしょう。ですが、公式駐車場の2,000円(?)と比べると非常に魅力的です。

車で行く計画を立てる際は、まずJRA公式の予約にチャレンジし、もしダメだった場合に備えて、事前に周辺の民間駐車場の場所や料金を、駐車場検索アプリなどでいくつかピックアップしておくことを強くおすすめします。当日に現地で探し回るのは大変ですからね。

2025年リニューアルと子供向け施設

これは特に、私(YUKINOSUKE)が今回のリサーチで一番興奮した情報です!そして、特にファミリー層にとっては、とびきりの朗報ですね!

京都競馬場は2023年にスタンド(観戦エリア)が「センテニアル・パーク」としてグランドオープンしましたが、それはリニューアルの第一弾でした。そして2025年、ついに長らく工事中だった「公園地区」が、その最終形を現したんです。

そのリニューアルオープン日は、2025年10月4日(土曜) 。まさに、週末のお出かけにぴったりのタイミングです。

このリニューアルは、従来の「競馬場」のイメージ…ちょっと専門的で、大人の男性が多い場所…というイメージを根本から覆す、「開かれた公園」としての側面を決定づけるものになりました。子供連れにぴったりの、本当に魅力的な空間に生まれ変わったんです。

具体的にどんな施設がオープンしたのか、JRAの発表 をもとに、その魅力を詳しく見てみましょう。

2025年10月オープンの新施設(出典:JRA公式サイト 2025年9月27日発表

  • 陽だまり広場(ひだまりひろば):
    これが今回のリニューアルの目玉ですね!広々とした芝生エリアに、子供に絶大な人気を誇る大型遊具「ふわふわドーム」が設置されます 。これはもう、間違いなく子供たちの歓声が響き渡る人気スポットになるはずです。これがあるだけで、子供は無限に遊んでくれますからね…。
  • 木もれびテラス(こもれびテラス):
    そして、ここが家族連れに嬉しいポイント。「ふわふわドーム」のすぐ隣に、ご家族向けの休憩スペースとして「木もれびテラス」が新設されます 。芝の広場を見渡せる位置で、木漏れ日の中でちょっと一休みできる…子供を見守りながら親もリラックスできる、非常に考えられた設計だなと思います。
  • 馬の遊具(新設):
    ただの公園じゃない、競馬場ならではの施設も登場します。京都競馬場のデザインモチーフである「チーフモチーフ馬」がデザインされた、カラフルでダイナミックな形状の新しい遊具です 。これは、他の公園では絶対に見られない、京都競馬場だけのユニークな遊具。絶好の写真スポットにもなりそうですね。

これが「パークウインズ」の真価!

さて、ここからが一番重要なポイントです。

この新エリア(緑の広場)は、2025年10月1日(水曜)から平日開放が再開されることが告知されています 。そして、リニューアルオープン自体が10月4日の「土曜日」です。

ということは、もちろん、パークウインズ営業日(土日)も、この新しい公園地区がフルで利用できるということです!

そして、何度も言いますが、パークウインズの日は…入場無料なんです !

この2つの事実が組み合わさると、どうなるか。

つまり、2025年10月以降の京都競馬場パークウインズは、従来の「馬券を買う場所」という機能に加え、
入場無料で、ふわふわドームや新型遊具がある、ピカピカで広大な公園
として、週末に家族で一日中楽しめる、最強のお出かけスポットに進化した、ということになります。

これはもう、従来の「場外馬券売場」のイメージを完全に覆す、とんでもない進化だと私は思います。これこそ、JRAが目指す「Park Wins(公園のようなウインズ)」の完成形かもしれませんね。

京都競馬場パークウインズの楽しみ方

ここまで読んでいただいて、もうお分かりかと思います。2023年、そして2025年のリニューアル を経て、京都競馬場パークウインズは、単なる「他場の馬券を買う場所」では完全になくなりましたね。

もちろん、従来通りの楽しみ方も健在です。しかし、今のパークウインズは、訪れる人の目的によって、まったく異なる「3つの顔」を使い分けることができる、非常に懐の深いスポットに進化したと私は思います。

ここでは、ターゲット別に「パークウインズの具体的な楽しみ方」を提案させてください。

①【競馬ファン向け】快適さを追求する「大人のパークウインズ」

まずは、私たち競馬ファンにとっての楽しみ方です。

  • G1デーは「指定席」で集中観戦:
    有馬記念や日本ダービーの日。無料エリアは混雑が予想されます。こんな日こそ、事前にネット予約した指定席(有料) の真価が発揮されます。特に一人で集中したいなら「プライベートシート」 、仲間となら「Lソファ」 など、リニューアル後の快適な空間で、空調が効いた中、じっくりと他場のレースを観戦・予想するのは最高の贅沢ですね。
  • 「UMACA」デビューに最適:
    本場開催日は何かと混雑しがちなUMACA(キャッシュレス投票)の登録。比較的空いていることが多いパークウインズ営業日は、この「UMACAデビュー」に最適かもしれません。一度登録してしまえば、スマホ投票との連携もでき、競馬ライフが格段にスムーズになります。
  • グルメと予想の両立:
    フードコート でしっかり腹ごしらえするもよし、「鳥せい」 の焼鳥をテイクアウトするもよし。「酒処 ~UMAMI~」 で一杯やりながら予想にふける…なんていう、大人の楽しみ方ができるのもパークウインズの魅力です。

②【ファミリー向け】2025年新公園で「コスパ最強レジャー」

2025年10月のリニューアル で、パークウインズはファミリー層にとって「最強のお出かけスポット」に進化したと言っても過言ではありません。

ファミリー向け・1日のモデルコース(無料)

  1. 午前(10:00~): 到着後、まず「公園地区」へ直行。「ふわふわドーム」 や新設の「馬の遊具」 で、子供の体力を全力で発散させます。親は「木もれびテラス」 から見守りつつ休憩。
  2. 昼(12:00~): お腹が空いたら、スタンド内のフードコート へ。もし混んでいたら「セブン-イレブン」 で買って、屋外のベンチでピクニック気分もアリですね。
  3. 午後(14:00~): 子供が遊び疲れてお昼寝…が理想ですが(笑)、少し落ち着いたタイミングで、大人はメインレースだけ馬券を購入。大きなビジョンで観戦します。

これだけの施設を「入場無料」 で丸一日楽しめる。これはもう、他のレジャー施設では考えられない、驚異的なコストパフォーマンスです。

また、本場開催日と違ってレースの喧騒やファンファーレがないため、大きな音に敏感な小さなお子様でも、安心して遊ばせやすいというメリットもありますね。

③【競馬未経験者・地元の方】「無料の多目的パーク」として活用

「競馬は全く分からない」「馬券も買わない」という方にこそ、パークウインズの日はおすすめです。

  • 「リニューアル見学」に最適:
    「テレビで見たけど、新しい京都競馬場ってどんなところ?」という興味本位の見学にぴったりです。入場無料ですから、綺麗になったスタンドや施設、そして新しい公園地区を、散歩がてらゆっくり見て回れます。
  • 「ランチスポット」として:
    近所にお住まいなら、「今日のお昼は、競馬場のフードコートで食べようか」とか「鳥せいの焼鳥丼が食べたい」といった、純粋なランチスポットとしての使い方もできます。

ここまで見てきたように、リニューアル後の京都競馬場パークウインズは、競馬ファンも、ファミリーも、そして地元の人も、それぞれの目的で楽しめる「巨大な多目的パーク」に生まれ変わりました。

入場無料で、これだけの施設とグルメ、そして充実した公園まで楽しめる。それがリニューアル後の最大の魅力かなと、私は思います。

これまで「競馬場は縁がなかった」という方も、2025年10月以降は「無料の大型公園」として、ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

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