こんにちは。YUKINOSUKEです。
「枠連なんて初心者向けの馬券でしょ?」「配当が低いから稼げないのでは?」
そんなふうに思っていませんか。実は今、AIやデータ分析が進化している競馬において、あえて枠連を選ぶことが最強の戦略になるケースが増えているんです。多くの人が見逃している必勝法や、意外な高配当を生む買い方があるとしたら、試してみたいと思いませんか。特にゾロ目などの盲点を突くことで、回収率を劇的に変える可能性を秘めています。今回は、そんな枠連のポテンシャルについて、私の経験をもとに詳しくお話しします。
- 枠連が現代競馬でも通用する理由と具体的なメリット
- 馬連よりも配当がお得になる逆転現象の見抜き方
- リスクを抑えつつ利益を狙うための資金管理術
- コース特徴やゾロ目を活用した実践的な投資戦略
- YUKINOSUKE
競馬の枠連は儲かるのか徹底検証
「枠連は本当に儲かるのか?」という疑問に対して、まずは結論からお伝えすると、正しい知識と戦略があれば十分に利益を出せる馬券だと私は考えています。一見すると地味な券種ですが、実はプロや玄人ほど枠連の「旨味」を理解して活用しているんですよね。ここでは、なぜ今あえて枠連なのか、その優位性と具体的な活用法について掘り下げていきます。
枠連最強の買い方と必勝法
枠連で勝つための最強の買い方、それはズバリ「馬連オッズとの比較を徹底した裁定取引(アービトラージ)」です。
少し難しい言葉を使いましたが、やることは至ってシンプルです。「同じ結果になるのに、配当が高い方を選ぶ」。これこそが、賢い投資家である皆さんが目指すべき境地です。スーパーで同じ商品が100円と120円で売られていたら、迷わず100円の方を買いますよね?競馬のオッズでも、これと同じことが日常的に起きているのです。
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多くの競馬ファンは、新聞の印や好きな馬の馬番を見て、無意識に「馬連」や「3連単」のマークシートを塗りつぶしています。しかし、実は全く同じ組み合わせ、あるいはそれ以上に有利な条件であるにもかかわらず、「馬連よりも枠連の方が配当が高い」という逆転現象(オッズの歪み)が頻繁に発生しています。これを逃さずに拾っていくことが、枠連における必勝法の基本中の基本であり、私が長年実践している「負けない競馬」の核心です。
なぜ「逆転現象」が起きるのか?
論理的に考えれば、特定の2頭を指定する「馬連」よりも、同枠の他馬による代用が効く「枠連」の方が的中させやすいため、配当は低くなるはずです。しかし、現代競馬では以下の理由からこの理屈が崩れる瞬間があります。
- 大衆の無関心: ライト層や初心者の多くは、分かりやすい馬番連勝(馬連・3連単)に資金を集中させがちで、枠連のオッズを確認すらしていません。
- AI投票の盲点: 一部の自動投票システムは、流動性の高い3連単市場などを主戦場としており、枠連の小さな歪みまでカバーしきれていない場合があります。
- 心理的なバイアス: 「枠連は安い」という先入観が、美味しいオッズの放置を生み出します。
YUKINOSUKEの視点この「大衆が見逃している歪み」こそが、私たちが狙うべきボーナスタイムです。面倒くさがらずにオッズを確認するだけで、期待値を底上げできるのですから、やらない手はありません。
実例で見る「配当の優位性」と「保険機能」
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具体的な数字で見てみましょう。あるレースで、あなたが「7枠13番」と「8枠16番」の決着を予想したとします。
| 券種 | 買い目 | オッズ | 的中条件 | 評価 |
|---|---|---|---|---|
| 馬連 | 13 – 16 | 15.0倍 | 13番と16番のワンツーのみ | ×(リスク大・リターン小) |
| 枠連 | 7 – 8 | 18.0倍 | 7枠と8枠の馬ならどれでもOK | ◎(最強) |
このケースでは、的中条件が厳しいはずの馬連が15倍で、条件が緩い(保険が効いている)枠連が18倍ついています。同じ13-16で決着しても、枠連を持っているだけで利益が20%もアップします。
さらに重要なのが「保険機能」です。18頭立てのレースの場合、7枠と8枠にはそれぞれ3頭ずつの馬が入ります。つまり、枠連「7-8」を買うということは、本命の「13-16」だけでなく、同枠にいる人気薄の馬たちが突っ込んできても的中になるということです。 「本命馬が出遅れたけど、同じ枠の穴馬が激走して助かった!」という経験は、枠連ファンなら誰もが持っているはず。「高い配当」と「広範囲のカバー(保険)」を同時に手に入れること。これこそが、私が提唱する枠連最強のロジックです。
ちなみに、馬連については、当ブログ内の記事競馬の馬連の確率と計算式!期待値で勝つための買い方徹底ガイドでも詳しく解説しています。「馬連」をもっと深く知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
実践!YUKINOSUKE流・直前チェックルーティン
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では、具体的にどう動けばいいのか。私が馬券を買う際のルーティンを共有します。
- まず予想を完了させ、買いたい「馬連」の組み合わせを決める。
- 締め切り5分前〜3分前に、スマホでリアルタイムオッズを開く。
- 狙っている馬連オッズと、対応する枠連オッズを並べて比較する。
- 1円でも枠連が高ければ、迷わず枠連を購入する。
- もしオッズが同じ、あるいは枠連がわずかに安くても、同枠に「怖い穴馬」がいる場合は、保険料と考えて枠連を選ぶ。
特にG1レースのような売上が大きいレースでは、直前までオッズが変動しにくいため、この確認作業が非常に有効です。数百円の差が、年間の回収率に換算すると数万、数十万円の差になって返ってきますよ。
補足:控除率についてJRAの馬券にはそれぞれ払戻率(控除率)が設定されていますが、枠連の払戻率は「77.50%」です。これは馬連(77.50%)と同じ設定です。つまり、構造的な有利不利はないため、純粋にオッズの歪みだけを見て判断すれば良いということになります。(出典:JRA公式サイト『馬券のルール』)
このように、枠連は単なる「代用馬券」ではありません。市場の隙を突き、リスクを抑えながらリターンを最大化するための、極めて知的な投資ツールなのです。
馬連より枠連が得なケース
先ほども少し触れましたが、競馬市場には一見すると不可解な「歪み」が存在します。この歪みこそが、私たちが狙うべき収益の源泉です。多くの競馬ファンは「馬番」で予想することに慣れきっているため、実は「同じ的中結果なのに、買い方一つで配当が変わる」という事実に気づいていないことが多々あるんです。
ここでは、具体的にどのような状況で「馬連より枠連が得になるのか」、そのメカニズムと狙い撃つべきタイミングを深掘りしていきます。
1. オッズの逆転現象(配当の歪み)
最も分かりやすいケースは、シンプルに「馬連の配当よりも枠連の配当の方が高い」という逆転現象です。論理的に考えれば、的中範囲が広い(同枠の他馬もカバーする)枠連の方がオッズは低くなるはずですが、現実はそうなりません。
例えば、過去のレースでも以下のような事例がありました。
| 券種 | 買い目 | 配当 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 馬連 | 5 – 6 | 2,140円 | 特定の2頭のみ的中 |
| 枠連 | 5 – 6 | 2,320円 | 同枠の他馬でも的中 |
※実例参考:2025年 メトロポリタンSなど(配当は一例です)
このように、全く同じ着順(5枠の馬と6枠の馬)であるにもかかわらず、枠連の方が180円も高い配当がついています。1,000円買っていれば1,800円の差です。これは決して小さな差ではありません。
なぜこのような現象が起きるのでしょうか?主な理由は以下の3点です。
- ライト層の投票行動: G1などの大きなレースでは、「分かりやすい馬連」に資金が集中し、枠連が売れ残る(オッズが維持される)。
- AI投票の死角: 一部の自動投票システムが3連単や馬連に特化しており、枠連の歪みを補正しきれていない。
- マークシートの仕様: 初心者が枠連の買い方を知らない、あるいはマークシートで塗り忘れる。
私は、馬連を買おうと思った時は必ずスマホで枠連のオッズも確認します。もし枠連の方が配当が高ければ、それは「地面に落ちているお金を拾う」のと同じくらい確実な利益のチャンスだと捉えてください。
YUKINOSUKEのチェックポイントG1レースや重賞レースなど、一般ファンの参加が多いレースほど「逆転現象」は起きやすいです。投票締め切り5分前は、馬連と枠連のオッズ比較に集中しましょう。
2. 「保険機能」を含めた実質的な期待値
次に注目すべきは、配当が「ほぼ同じ」場合です。例えば、馬連が15.0倍で、枠連が14.8倍だったとします。「じゃあ馬連の方が得じゃん」と思いますよね?
しかし、私はこの場合でも迷わず「枠連」を選びます。
なぜなら、枠連には強力な「代用(保険)機能」があるからです。特に16頭〜18頭立てのレースでは、外枠(7枠・8枠)に3頭ずつ馬が入ります。もしあなたが「7枠のA馬」と「8枠のB馬」の組み合わせ(馬連)を買っていた場合、A馬が3着に敗れて、同枠のノーマークだったC馬が突っ込んできたら馬券はハズレです。
ところが、枠連「7-8」を買っていれば、A馬が飛んでもC馬がくれば的中となります。わずか0.2倍のオッズ差で、この「他馬による救済」という強烈な保険が掛けられるなら、実質的な期待値は枠連の方が圧倒的に高いと言えるのです。
多頭数レースの魔法18頭立てのレースで「7枠-8枠」の枠連を買うということは、7枠(3頭)×8枠(3頭)=9通りの馬連組み合わせをたった1点でカバーしていることになります。これを理解すると、枠連の凄さが分かりますよね。
ちなみに、オッズの歪みについては、当ブログの記事競馬のオッズの歪みとは?儲かる見つけ方と活用法を解説でも詳しく解説しています。「オッズの歪み」をもっと深く知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
見落としがちなゾロ目の配当
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「ゾロ目(例:4-4)」は、枠連を買う上で絶対に忘れてはいけない、しかし多くの人が見落としがちな「ドル箱」要素です。ここを軽視すると、長期的な回収率の向上は見込めません。
1. 心理的な盲点と高配当のメカニズム
人間には「違う枠の馬同士で決まるだろう」という心理的なバイアスがあります。そのため、同じ枠に入った2頭が有力馬であっても、無意識に買い目から外してしまう人が多いんです。
しかし、JRAの番組編成上、同枠に有力馬が固まることは珍しくありません。特に「枠順確定後の出走取消」などで枠の構成が変わった時や、シード権を持つ馬が固まった時などは要注意です。
実際に、「馬連よりも枠連ゾロ目の方が配当が高い」というケースは頻繁に発生します。例えば、4枠に単勝5倍の馬と単勝10倍の馬がいるとします。この2頭の馬連(例:7-8)が15倍だとしても、枠連(4-4)が20倍ついていることがよくあります。これは、「枠連のゾロ目」という買い目が、マークシートの端っこにあって目立たないことや、ボックス買いに含まれないことによる「売れ残り」が原因です。
2. ボックス買いの落とし穴
ここが一番の注意点ですが、多くのネット投票システムやマークシートにおいて、「枠連ボックス」を選択しても、ゾロ目の組み合わせ(1-1, 2-2など)は自動的には含まれません。
残念ながら、通常のボックス買いでは「3-4, 3-5, 4-5」の組み合わせしか購入されておらず、「3-3, 4-4, 5-5」は買えていません。結果を見て「当たった!」と喜んでいたら、実は買えていなかった…という悲劇は後を絶ちません。
ゾロ目を狙う際は、必ず「フォーメーション」で入力するか、個別に買い足す必要があります。私は、混戦模様のレースや、同枠に「人気馬」と「一発ありそうな穴馬」が同居している枠がある場合は、必ずゾロ目のオッズをチェックし、10倍以上つくなら少額でも押さえるようにしています。
3. ゾロ目が狙い目となる具体的なシチュエーション
では、具体的にどんな時にゾロ目を狙えばいいのでしょうか。私が実践している条件は以下の通りです。
- 圧倒的なコースバイアスがある時:
新潟千直(外枠有利)で「8-8」を狙う、あるいは開幕週の中山で「1-1」を狙うなど、特定の枠が極端に有利な場合。 - 多頭数のハンデ戦:
どの馬が勝つか分からない混戦では、人気が割れるためゾロ目の配当も跳ね上がります。特に7枠・8枠は3頭ずつ入るため、確率論的にもゾロ目の出現率が高まります。 - 同枠の人気薄が逃げ馬の場合:
人気馬が同枠の逃げ馬を可愛がって(競りかけずに)追走し、そのまま2頭でなだれ込む「行った行った」の展開は、ゾロ目の黄金パターンです。
枠連投資において、ゾロ目は「事故」ではなく「戦略的に狙うべきボーナス」です。食わず嫌いをせずに、ぜひ買い目検討のプロセスに組み込んでみてください。
(出典:JRA公式サイト『馬券の種類:枠連』)
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合成オッズと点数計算の基本
枠連で「勝ち組」と「負け組」を分ける決定的な要素、それが資金管理(マネーマネジメント)です。予想が当たっているのに、なぜか手元にお金が残らない……そんな経験はありませんか?もしあるなら、それは「合成オッズ」という概念が抜け落ちている可能性が高いです。
合成オッズとは、簡単に言えば「複数の買い目を買った時に、どれが当たっても利益が均等になるように資金配分した場合の実質的なオッズ」のことです。枠連は的中率が高い反面、配当が低くなりやすい(5倍〜20倍程度がボリュームゾーン)券種です。そのため、適当に「全通り1,000円ずつ」といった均等買いをしていると、堅い決着になった瞬間に「当たったのにマイナス(トリガミ)」という悲劇が起こります。
均等買い vs 資金配分(ドカン)の決定的な差
具体的な数字で見てみましょう。予算3,000円で、以下の2点を買うとします。
- 買い目A:オッズ 5.0倍
- 買い目B:オッズ 10.0倍
| 購入方法 | 投資配分 | A的中時の払戻 | B的中時の払戻 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 均等買い | A:1,500円 B:1,500円 |
7,500円 (利益+4,500円) |
15,000円 (利益+12,000円) |
利益にバラつきがあり、リスク管理が甘い |
| 資金配分 | A:2,000円 B:1,000円 |
10,000円 (利益+7,000円) |
10,000円 (利益+7,000円) |
どちらが来ても安定して利益確保 |
このように、資金に傾斜をつけることで、オッズの低いAが来た場合でもしっかり利益を出せるようになります。この例での合成オッズは「約3.3倍」です。つまり、この2点を買う行為は、「的中率の高い単勝3.3倍の馬を1点買いしている」のと数学的には同じ意味になります。
私は枠連を買う際、必ずこの合成オッズが「2.0倍〜3.0倍以上(回収率200%〜300%)」になるように買い目を調整しています。もし計算して合成オッズが1.2倍や1.5倍にしかならないなら、そのレースは「リスクに対してリターンが見合わない(期待値が低い)」と判断して、勇気ある撤退(見送り)をします。これが投資としての競馬です。
便利なツールを使おう計算が面倒だと感じるかもしれませんが、今はJRA-VANなどの公式アプリや、無料の収支管理アプリに「資金配分機能」が標準搭載されています。予算を入力してボタンを押すだけで、トリガミを防ぐ最適な配分を自動計算してくれるので、これを活用しない手はありません。
枠連流しとボックスの選び方
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枠連には大きく分けて「流し」「ボックス」「フォーメーション」という3つの買い方があります。これらを状況(レースの質)に合わせて使い分けることが、的中率と回収率のバランスを保つカギとなります。私は以下のような基準で明確に使い分けています。
【枠連流し】一点突破の攻撃型
「信頼できる軸馬(枠)が1つある」場合に採用します。特に、単勝1倍台〜2倍台の圧倒的な人気馬がいる場合、その馬が入っている枠を軸にします。この時、枠連の強みである「同枠の別馬」が保険として機能するため、馬連流しよりも安心して資金を投じることができます。
戦略としては、相手を2〜3点に絞り込み、資金を厚く張ります(ドカン勝負)。点数を広げすぎると合成オッズが下がるため、「軸枠から、有力馬がいる枠+外枠有利などのバイアス枠」へ絞って流すのが私の基本スタイルです。
【枠連ボックス】網羅性の防御型
「軸馬が絞れない混戦」や「特定のコースバイアスが強い場合」に採用します。例えば、新潟直千競馬や、外差し馬場になっている時の中山競馬場などでは、馬の能力よりも「外枠(7枠・8枠)」に入ったという事実だけで好走率が跳ね上がります。
こういったケースでは、「6・7・8枠ボックス」のように、面(ゾーン)で網を張る買い方が最強です。どの馬が勝っても、そのゾーンに入っていれば的中となるため、人気薄が突っ込んできて思わぬ高配当を拾えることがあります。ただし、点数が増えがち(4枠ボックスで6点、5枠ボックスで10点)なので、トリガミには十分注意が必要です。
枠連の醍醐味であるゾロ目を逃さないためには、「フォーメーション投票」を使って意図的にゾロ目を組み込むか、ゾロ目だけ単独で買い足す必要があります。これを忘れて「7枠と7枠で決まったのに、ボックスだから外れた!」と泣くのは初心者あるあるですので、絶対に避けてください。
【枠連フォーメーション】プロ好みの万能型
流しとボックスのいいとこ取りができるのがフォーメーションです。「1枠と8枠を軸にして、相手は手広く」といった柔軟な買い方が可能です。特に「ゾロ目を買い目に含めたい時」や「無駄な組み合わせを省きたい時」に重宝します。少し上級者向けですが、慣れてくれば最も点数効率の良い買い方になりますので、ぜひチャレンジしてみてください。
競馬の枠連で儲かるための条件
枠連はいつでもどこでも買えば良いというものではありません。「枠連だからこそ儲かる条件」というものが確実に存在します。ここからは、より実践的なテクニックや、避けるべきリスクについて解説していきます。
おすすめフォーメーション
私が長年の枠連投資の中でたどり着いた、最も攻守のバランスに優れた買い方。それが「軸1枠ー相手3〜4枠」のフォーメーションです。
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なぜこの形が最強なのか。それは、枠連という馬券が持つ「カバー範囲の広さ」を最大限に活かしつつ、無駄な買い目を極限まで削ぎ落とせるからです。正直なところ、適当にボックス買いをするくらいなら、このフォーメーションを極めた方が回収率は確実に上がります。
1. 「軸1枠ー相手4枠」の黄金比
具体例を出して説明しましょう。18頭立てのフルゲート戦を想像してください。
- 本命(軸):1枠(圧倒的1番人気がいる)
- 相手候補:3枠、5枠、7枠、8枠(気になる馬が散らばっている)
もしこれを「馬連」で買おうとするとどうなるでしょうか?
軸の1枠(2頭)から、相手枠(各2〜3頭)へ流すことになります。相手の馬を厳選しても、軽く10点〜15点以上の買い目になってしまいますよね。しかも、もし相手として選んだ馬が4着で、選んでいなかった「同枠のノーマーク馬」が2着に来たら…? 目も当てられません。
「軸:1枠 ー 相手:3・5・7・8枠」
この買い目はわずか4点です。
ここが最大のメリット相手に「8枠」を選んだ時点で、8枠に入っている3頭すべてを買い目に含んでいることになります。つまり、8枠の人気馬が飛んでも、同枠の15番人気の大穴が突っ込んできたら的中するのです。この「意図しない激走まで拾える網羅性」こそが、枠連フォーメーションの真骨頂です。
2. 資金配分のしやすさ
点数が4点〜5点に収まるということは、1点あたりの投資額を厚くできるということです。
例えば予算が5,000円ある場合、20点の買い目なら1点250円しか賭けられませんが、4点なら1点1,250円も張れます。配当が20倍だとしても、払い戻しは25,000円。十分に「投資」として成立するリターンを得られます。
私は、自信のある軸枠が見つかった時は、相手を3枠(3点)に絞り、合成オッズを3.0倍以上に設定して「ドカン」と勝負することが多いですね。
3. ゾロ目を組み込む「完全包囲網」
ここで一つ、初心者の方が陥りやすい致命的なミスについて注意喚起させてください。それはフォーメーションを組む際の「ゾロ目(同枠決着)」の扱いです。
マークシートやネット投票でフォーメーションを組む時、以下のようにマークしていませんか?
- 枠1:【1】(軸)
- 枠2:【3】【5】【7】【8】(相手)
これだと、買い目は「1-3」「1-5」「1-7」「1-8」の4点になります。
しかし、もし1枠に有力馬が2頭いて、「1-1」で決着したらどうなるでしょう? 当然、不的中です。軸枠自体が強力な場合、同枠の2頭でワンツーフィニッシュする可能性は十分にあります。
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ゾロ目の買い忘れを防ぐマーク術軸枠での決着(ゾロ目)もケアしたい場合は、必ず「枠2(相手)」の欄にも、軸と同じ【1】をマークしてください。これで「1-1」も買い目に含まれます。この1点をケチったがために泣いた人を、私は何人も見てきました。
4. 状況別おすすめフォーメーション例
レースの荒れ具合によって、私は以下のように使い分けています。
| パターン | 構成 | 点数 | 狙い |
|---|---|---|---|
| 一点突破型 | 軸:1枠 相手:2枠 |
2点 | ガチガチの本命がいる時。 厚く張って回収率を稼ぐ。 |
| 標準型 | 軸:1枠 相手:3〜4枠 |
3〜4点 | 最もバランスが良い。 迷ったら基本はコレ。 |
| 手広型 | 軸:2枠 相手:4〜5枠 |
8〜10点 | 軸が絞りきれない混戦時。 網を広げて高配当待ち。 |
このように、「相手を特定しきれないが、このあたりの枠が臭い」という時に、枠連フォーメーションは絶大な威力を発揮します。特に、ハンデ戦や牝馬限定戦など、何が来るか分からないカオスなレースでこそ、個体(馬)ではなく集合体(枠)で網を張るこの買い方を試してみてください。
(出典:JRA『馬券の種類:枠連の仕組み』)
コース特徴による枠の有利不利
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競馬場やコースによっては、構造的に明確な「枠の有利不利(トラックバイアス)」が存在します。枠連投資家にとって、これは利用しない手はない「ボーナスステージ」のようなものです。
有名なところでは、新潟競馬場の直線1000m(アイビスサマーダッシュなど)における「外枠有利」がありますね。このコースでは、外ラチ沿いを走れる7枠・8枠の馬が圧倒的に好走する傾向があります。
「内の馬は買わなくていい」と言われるほど極端なバイアスがかかることもあり、こういったレースでは個々の馬の能力を細かく分析するよりも、「7枠と8枠を軸にして、相手も外枠へ流す」あるいは「6・7・8枠のボックス」を買うといった、枠連ならではの「ゾーン買い」が最強の戦略となります。
また、開幕週の小回りコース(中山芝1600mや函館・札幌など)では、内ラチ沿いの芝状態が良いため「内枠有利」が顕著になります。馬群の外を回らされる外枠の馬は、それだけで距離ロスというハンデを背負うことになるからです。
この場合、「1・2・3枠のボックス」で攻めるのも面白いでしょう。能力が多少劣る人気薄の馬でも、コースの利(最短距離を通れるメリット)だけで馬券圏内に残ることが多々あります。
トラックバイアスの確認方法当日のレース結果を見て、「今日はずっと内枠の馬が勝っているな」とか「外からの差しが決まりだしたな」という傾向を掴むのが基本です。JRA-VANなどのデータツールを使えば、コースごとの過去の枠番別勝率も一発で分かります。
詳しくは専門のデータサイトを参照することをお勧めしますが、基本的には「枠連はトラックバイアスの恩恵を最大化できる馬券」だと覚えておいてください。馬単体を見る「点」の予想ではなく、コース全体を見る「面」の予想ができるようになると、枠連の的中率は飛躍的に向上します。
買えないレースと取消リスク
枠連投資において、初心者が最も陥りやすく、かつ精神的なダメージが大きいのが「出走取消・競走除外時の返還ルール」に関するトラブルです。ここだけは、他の馬券種(単勝や馬連など)とは根本的にルールが異なるため、絶対に理解してから購入する必要があります。
「せっかく本命馬から買っていたのに、返還されずに紙屑になった…」
こんな悲劇を避けるために、枠連特有の「代用」という概念と、具体的なリスク回避術について深掘りして解説します。
枠連は「馬」ではなく「箱」を買っている
まず大前提として、枠連は「馬番号」ではなく「枠番号(箱)」に投票する馬券です。JRAのルールでは、「その枠にレースに出走できる馬が1頭でも残っていれば、投票は成立する」と定められています。
通常、馬連や3連単であれば、指定した馬が出走取消になれば、その馬が含まれる買い目はすべて返還(買戻し)されます。しかし、枠連の場合はそうはいきません。これが最大の落とし穴です。
恐怖のシミュレーション:1番人気が消えた時
- YUKINOSUKE
具体的なシチュエーションで考えてみましょう。あなたは以下の条件の「8枠」を軸に、枠連を購入したとします。
- 8枠16番:ドウデュース(単勝1.5倍・圧倒的1番人気)
- 8枠17番:最低人気の馬(単勝300倍・勝機ほぼゼロ)
- 買い目:枠連「1-8」「2-8」「3-8」に各1万円投資
あなたの狙いは当然、1番人気のドウデュースです。しかし、レース直前のゲート裏でドウデュースが暴れてしまい、まさかの「競走除外」となってしまいました。
【馬連の場合】
ドウデュース絡みの馬券はすべて返還されます。投資金3万円は戻ってきます。
【枠連の場合】
8枠にはまだ「17番の馬」が残っています。そのため、JRAのルール上、8枠は有効なままレースが行われます。
結果として、あなたの手元には「最低人気の17番から流した枠連」が残ります。当然、この馬が来る確率は限りなく低いため、投資した3万円は返還されず、そのままハズレ馬券となる可能性が極めて高くなります。
これが、枠連における最大のデッドリスクです。「同枠に弱い馬しかいない時の強力な本命馬」を買う際は、このリスクを常に天秤にかける必要があります。
| ケース | 状況 | 枠連(通常)の扱い | 枠連(ゾロ目)の扱い |
|---|---|---|---|
| ケース1 | 同枠に他馬がいない場合 (その枠が空っぽになる) |
返還される | - |
| ケース2 | 同枠に他馬が1頭残る場合 (元々2頭枠で1頭取消) |
返還されない (レース成立) |
返還される (成立不能のため) |
| ケース3 | 同枠に他馬が2頭以上残る場合 (元々3頭枠で1頭取消) |
返還されない | 返還されない (ゾロ目成立可能) |
例外的に「ゾロ目」だけ返還されるケース
表の「ケース2」にご注目ください。ここが少しややこしいのですが、重要なポイントです。
例えば8枠に2頭いて、そのうち1頭が取り消された場合、8枠には残り1頭しかいません。この状態では「1着8枠・2着8枠」という結果(ゾロ目)になることは物理的に不可能です。
そのため、枠連の「8-8」という買い目を持っていた場合に限り、返還が行われます。しかし、「1-8」や「2-8」といった通常の組み合わせは、残り1頭で成立するため返還されません。この違いは試験に出るレベルで重要なので覚えておきましょう。
リスクを回避し、逆に味方につける戦略
では、このリスクとどう向き合えば良いのでしょうか。私は以下の3つの基準で判断しています。
- パドックと返し馬の確認を徹底する
発汗が激しい、入れ込んでいる、歩様がおかしいなど、少しでも「取消・除外」の匂いがする人気馬がいる場合、その馬が同居する枠連は避けます。代わりに、返還保証のある馬連を選択します。 - 「同枠の相方」のレベルを見る
もし同枠のもう一頭が「そこそこ走れそうな穴馬」であれば、逆にチャンスと捉えることもできます。人気馬が消えてオッズが跳ね上がった枠連を、その穴馬が持ってくる…という奇跡的な高配当もあり得るからです。 - 「2頭とも強い枠」は鉄板の買い時
これが枠連の真骨頂です。例えば8枠に「1番人気」と「3番人気」が入っている場合。これは最強の保険付き馬券になります。もし1番人気が取り消されても、3番人気が残っているため、馬券の期待値はそこまで落ちません。むしろ、ライバルが1頭減って勝ちやすくなる可能性すらあります。
YUKINOSUKEの結論「同枠に弱い馬しかいない断然人気の枠」を買う時だけは、枠連ではなく馬連を推奨します。それ以外(混戦や相方が強い場合)は、枠連のメリットがリスクを上回ります。リスクの所在を正しく理解して使い分けましょう。
勉強に役立つツールや書籍
枠連投資の精度を上げ、安定して勝ち続けるためには、正確な情報のインプットと、それを処理するための「武器(ツール)」が欠かせません。プロの料理人が包丁にこだわるように、私たち投資家も使う道具にはこだわるべきです。
ここでは、私が実際に愛用しているツールや、枠連投資の考え方を深めるのに役立つリソースを紹介します。「何から始めたらいいか分からない」という方は、まずここにある環境を整えるところからスタートしてみてください。
必須ツール1:リアルタイムオッズ確認アプリ
枠連で勝つための生命線は「オッズの歪み(アービトラージ)」を見抜くことです。馬連とのオッズ差は、締め切り直前の5分〜10分で頻繁に発生し、そして消えていきます。
この一瞬のチャンスを逃さないためには、スマホで手軽に、かつ正確にリアルタイムオッズを確認できるアプリが必須です。基本的には以下のどちらかを入れておけば間違いありません。
- JRA-VAN スマホアプリ:公式データの信頼性が高く、過去の傾向分析も見やすい。
- netkeibaアプリ:情報量が豊富で、掲示板などのファンの熱量(過剰人気)も把握しやすい。
私は、投票直前にこれらのアプリで「馬連」と「枠連」のオッズ画面を並べて見比べ、「枠連の方が10円でも高い」と確認できた瞬間だけGOサインを出しています。
必須ツール2:最強の分析ソフト「TARGET frontier JV」
もしあなたがPCを持っていて、本気で枠連を極めたいなら、JRA-VANが提供しているパソコン用ソフト「TARGET frontier JV(ターゲット)」の導入を強くおすすめします。
これはプロの予想家やデータ分析班も使っている最強のツールです。このソフトを使えば、以下のような分析が瞬時に行えます。
- 「新潟芝1000mにおける過去10年の8枠の勝率と回収率」
- 「特定の種牡馬が、内枠に入った時と外枠に入った時の成績差」
- 「枠連と馬連のオッズ断層(異常オッズ)の自動検出」
特に「コースごとの枠順別成績」を自分で調べられるようになると、予想の精度が劇的に向上します。「このコースは内枠の回収率が低いから、人気でも1枠は割引こう」といった判断が、データに基づいて自信を持ってできるようになるからです。
データ派の必需品TARGETは有料(JRA-VAN DataLab.への加入が必要)ですが、月額2,000円程度のコストで、過去数十年分の膨大なJRA公式データにアクセスし放題になります。本気で投資をするなら、経費として決して高くはありません。
おすすめの書籍と学習リソース
書籍に関しては、正直なところ「枠連」だけに特化した専門書は、現代の書店ではほとんど見かけません。過去には『競馬は枠連!』(三恵書房)のような書籍も存在しましたが、情報は常にアップデートする必要があります。
ですので、枠連専門書を探すよりも、「期待値(回収率)」や「資金管理」の考え方を学べる本を読むことを強くお勧めします。枠連はテクニックである以前に、確率のゲームだからです。
| ジャンル | おすすめの学習内容・書籍の方向性 |
|---|---|
| 期待値理論 | 「勝てる馬」ではなく「儲かる馬券」を選ぶ思考法を学ぶ本。 (例:『勝ち方がわかる 馬券の教科書』など) |
| コース理論 | 各競馬場のトラックバイアスや枠順の有利不利を解説した本。 (例:『馬場のすべて教えます』など) |
| 資金管理 | 合成オッズや追い上げ投資のリスク管理について触れている本。 |
特に「合成オッズ」を使ってトリガミを防ぐ資金配分(ドカン)の技術は、枠連投資において必須科目です。こうした理論を学べる本を一冊手元に置いておくと、迷った時の指針になります。
まずは無料のアプリで「オッズを見比べる癖」をつけるところから始め、慣れてきたらTARGETや専門書で知識を武装していく。これが、枠連で勝ち組になるための最短ルートです。
(出典:JRA-VAN『スマホアプリの機能紹介』)
ちなみに、競馬の書籍については、当ブログ内の記事競馬の本おすすめ13選!初心者から血統派まで目的別に解説でも詳しく解説しています。「競馬の書籍」をもっと深く知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
競馬の枠連は儲かるのかまとめ
ここまで、少しマニアックとも言える「枠連」の世界について、その構造的な魅力から実践的な戦略まで解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
長い記事にお付き合いいただき、本当にありがとうございます。読み終えた今、皆さんの枠連に対するイメージは、「古臭い馬券」から「現代競馬に残されたブルーオーシャン」へと変わっているのではないでしょうか。
結論として、皆さんが検索された「競馬 枠連 儲かる」というキーワードに対する私の答えは、自信を持って「イエス」です。むしろ、多くの競馬ファンが一攫千金を夢見て3連単やWIN5といった高難易度・高配当の馬券に資金を投じている今だからこそ、手堅く、かつ期待値の高い枠連には大きなチャンスが眠っています。
AIやビッグデータがどんなに進化しても、馬券を買うのは最終的に「人」です。人が「馬番」や「馬名」に固執する心理がある限り、枠連市場には必ず「オッズの歪み」が生じ続けます。この歪みを冷静に拾い続けることこそが、私たちが目指すべき投資競馬の姿です。
最後に、明日からの競馬ですぐに実践できる「勝ち組への3つの鉄則」を改めて整理しておきます。
- YUKINOSUKE
【枠連投資・勝利のロードマップ】
- 徹底したオッズ比較(裁定取引):
馬連を買おうとした指を一度止めて、必ず枠連オッズを確認する。「同じ結果なら1円でも高く売る」という商売の基本を忘れないこと。 - 「点」ではなく「面」で捉える:
個々の馬の能力だけでなく、コースバイアス(枠の有利不利)や展開を読み、有利なゾーン(枠)を丸ごと抑える戦略を持つこと。 - 規律ある資金管理とリスクヘッジ:
合成オッズを意識してトリガミを防ぎ、出走取消リスクやゾロ目の抜け目を常にケアする「守りの意識」を持つこと。
もちろん、3連単で10万馬券、100万馬券を当てる快感は素晴らしいものです。それを否定するつもりはありません。しかし、もしあなたが「競馬で安定して資産を増やしたい」「負けない競馬をしたい」と本気で願うのであれば、枠連という武器は最強のパートナーになるはずです。
派手なホームラン狙いのフルスイングも楽しいですが、確実にヒットを積み重ねて得点を稼ぐ「枠連」という選択肢をポケットに入れておくだけで、週末の戦い方はガラリと変わります。
ぜひ、次回のレース予想では、この記事で紹介したテクニックを一つでも取り入れてみてください。「あれ?馬連より枠連の方が高いじゃん!」と気づいた瞬間、あなたはもう一般の競馬ファンから一歩抜け出した「投資家」への道を歩み始めています。
無理のない範囲で、でも虎視眈々と利益を狙って。これからも賢く、熱く、競馬を楽しんでいきましょう!最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
- YUKINOSUKE
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