私は芝レース専門です。理由は単純で芝レースが好きだから。そんな私の予想の軸は①ポジション②馬場③馬•騎手という順番です。割合にすると①が7割②が2割③が1割になります。それくらい①を重要視しています。では①から③まで私の考えを説明させて頂きます。
①ポジション
先に結論を言うとポジションが全てです。私が重要視しているポジションは逃げ馬の一列後ろの内拉致沿いのポジションです。この位置をスタートしてからロスなく取れる馬を軸にします。
ではなぜこのポジションにこだわっているのでしょうか?理由としては
- 内ラチ沿いを走れるため、距離ロスが少ない。
- 不利を受けづらい。
- 馬場の影響やペースの影響を受けづらい。
1に関しては、最終コーナーを内ラチ沿いで走るのと外を回すのを比べると前者の方が圧倒的に距離ロスが少ないです。これは、容易に想像がつくと思います。
次に2ですが、こちらは私が狙う先行馬は前に逃げ馬一頭しか走っていません。一方、差し馬になると先行馬よりも多くの馬が前で走っていることになります。俗にいう「前がつまる」や「前が壁になる」という不利を受けにくいのは前者になるはずです。
最後に3ですが、正直なところ馬場やペースの傾向は当日のレースを見ても中々判断が難しいです。あくまで傾向的な話になってしまうのですが、良馬場で行われるレースは内側の馬場が有利になる傾向が強くポジションに関しても同様に前が有利になる確率が高いです。最終的に「確率かい」とツッコミが入りそうですが、完璧が難しい以上は、確率で良いという結論です。
次に先行馬を選ぶ基準ですが、とても簡単です。
- 近3走で全角4番手以内を通過しているレースが2レース以上ある(2・3歳戦は全出走レース)
- スタートが上手である(出遅れない)
この条件に該当する馬が、軸候補となります。
②馬場
馬場は、判断が非常に難しい。ということでここもざっくりで判断をしています。俗にいう「前内有利」「外差し有利」というのを基本に走破時計を照らし合わせて馬場を判断します。
例をあげると令和4年12月の「阪神カップ」ですが、このレース前に芝レースは3鞍組まれており阪神カップと同距離で実施されるレースが9Rに組まれていました。9Rの結果は、
- 走破時計:1.21.7
- 上り3F :34.5
走破時計、上り3F共に水準程度と判断。勝ち馬は4角を逃げ馬の外でほぼ並んで通過。直線残り100付近で抜け出し押し切るという内容。逃げた馬も4着に残してます。ペースを見ても35.3-34.6と前後半の差がないミドルペース。1着〜3着馬が通過した進路は、全て内側の馬場を通過。特に3着にきた馬は2番人気と人気馬ではあったものの逃げ馬の後ろの内ラチ沿いで足をため、直線も内側の進路で競馬をしていました。
この結果から馬場としては、内前が有利であり、外を回すと届かない。時計面も水準程度の走破時計と上り時計が必要と判断。軸馬の基準として①ある程度前のポジションで競馬ができる。②走破時計と上り時計が水準以上。の2点を設定しました。
この2点の設定を阪神カップに当てはめると該当したのはダイワトニックでした。ダイワトニックに関しては、私が推奨するポジションと馬場に該当していたのはもちろんですが、最後の項目馬自身の能力がさらに後押ししてくれる形となりました。
③馬•騎手
先ほどの阪神カップのダイワトニックの戦績は
距離1,400m【7.2.0.0】
阪神芝 【3.1.0.0】
距離、コース、オール連帯でした。
持ち時計1.19.8はメンバー上位。騎乗した岩田騎手との相性も問題なし。当時の阪神の馬場であればもう少し内枠が欲しかったがスタートセンスの良さを生かして好位で流れに乗れると判断。自信の軸馬となったわけです。
まとめ
結論として、私が選ぶ軸馬は、ほぼ先行馬になります。馬場や展開によっては逃げ馬となることもありますが、逃げ馬の後ろのウチ拉致を取れる先行馬ここが私の狙い馬です。ただ良いポジションが取れても能力的に厳しい馬は軸にしません。能力もあって、良いポジションで競馬ができる馬を選ぶというシンプルな形です。常に1着馬を予想し単勝で仕留める。これをモットーに予想をしています。まだまだ日々勉強中の身ではありますが、これが私の予想の根幹であります。
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