函館競馬場と札幌競馬場の違いとは?初心者向け徹底ガイド

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こんにちは。YUKINOSUKEです。
夏の北海道旅行を計画しているあなた、もしくは夏競馬をこれから本格的に楽しみたいと思っているあなた。函館と札幌、どっちの競馬場に行こうか迷っていませんか。 実は、北海道にある二つの競馬場は、同じ洋芝を使っているという共通点があるものの、中身はまったく別物なんです。
ネットで函館競馬場や札幌競馬場の違いを検索して、コース特徴や芝の状態、ダートの砂厚、さらには高低差や直線の長さについて調べている方も多いかもしれません。 競走馬に求められるスタミナやスピード、血統の傾向も大きく変わってきますし、せっかく行くなら施設内の名物グルメやレストランの雰囲気も気になりますよね。

この記事では、競馬ファンはもちろん、旅行のついでにちょっと寄ってみたいという初心者の方に向けて、二つの競馬場の決定的な違いを分かりやすく解説していきます。

  • 洋芝の特性とコース形状から見えるレース傾向の違い
  • 函館特有のタフなコースと札幌のスピードコースの比較
  • 距離別の有利な戦術や血統から読み解く予想のヒント
  • 歴史ある函館のグルメとリゾート感あふれる札幌の施設の違い

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初心者向け函館競馬場と札幌競馬場の違い

ここでは、競走馬が実際に走るコースの構造や馬場の特徴について解説していきます。一見すると同じように見える北海道の競馬場ですが、実はレース展開に大きな影響を与える全く異なる顔を持っているんですよ。

洋芝の特性と馬場構造の基本

北海道の競馬場について語るなら、やっぱり「洋芝(ようしば)」の話題は絶対に外せません。函館競馬場と札幌競馬場は、どちらも芝コースにおいて「100%洋芝」を採用しているのが最大の特徴なんですよ。 普段、本州の東京競馬場や京都競馬場などで使われているのは、「野芝(ノシバ)」という日本在来の品種をベースにした芝です。

野芝の最大の特徴は、根っこ(地下茎)が地中を横に這うように網目状に広がること。この地下茎がしっかりと地盤を固め、トランポリンのような高い反発力を生み出します。だからこそ、本州の競馬場ではスピードが乗りやすく、レコードタイムのような速い時計が出やすいんです。

一方、北海道の二つの競馬場で使われている洋芝は、寒冷地向けの「ケンタッキーブルーグラス」「トールフェスク」「ペレニアルライグラス」という3種類の西洋芝を絶妙にブレンドしたものです。これらは野芝のように横に広がる地下茎を持たず、株のように真っ直ぐ上に成長する特性を持っています。

洋芝がレースに与える生体力学的な影響                      株状に生える洋芝は、馬が力強く踏み込んだときの路盤からの反発力が非常に低くなります。足元へのクッション性が高く馬の脚には優しい反面、前に進むための「推進力」を得るのがとても大変になるんです。人間で例えるなら、反発力のあるゴム製のトラックと、一歩ごとに足が沈む砂浜を走るくらいの違いがあるイメージですね。

よく競馬ファンが「北海道の馬場は重い」「時計がかかるタフな馬場だ」と言うのは、まさにこの洋芝の物理的な性質が理由なんです。つまり、スピードだけで押し切るようなタイプよりも、一歩一歩しっかりと地面を掴んで走る強靭なパワーとスタミナが要求されるということですね。 ちなみに、JRAの芝コースは表面の芝生だけでできているわけではありません。

公式のデータ(出典:JRA公式『馬場状態と馬場の構造』)によれば、芝の下には約20cmの「上層路盤A(山砂+土壌改良材)」、その下に約30cmの「上層路盤B(山砂)」、さらに下に「下層路盤(単粒砕石)」という何層もの緻密な構造が広がっています。 この水はけの良い路盤の上に反発力の少ない洋芝が根付いているため、ストライド(歩幅)が大きくて跳びがフワッとした馬よりも、脚の回転が速くて力強い「ピッチ走法」の馬のほうが、洋芝の重さを苦にせずスイスイ走れたりするんですよね。

函館も札幌も、この「スタミナを容赦なく奪う重い洋芝」という共通のキャンバスを持っています。でも、次にご紹介するように、その上に描かれているコースの形(高低差やコーナーの角度など)がまったく違うから、レース展開が全然変わってきて予想が面白くなるんですよ。

函館特有の高低差と急なカーブ

函館競馬場って、海が近くて平らなイメージを持たれがちなんですが、実は全国のローカル競馬場の中でもトップクラスに過酷なコースレイアウトをしているんです。その最大の理由が、コース全体に潜む大きな高低差にあります。

JRAの公式データ(出典:JRA公式『函館競馬場 コース紹介』)によると、芝コースの高低差は実に3.5m。数字だけだとピンとこないかもしれませんが、函館競馬場を歩いてみると、けっこうなアップダウンがあるのが分かりますよ。 具体的にコースを辿ってみると、スタートしてからの2コーナー付近がコースの「最低地点」になります。そこから向正面(バックストレッチ)にかけて、ずーっと緩やかな上り坂が続くんです。

ただでさえ重くて体力を奪う洋芝なのに、そこを上り続けなければいけないので、馬にとっては想像以上にスタミナを削られるサバイバルレースになります。まさに我慢比べ。 そして、函館のもう一つの大きな特徴が「スパイラルカーブ」の存在です。これは、コーナーの入り口は緩やかで曲がりやすいんですが、出口に向かっていくにつれてカーブが急になるという特殊な設計なんですよ。

坂とスパイラルカーブの過酷な融合                        実は、コースの「最高地点(坂の頂上)」は3コーナーから4コーナーの途中にあります。つまり、上り坂を走りながらスパイラルカーブに突入し、一番カーブがキツくなる出口付近では下り坂に変わっていくんです。スピードに乗りながら急カーブを曲がり、なおかつ下り坂で前のめりになるバランスを保たなければならないため、馬には強靭なパワーと抜群の器用さが要求されます。

さらに、函館競馬場には本州の大きな競馬場のような「内回り」「外回り」といったコースの区別がありません。芝もダートもシンプルな一つの周回コース(オーバルコース)を使っています。ただし、コースの内側に立てる「仮柵(かりさく)」を少しずつ外側に移動させることで、Aコース、Bコース、Cコースと幅を変えているんです。

仮柵の移動がもたらす変化                            開催の後半になって仮柵が外側に移動すると、コーナーの角度や直線の長さが微妙に変わります。例えば、AコースとBコースの最後の直線距離は262.1mですが、一番外側のCコースになると264.5mと少しだけ長くなるんです。

このわずかな距離の変化や、馬群が走って傷みやすいインコースが保護されることによって、ジョッキーの仕掛けどころや馬のコース取りがガラッと変わるのも、函館競馬を予想する上での大きな見どころかなと思います。

札幌の平坦な路盤と緩いコーナー

函館が「起伏と急カーブのサバイバルコース」だとしたら、札幌競馬場は完全にその逆。「平坦で緩やかな円弧のコース」なんです。同じ北海道でも、求められる適性がガラッと変わるんですよね。

JRAの公式データ(出典:JRA公式『札幌競馬場 コース紹介』)を見てみると、札幌競馬場の高低差は芝コースでわずか0.7m、ダートコースでも0.9mしかありません。函館のようなキツい坂は存在せず、スタートからゴールまでほぼ真っ平らな道を走り続けるイメージです。

測定項目 札幌競馬場 芝コース 札幌競馬場 ダートコース
一周距離 1,487m 1,487m
コース幅員 20m 20m
高低差 0.7m 0.9m
直線距離 269m 264.3m

高低差がないということは、レース途中でペースが緩むポイント(息を入れる場所)が少なく、スタートからゴールまで一定のスピードで淡々と流れやすいのが特徴かなと思います。 そして、札幌競馬場でもう一つ決定的に違うのが、「コース全体に占めるコーナーの割合が非常に大きい」ということです。上空からのコース図を見ると分かりやすいんですが、長方形の角を少し丸めたような形ではなく、全体が丸みを帯びた「ほぼ円形」に近いレイアウトをしているんですよ。

コーナーの緩さと外回しのリスク コーナーの半径が大きくて緩やかなので、馬はカーブに突入してもスピードを落とさずに回り続けることができます。ただ、コーナーの区間が長いため、道中で外側を走らされる馬は、ずっと余分な距離を走らされ続ける(距離ロスが生じる)ことになり、かなり苦しい展開を強いられてしまいます。

さらに、コーナーが緩いと遠心力が分散されるため、馬群が密集したままカーブに入っても外へ膨らみにくいんです。そうすると、他馬とぶつからないようにジョッキーがブレーキをかける必要が少なくなるので、「馬群が詰まりにくい」という現象が定常的に起きます。これが札幌競馬場の最大のキモなんですよ。

インコース天国になる理由 馬群がバラけやすくて外に膨らまないということは、コースの一番内側(インコース)をロスなく走ってきた馬が、前に壁を作られることなく、スムーズに直線を向いて抜け出しやすくなるということです。

札幌競馬場の最後の直線は芝で269m、ダートで264.3mとかなり短めです。コーナーで外を回らされて距離ロスをした上に、直線も短いとなれば、後ろから大外を回して追い込んでくるのは物理的にかなり厳しいんですよね。

だからこそ、札幌競馬場ではインコースを立ち回る「内前(インの先行馬)」や「イン差し」がめちゃくちゃ決まりやすい傾向にあります。平坦なコースで高いスピードを維持し続ける「追走力」と、ロスのないポジションを取れる「先行力」がある馬を狙うのが、札幌を攻略する一番のセオリーですよ。

距離別の有利な戦術とコース設定

競馬って、コースの形が違うと「同じような距離」を走ってもレース展開が全く変わってくるから面白いですよね。ここでは、代表的な距離ごとにどんな馬が有利になるのか、その特徴を少し深掘りして覗いてみましょう。

短距離戦(1000m・1200m)のスピードとパワー

まず、札幌競馬場の超スプリント戦、芝1000mについて。 このコースは、スタートしてから最初のコーナーまでがわずか205mと非常に短いです。あっという間にカーブに突入してしまうので、とにかく最初からハイペースについていける「追走力」と「テンのスピード」が必須になります。内枠からポンと出た馬がそのまま押し切る、という展開が多いんですよ。

一方で、同じ札幌の芝1200mになると、最初のコーナーまでの距離が405mと一気に長くなります。直線部分が長いので、ダッシュ力がある馬が自分のペースで有利なポジションを取りやすくなり、露骨に「先行力重視」の傾向が強まるんです。ただ、道中でペースが落ち着きやすく、函館や小倉のような小回りコースからの転戦馬が多い中で、緩いコーナーを活かしてインを突く差し馬が届くケースも出てきます。

対する函館競馬場の芝1200mは、スタートからしばらくはフラットなんですが、そのあとにあの過酷なスパイラルカーブが待ち構えています。前半からスピードに乗ったまま急カーブを曲がり、短い直線で再加速しなければなりません。重い洋芝を苦にしないパワーと、最初から前に行ける先行力を兼ね備えていないと、ここを勝ち切るのは至難の業かなと思います。

中距離戦(1500m〜2000m)の特殊なレイアウト

中距離になると、スタート位置の違いでさらに明暗が分かれます。 札幌の芝1500mはちょっと変わっていて、本線から少し外側に飛び出した「引き込み線(ポケット)」からスタートします。ここ、最初のコーナーまでたった170mしかないんです。

外枠を引いてしまった馬は、内側に斜めに切り込んでいかなければならず、かなりの距離ロスを強いられます。ここは明確に「内枠・先行馬」が絶対的に有利になりやすいポイントですね。 また、札幌芝2000m函館芝2000mを比べてみるのも面白いですよ。
札幌と函館の芝2000mの違い
札幌芝2000m:4コーナー奥のポケットからスタートし、最初のコーナーまで385mと長め。平坦なこともあり、道中のポジション争いが激しくなりすぎず、意外と差し馬が台頭しやすい傾向があります。
函館芝2000m:こちらもポケットからのスタートですが、コース全体の高低差(3.5m)をフルに味わうアップダウンの激しいタフなコース。1コーナーから下り、向正面で上るという起伏があるため、スタミナがゴリゴリ削られます。バテない持続力を持った先行馬や、長くいい脚を使える馬が狙い目です。

ダート長距離戦の注意点

ダートコースも少しだけ触れておきましょう。札幌のダート2400mは、スタート直後に芝を横切らない「オールダート」仕様になっています。起伏がなくて緩いコーナーを何度も回るので、ペースが上がり下がりしにくく一定になりやすいんです。でも、長距離特有の牽制合いなどでスタミナ勝負の持久戦になると、外からジリジリと伸びてくる「外差し」が意外と届くこともあるので要注意です。

※ご注意ください                                ここで紹介した有利な枠や戦術、コースの傾向はあくまで一般的な目安です。その日の天候や馬場状態、出走馬のメンバー構成によってレース展開は大きく変わります。競馬に絶対はありませんので、馬券購入の最終的な判断はご自身の責任で行ってくださいね。不安な場合は、専門家やプロの予想家の意見も参考にしてみることをおすすめします。

血統が示すパワーとスピードの適性

コースの特徴がこれだけ違うと、活躍する馬の血統(お父さんの特徴)にもハッキリとした違いが出てきます。同じ「洋芝」であっても、函館は「パワーと機動力」、札幌は「スピードの持続力」と、求められる適性が全く異なるんです。 まずは、圧倒的なパワーが求められる函館競馬場の芝1200mのデータを見てみましょう。種牡馬の傾向がとてもわかりやすく表れていますよ。

順位 種牡馬名 複勝率 単勝回収値 複勝回収値
1位 ロードカナロア 30.3% 44 63
2位 モーリス 22.1% 164 81

函館芝1200mで抜群の安定感を見せているのが、ロードカナロア産駒です。複勝率30.3%というのは、3回に1回は馬券に絡む計算ですから、すごいですよね。 ロードカナロア自身が現役時代に圧倒的なスプリント能力と筋力を持っていたので、その子供たちも、洋芝の反発力の低い重い馬場を押し切るパワーと、キツいスパイラルカーブを器用に回る推進力をしっかり受け継いでいるんだと思います。

ただ、その安定感ゆえに人気になりやすいので、配当的な妙味は少し薄めかもしれません。 一方で、馬券的な期待値で面白いのがモーリス産駒です。複勝率こそロードカナロアに一歩譲りますが、単勝回収値が164、複勝回収値が81と非常に高くなっています。モーリスも骨格が太くてパワフルな馬だったので、本州の軽い野芝ではスピード負けしてしまうようなタイプでも、函館の過酷な条件だと水を得た魚のように大激走することがあるんです。「函館のパワー勝負ならモーリス」と覚えておいて損はないかなと思います。

ディープインパクト産駒から見る函館と札幌の違い                 血統の違いを語る上で欠かせないのが、日本を代表する大種牡馬・ディープインパクト産駒の成績です。実は、函館競馬場の芝コースにおいて、ディープ産駒は勝率約7%、複勝率約29%、単勝回収値約44と、本来の圧倒的な成績からするとかなり苦戦している傾向にあります。 これは、函館特有の「大きな起伏+スパイラルカーブ+重い洋芝」という条件が、彼らの最大の武器である「直線のトップスピードとキレ」を削いでしまうからなんですね。

しかし、同じ洋芝でも札幌競馬場になると状況が少し変わります。 札幌はコースがほぼ平坦でコーナーが緩やか、しかも直線が短いため、一瞬のトップスピードよりも「高いスピードを道中ずっと維持し続ける持続力」が活きるんです。そのため、ディープ産駒の中でもスタミナに優れたタイプや、母方にヨーロッパの重厚な血統を持つ馬が、札幌の洋芝で高いパフォーマンスを発揮することがよくあります。

また、洋芝といえばハービンジャー産駒など、ヨーロッパで走っていた血統を持つ馬が、札幌の中長距離戦で大活躍するのも夏の風物詩ですね。 同じ北海道シリーズでも、起伏の激しい函館では「パワー特化型」の穴馬を探し、平坦な札幌では「持続力とスピード」を兼ね備えた血統を狙う。それぞれの競馬場の「求められる能力」を考えながら血統のパズルを解いていくのも、競馬の大きな醍醐味ですよ。

※データに関する注意                              上記の回収値や複勝率などの数値データは特定の期間に基づくものであり、常にこの通りの結果になるわけではありません。あくまで傾向を探るための一般的な目安としてお考えください。最終的な馬券購入の判断は、専門家の意見も参考にしつつ、ご自身の判断と責任にてお楽しみください。

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施設とグルメで見る函館競馬場と札幌競馬場の違い

競馬場の楽しみはレースだけではありませんよね。ここからは、観戦環境や絶品グルメといった、来場者向けのホスピタリティの違いについて詳しく見ていきましょう。実は施設面でも、この二つの競馬場は全く違うコンセプトを持っているんですよ。

函館の伝統的な地域密着型グルメ

函館といえば、やっぱり歴史ある港町ですよね。その地域性が競馬場の施設やグルメにも色濃く反映されていて、函館競馬場のご飯は一般的な「レジャー施設の軽食」というレベルを完全に超えているんです。 実は、函館競馬場のスタンドは2010年に大きくリニューアルされていて、港町・函館らしい赤レンガ調の外観がとってもオシャレなんですよ。

津軽海峡を望む素晴らしいロケーションにありながら、「馬と人との距離が近い」というコンセプトで作られているため、パドックからコースへの移動もスムーズ。新しさの中にも、どこか懐かしくて温かみのある雰囲気が漂っています。 そんな素敵な空間で提供されるグルメは、ただお腹を満たすだけのものではありません。
函館ならではの本格的な美食を、競馬場にいながらにして堪能できるのが最大の魅力なんです。 さらに嬉しいのが、お店の配置の分かりやすさ。レストランやファストフード、テイクアウトのお店は、主に「3階中央10番柱付近」にギュッと集約されています。

広い競馬場の中で「ご飯どこだろう?」と迷子になる心配がなく、観客席からの導線がとても効率よく設計されているんですよね。 レースの合間や、次のレースの予想に熱中しているときでも、サッと美味しいものを買いに行って席に戻れるのは、競馬ファンにとって本当にありがたいポイントかなと思います。

競馬場がまるでひとつの観光スポットに                      地元の名店の味が揃っているので、競馬ファンだけでなく、函館旅行のランチタイムとして立ち寄るのも全然アリですよ。潮風を感じながら食べる地元グルメは格別です。

ただし、ここで一つだけ気をつけてほしいポイントがあります。

※飲食店の営業日に関する注意点                         函館競馬場の飲食店は、実際に目の前でレースが行われる夏の「開催日」には元気に営業していますが、他の競馬場のレース映像を見ながら馬券を買う「非開催日(パークウインズ時)」には、ほとんどの店舗がお休みになってしまいます。せっかく美味しいグルメを目当てに行ったのに閉まっていた…なんてことにならないよう、お出かけ前にはJRAの公式サイトなどで最新の開催日程をしっかり確認してくださいね。

地域密着型の伝統と温かいホスピタリティを感じながら、本格的な味をストレスなく楽しめる。これが函館競馬場ならではの素晴らしさです。では、具体的にどんな絶品グルメが私たちを待っているのか、次の項目でさらに詳しくご紹介していきますね!

函館で味わえる名物ラーメンや寿司

函館競馬場のご飯がどれくらいすごいかというと、一般のグルメレビューサイトで高評価を連発するほどのレベルなんです。正直、テーマパークや競技場の軽食といったイメージを完全に覆してくれますよ。 その筆頭が、函館ラーメンの代名詞とも言える「あじさい 函館JRA店」です。

なんと、競馬場内の2階フードコートにある店舗でありながら、ネット上で350件以上もの口コミが集まっていて、評価も安定して高いんですよ。 看板メニューである「味彩塩拉麺」の透き通ったスープは、あっさりしているのに奥深いコクがあって絶品。競馬ファンだけでなく、純粋にこのラーメンを目当てに訪れる一般の観光客もいるほどの大人気メニューです。
チャーシュー麺などのバリエーションもあるので、お腹の空き具合に合わせて選べるのも嬉しいですよね。 さらに驚くのが、競馬場の中でお寿司が食べられること。「しん善」というお店では、北海道ならではの新鮮な海の幸を使った本格的な職人の味を堪能できます。ここも口コミが270件以上寄せられていて、競馬場グルメの常識を覆すような贅沢な体験ができます。
お昼休みにちょっと奮発して、美味しいお寿司をつまみながら午後のレースの予想をする。そんな非日常を味わえるのは函館競馬場ならではの魅力かなと思います。
バラエティ豊かな絶品グルメたち
福三(ふくぞう)函館競馬場店:長年愛されているB級グルメの焼きそばや、じっくり煮込まれた「もつ煮」が大人気。ビールとの相性も抜群。
そば処はつね:手軽にササッとお蕎麦やうどんがすすれます。朝早くから開いていることも多いので、競馬場に着いてすぐの朝食代わりにもピッタリかも。
すずや食堂:函館らしさ満点。新鮮な海の幸が乗った「海鮮丼」をガッツリ食べたいならここ一択。

もちろん、これだけではありません。本格的な日本料理の「北前」など、和食からB級グルメまでとにかく選択肢が豊富。お腹を満たすための単なる「食事」ではなく、旅の思い出になる「美食」が揃っているんですよね。 歩き疲れたら、3階の指定席エリア付近にある「ツーデイズ (Two days)」というカフェで冷たいドリンクを飲みながら一息つけるのも嬉しいポイント。まさに「食の集積地」といった雰囲気で、次は何を食べようかとワクワクさせてくれますよ。

※メニューや営業状況についての注意 各店舗の提供メニュー、価格、営業時間は、開催時期やその日の状況によって変更される可能性があります。特に人気メニューは午後になると売り切れてしまうこともあるので、お目当てのグルメがある場合は、到着後早めに足を運ぶか、現地で最新情報を確認してくださいね。

札幌のモダンなリゾート施設環境

伝統と美食の函館に対して、札幌競馬場は広大な敷地をフルに活かした「モダンでエンターテインメント性の高いリゾート空間」というコンセプトで作られています。実は2014年の全面リニューアルを経て、本当に綺麗でスタイリッシュな施設に生まれ変わったんですよね。

競馬場に足を踏み入れると、光があふれるエントランス「ファンファーレホール」が出迎えてくれて、とにかく開放感がすごいです。観戦スペースや憩いの場としても、広々とした屋外エリアがしっかりと整備されているんですよ。

絶景の「もいわテラス」                             特におすすめしたいのが、2階の屋上にある「もいわテラス」です。全長約120メートルも続くこのテラスからは、心地よい風を感じながら、藻岩山や札幌の美しい街並み、そして広大なコース全体をぐるりと見渡すことができるんです。夕暮れ時の牧歌的な景色は本当に美しくて、ここが札幌市の中心部近くであることを忘れてしまうかも。

そして、コースの中央部分に広がる「ターフパーク」も見逃せません。ここは単に馬券を握りしめてレースを見る場所ではなく、綺麗な芝生の上にレジャーシートを広げて、ピクニック感覚でくつろげるように設計されているんです。

充実したキッズエリアと安心の設備                        ターフパークは、子供が全力で遊べる遊具の宝庫でもあります。馬蹄の形をしたトランポリンや、大きな「ふわふわトランポリン」、さらには夏場に水遊びができる浅い「じゃぶじゃぶ池」まであるんですよ。キッズ用のトイレや授乳室もめちゃくちゃ綺麗に管理されているので、小さなお子様連れのファミリーでも安心して一日中楽しめちゃうんです。

さらに、馬を間近で見られるパドックには、いつもより低い視線から迫力ある馬の姿を観察できる「ダッグアウトパドック」が用意されていたり、馬場内の大屋根の下にはJRA初となる指定席「テラステーブル」があったりと、あらゆる角度から新鮮な気持ちで競馬を楽しめる工夫が満載です。 もちろん有料駐車場も完備されていて、車でのアクセスもしやすい環境が整っています。

施設内はクリーンな全席禁煙(専用の喫煙ルームあり)となっているので、煙草の匂いが苦手な方でも快適に過ごせますよ。 ギャンブルの場というよりも、大きな公園やテーマパークに遊びに行くような感覚。競馬初心者の方でも、このモダンなリゾート空間ならきっと満喫できるかなと思います。ぜひ気軽に足を運んでみてくださいね。

札幌で楽しめるカクテルと各種グルメ

札幌競馬場のグルメは、函館の「職人による本格料理」とは打って変わって、イベント感覚でワイワイ楽しめる洗練されたメニューが多いのが特徴です。 広大な芝生エリアやテラス席と相性抜群の、手軽でポップなフードが充実しているんですよ。ピクニック気分で食べ歩きできるのが、札幌ならではの楽しみ方かなと思います。

青空の下で味わうターフパークの絶品カレー

まずは、馬場内の広大な芝生エリア「ターフパーク」に出店しているテイクアウト専門店「CIERVO(シエルボ)」をご紹介します。 ここでは、なんと全部で8種類ものカレーが、それぞれ700円(税込)というお手頃な価格で提供されているんです。

種類が豊富なので、友達や家族とシェアして違う味を楽しむのも良いですよね。 青空の下、レジャーシートを広げて手軽にサクッと食べるのにピッタリ。広々とした屋外の風を感じながら食べるカレーは、なんだか特別感があって格別ですよ。

SNS映え抜群!「BAR2400」の枠色カクテル

そして、札幌競馬場のエンタメ性を象徴しているのが、カクテルやドリンクを扱う「BAR2400」です。 アルコールからノンアルコール、さらには甘味まで幅広いメニューが揃っているんですが、ここで絶対にチェックしてほしいのが「枠色カクテル」

これは競馬の「枠色(1枠の白から8枠のピンクまで全8色)」にちなんだオリジナルドリンクで、見た目がすごくカラフルなんです。 綺麗な青やピンクのグラデーションは、SNS映え間違いなしの可愛さ。自分が応援している馬の枠色に合わせて買うのも、競馬場ならではのワクワクする楽しみ方ですよね。

ゲーム感覚で楽しめるキャンペーンも!                      枠色カクテルを購入すると、「枠色カード」がもらえる楽しいキャンペーンをやっていることがあります。当たりが出ると「あまおうソフト」や「しゅわポンチ」が250円引きになり、はずれても100円引きになるという太っ腹な企画。ちょっとしたお祭り気分を味わえる工夫がいっぱいです。

定番の常設店もしっかり充実

もちろん、イベント系のフードだけでなく、ホッと落ち着ける常設のお店もしっかりありますよ。 例えば、全席禁煙でクリーンな環境の「名代牛めし 札幌競馬場店」では、定番の美味しい牛丼がサッと食べられます。

夏競馬の暑い時期には、ひんやり冷たい「かき氷」なんかも大人気です。観戦の合間のエネルギー補給に最高ですね。 こんなふうに、手軽に色々なものを食べ歩きながら、モダンで開放的なリゾート空間を満喫できるのが札幌競馬場の良さです。私自身、次に遊びに行くときは何を食べようかと、いつも想像するだけで楽しくなっちゃいます。

※メニューや価格の変更について                         ここでご紹介した店舗やメニュー、価格(700円など)、割引キャンペーンの内容は、予告なく変更されたり休止・終了したりしている可能性があります。あくまで一般的な目安としてお考えいただき、正確な最新情報については、必ずお出かけ前にJRAの公式サイトなどでご確認をお願いいたします。

函館競馬場と札幌競馬場の違いのまとめ

ここまで、北海道シリーズを彩る二つの競馬場について詳しく見てきましたが、いかがでしたか?最後に、函館競馬場と札幌競馬場の違いのまとめとして、ポイントをおさらいしつつ、まだお伝えしきれていない「景色」や「競馬の裏側」の視点も交えて総括しますね。

実は、コースやグルメだけでなく、スタンドから見える「景観の違い」もそれぞれの競馬場の大きな個性なんです。 函館競馬場は、日本で最も歴史のある競馬場で、スタンドからは津軽海峡を望むことができます。海風を感じながら、港町ならではのレトロで牧歌的な雰囲気を味わえるのは函館だけの特権ですよ。

一方の札幌競馬場は、開放感抜群の「もいわテラス」から、緑豊かな藻岩山と札幌の近代的な街並みを一望できます。まさにアーバンリゾートといった感じで、都会のオアシスとしてリフレッシュするのに最高かなと思います。 そして、もう一つ競馬ファンとして知っておきたいのが「滞在競馬」という裏側のドラマです。

競走馬の夏休み?函館での滞在調整                        本州のトレーニングセンター(茨城の美浦や滋賀の栗東)から北海道までは、馬運車で20時間以上かかる過酷な長旅になります。そのため、夏の期間中、馬たちは北海道にずっと滞在してレースに臨むんです。実は、函館競馬場にはウッドチップコースなど調教用の設備が充実しているため、札幌のレースに出走する馬でも、「普段は函館に滞在してトレーニングを積み、レース直前に札幌へ輸送される」というケースがとても多いんですよ。

こうした裏側を知ると、応援する馬への愛着もさらに湧いてきますよね。 レースの質という観点でも、これまで解説してきた通り、函館競馬場は「大きな高低差」と「スパイラルカーブ」を力強く乗り越えるパワーが試されるタフな舞台。

対して札幌競馬場は、「平坦な路盤」と「緩いコーナー」でスピードを持続させながらインコースを立ち回る器用さが試される舞台です。 「函館で圧勝したから次も…」と思って札幌で買ったらコロッと負けてしまったり、その逆が起きたりするのは、求められる能力のベクトルが全く違うからなんですね。

あなたのスタイルに合わせて選ぼう!

・名物の絶品ラーメンや職人が握るお寿司を堪能しつつ、タフで熱い力勝負を見たいなら函館競馬場へ!

・開放的なテラスや芝生エリアで枠色カクテルを片手に、レジャー感覚でスピード感あるレースを楽しみたいなら札幌競馬場へ!

どちらが良い・悪いではなく、それぞれに最高の個性があります。私の個人的な意見としては、思い切ってどっちも行ってみて、自分に合う方を見つけてもらうのが一番楽しいかなと思います。 この記事が、あなたの北海道競馬場巡りの参考になれば嬉しいです。ぜひ、自分なりの楽しみ方を見つけて、最高の夏競馬を満喫してくださいね!

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※馬券購入に関するお願い 競馬に「絶対」はありません。記事内で紹介したデータや傾向はあくまで一般的な目安となります。馬券の購入は無理のない資金の範囲内で、最終的な判断はご自身の責任にてお楽しみください。迷った時は、プロの予想家や専門家が提供する最新の情報も参考にしてみてくださいね。

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