【評価点60点】現代社会と福祉① 福祉政策における需要と必要、資源について

福祉の仕事

社会福祉士国家試験受験資格取得を得るために受講した社会福祉士短期通信科で、私が実際に提出したレポートになります。

地域福祉の理論と方法①

課題:社会福祉協議会の基本的性格及び課題 評価点60点

こちらのレポートに関しては、参考資料を活用しつつ私が実際に生活相談員として勤務をしながら実際に体験してきた内容をまとめたものになります。

評価点としては60点を頂き、必要、需要の定義付けがされておらず本来なら不合格のレポートですが今後の学習に期待して合格としますとの講評を頂きました。

レポートまとめはこちら⇒社会福祉士 レポートまとめ13科目

レポート本文

福祉政策における需要と必要、資源について福祉政策の側面から考えると必要と需要はそれぞれ反対の概念ではなく、矛盾する概念でもないため一般的には一致するものである。一致する理由としては、福祉サービスを必要とする者が、福祉サービスを自ら望んでいるからである。しかし時に必要と需要が一致しない場合も考えられる。この問題の解決策としては2つあり1つ目は、自己決定と自己責任を尊重し個人主義の立場からその決定に従う事。2つ目は、人は判断を誤る事もあるため、賢明な第三者が本人に代わって正しい判断をすべきであるという考え方である。ただし、福祉サービスについては、一般の商品のように、サービスの価値が一般の人でもわかり、選択が可能な場合もあるが、保健・医療のように理解が難しい場合も多く、欲求や需要に結びつかなかったり、必要である事を自覚できていない事も考えられる。この事からも利用者の意思を無視した専門家支配とならないように、専門家が利用者と対話や評価を進める中で、問題解決に適切なサービスを選択することが求められる。原則は自己決定を尊重する事となるが、自己判断が難しい場合も考えられるためどこまで踏み込むかは福祉政策の課題でもある。

福祉政策などで用いられる資源という用語は、何らかの必要を充足する機能をもった客体のことである。資源はフォーマルなものとインフォーマルなものに大別する事ができるがフォーマルなものは制度化されているものでありインフォーマルなものは制度化されていないものである。両者ともにいい面と悪い面がありフォーマルなものは、サービスの適用に係る一定の基準や手続方法等が明確にされており、公平で、安定性・継続性・専門性に優れているが画一的な面もあり、柔軟性がない事が課題である。インフォーマルなものは、利害関係のない愛情や善意をもとにして成り立ち、柔軟で、ネットワークを比較的容易に築く事が可能であるがサポートなどを担う人の負担が大きく、安定性・継続性・専門性に欠ける面が課題である。

また資源は誰もが容易に入手できるものではなく希少なものでなければならない。しかし、必要に対して資源が希少であれば必然的に割り当ての問題が発生する。資源の希少性は金銭や物や人が足りないという形で現わされるだけではなく、ソーシャル・ワークは労働集約的で時間消費的活動から成り立っているために時間そのものに限界があるなど多様な問題を抱えている。社会福祉の政策とその実行組織は程度の差こそあれ資源の希少性という問題に直面している。また社会福祉資源と地域社会で必要とされているものとの調整を図る事は、地域社会の水準における福祉政策の課題である。

 

 

 

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