こんにちは。YUKINOSUKEです。
新馬戦の時期になると、どの種牡馬の産駒が走るのか気になりますよね。特に2025年は新しい種牡馬も多く、予想やPOGの指名で迷っている方も多いのではないでしょうか。検索でよく見かけるシュガーシャックやセラサイトといった馬たちの評価や、ロードカナロア産駒のウインドオブヘヴンなどの評判も気になるところです。また、アンプイットアップやライヒスアドラーといった話題馬の動向や、エイシンティザーやベベペッパーといった名前も目にする機会が増えてきました。この記事では、私がリサーチしたデータをもとに、新馬戦で注目すべき種牡馬や具体的な馬たちの情報を整理してお伝えします。
- 2025年の新馬戦で実績を残している種牡馬ランキングがわかります
- コントレイルやキズナなど注目種牡馬の狙い目と特徴をつかめます
- ライヒスアドラーなど検索で話題になっている馬の背景を知れます
- POGや新馬戦の予想に役立つおすすめの書籍をチェックできます
2025年の新馬戦で勝てる種牡馬の傾向と対策
まずは、今年の新馬戦戦線で中心となっている種牡馬たちの動向を見ていきましょう。今年は「ポスト・ディープインパクト時代」がいよいよ本格化し、新しい顔ぶれがランキング上位を賑わせています。データを見ると、単に有名な馬の子供を買えばいいというわけではなく、それぞれの種牡馬が得意とする条件が見えてきました。特に、芝の中距離で圧倒的な強さを見せる種牡馬や、ダート替わりで一変するタイプなど、種牡馬ごとの「稼げるポイント」を把握しておくことが、馬券収支を向上させる第一歩です。
ランキング首位を独走するコントレイル
- YUKINOSUKE
2025年の新馬戦を語る上で、中心にいるのは間違いなく新種牡馬リーディングで首位を独走しているコントレイルです。獲得賞金はすでに2億2,000万円を突破しており、2位のポエティックフレア(約1億2,300万円)に対して約1億円もの大差をつけています。この数字を見るだけでも、今年の新馬戦がいかに「コントレイル一色」であるかがわかりますね。これまでの新馬戦の歴史を見ても、初年度からこれほど圧倒的なパフォーマンスを見せる種牡馬は稀有です。
私の印象としては、父ディープインパクトの「飛ぶようなスピード」を受け継ぎつつも、母系の米国血統由来のパワフルなスタミナもしっかり遺伝している感じがします。父はマイラー的なスピードもありましたが、母系にはUnbridled’s SongやTiznowといった米国ダート血統のパワーに加え、さらに奥にはスタミナ血統も入っているため、距離が伸びて良さが出るタイプが多いのでしょう。
実際に、芝の1600m以下よりも、芝1800mから2000mの中距離戦での勝率や回収率が際立っています。新馬戦の段階から、古馬のような落ち着きと、後半の持続力のある末脚を使えるのが最大の特徴ですね。クラシックディスタンスでこそ真価を発揮する「王道の種牡馬」と言えるでしょう。
コントレイル産駒の成功例とレースぶり
具体的なレース内容を振り返ると、その「強さ」の質がよくわかります。私が特に衝撃を受けたのは以下の2頭です。
① テルヒコウ(京都芝1800m)
この馬のレース内容は圧巻でした。逃げてレースを作ったのですが、ラスト3ハロン(600m)のラップタイムが「10.8 – 11.3」という極めて速い数字でまとめ上げたのです。通常、新馬戦で逃げ馬がこのラップを刻むと、後続は物理的に追いつけません。実際に、上がり最速33.6秒の脚を使った後続馬(エムズビギン)も届きませんでした。「逃げて差す」ような高次元のパフォーマンスで、単なるスピード馬ではないことを証明しました。
② ゴーイントゥスカイ(京都芝1800m)
こちらは「勝負根性」が光った一戦です。直線で馬群に包まれる苦しい展開になりながら、怯むことなく最内を突いて差し切り勝ちを収めました。ラスト1ハロンで11.2秒という瞬発力を使い、混戦を断ち切る姿には、父譲りの精神力の強さを感じました。その後の京都2歳ステークス(G3)(出典JRA公式レース結果)でも3着に好走しており、重賞級のメンバー相手でも通用するポテンシャルを示しています。
また、これだけの成績を残せている背景には、初年度から集まった繁殖牝馬の質が極めて高いことも挙げられます。グランアレグリア(G1・6勝)やクロノジェネシス(G1・4勝)といった歴史的名牝との配合馬が控えており、POG(ペーパーオーナーゲーム)プレイヤーにとっては、指名しない理由が見当たらない「鉄板」の存在です。
馬券戦略としては、「1800m以上の距離」に出てきたコントレイル産駒は、人気でも逆らわずに買うのが正解に近いでしょう。逆に、1200mや1400mの短距離戦に出てきた場合は、スピード負けするリスクもあるため、少し疑ってかかるのも面白いかもしれません。
これから年末のホープフルステークスや来年のクラシックに向けて、さらに賞金を積み上げていくことは確実です。今のうちにコントレイル産駒の「勝ちパターン」を頭に入れて、美味しい馬券を逃さないようにしたいですね。
(出典:JRA『リーディングサイアー』)
コントレイル産駒について詳しく知りたい方は、こちらの記事コントレイル産駒の評判は?市場評価と競走実績まとめで解説していますので、合わせてお読み下さい。
エピファネイアは早熟で大物感あり
新種牡馬であるコントレイルやポエティックフレアの話題で持ちきりの2025年シーズンですが、既存の種牡馬勢力の中で「別格」の存在感を示しているのがエピファネイアです。毎年コンスタントに大物を送り出す種牡馬ですが、現2歳世代(2023年産)に関しては、その勢いがさらに加速している印象を受けます。
データを見ても、2歳戦全体での勝利数は新種牡馬たちを抑えてトップクラスを維持しており、その「仕上がりの早さ」と「産駒のアベレージの高さ」は健在です。新種牡馬は未知の魅力がありますが、馬券の軸として、あるいはPOGの指名馬として最も計算が立ち、かつホームランも狙えるのがエピファネイア産駒の最大の強みでしょう。
特に特筆すべきは、マイルから中距離(1600m〜2000m)におけるスケールの大きさです。この世代の象徴とも言えるのが、東京芝1600mの新馬戦でデビューしたリアライズシリウスでしょう。このレースでは、並み居る良血馬たちを子供扱いし、なんと7馬身差の圧勝劇を演じました。続く新潟2歳ステークス(G3)でも危なげなく勝利を収めており、クラシック戦線の主役候補として名乗りを上げています。「新馬戦で着差をつけて勝つエピファネイア産駒」は、間違いなくG1級の素材です。
エピファネイア産駒の「買い」パターン
- 直線の長いコースでの瞬発力勝負: 東京や新潟の外回りのように、直線で長い脚を使うコースを得意としています。新馬戦で上がり33秒台の末脚を使って勝った馬は、昇級しても即通用するケースが大半です。
- 洋芝やタフな馬場も苦にしない: 意外かもしれませんが、札幌2歳ステークスなど洋芝の重賞でも高い複勝率(データによっては50%超)を誇ります。パワーも兼ね備えているため、開催後半の荒れた馬場でも割引く必要はありません。
- 距離延長はプラス材料: 1600mでデビューした馬が、次走で1800mや2000mに距離を延ばしてきた時は絶好の狙い目です。気性的に前向きな馬が多いですが、折り合いさえつけば距離は長い方が持ち味が活きます。
また、血統背景もしっかりしています。例えば、皐月賞馬ミュージアムマイルの半妹にあたるフェスティバルヒルなど、母系も超一流の繁殖牝馬との配合が多く、POGでも安心して指名できるラインナップが揃っています。新馬戦の距離別出走数を見ても、芝1800mへ積極的に投入されている傾向があり、陣営が「クラシックに乗せたい」と期待している馬が多いことがわかります。
「エピファネイアは早熟で、古馬になると成長力が落ちるのでは?」と心配される方もいるかもしれません。確かに以前はそのような傾向も見られましたが、最近はエフフォーリアやブローザホーンのように、古馬になってからさらに強くなる馬も増えています。特に、母父にキングカメハメハやディープインパクトを持つ配合は、成長力の下支えもしっかりしている印象です。
馬券戦略としては、「新馬戦で切れる脚を見せたエピファネイア産駒」は、次走以降で昇級しても通用するケースが多いので、勝ち上がり後のレースぶりにも注目してみてください。単勝回収率の面でも、過剰人気になりにくい「新馬勝ち直後の1勝クラス」などは美味しいオッズになることがあります。
エピファネイア産駒のより詳細なデータについては、新馬戦のエピファネイア産駒は買い?2025年傾向とPOG対策でも詳しく紹介しています。こちらも併せてご覧いただき、予想の参考にしていただければと思います。
ダートで狙いたいクリソベリル
芝のクラシック路線が注目されがちですが、ダート路線で「新たな砂の王者」として君臨しつつあるのが、新種牡馬のクリソベリルです。父ゴールドアリュールの後継として、そのパワーとスタミナを色濃く受け継いでおり、新種牡馬リーディング(2025年6月〜ダービーまで)では、コントレイル、ポエティックフレアに次ぐ第3位(獲得賞金1億円突破)にランクインしています。
クリソベリル自身、デビューから無傷の6連勝でチャンピオンズカップ(G1)を制した怪物でしたが、その産駒もまた、早い時期からダート戦で圧倒的なパフォーマンスを見せています。特に、パワーと持久力が求められるコースでの信頼度は抜群で、中山ダート1800mや東京ダート1600m、あるいは阪神ダート1800mといった条件では、迷わず本命視できるレベルです。
クリソベリル産駒の衝撃的な勝ち上がり事例
これまでのレースで特に衝撃的だったのが、9月の阪神ダート1800m新馬戦でデビューしたボクマダネムイヨです。小田切オーナー所有の珍名馬として話題になりましたが、レース内容は圧巻の一言。直線を向いて軽く仕掛けられると、後続を突き放し、なんと7馬身差の圧勝を飾りました。勝ち時計1分56秒8も優秀で、父譲りのエンジンの違いを見せつけました。
また、産駒のJRA初勝利を挙げたチャーリー(札幌ダート1700m)のように、小回りコースで先行して押し切る器用さも兼ね備えています。単なるパワータイプではなく、レースセンスが高いのもこの種牡馬の大きな武器ですね。
POG(ペーパーオーナーゲーム)の観点からも、クリソベリル産駒は非常に魅力的な存在です。初年度産駒数は113頭と多く、ノーザンファームや社台ファームといった大手牧場の生産馬も多数含まれています。来年からダート三冠路線が整備されることもあり、ダートでの獲得賞金もPOGのポイントに加算されるルールであれば、下位指名で確実にポイントを稼いでくれる「稼ぎ頭」になるでしょう。
馬券戦略において最も注目すべきは、「芝からダートへの条件替わり」です。新馬戦の番組編成上、ダート適性が高い馬でも、デビュー戦はやむなく芝のレースを使うケースが多々あります。そこでスピード負けして大敗した後、次走で本来の適性であるダート戦に出走してきた時が、絶好の狙い目となります。
ダート替わりの狙い目パターン
- 芝の新馬戦で先行してバテた馬: スピードはあるが瞬発力がなかったタイプ。ダートなら粘り込みます。
- 馬体重が500kgを超える大型馬: パワー型の可能性が高く、砂を被っても怯まないメンタルを持っていることが多いです。
- 距離延長 × ダート: 芝のマイルで忙しかった馬が、ダート1800mでゆったり運べると一変します。
クリソベリル産駒は、父同様に気性がどっしりとしており、「砂を被っても怯まない」タイプが多いと言われています。キャリアの浅い2歳戦において、この精神的なタフさは大きなアドバンテージです。未勝利戦で「前走芝で大敗、今回初ダート」というクリソベリル産駒を見つけたら、人気薄でも必ずチェックすることをおすすめします。
マイルが得意なポエティックフレア
個人的に2025年シーズンの「最大のサプライズ」と言っても過言ではないのが、新種牡馬リーディングで2位(獲得賞金約1億2,300万円)につけているポエティックフレアの躍進です。正直なところ、デビュー前は「欧州血統だから日本の軽い芝はどうかな?」と懐疑的に見ていたのですが、蓋を開けてみれば、日本の高速マイル戦に恐ろしいほど適応しています。
ポエティックフレアは、父Dawn Approach、祖父Galileoというコテコテの欧州血統です。通常、ガリレオの血を持つ馬は、日本のスピード競馬ではキレ負けして「重い」という評価になりがちです。しかし、ポエティックフレア自身は現役時代に英2000ギニー(G1)やセントジェームズパレスS(G1)といったマイルG1を制しており、種牡馬としてもその「マイル仕様のスピード」を産駒に色濃く伝えているようです。
データを見ると、芝の平均勝利距離は1614mとなっており、明確にマイル路線を主戦場としています。これは、年末の2歳G1である阪神ジュベナイルフィリーズや朝日杯フューチュリティステークス、さらには翌年のNHKマイルカップへと続く「黄金のマイルロード」に完全にマッチしています。
ポエティックフレア産駒の「買い」ポイント
私がリサーチしたデータ(2025年8月時点)によると、ポエティックフレア産駒の成績は極めて優秀です。
- 複勝率60.0%の安定感: 勝率20.0%、連対率33.3%に対し、複勝率は驚異の6割をマークしています。出走10頭中6頭が馬券に絡む計算で、3連複の軸としては最適です。
- 重賞ウイナーを早期に輩出: 代表産駒のリアライズシリウスは、デビュー2連勝で新潟2歳ステークス(G3)を制覇しました。この馬は新馬戦でも圧倒的なパフォーマンスを見せており、ポエティックフレアの評価を一気に高めました。
- 仕上がりの早さと馬格: 産駒は雄大な馬格(500kg超も珍しくない)をしており、2歳戦からフィジカルで圧倒できる強みがあります。
具体的な活躍馬としては、前述の重賞馬リアライズシリウスに加え、東京芝1600mの新馬戦をゴール寸前で差し切ったサトノヴァンクル(母トーセンソレイユ)などが挙げられます。サトノヴァンクルは母系にディープインパクトやキングカメハメハといった日本の主流血統を持たず、母父ネオユニヴァースという配合ですが、東京の長い直線をしっかりと伸びてきました。このように、ポエティックフレアは配合相手を選ばず、自身のスピードと底力を伝える能力が高いと言えます。
POGにおいては「期間内にどれだけ稼げるか」が勝負です。その点、早期からマイル重賞で賞金を加算できるポエティックフレア産駒は、ドラフト中位〜下位での「隠し玉」ではなく、今や「主力」として計算すべき存在です。特に、マイラーとしてのスピードに加え、欧州血統特有のタフさも兼ね備えているため、ハイペースの消耗戦になった時にこそ、他馬がバテる中でしぶとく伸びてくる強さを発揮します。
馬券的には、「マイル戦」「稍重〜重馬場」「混戦模様」という条件が揃った時が最大の狙い目です。人気薄でもポエティックフレア産駒が含まれていれば、迷わず紐に加えることをおすすめします。
(出典:JRA『種牡馬リーディング』)
キズナ産駒は穴馬として高回収率
- YUKINOSUKE
馬券的な妙味という点で、2025年の新馬戦において私が最も注目しているのがキズナ産駒です。2025年の種牡馬リーディングでも堂々の首位(獲得賞金約39億円)を走っており、もはや「絶対王者」の風格さえ漂っていますが、実は新馬戦において「穴馬」として激走するパターンが明確に存在することをご存知でしょうか。
データ派の競馬ファンの間では知られた話ですが、キズナ産駒は特定の条件下において、単勝回収率が跳ね上がる傾向があります。私のリサーチによると、特に「芝の道悪(重・不良)」や「タフな消耗戦」になった時の信頼度は抜群です。良血馬が揃う新馬戦では、どうしても「上がり3ハロン33秒台」の切れ味を持つディープインパクト系やエピファネイア産駒が人気を集めがちですが、キズナ産駒はその隙を突いて高配当を演出してくれます。
キズナ産駒が「買い」になる黄金パターン
以下の条件が揃った時は、迷わず馬券の中心に据えることをおすすめします。
- タフな馬場状態: 雨で渋った馬場や、開催後半で芝が荒れてきた時期は独壇場です。データ上も芝の道悪における単勝回収率は200%を超えており、パワーと精神力で他馬を圧倒します。
- 洋芝コース(札幌・函館): 地面をしっかりと捉えるピッチ走法の馬が多いため、北海道シリーズや、冬の中山競馬場のような力の要る馬場を得意としています。
- 混戦模様のレース: 前半からペースが流れて、脱落馬が出るような「サバイバルレース」になると、父譲りの勝負根性(前進気勢)が活きてきます。最後までバテずに伸びてくるのが特徴です。
キズナ産駒の特徴として、馬体的には手脚がやや短く、回転の速いピッチ走法になる傾向があります。これが、瞬発力勝負では分が悪くても、泥臭い競り合いやパワー勝負では無類の強さを発揮する要因となっています。新馬戦で人気馬が「キレ負け」や「馬場に脚を取られて」凡走する横で、涼しい顔をして勝ち切るのがキズナ産駒の真骨頂です。
キズナ産駒はダート適性も非常に高いです。新馬戦で芝を使って惜敗した後、未勝利戦でダートに替わって圧勝するケースも多いので、「芝・ダート兼用」の万能種牡馬として覚えておくと、馬券の幅が広がります。
注意点:スローの瞬発力勝負
逆に、キズナ産駒の評価を下げた方が良いケースも明確です。それは「超スローペースからの瞬発力勝負」になりそうな時です。
例えば、新潟競馬場の芝外回りコースや、東京競馬場の開幕週などで、前半1000mが63秒〜64秒のようなゆったりとした流れになった場合、上がり33秒台前半(時には32秒台)の極限の切れ味が求められます。キズナ産駒は長く良い脚を使えますが、一瞬でトップスピードに乗る「ギアチェンジ」の性能では、エピファネイア産駒やマイラー血統に劣ることがあります。
ですので、予想をする際は天気予報やコースの馬場状態を必ずチェックし、「今日は時計がかかりそうだな」「消耗戦になりそうだな」と判断した時にこそ、キズナ産駒を狙ってみてください。その読みが当たった時、思わぬ高配当を手にすることができるはずです。キズナ産駒に関しては、「キズナ産駒 凄すぎ」の理由を徹底分析!の記事でも詳しく解説していますので合わせてお読み下さい。
ライヒスアドラーやシュガーシャックの評判
Googleの検索窓に「新馬戦」と打ち込むと、特定の馬名がサジェスト(予測変換)に出てくることがありますよね。中でもライヒスアドラーとシュガーシャックは、2025年シーズンの新馬戦期間中にSNSや掲示板で非常に大きな話題となりました。なぜこれほど注目されたのか、そしてデビュー後の明暗はどうだったのか。私がリサーチした最新の競走成績(2025年11月時点)も含めて、この2頭の評価を深掘りします。
まず、「成功事例」として絶対に押さえておきたいのがライヒスアドラーです。この馬は新種牡馬シスキン(Siskin)の産駒として、9月の中山芝1800m新馬戦で鮮烈なデビューを飾りました。
ライヒスアドラーの凄さとは?
- 新馬戦のラップタイム: 前半1000mが65.9秒という超スローペースの中、2番手から抜け出し、ラスト3ハロン(600m)をメンバー最速の33.1秒でまとめました。中山の坂を駆け上がりながらこの加速力は並大抵ではありません。
- 重賞での実績証明: 新馬勝ち直後に挑んだ出世レース東京スポーツ杯2歳ステークス(G2)では、勝ったパントルナイーフには及びませんでしたが、強豪相手に堂々の3着を確保しました。
- 次走の展望: 陣営はクラシックの登竜門である共同通信杯(G3)を視野に入れているとの報道もあり、春のG1戦線に乗ってくる可能性が高い一頭です。
父シスキンはアイルランドのG1馬ですが、日本での適性は未知数でした。しかし、ライヒスアドラーが日本の高速馬場や瞬発力勝負に対応できることを証明したことで、シスキン産駒全体の評価も急上昇しています。「シスキン産駒は芝の中距離で切れる」というデータは、来年以降のPOG戦略でも重要なファクターになるでしょう。
一方で、「POGの難しさ」を痛感させられたのがシュガーシャックです。デビュー前は美浦のウッドチップコースで素晴らしい時計を連発しており、「調教番長」として多くのPOG本や予想家の推奨を受けていました。検索数が急増したのも、その期待値の高さゆえでしょう。
しかし、結果はライヒスアドラーと同じ9月の中山新馬戦で3番人気に推されながら10着と大敗。続く11月の東京ダート1600m(未勝利戦)でも8着と、現時点では苦戦が続いています。
人気馬が飛んだ時の対処法
シュガーシャックのように「調教は良いのに実戦で走らない」ケースは、新馬戦では珍しくありません。原因は気性的なもの(レースに行って力んでしまう)や、馬場適性の不一致など様々です。
ただ、血統的には父リアルスティール×母父ワークフォースという筋の通った配合ですから、成長して心身のバランスが噛み合えば、未勝利クラスなら巻き返す力はあるはずです。検索で「シュガーシャック 次走」と調べている方は、距離短縮やブリンカー着用などの「条件替わり」があった時こそ、馬券的に狙ってみるのが面白いかもしれません。
このように、新馬戦の検索トレンド馬は「期待通りのスター候補」と「期待を裏切られた馬」の両極端であることが多いです。ただ、負けた馬もそこであきらめず、なぜ負けたのかを分析し続けることで、次走以降の美味しい配当(穴馬券)に繋がることがよくあります。競馬は「負けた馬の敗者復活戦」を追いかけるのも醍醐味の一つですからね。
新馬戦の種牡馬攻略に役立つ情報とおすすめ本
- YUKINOSUKE
ここからは、具体的な注目馬や、私が新馬戦の予想やPOGで参考にしている書籍などの情報をご紹介します。SNSや検索で話題になっている馬たちの血統背景を知ることで、より深く競馬を楽しめるはずです。特に、セレクトセールや一口馬主クラブで募集された良血馬たちの動向は、将来のG1戦線を占う上でも重要です。
ロードカナロア産駒のウインドオブヘヴン
短距離からマイル路線で安定した成績を残し、2025年の種牡馬リーディングでも2位につけているロードカナロア。その産駒の中でも、血統的なポテンシャルの高さでPOG期間前から注目を集めていたのがウインドオブヘヴンです。
母は2006年の桜花賞(G1)を制した名牝キストゥヘヴン。父ロードカナロアとの配合は、まさに「スピード×スピード」の王道であり、DMMドリームクラブの募集馬としても大きな話題となりました。デビュー前から「仕上がりの早さ」と「マイル適性」が期待されていましたが、実際のレースぶりはどうだったのでしょうか。2025年11月時点での最新状況を整理します。
ウインドオブヘヴンの現在地(2025年11月時点)
- デビュー戦(9月15日・中山芝1600m): 3番人気に推されましたが、直線で伸びきれず9着。ほろ苦いスタートとなりました。
- 2戦目(11月2日・東京芝1600m): 5番人気ながら、勝ち馬から1.2秒差の4着に健闘。走破時計も1分34秒8まで短縮し、明らかな良化が見られました。
新馬戦の敗戦で評価を落とした感は否めませんが、2戦目の東京戦では広いコースで伸びやかな走りを見せており、この馬の適性は「中山のような小回り」よりも「東京のような広いコース」にあることがはっきりしました。父ロードカナロア、母父アドマイヤベガという血統背景からも、直線の長いコースで末脚を活かす形が合っているのでしょう。
POG指名者としてはヤキモキする時期が続いていますが、ロードカナロア産駒はダノンスマッシュのように、古馬になってから本格化するタイプも少なくありません。未勝利クラス脱出は時間の問題と思わせるパフォーマンスを見せているだけに、次走以降もマークを外さないことをおすすめします。
エイシンティザーやベベペッパーの血統
少しマニアックな視点になりますが、血統ファンや「穴党」の方にぜひ注目していただきたいのが、エイシンティザーとベベペッパーの2頭です。どちらも良血でありながら、検索ボリュームはまだそこまで大きくない「隠れた実力馬」たちです。しかし、直近のレース結果や血統背景を深掘りすると、馬券的な妙味やPOGでの指名価値が浮き彫りになってきます。
エイシンティザー:ついに覚醒!パワーとスピードのハイブリッド
まず取り上げたいのが、2025年11月16日の京都競馬(2歳未勝利・芝1600m)で見事な初勝利を挙げたエイシンティザーです。デビュー戦(9月・阪神)こそ9着と振るいませんでしたが、続く新潟の未勝利戦で2着に好走し、3戦目となった京都でC.ルメール騎手を背に勝ち上がりました。
この馬の魅力は、なんといってもその「血統構成」にあります。
エイシンティザーの血統魅力
- 父:モズアスコット
新種牡馬モズアスコットは、世界最強馬フランケルの産駒でありながら、日本の安田記念(芝G1)とフェブラリーステークス(ダートG1)の両方を制した稀有な馬です。その「芝・ダート不問のパワーとスピード」は、産駒にもしっかりと受け継がれています。 - 母父:Tapit(タピット)
米国で長年リーディングサイアーに君臨したダートの怪物種牡馬です。この血が入ることで、勝負所での加速力と、馬群を割る精神的なタフさが強化されています。
実際のレース(11月16日)でも、道中は好位のインでじっと我慢し、直線で外に出されると力強く伸びて差し切りました(勝ち時計1分33秒9)。上がり3ハロンもメンバー上位の35.5秒をマークしており、単なるパワータイプではなく、マイル戦に対応できるスピード能力があることを証明しました。
今後は昇級戦になりますが、モズアスコット産駒の傾向として「使いつつ良くなる」点や「条件替わり(芝→ダート、またはその逆)でも走る」点が挙げられます。エイシンティザーも、今回は芝で勝ちましたが、血統的にはダート適性も間違いなく高いはずです。もし将来的にダート戦へ矛先を向けてきた場合は、人気に関わらず絶好の狙い目になるでしょう。
ベベペッパー:苦戦続きも「ショック療法」で一変の予感
一方、現状は苦しい戦いが続いているのがベベペッパーです。11月8日の京都(2歳未勝利・芝1400m)では13着、デビュー戦の阪神(ダート1800m)でも7着と、まだ掲示板に載ることができていません。しかし、私はこの馬を「まだ見限れない穴馬」としてリストアップしています。
その理由は、現代日本競馬のトレンドを凝縮したような血統背景にあります。
| 父 | 母 | 母父 | 血統的特徴 |
|---|---|---|---|
| キズナ | アンフィトリテ | ロードカナロア | 父はリーディング首位の万能型。母は現役時代にマーガレットS(OP)を制した快速馬。スピードの絶対値は高いはず。 |
「父キズナ×母父ロードカナロア」という配合は、本来であればスピードと底力が高いレベルで融合するニックス(相性の良い配合)の一つです。しかし、現状のベベペッパーはそのポテンシャルを発揮できていません。敗因として考えられるのは、気性的な難しさや、距離適性のミスマッチです。
キズナ産駒、特に牝馬は、気性が勝って前進気勢が強すぎることがあります。そのため、1400mや1800mでは道中で行きたがってしまい、最後に余力がなくなってしまうケースが見受けられます。こういったタイプは、「1200mへの距離短縮」や「ブリンカー着用」といった条件替わり(ショック療法)がハマると、別馬のように激走することが多々あります。
次走の狙い目
もし次走で「芝1200m」や「ダート1200m」などの短距離戦に出走してきたら、大穴としてマークしてみてください。人気が完全に落ちている今だからこそ、変わった時のリターンは大きいはずです。
競馬は「勝った馬」だけでなく、「負けた馬がなぜ負けたのか、次はどうすれば勝てるのか」を考えることが、回収率向上への近道です。エイシンティザーの成長力と、ベベペッパーの変わり身。この2頭の動向は、引き続き追いかけていく価値があります。
セラサイトやアンプイットアップの動向
最後に、GoogleやYahoo!の検索キーワード(サジェスト)でも頻繁に目にするセラサイトとアンプイットアップについても、最新のデータを基に解説します。この2頭は、POG期間前の評判の高さや、特徴的な血統背景から多くのファンに検索されていますが、現状の成績はどうなっているのでしょうか。
私がリサーチした2025年11月時点での最新状況と、次走以降の狙い目を整理しました。
| 馬名 | 父 | 母父 | 現状の成績と評価 |
|---|---|---|---|
| セラサイト | クリソベリル | Ghostzapper | デビューから9着、9着と苦戦中。しかし母系は米国G1馬を輩出する超一流血統。ダートでの変わり身待ち。 |
| アンプイットアップ | ディスクリートキャット | Hard Spun | ゴドルフィン所有馬。デビュー戦(中山D1200m)でスピードを見せ2着に好走。未勝利脱出に最も近い一頭。 |
セラサイト:血統は超一流、ダートでの覚醒を待つ
まずセラサイトですが、父は新種牡馬ランキング3位のクリソベリル、母父は米国の年度代表馬Ghostzapper(ゴーストザッパー)という、コテコテのダート配合です。馬名の意味は「桜石」で、誕生石に由来しています。
成績は9月の阪神新馬戦(ダート1400m)で9着、続く10月の新潟未勝利戦(ダート1200m)でも9着と、今のところ結果が出ていません。しかし、この馬の血統背景を見限るのはまだ早計です。祖母Gold Vaultからは米G1馬Contestedが出ており、パワーと成長力を秘めた牝系です。クリソベリル産駒は晩成傾向や、使いつつ力をつけるタイプも多いため、距離延長やパサパサに乾いたダートなど、条件が噛み合えば穴をあける可能性を残しています。
アンプイットアップ:デビュー戦で見せたスピードは本物
対照的に、勝ち上がりが計算できるのがアンプイットアップです。父ディスクリートキャットは仕上がりの早い産駒を出すことで知られていますが、この馬も9月の中山新馬戦(ダート1200m)でその特徴をいかんなく発揮しました。
そのデビュー戦では、スタートから果敢にハナを奪い、逃げ粘って勝ち馬カリヨンアヴォンの2着に好走しました。走破時計1分12秒3は水準以上で、スピード能力の高さは証明済みです。続く2戦目(10月・東京)こそ12着と崩れましたが、これは距離延長(1400m)や展開が響いた可能性があります。
アンプイットアップの狙い目
父ディスクリートキャット×母父ハードスパンという配合からも、本質は「ダート1200m以下の逃げ馬」でしょう。次走で得意の短距離戦に戻し、自分の形(逃げ・先行)に持ち込めれば、あっさりと未勝利を脱出しても不思議ではありません。
このように、検索で話題になる馬には必ず「理由」があります。新馬戦で負けた馬の中にも、次走で条件が替わって激走する馬はたくさん埋もれています。特に「血統的な適性」と「レース条件」が噛み合った瞬間を見逃さないことが、2歳戦・未勝利戦攻略の最大の鍵となります。
2025年版POGのおすすめ書籍
- YUKINOSUKE
新馬戦や種牡馬の情報を効率よく、かつ深く収集するなら、やっぱり専門の書籍(ムック本)が一番です。ネットの情報は速報性において最強ですが、「横断的な比較」や「牧場スタッフの熱量」を感じ取るには、紙の書籍に一日の長があります。私も毎年、春になると書店でPOG本を大量に買い込み、ドラフト会議の日まで付箋だらけにして読み込むのが恒例行事となっています。
ここでは、私が実際に愛読し、2025-2026シーズンのPOG(ペーパーオーナーゲーム)や新馬戦予想の参考にしている「必携の3冊」+αをご紹介します。それぞれの本に個性があるので、ご自身のプレイスタイルに合わせて選んでみてください。
1. 『POGの達人』(光文社)通称:赤本
- 特徴:POG界の重鎮・須田鷹雄氏が監修する、最も歴史と信頼のある一冊です。表紙が赤いことから「赤本」と呼ばれています。
- おすすめポイント:何と言っても読み応えのある「育成牧場レポート」が魅力です。牧場スタッフへのインタビューが深く、リップサービスではない「本音」の部分が透けて見えることがあります。
- 活用法:巻末にある「合田直弘氏のマル外チェック」は必読。日本の種牡馬事情だけでなく、海外血統のトレンドを知る上でも非常に勉強になります。データ派や、読み物として楽しみたい方に最適です。
2. 『競馬王のPOG本』(ガイドワークス)通称:毛本
- 特徴:毎年、その年の干支やトレンドに合わせた「毛色」の写真が表紙になるのが特徴で、「毛本(けぼん)」の愛称で親しまれています(例:栗毛本、芦毛本など)。
- おすすめポイント:「現地徹底取材」を売りにしており、特にドラフト下位で指名できるような「穴馬」情報が豊富です。有名馬だけでなく、日高の中小牧場の期待馬まで網羅されているため、多頭数の指名が必要なPOGリーグに参加している方には最強の武器になります。
- 活用法:袋とじの「名人たちの指名リスト」や、厩舎ごとの詳細な入厩予定リストは、ドラフト当日の「隠し玉」選びに重宝します。
3. 『天才!のPOG青本』(メディアボーイ)通称:青本
- 特徴:大判で写真が大きく、レイアウトが見やすいのが最大の特徴です。丹下日出夫氏など有名評論家のジャッジが掲載されています。
- おすすめポイント:馬体の立ち写真が非常に綺麗で数も多いため、「馬体を見て選びたい」という相馬眼重視の方におすすめです。有力馬のスケジュールやコメントも整理されており、初心者の方でも情報が頭に入りやすい構成になっています。
- 活用法:新馬戦が始まってからも、「この馬、デビュー前はどんな馬体だったかな?」と振り返る資料として長く使えます。
その他の注目書籍
上記3冊以外にも、全頭掲載の圧倒的な情報量を誇る『丸ごとPOG』(サンケイスポーツ)や、バランスの取れた『POGの王道』(双葉社/黄本)なども出版されています。最近では電子書籍版(Kindleなど)も同時発売されることが多いので、スマホやタブレットに入れて持ち運べるのも便利ですね。
私の「POG本」活用術
私はまず「赤本」で全体のトレンドと有力馬のストーリーを把握し、「毛本」で下位指名の穴馬をリストアップ、そして「青本」で馬体を確認して最終チェックを行う、という使い分けをしています。
ネットの情報は早くて便利ですが、本でじっくり血統背景や牧場の期待度を読み込むと、その馬に対する愛着(=出資意欲や指名意欲)も湧いてきます。「この馬、春に本で褒められてたな」と思い出しながら新馬戦のパドックを見るのも、週末の競馬の大きな楽しみの一つですよ。ぜひ、自分に合った「相棒」を見つけて、2025年の新馬戦シーズンを戦い抜いてください!
私がおすすめする競馬本に関しては、こちらの記事競馬の本おすすめ13選!初心者から血統派まで目的別に解説も参考に頂ければと思います。
新馬戦に関する種牡馬選びのまとめ
今回は「新馬戦 種牡馬」をテーマに、2025年シーズンのトレンドや具体的な注目馬、そして馬券やPOGで勝つための戦略について深掘りしてきました。ここまでお読みいただき、ありがとうございます。最後に、これまでの内容を整理し、明日からの競馬ライフに直結する「最終攻略チャート」としてまとめたいと思います。
2025年の新馬戦戦線は、長年続いたディープインパクト一強時代から、その血を受け継ぐコントレイルやキズナ、そして全く新しい血統背景を持つポエティックフレアらが覇権を争う「戦国時代」へと突入しました。しかし、データが出揃ってきた今、それぞれの種牡馬が得意とする「勝ちパターン」は明確になりつつあります。
2025-2026シーズン 新馬戦攻略の鉄則
- 芝の中距離(1800m〜2000m):
迷わずコントレイル産駒を軸にしてください。特に母系にスタミナ血統を持つ馬は、クラシックディスタンスで無類の強さを発揮します。また、一発長打を狙うならエピファネイア産駒の「直線一気」も見逃せません。
- 芝のマイル(1600m):
新星ポエティックフレア産駒のスピードと底力に注目です。特にハイペースの消耗戦や、少し時計のかかる馬場になった時は、欧州血統の強みが活きます。もちろん、王道ロードカナロア産駒の安定感も健在です。
- ダート戦・ダート替わり:
クリソベリル産駒がダート界の新たな覇者となりつつあります。「芝で負けてダートで一変」のパターンは、高配当の使者となる黄金パターンです。穴狙いならルヴァンスレーヴや、米国血統(シニスターミニスター、パイロなど)も忘れずに。
- タフな馬場・混戦:
雨で渋った馬場や、開催後半の荒れた馬場ならキズナ産駒の独壇場です。人気薄でも「根性比べ」になれば浮上してくるので、ワイドや3連複の紐には必ず入れておきたい種牡馬です。
また、記事の中で触れたライヒスアドラー(シスキン産駒)のような「新種牡馬の当たり」を早期に見つけることや、ウインドオブヘヴンやシュガーシャックのように、新馬戦で敗れた良血馬の「その後」を追いかけることも、競馬の奥深い楽しみ方です。新馬戦はあくまで競走馬としての「入学式」に過ぎません。そこでの結果が一流馬への切符になることもあれば、挫折からの逆転劇の始まりになることもあります。
私がPOG本を付箋だらけにして指名した馬が、デビュー戦でゲートを出た瞬間のドキドキ感。そして、ゴール板を先頭で駆け抜けた時の達成感。これは他のギャンブルでは味わえない、競馬ならではの醍醐味ですよね。ぜひ、皆さんもデータと直感を信じて、自分だけの「推し種牡馬」や「推し馬」を見つけてください。新馬戦という「未来のスターホースを探す宝探し」の旅は、まだ始まったばかりです。この記事が、その航海の一助になれば、ライターとしてこれ以上の喜びはありません。
※本記事で紹介したデータ、評価、推奨馬は、筆者(YUKINOSUKE)の個人的な見解に基づく分析結果です。実際のレース結果や競走馬の能力を保証するものではありません。馬券の購入やPOGの指名は、ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願いいたします。出走情報やオッズなどの正確な情報は、必ずJRA(日本中央競馬会)の公式サイトなどでご確認ください。
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